令和4年度 校長室より

令和4年度 校長室より

3学期最終日(校長室より)

各クラスで、今年度最後の通知票を渡しました。

 

3学期の子どもたちのがんばった様子が各ご家庭に伝わると良いのですが。

4月から始まった令和4年度。あれから1年になります。日に日に成長していく赤ちゃんのように目に見える成長として感じることは年齢を重ねるごとに減っていきます。

 

それでも、学校で過ごした1日1日が、子どもたちの成長にとっての栄養となり、また一回りも二回りも大きくなったと感じます。みんな、よくがんばりました。

 

 

そして、子どもたちの成長に関わった、土南部小学校とお別れする先生方との式も行いました。

 

本校でのお仕事の期間には差がありますが、みなさん間違いなく子どもたちの成長を考えながら関わってくださいました。ありがとうございました。

4月からのご活躍をお祈りするとともに、どこへ行っても子どもたちへの熱い応援、よろしくお願いします。

 

改めまして令和4年が終わります。保護者のみなさん、地域のみなさん、本校学校教育にご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございます。終わりますが、すぐに始まります。引き続きよろしくお願いいたします。

 

なお、ホームページの更新は新学期になってからとします。

大掃除(校長室より)

大掃除と聞くと年末をイメージしますが、4月始まり3月終わりの学校という場所なので、この時期にも大掃除をします。

 

3時間目をまるまる掃除の時間にあてているので、普段の15分ではできない場所やできないことをして、できる限りきれいにします。

今子どもたちが使っている教室はもちろん、机、椅子も新しい子どもたちが使います。気持ちよく新学期をスタートできるように、今できることをします。

1年間子どもたちの大切な居場所だった教室。いよいよお別れが近づいています。

もちろん、教室以外の掃除もしました。

限られた時間、限られた人員で一生懸命掃除に取り組んでいた子どもたちです。

ご苦労様でした。いよいよ明日は3学期最後の登校日です。

桜(校長室より)

木によって差はありますが、校庭の桜の花がかなり開いてきました。

 

桜の花を見ると、必ず思い出す話があります。

 

6年前にいた学校でお世話になった校長先生のその年の修了式でのお話です。

 

桜は、その木の一輪目に咲いた花は、その木の最後のつぼみが花開くまで、ずっと咲き続けている。二輪目も三輪目も同じように咲き続ける。だから「満開」という状態が起こる。先に咲いたから、先に散るのではなく、最後までみんなが咲くのを待っている。早い人、遅い人、いろんな人が学校にはいる。みんなも、そんな風に待っていられる、みんなでみんなの成長を喜べる人になってほしい、そんな願いもあって小学校などの学校に植えられているのかも知れない。

 

あらすじはそのようなお話でした。

 

今咲いている敷地内の数本ある桜の木も、その木ごとに最初の方に咲いた花たちは、その木の最後の花が咲くまで長い時間じっと待ち、最後の花が咲く瞬間を待っている。そしてその時が来たら「やったぜ、みんな」とはらはら散っていく。

 

そうだとしたら、今、最後の花を待っている花たちは雨にも風にも負けずにがんばって踏ん張って咲き続けているのだろうなと思うと、応援したい気持ちがわいてきます。

 

1年間、新しい学年、新しいクラス、新しいクラスメイト、新しい先生とともに生活を続けてきた子どもたち。大人なら理屈でわかることでも、子どもは子どもという生き物ですから、大人が思うように考えることができない、行動できないことがたくさんあります。小さいことから大きいことまで、本当にたくさんのトラブルを経験し、乗り越えながら成長していく、我々大人もそうやって子ども時代を過ごしてきたのです。忘れてしまっているのだけれど。

 

そういう意味で、子どもたちにとっての今は修行の期間。完成なんてまだまだまだまだ先のこと、そんな思いを持ちながら子どもたちを見てきました。

 

自分たちでどんどん正しく進んでくれたらどんなに大人(教職員も保護者の皆さん)も楽になるか、と思いたくなる気持ちはありますが、それは先の話です。しばらく手がかかる期間は続きます。子どもですから。

 

人との関わりの中で、少しずつ少しずつ大きくなっていくのです。関わりをやめることはできません。

 

今年度の学校生活も残すところあと2日です。でもまだまだ今の場所での成長を。そして、また4月を迎えます。

しっかり成長を(校長室より)

巣立っていったので当たり前なのですが、6年生の教室には誰もいません。

静まりかえった教室に足を踏み入れてみると、何とももの悲しい気持ちになります。

毎年毎年この繰り返しです。この学校で教えることはもうなくなった卒業生。それぞれが他の誰とも同じではない「真の6年生」となりました。次のステージでの活躍を祈るばかりです。中学校の入学式までの約3週間。新しい生活が始まってしまえば、もうあれこれ考えなくてもみなさんの日々にきちんと向き合うことがみなさんを中学生にしてくれます。

