令和4年度 校長室より

令和4年度 校長室より

あさがお(校長室より)

先週まで、熱中症の心配をしない日が続いていましたが、週末から空気が変わりました。

数字の外側の円に黒い帯が表示されるのですが、先週まで「注意」でとどまっていた表示が、午前中10時過ぎで「警戒」を示しています。

業間休みに入った瞬間に、教務主任の麻生先生が放送で子どもたちに「帽子をかぶって外に出るように」と呼びかけました。外での活動には十分に気をつけて取り組ませていきます。

 

1年生のあさがおがどんどん育っています。

この数週間であっという間に成長しました。子どもたちもせっせと水やりなどで手をかけてますからね。期待に応えるように大きくなっています。

つるも伸びてきたので、今週は支柱を立てます。

支柱を広げて、4つの穴に差し込むのですが、苦労してました。一つ一つ丁寧に差し込むのですが、力が弱くて浅くしか入らないので、すぐに抜けてしまいそうです。

自分が育てているあさがおですから、みんな一生懸命に活動しています。

終わった子で、友達の活動を手伝っている子もいました。

担任の先生からラムネのような肥料をもらって、土の上に乗せました。

夏に向かってもう一伸び、二伸びです。きれいな花が咲くのが楽しみですね。

公園探検など今日のあれこれ(校長室より)

午前中に1年生が生活科の学習「公園探検」で南部公園と小新山第一公園に行きました。

普段見慣れた公園でも、学校でみんなで行くと違って見えるものです。校外で集団で活動するのは初めてです。この探検の目的は、公園という公共の場での過ごし方に目を向けるというところにあります。

遊具で遊んだり、走り回ったり、虫を捕まえたり、子どもたちは思い思いに体を動かしました。それぞれの場所で遊びのルールを工夫する姿も見られました。このような体験を

このような体験を通して自立の基礎を養っていくことが生活科学習の狙いです。自分だけで遊ぶ場所ではないということを大勢で探検する中で改めて学べたかな。

 

午後に、柏市教育委員会教職員課から冨高先生と菅原先生2名が来校されました。

今年度スタートして2ヶ月が過ぎ、学校、子どもたち、教職員の様子を参観してくださいました。冨高先生は以前本校に勤務されていた先生でもあります。

子どもたちが落ち着いて学んでいる姿を見ていただきました。

学校と教育委員会は情報を共有しながら子どもたちのために連携しています。心配なことはいつでも学校にご相談ください。

 

クラブ活動の時間には、卒業アルバムの撮影もありました。

アルバムではどんな写真が掲載されるか楽しみです。それとともに、6年生の1日1日が卒業に向かっているんだなと感じられる瞬間でもありました。

 

クラブの時間に、先週から始まったステップアップ学習もありました。3年生の希望者ががんばっていました。

やったことは必ず力になります。限られた回数ではありますが、ぜひがんばってくださいね。

4年生社会科見学(校長室より)

4年生が社会科見学で北千葉導水ビジターセンターへ行きました。

柏市戸張、ふるさと公園脇にある施設です。存在は知っていましたが、私も入るのは初めてでした。

クラスごとに3グループに分かれました。

パネルを見ながら各グループの担当の方から説明を受けたり、ヘルメットをかぶって施設内(電動機室、ポンプ室、集合管室)の見学をしたりしました。

飲料水の供給に関わることや、自然災害から人々を守る活動のことなどを4年生は社会科で学びますが、このセンターはどちらにも関わっていることがわかりました。

手賀沼のほとりにあるこの施設で、江戸川や利根川の水の量を調節したりしていることを聞き、大変重要な役目を果たしていることがわかりました。

また、昭和40年代以降に水の汚れが全国ワースト1になった手賀沼をきれいにするための働きを担っていることもわかりました。

最後はわかりやすい資料やダムカードをいただきました。

この資料を見れば、施設の役割等の様子はわかりますが、やはり本物に触れるというのが社会科見学の良さです。子どもたちにとっても良い時間になりました。

私自身、柏市に長年住んでいるにも関わらず、利根川と江戸川が28kmもの長い導水路でつながっていることをはじめ、今日初めて知ったことがたくさんあり、勉強になりました。

センターのみなさん、今日はありがとうございました。引率の先生方お疲れ様でした。

 

