校長室より

令和6年度 校長室より

修学旅行速報3(校長室より)

最初の見学先の足尾銅山観光です。

トロッコに乗ったあとは、歩いて見学しました。

朝早くから活動開始していたのでお弁当が待ち遠しかったようです。見学後に昼食でした。

早くからお弁当の準備をありがとうございました。みんなおいしそうに食べていました。

バスの中で体調不良を訴えていた子が1人いましたが、横になって眠ったおかげで復活していました。気温が低いのでこの後の子どもたちの体調が少々心配の種です。

子どもたちにとっての環境(校長室より)

算数支援の先生の教室、その廊下掲示です。 

学んだことがすっきりした掲示物となってはってあります。

学習掲示物は、授業で学習した時に使ったものをそのまま掲示物とすることもありますし、まとめ直して掲示物とすることもあります。

 

意識して校舎内を見ると、廊下や教室にはいろいろな掲示物があります。学習のものだけではありません。

階段にもあります。

子どもにとって、大切な環境の一つである掲示物は『視覚に訴えかける』ものです。

気にする子もいれば、気にしない子もいるのですが、願いを持ってそれぞれははってあります。

今度、学校に来校することがあったら、どんな掲示物がどんな場所にあるか、どんな効果があるのかなと気にして眺めてみると新しい発見があるかもしれません。

ユニバーサルデザインとして、それがはってあることで誰もが間違いなく行動できることを目的にした掲示物も学校にはたくさんあります。

 

教員になって2年目の時に学年の会議で「廊下を走る子どもたち」のことがテーマになったことがありました。自分が子どもだった昭和の頃から、平成、令和となった今でも話題になることがあるものです。

その時に「けがをして痛みを知ったり、けがをさせてしまったりしてわかることがある。つまらないルールはいらない。」のような乱暴な意見を言ったことに対する先輩の話で覚えているものがあります。

 「伊藤さんの理屈もわかるけれど、たくさんいる子どもたちの中には、痛い思いをしないとわからない子がいる反面、言葉で聞いてわかる子もいる。そういう意味で、私たちには根気よく伝えることも大切しなければいけないのではないか。」という話でした。「なるほどなあ」と思って、その後、自分の考え方の一つになっています。このエピソードは『聴覚に訴えかける』ものですが、子どもたちの成長にとって環境は大切だよという意味では、「掲示物」も「耳が痛い話」も同じなのでしょう。

夏を思わせる(校長室より)

予報通り、暑い一日でした。

今年度もここまで毎日子どもたちと外に出てきましたが、「いよいよきたー」という暑さでした。

それでも、業間休みの温度計はこれ。(上からWBGT、気温、湿度です。)

 

昼休みの温度計はこれ。

熱中症対応の根拠とも言えるWBGTは警戒レベル。低めの湿度のおかげかも知れません。体感としては思っていたほどは暑くありませんでした。

 

それでも外体育の時間は木陰で休息させたり、先生方も子どもたちの健康を気遣っている様子が見られました。ありがとうございます。

業間休みに教頭先生が放送で「帽子の着用」「水分補給」を呼びかけましたが、

実際の校庭の子どもたちの帽子着用率は50%というところでしょうか。

 

そのうち地面も温まってきて、上からと下からのダブル暑さ攻撃で熱が体にたまる時期になったら、せめて直射日光を避けるために、学校での外遊び時の帽子着用を口うるさく呼びかけようと思います。

 

今のうちの暑さに慣れていないと、夏をどうにも乗り越えられません。「帽子」「水分」をキーワードにして積極的に外に出てほしいと願っています。