令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

全校への話(校長室より)

放送で行った全校朝会では、まず、4月の出会いの時に2年生以上に話したことの確認をしました。

みんなで「楽しい学校」にしていくための


ルール「自分がやられたり言われたりして嫌なことは人にはやらない」

ということです。
たった2ヶ月でも
実際に本校で、他人の言動で嫌な気持ちになるという出来事はいくつか私の耳にも届いています。一人一人が心がけて努力してほしいと話しました。
さらには、学校には担任の先生の他にもたくさん先生がいるので、困ったことがあったら、相談してほしいということを伝えました。

今回の話は「勉強について」です。
子どもたちに話したことをかいつまんで書きます。

サッカー選手を夢見てる君にとって、算数が何の役に立つかはわからない。アイドルになりたいあなたが、漢字を覚えたり、書いたりすることが、将来どんな役に立つのかなんてやっぱりわからない。ただ、「勉強することは食べることと似ている」って先生は今まで出会った子どもたちにも話してきた。


私が子どもの時苦手だったピーマンやにんじんやしいたけを食べたから何だって言うのだろう。苦いし、おいしくないし、気持ち悪くなりそうだし・・・。でも、それは実は力になっていく。目に見えないところで、知らないところで、気づかないところで。嫌いなピーマンを我慢して食べたからって急に足が速くなったりはしない。しいたけを食べたからって急に背が伸びたりもしない。


でも、きらいでも苦手でも食べていれば、間違いなく君の体の一部になっていく。栄養になる。そうやって少しずつ少しずつ体がつくられていく。好きな物しか食べなければ、栄養のバランスが悪くなって、体型が変わったり、元気が出なくなったり、病気になることもある。勉強も同じだと思ってる。そのときそのときには、やる意味なんてわからないかもしれないけど、必ずやったことは君たちの身について、そして役に立つ。間違いない。何より、やっただけの結果が出たら自信になる。もちろん、やれば必ずできるってことはない。できないこともあるだろう。でも、そんなの何でも一緒。


苦手でも、だまされたと思って出された食事を食べてほしいのと同じぐらい、だまされたと思って勉強をしてほしい。どうせ学校に来れば教室に自分の席があって、授業があるんだから。やりたくないとか、わからないとか理由をつけて逃げ出したり、あきらめたりするんじゃなくて、そのときそのときの時間を大切にして勉強してほしいと一人の大人として願っている。


という話です。

話したからわかる、できるってことはありませんが、願いを伝えることは大切だと思っています。

夢を描いて生きている子どもたちが、目の前の時間を大切にして少しずつ少しずつ大きくなってほしいと願いつつ、さあ1学期も折り返し、6月のスタートです。元気にがんばっていこう。

再延長(校長室より)

金曜日は、体育発表会をご参観いただきありがとうございました。制限のある中ではありましたが、子どもたちの姿を見ていただけてよかったと思っています。子どもたちにとっても励みになったはずです。その後、ご家族のみなさんの体調は大丈夫でしょうか。

今日は5月の最終日。体育発表会が終わり、また、日常が戻ってきました。


子どもたちは、自分たちの行うべき課題に向かって切り替えて学習をしています。


昼休みも、無邪気な様子で楽しそうでした。



何気ない一日一日を大切に過ごしてほしいな、と子どもたちを見て思います。

先週末にまん延防止等重点措置の延長が決まりました。レベル3での対応が6月20日まで続きます。引き続きの予防対策を続けながらの学校生活です。

検温を初めとする朝の健康観察につきましては、ご家庭での変わらぬご協力をお願いいたします。


体育発表会(校長室より)

朝早くからの先生方と高学年の子どもたちの力で、グランドの準備が整いました。


先生方、朝早くからありがとうございました。快くお手伝いに参加した高学年のみなさん、ありがとう。

「最後まで力一杯がんばる姿を応援しています」と全校児童には放送開会式で声をかけました。

予定通りの時間で始めることができました。
3・4年生の部、1・2年生の部、5・6年生の部と3部制で2時間ずつ6時間目まで行いました。


一人一人が、今日の自分の目の前のことに向き合ったことが素晴らしい。そうやって子どもたちは一つ一つのことを栄養にして成長していきます。


ただ遊んでいる昼休みのような場面とは違う、目標に向かって元気に躍動する子どもたちの姿はやはり素晴らしい。生き生きとした表情に触れることができました。




運動が得意、そうではない、好き、そうではない、いろいろな子がいるはずです。それでも目の前のことに一生懸命取り組む、やってみる、そんな土南部小の子どもたちの姿をしっかり見ることができました。最後までがんばりましたね。


保護者のみなさん、平日開催、保護者一人参観等、制限のある中、子どもたちの活動を暖かく見守っていただきありがとうございました。ご理解ご協力感謝申し上げます。



最後になりますが、先生方、今日の発表会に向けて限られた時間の中、感染症対策、熱中症対策を講じながら、たくさん工夫をしながら、子どもたちの活動を支えてくださりありがとうございました。