学校に戻ると、2年生がミニトマトの観察をしていました。

休みが明けるたびに、ぐんぐん成長しているその様子に驚いています。2年生は、全体の様子を観察したり、ミニトマトの大きさを測ったりしながら、記録していました。「校長先生、見てー」と何人かが声をかけてきましたが、成長を喜んでいるようでした。真っ赤になるのが楽しみですね。

昨日も明日もお休み(校長室より)

校庭の体育館前に書かれたラインと数字と単位。0.001km

スタート地点から考えるとどれくらいかな。

そして、0.01kmはどれくらいかな。0.1kmは限りなく学童ルームに近いところですね。どれくらいかな。

実際に校庭に書くことで記憶にも結びつきやすくなりますね。4年生の算数です。

それにしても、単位の換算はいつの時代も子どもたちの頭を悩ます種です。しっかり身に付けてほしいです。

 

土曜参観日の代休と県民の日に挟まれた火曜日でした。


どんよりしていましたが、ロング昼休みである土南タイムは雨に降られることなく実施できました。外で元気に遊ぶ子どもたちの姿はいつ見ても良いものです。

肌寒い1日でしたが、外で運動するには気持ちの良い気温でした。

子どもたちも先生方も楽しそうに過ごしていました。

週明けは落ち着かない姿がよく見られるものですが、今日は全体的に静かな1日でした。みんなよくがんばっていたね。

さて、改めて、明日の県民の日は、「県民が、郷土を知り、ふるさとを愛する心をはぐくみ、ともに次代に誇りうる、より豊かな千葉県を築くことを期する日」として1984年に制定されたものです。


子どもたちはお休みです。間違えて登校しないようにね。

交通事故に気をつけて良い1日となりますように。

情報モラル(校長室より)

5年生対象で情報モラルの出前授業を行いました。参観希望のある5年生の保護者の方も後方で見ていただきました。

講師は柏市教育委員会 児童生徒課 指導主事の小原先生です。

昨年度も来ていただいた、土南部小学校での勤務経験のある先生です。

題名は「正しく学ぼう 情報モラル トラブルから皆さんを守るために・・・・・・」です。

インターネットについて、では、子どもたちの遊びの中にもインターネットが関わっているというお話から始まりました。空き缶1つで暗くなるまで遊んでいだ私が子どもだった昭和時代とは、信じられないほど遊び方も変わりました。とは言え、どんな遊びにもトラブルはつきものですからどちらが良い悪いということではありません。

柏市としての端末持ち帰りのルールも確認しました。ルールはあっても、それを守って初めて自分や友達を守ることにつながります。守れているかな。

国内や県内で実際にあったトラブルの事例を紹介しながら、子どもたちにその危険性をうったえかけていただきました。当たり前のことですが、事例の取り扱いは、「そういうことがあるのか。自分は気をつけよう。」と考えることを期待してのことです。

いくつかのSNSやオンラインゲームでの危険性についてもお話がありました。匿名性が高い部分での書き込みや悪ふざけ、知らない人とのつながりの怖さなどが話題になりました。

トラブルになりそうなとき、なったとき、「困ったときは大人に相談」、これにつきます。子どもたちの声が聞こえる、そばにいる大人として、アンテナを高くしていたいものです。

最近、よく聞くようになった情報機器の脳への影響についても触れていただきました。中毒性があるという話は、今日、小原先生の話にも出てきた「スマホ脳」という本にも書かれています。それによる子どもたちの生活への影響は軽く考えてはいけないものだと思います。

生活を便利に豊かにするためにたくさんの道具があります。例えば「はさみ」という紙を切るための道具も、その目的のために気をつけて使えば便利な道具ですが、間違った使い方をすれば危ない道具になります。つまりは、どんな道具も、正しく使うことが大前提です。

情報モラルのお話は、年々発表用のパワーポイントの画面の数が増えているのを感じています。内容が増えているということです。気をつけることが増えているということです。そのような気をつける必要のある道具を、多くの子どもたちが当たり前に持っている、使っているという時代なのです。渡しっぱなしで良いはずはありません。しかし実際には、渡したら管理しきれない部分も出てきます。

学校でも今日のような時間を設けて呼びかける機会はありますが、お家でも話題にしていただき、機器の管理や扱う時間、時間帯について考えていただければと思います。全ては、子どもたちが余計なトラブルに巻き込まれないために、こわい思いをしなくて済むようにするためです。