1年生から5年生は、まだまだ今の学年でするべきことがあります。

6年生がいない学校ではありますが何も変わらない当たり前の日常が続きます。残り数日とは言え、終わってはいません。学校では今日もみんながんばっていましたね。

それぞれの担任の先生のもとで、修了式のその日まで、目の前のするべきことにきっちり向き合って、しっかり成長してほしいです。

「真の○年生」までもう少しです。

卒業証書授与式(校長室より)

第54回卒業証書授与式を行いました。

 卒業式の最大の目的は「卒業証書を渡すこと」です。卒業生116名全員に壇上で証書を渡すことができました。

 

マスクを外して証書を受け取る卒業生の顔は子どもらしく、そして晴れやかで、とても素敵でした。

 

「マスクは個人の判断で」どおりに、呼びかけも歌もマスクの制限なく実施しました。子どもたちの声が会場に響き渡る久しぶりの雰囲気でした。

「卒業式は良いものだね」と参加してくださった学校運営協議会委員の方も言っていました。

 

良い緊張感を持ちながら練習を続けてきた卒業生。その成果がしっかり出た卒業式となりました。土南部小学校の「真の6年生」となって巣立っていきました。どんな状況であっても、自分のすべきことをきちんと積み上げていくことの大切さを感じました。

 

保護者のみなさん、改めましておめでとうございます。

温かなメッセージをお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

 

第54回卒業生に関わってくださった全ての教職員のみなさん、ありがとうございました。お疲れ様でした。

 

 

いよいよです(校長室より)

5年生がお弁当持ちで、教職員と共に卒業式の準備をしました。

保護者の皆さん、お弁当をありがとうございました。

お昼ご飯を食べた子どもたちは職員と一緒に自分の仕事に一生懸命取り組みました。

5年生ありがとう。先生方もお疲れ様でした。会場や教室の完成した様子は明日をお楽しみに。

6年生の先生方はフォルダにはさみながら、卒業証書の最後の確認を行いました。

西門の桜の木が花をつけ始めました。

いよいよです。

 

6年生奉仕作業(校長室より)

いよいよ卒業の日が近づいてきた6年生です。給食も終わり、3時間授業を心穏やかに味わいながら過ごしたいところです。

しかし、高学年の時間はいつの時代もギリギリです。

学校では授業を行う時間の確保が最優先です。国で決められた標準時間を下回るわけにはいきません。

教科書を使った授業以外にも、学期ごとに各教科のテストがあります。例えば1枚に1コマの授業時間を使ったら、3年生以上は4教科1学期25枚として25コマが必要ということになります。その他にドリルをする時間や授業以外の行事や行事の準備などをする時間も必要です。標準授業時間にも必要な時間があるということです。

こうしてどんどん、限られた時間がなくなっていきます。そして学期末、学年末にそのしわが寄ってくるのです。

「奉仕作業をして学校をきれいにしたい、でも、自分のことが終わらないんだよね」そんな子どもたちの声が聞こえてきそうな6年生の2,3時間めでした。

良いのです。自分のことを行ってください。だって明後日卒業なんですから。

そんな中でも何とかやりくりして、自分のことが終わった6年生は、1階の廊下や家庭科室をきれいにしていました。限られた時間の中で、ありがとう、お疲れ様、6年生。

給食最終日(校長室より)

今年度最後の給食でした。1年間の子どもたちの健康と成長を支えてくれた給食も、今年度は今日でおしまいです。

1年生も1年間で給食の準備にもすっかり慣れました。

6年生は6年間で身も心も大きくなりました。給食の力も大きいです。

 

栄養士の秦野先生、調理員のみなさん、暑い日も寒い日も朝早くからおいしい給食づくりをありがとうございました。

本校の子どもたちは、給食に興味を持っている子が多い印象があります。そう思う理由は、廊下や事務室で「今日の給食おいしかったです」のような子どもたちの報告の声が聞こえることが多いからです。食べることに興味があることは大切なことだと思います。バランス良く作られた給食を好き嫌い言わずに食べ、体づくりにつなげていってほしいです。

保護者のみなさんにつきましては、毎月の給食費を納入していただきありがとうございます。(もちろん教職員も払っています。)

風そして雨が(校長室より)

朝から吹いていた風で、敷地内の梅、モクレン、こぶしの花びらが散り始めました。

そして昼過ぎから冷たい雨が降り始めました。雨は今はあがっていますが、気温が下がっています。体調を崩さないように気をつけていきましょう。

 