雨の一日(校長室より)

※雨はもうすぐ上がりそうです。明日朝、できる限りのグランド整備を進めます。朝8時の時点で「3、4年生」の実施可否について判断し、メールでお知らせいたします。

雨の一日でした。登下校時に、雨が強く降る時間帯もありましたが、風、雷などがなかったので通常通りの下校としました。



今日は6年生対象の全国学力学習調査を実施しました。6年生ご苦労様でした。今日は頭をたっぷり使い、明日は体をたっぷり使うことになりますね。
(昨年度の各教科の問題やアンケートはこちらから見ることができます。

令和2年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について:国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research )

さて今日は外で活動することが全くできませんでした。雨が降り続きました。

ご覧の通りで、明日のグランド状態が気になりますが、発表会が予定通りにできるよう、できる限りの準備をする朝になりそうです。
6時間目の3年生の様子です。


みんな自分がするべきことに一生懸命取り組んでいました。
3組さんが何かつくっています。

なんだろう・・・。

あっ、これは!

みんなの願いが届くといいな。きっと届くよ。

ミニキーボード(校長室より)

※天気予報等で明日の悪天候が心配されています。状況によってはメールやホームページにて対応をお知らせすることもあります。明日が実際に荒天となった場合はこまめなチェックをお願いいたします。

まん延防止等重点措置がとられていることで、レベル3の状態が続いています。
学びは続きますが、いくつか活動に制限があるままです。
音楽での活動が影響を受けます。
人との距離が十分にとれない場合は、リコーダーはもちろん歌も元気に歌えません。

そこで、音楽の芝田先生からの提案で、ミニキーボードを購入しました。

鍵盤ハーモニカのように息をいれなくても音が出ます。音色もいろいろですし、太鼓の音にしてリズムを刻むこともできます。昨日届きましたので、活用は来週からですが、どの学年、どのクラスでも気軽に使うことができ、合奏を楽しめます。楽しみですね。


今日はからっとした良い天気でした。
土南タイム(掃除なしロング昼休み)でもあり、外で元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られました。




空気は乾燥していたので気持ちの良い季候でしたが、やはり日差しを浴びての活動は暑かったです。マスクをしているのでなおさらです。それでも子どもたちはできる限りの感染対策をしながら過ごしています。よくがんばっています。

今日も(校長室より)

ご覧の通りの良い天気でした。

今日も熱中症の心配がありましたので、養護教諭の森先生から帽子着用、水分補給の呼びかけ放送をしました。
今日は昼休みに臨時の打合せがあり、昼休みの最初に外で子どもたちを迎えられませんでした。校長室の窓から外に出る子どもたちの様子を見ていました。大部分の子どもたちが帽子をかぶって外に出ていきました。「自分の命は自分で守る」です。何か言われたときに「えー」ではなく「はい」と言ってやってみる、そんな「素直な気持ち」は成長にとって大切なことです。


打合せ後、外に出てみると、ほんの数名の子どもたちが帽子をかぶらず遊んでいたので、改めて私から「帽子をかぶって外で元気に遊びましょう」と放送を入れました。

その後、外に出て、かぶっていない子には個々に声をかけました。

体育発表会もありますので、紅白帽がきちんとあるのか確認の上、各家庭でご対応くださいますようお願いいたします。

体育発表会の練習は続きますが、そればかりをしているわけではありません。
担任の先生や担当の先生の話を聞きながら、落ち着いて学習に取り組んでいます。





体育発表会は体育発表会、勉強は勉強です。
それをけじめと言います。

天候回復(校長室より)

先週は、梅雨入りするか、しないか・・・という一週間でしたが、関東の梅雨入り宣言は見送られ週末を超えました。

今日は午前中に青空が見え、気温が高くなる予報が出ていました。
体育発表会に向けて、各学年の練習がいよいよ大詰めです。

体育館での密を避ける工夫をしながら表現の練習に取り組む学年もありました。


多くの児童がきちんと帽子で日よけ対策ができています。


体育の時間に関係なく、日差しの強いときには誰かに言われなくても「帽子をかぶる」という自分の体を守る行動がとれるようになってほしいものです。今日は、お昼になるほど雲が多くなりました。しかし、ひょっこり顔を出す太陽の日差しは、もう春のものではありません。

昼休み前に「帽子をかぶって外に出よう」という放送での呼びかけを教務の麻生先生がしました。そういう放送をしたからには、言いっぱなしではいけません。
きちんとできているか確認が必要です。そこで、昼休み5分前に校庭に出て、出てくる子どもたちの様子を見ていました。
外に出てきたほとんどの児童がきちんと帽子をかぶっていました。言われたことがきちんとできることは大切なことです。私のためではありません。何より、自分の体を守るためなのですから。

中に、帽子をかぶらずに外に出てくる子どもたちがいました。
声をかけてみると、「忘れました」とか、「ありません」とか、そんな返事が返ってきました。体育の授業が毎日ある時期なので、お家の方々の洗濯も大変だとは思いますが、必ず持たせるようお願いいたします。持ってない、なくしてしまったのだとしたら、用意してくださいますようお願いいたします。