小原先生、本日はお休みのところ、朝早くからありがとうございました。

 

清掃2(校長室より)

週に4回だった掃除を週3回にした令和4年度。

1日に1度、たった15分校内全体で「学校をきれいにする」という同じ目標に向かって活動する貴重な時間。全員でがんばれたらきっときれいになる。

回数を増やしたからきれいになる、というものでもなく、回数を減らしたから汚くなるというものでもない。やはりその瞬間に本気できれいにしようと行動できたかどうか。

とりあえず、私も自分の持ち場を掃除しているので、校長室掃除の子以外の子どもたちがそれぞれの場所でがんばっているか確認できない。というわけで、まずは放送で呼びかけています。「週の最初の掃除です。みんなできれいにしよう。」とか、「週の最後の清掃です。力を合わせてきれいにしよう」とか。

わかってほしい大切なことは、何度でも言い続けることが大事。「何回言えばわかるんだろう」「何度言ったと思っているのだ」いやいや子どもですから、何回言ったってできるようになるとは限りません。だから、とりあえず、何度でも言いましょう。伝えましょう。

そんな気持ちで、声をかけています。校長室掃除が終わった後、ダッシュで何ヶ所かの掃除の様子を見に行きました。うん、がんばってますね。その調子です。

良いことは、それを続けていると、良いことがちゃんとできる力がつきます。良くないことは、それを続けていると、良くないことがちゃんとできる、つまり、できない、やらない、という力がついてしまいます。どちらも継続は力です。どうせ力がつくなら、良いことの方がいいよね。

掃除の時間を、みんなで同じ行動ができる時間にしていきたいです。

第1回学校運営協議会(校長室より)

令和4年度第1回の会議を開催しました。

今日は柏市教育委員会と千葉県教育委員会の方々の見守りの中、会を進めました。

最初に、会長と副会長を学校長として推薦させていただきました。

会長は南部地区青少協会長の西條様、副会長には民生委員主任児童委員の入道様にお願いすることにし、みなさんから承認をいただきました。

次に、今年度の学校経営について校長から考えをお示しし、承認をいただきました。

昨年度末までに、この会議において「地域の力を学校に」の合い言葉の元、4つの場面を設定しました。

今年度は具体的な動きにつなげていく1年にしたいので、とにかく「1学期中に、各グループで、何か1つは活動しよう」という目標のもと、すぐにできそうなことについて話し合いました。

話し合いのきっかけとなればということで学校からの提案としては、「下校時刻に合わせたお散歩(安全)」「敷地脇の坂道のフェンスあたりの草の処理(環境)」「プリント類などの丸付け(学習)」「休み時間の見守り(生活)」などをあげさせてもらいました。

学校運営協議会の委員となってくださっている地域の代表の方々が、土南部小学校や土南部小の子どもたちのために具体的にできることを考えたり、話し合ってくださっている姿を見ていて、とてもわくわくしました。

これからの動きがとても楽しみです。

委員のみなさん、本日はご多用の中、お集まりいただきありがとうございました。

子どもたちのために、よろしくお願いいたします。

県教育委員会のみなさん、遠方よりご来校ありがとうございました。

柏市教育委員会のみなさん、いつもサポートありがとうございます。

まだまだこれからなのです(校長室より)

一年生の教室です。


全く別の場所で生まれて、それぞれの環境の中で育ち、別々の幼稚園や保育園に通った子どもたちが、ある年齢になったタイミングで小学校に入学します。

生活経験もばらばら、知識もバラバラ、同じクラスに集まって1学期がスタートして、6月。

自分のことに一生懸命になれる子もいれば、周りが気になって仕方のない子もいます。先生の話を聞ける子もいれば、手いたずらをしていて一歩出遅れる子もいます。学習環境で言えば、学習用具がそろっている子もいれば、忘れてきている子もいます。筆箱の中身が整頓されている子もいれば、この時期にすでに鉛筆が1本しか入ってなかったり先が丸い物ばかりの子もいます。

人間関係で言えば、相手に言葉で思いを伝えられる子もいれば、うまく話せなくて友達に手を出してしまう子もいます。素直に謝れる子もいれば、意地を張ってしまう子もいます。

