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2023年3月の記事一覧

言葉が響く2年生

2年生は体育の授業でジャンボリミッキーを踊っています。2月28日

の記事では「小学校低学年の表現種目でも取り入れられる」と、さも比較的

簡単に踊れますよというような表現をしていましたが、片足で小刻みに

跳ねる動きを連発するダンスは、ふくらはぎに大きな負担がかかるようで

一緒にダンスの練習をしていた2年生の担任からは筋肉痛になったとの

声も聞こえてくるほどです。しかし、ダンスの発表をする2年生は軽快に

跳ね回り、時にはアドリブのきいた大袈裟な動きまでしています。ダンス

を通して生徒達のバイタリティが伝わってくるようです。

また、本日実施した学年集会の最後には、担任達のサプライズジャンボリミッキー

が披露されました。「みんなで踊ろう」という呼びかけに、一部の男子生徒は

のってくれましたが、年頃ゆえの気恥ずかしさがあるのか、全体の参加率は

高くありませんでした。残念がる学年主任が「次はちゃんと踊ってください

いつ流れてくるかわかりませんよ」と、話を終わりにしようとした瞬間、

流れ出してくる「ジャンボリミッキー」。ムードメーカーの男子達はステージ

に上がって踊りだし、学年を盛り上げようと引っ張っていました。すると、

他の生徒達も少しづつ踊りだし、最後には全員が踊っているように見えました。

踊ってくださいと言われて数分後にすぐ実行できる2年生は立派です。

 

人助けの授業

家庭科の授業で、ポリ袋で作れる災害食を作る2年生。挑戦した

レシピは「ごはん」と「ツナとジャガイモの煮物」でした。ポリ袋

で米や根菜に火が通るのか?と疑問に思ってしまいそうですが、

完成した一品はどれもしっかりと火が通って柔らかそうで、給食前

の4時間目に調理実習をしたクラスもぺろりと平らげていました。

食事というものは、災害時であろうとも欠かすことのできないもの

なので、こういった知識を備えた2年生は、いざという時に周りの

人たちを助ける力を家庭科の授業で学べたのではないでしょうか。

雅なり

菜の花学級の生徒達は2日間かけてアイスボックスクッキーを

作っていました。1日目は生地の成型と冷蔵庫に入れるまでで

作業が終了。1日我慢することで、クッキーへの執着心もつのり

よりクッキーを美味しく感じることが出来そうですが、なんと

自分達の食べる分を授業でお世話になった教員達にもおすそ分け

していました。クッキーだけでなく、情報の授業で学んだ「コラボ

ノート」を活用して作った寄せ書きも一緒にプレゼントして

いました。

お菓子作りを終えた後は、音楽の授業で練習してきた「琴」で

「さくら」の演奏会を始めます。輝秋祭の時とは違い、頼れる

3年生が卒業した新メンバーでの演奏となりますが、来年度の

音楽活動への期待を感じさせてくれる1曲に仕上がっていました。

お菓子作りに琴の稽古と、物語に登場するお嬢様のような上品な

1日を過ごしていました。

るるぶは教科書

3年生が卒業して1週間が経とうとしており、なんだか寂しさを

覚える今日この頃。しかし、修学旅行に向けて準備をしている

2年生を見ていると、3年生も同じことをやっていたなと思いだし、

新たな最高学年が誕生しつつあることを実感します。

2年生達は京都の旅程を計画してパワーポイントにまとめようと

しており、ガイドブックやインターネットなど様々なツールを

使って京都を徹底調査しています。歩きなれた地元であれば移動

などに係る時間も予測がつきそうですが、今回調べるのは多くの

生徒達にとって未開の地であろう京都。情報だけで計画を立てる

のは難しそうですが、班員と協力しながら作業を進めていました。

実行委員の生徒達は既に放課後も残って修学旅行のために尽力を

しているようで、2年生が順調に学習を進めているのも実行委員

の生徒達のたゆまぬ努力の成果なのではないでしょうか?

みんなで成長

後期の修了式が段々と近づいてきている三中では、順調に授業も

終わりに近づいているようで、教科担任が熱く語ったり、授業の

1年間の感想を書いたり、1年間の学習を振り返っていたりと、

1年間の総まとめという雰囲気が感じられます。クラスとしての

反省もまとめており、長所だけでなく短所もたくさん上がっています。

残り1週間程度で学級は解体となりますが、各クラスで出た課題

を新たなクラスで共有することが出来れば、自ずと全クラスが

同じことに問題意識を持ち、一致団結した学年へと成長してくれる

のではないでしょうか。