残念ながら、帽子がない場合は思い切り遊ばせるわけにはいきません。厳しいようですが、対策をせずに、遊びに夢中になって病院に運ばれた児童を何人も見てきました。「まあ、今日はいいよ」と簡単には言えません。

それでも遊びたい時は、自分で工夫している子どももいました。

熱中症は、一人一人の意識で防げるものと言われます。まだまだ本格的な暑さにはなっていませんが、良い習慣は早いうちから身につけたいところです。


今日の1日(校長室より)

どんよりした天気が続いています。
今日は朝から風が強く、方向によっては逆風の中を歩いてきた児童もいたはずです。


市内の多くの小中学校のグランドの水はけは、除染以来どこも良くない状態です。
今朝の土南部小の校庭はこんな感じでした。

朝は降っていませんでしたが、とても活動できる状態ではありません。

来週の金曜日当日に雨が降っていなくても、こんな状態だったら体育発表会ができるか否か・・・という感じです。
そんなグランドでも、練習の時間は貴重です。雨さえ降っていなければ、多少のぬかるみに負けずに活動しました。

来週は少し天気は持ち直すという予報です。無事に体育発表会ができるよう祈っていてください。

じめじめとした校舎内。今日は廊下も壁も結露で濡れていました。朝一に全校に向けて注意を呼びかける放送もしました。その甲斐あってか、ふざけてすべってけがをする児童もなく、安全に生活することができました。安心しています。


週末を迎えます。
何度も何度も繰り返しになりますが、引き続きの感染症予防対策をした上で、

ご家族のみなさんが元気に過ごせますように。

朝顔(校長室より)

登校と同時に1年生が朝顔の鉢に水やりをしています。

ここ1週間であっという間に芽が出ました。たくさんの芽が出ている鉢もありますが、もちろんみんな同じタイミングで出るわけではありません。また、他の鉢を見てみると芽の数が少ない鉢もあり、みんな同じではありません。
種によって個体差もありますから、同じ日にまいた種でも当然のこととして差は生まれます。
今日は歯科検診でした。歯の成長も同じですね。歯が生えるタイミング、生え替わるタイミングも一人一人違います。同じはずがありません。
学校は、4月生まれから3月生まれまでが同じ学年になります。この1年の差は小さいうちほど大きいものです。

私自身は3月25日生まれです。同じ学年に4月2日生まれの友達がいました。私が生まれて「おぎゃー」と泣くしかなかったときに、彼は、もう言葉を発していたかもしれません、歩き始めていたかもしれません。
その差が一気に縮まることもありませんし、一気に縮めることもできないと思います。我が子を見る親として、クラスの子どもたちを見る教員として、年齢とともに気にならなくなる差であっても、子どもが小さいときほど気になるものです。
こんな時、気持ちはわかりますが、焦っても仕方はありません。
朝顔と人を簡単に比べることはできませんが、「待つ」ということの大切さを感じます。しかも、その日が来るのをただ待つわけでなく、「芽が出ることを信じて、あきらめずに水をやり続ける」という関わりをした上でということになります。
今日も1年生はせっせと水やりを続けています。

今日の6年生(校長室より)

6年生も教科によって担任を交換する教科担任制を取り入れています。いろいろな先生が関わる中で、学年の子どもたちを知り、より良い学びにつなげていきたいという考えのもとでの取り組みです。
今日2時間目の様子です。全員6年生の担任ですが、1組の青木先生が4組に、2組の五十嵐先生が1組に、3組の田地野先生が2組に、4組の西村先生が3組で授業をしていました。
それぞれの先生の話を聞く6年生の姿です。
自分の席に腰掛け、前を向いて授業を受ける。このいわゆる「当たり前のこと」がきちんとできることは学ぶ上でとても大切なことです。
6年生、最高学年ともなれば、学習も簡単なことばかりではありません。難しいこともあるでしょう。わからないこともあるでしょう。できないこともあるでしょう。しかし、そういうことにチャレンジしていかねば、経験値も伸びないばかりか、レベルが上がることはありません。子どもたちの大好きなRPGゲームと同じです。
学校には下学年がいます。年下の子どもたちを意識することで高学年が成長する場面は学校にはたくさんあります。しかしながら、昨年度や今のように低学年と交流できないとき、6年生は成長できないのでしょうか。もちろんそんなことはありません。一人一人が自分のすべきことに向き合ってがんばることによる個人の成長が基本です。

4月の最初に2年生以上の全ての学年に話したことで「楽しい学校」にしていくための一つ「失敗を恐れずやってみる」子どもたちでいてほしい、そうやってできることを少しずつでも積み上げて成長していってほしい、この1年の1日1日を大切にしてほしい、と願いながら、今日も教室を見て回りました。

天気の関係で、延期し、本日予定していた除草作業を中止にしました。

この日のために調整・準備してくださっていたかと思います。ありがとうございます。またの機会にお力を貸してください。よろしくお願いします。