それでも、同じ教室で生活していくためには、考え方はそろわなくても、行動がそろわないことには先に進めません。

「ほめてほしい」というよりは、「見てほしい」というのが子どもたちの思いです。学校では大人数を相手にしているのでなかなか1人1人十分に満たしてあげられない部分も多いのは申し訳ありません。もちろん子どもを見るのは学校だけではありません。家庭だからこそできることもあるのだとすれば、たっぷり見てあげてほしいと思います。1年生にはなりましたが、まだまだ手を離すには早すぎます。

小学校6年間、中学校3年間、合わせて9年間の義務教育。この期間は、基本的なことをたくさん学んでほしい期間です。良いこともそうでないことも、とことん経験した上で血肉にしていってほしいわけです。若いときの苦労は買ってでもしろ、っていう言葉もあります。(若いというより幼いが正解な年齢だけれども。)できないことばかりでもよいのです。できなくてもあきらめずに少しずつできるようになっていけば良いのです。

思いつくままに書いてしまいましたが、やはり思うのは、この1日1日が確実に子どもたちを土南部小学校の1年生にしていくということです。願いを持ってかけた言葉なら、それがうまく響かなくても、むだということにはならないと信じています。関わることはあきらめずに、今日も明日も先生方の働きかけは続きます。

保護者のみなさん、学校のことで心配なことがあるときは遠慮なくお知らせください。

土南部まつり運営委員会(校長室より)

秋に行ってきたPTA主催の行事がここ数年開催できないまま令和4年を迎えました。

今日は、秋の行事担当の保護者のみなさんにお集まりいただきました。まずは体育館に集まっていただき、今年度の取り組みについての説明をしました。各学年の担当の中から代表2名を決めて、家庭科室に改めて集まってもらいました。

イベント当日は、各学年1時間という限られた時間です。それまでに、何をするか、を考えていきます。今日は集まっていただいてありがとうございました。

 


学校では、このコロナの状況の2年間で「本当に必要なことは何か」を考えてきました。全国どこの学校でも同じ動きをしています。去年も行ったから今年も行う、と当たり前にしてきたことを見直してみるということです。

「やめる決断を」「変える決断を」は管理職としてもあちこちで言われてきました。

ただその決断、判断の根拠が、「何となく」ではなく、「学習指導要領」であったり「目的は何か」であったりする必要があるわけです。

PTAの活動についての見直しも学校と同じように必要になってきています。「任意の団体である」ということが明示されるようになり、考え方がそれぞれ違う保護者のみなさんのPTAへの関わり方も、この後いろいろ変わっていくことが予想されるからです。

目的をはっきりさせて、できることを、できる時に、できる人が、行っていく、そういう活動になっていくのだと思います。

今、平行して、本校ではコミュニティスクールとしての動きが始まっています。
学校に地域の力を活用するという考え方で進めています。場面としては学習支援、生活支援、環境支援、安全支援の4つに分かれています。ボランティアによる活動となり、具体的な動きにつなげていこうとしているところです。

「地域」の捉え方として、地域住民のみなさん、そこには保護者のみなさんも入りますし、土南部小学校の職員も入ります。進めていく中でPTA活動との関わりも当然生まれてくるはずです。子どもたちのための活動をみなで行っていけたらよいと考えています。

雨の日の昼休み(校長室より)

1週間のスタートの月曜日。雨です。

エネルギーのある子どもたちが外で遊べないというのは本当に悲しいことですが、天気が理由ですから仕方がありません。

さて、みんな校舎内で何をしているかな。

お絵かきをしたり、学級にあるカードで遊んだり、折り紙をしたり・・・。だれかと一緒に過ごしている子が多いようです。

こま回しをしている2年生もいました。

連絡帳を書いたり、給食の片付けをしたり、室内レクをしている子たちもいました。

図書室では、本を読んだり、本を物色したりしている子たちもいました。

高学年の子どもたちも、静かに過ごしている子どもが多かったです。

そんな中、コンピュータ室では児童会の子どもたちが、募金について話し合ってました。

雨が多くなる季節になりました。
室内でけがをすることなく生活していくためには過ごし方が大切です。今月の生活目標は「校内での過ごし方を考えて生活しよう」です。1人1人が安全に気をつけて生活できるように指導していきます。