今日は、6年生が卒業式学年予行練習を行いました。明日が予行練習なので、その前日に学年として最終確認をしようという時間です。

私から子どもたちには、南部中の3年生が立派に卒業していったこと、次はみなさんの番であることを伝えました。

また、「真の6年生」として胸をはって卒業するために、卒業式のその日まで成長を続けてほしいこと、そのためにできることは目の前のことに一生懸命取り組むことであると伝えました。

良い緊張感を持って練習は進んでいます。

今日はまだ、念のためマスク着用での練習です。卒業式本番当日、どれだけの子どもたちがマスクを外すのでしょう。ぜひ顔を見せて卒業していってほしいという願いは伝えつつ練習は続きます。

3.11(校長室より)

あれから12年になります。

お亡くなりになった方々のご冥福を心からお祈りいたします。

 

この日を迎えると必ず12年前のことを思い出します。体験した方ならきっと同じだと思います。私は母校である柏五小で教務主任をしていました。校長室で面談中に大きな揺れが起こり、職員室へ走り、校内放送で第一次避難を全校に呼びかけました。職員室の窓を開けた時、近所のお家の屋根がわらがはねているのが見えました。経験したことのない揺れでした。自然災害で初めて恐怖を感じた瞬間でした。

地震大国日本です。いつ起こっても不思議ではない地震。校内においては、避難等の判断は教職員が行いますから、子どもたちにとって大切なのは「緊急の時にきちんと耳を傾けて大人の話を聞いて行動する」ことです。日常的にしていることが生きるはずです。

施設面では、校舎や体育館には耐震工事が施されています。外が安全か、中が安全かは、その災害の種類や規模によって判断して避難を行います。

 

 ちなみに、昨年度も書きましたが、12年前のあの時、共働きの我が家の娘(当時18歳)はお向かいの家から声をかけてもらい、私たちが帰宅するまでそのお家で過ごさせてもらっていました。大きくなってはいましたが、とても心細かったところでのご配慮でした。そのご家族の温かさに感謝しています。日頃のご近所とのつながりの大切さも感じます。

改めて色々と考える1日、週末にしたいですね。

南部中卒業証書授与式(校長室より)

南部中の学校運営協議会の委員の1人として卒業式に参加させていただきました。

学校運営協議会は、構成メンバーは地域の方々ですが、組織としては学校内部のものととらえるので、来賓ではなく職員と同じ「学校の当事者」となります。(本校の卒業証書授与式にも学校運営協議会委員のみなさんには教職員と同じ場所にいていただくことになっています。)

今年卒業していった中学3年生は、3年前に小学校を卒業した子どもたち。まさに、緊急事態宣言が出たあの3月です。職員と子どもたちだけで行った卒業式で小学校を巣立っていった子どもたちです。

最後の最後に、コロナ前と同じ形での卒業式で巣立っていきました。とても立派な態度でした。

きっと、制限のある毎日だったとしても、止まらずに前に進むしかないその1日1日を、行うべきことを行いながら大切に進んできたのだと思います。

改めておめでとうございます。義務教育が終了です。いよいよ本番ですね。

次は小学校、6年生の番です。

 

 

 

 

卒業式練習(校長室より)

練習が始まって4日目です。

改めて、学年主任の青木先生が子どもたちに思いを伝えている場面。

小学校6年間の最後の日に子どもたちが最高の姿で臨むために今できること。今よりも少し高いところを目指すのであって、遙か上を求めるわけではない、そんな雰囲気で、子どもたちに思いを伝えていました。子どもたちも背筋を伸ばし、真剣に話を聞いていました。

とても良い緊張感のある時間でした。

「他者からの期待を受けることで成績が上がったり、成果が上がったりする心理効果」をピグマリオン効果といい、教育界ではよく出てくる言葉です。

必ずできると信じて伝えてやらせることでできることがあります。この程度で良いと思って子どもたちに関われば、その程度で終わります。

最後の最後まで、期待を胸に関わりを続けていきます。

 

そして、昼休みに体育館や校庭で遊ぶ6年生。

大変良い笑顔。緊張すべき時、緊張しなくて良い時、大切なのは切り替え、めりはりです。

 

メッセージカードと外壁(校長室より)

朝の時間に十数人の2年生が校長室にやってきました。

それぞれの子どもたちの手にはメッセージカードが。

「いつも遊んでくれてありがとう」「いつもドッジボールをしてくれてありがとう」・・・そんな言葉が書かれていました。

いやいや、遊んでもらってるのはこちらですよ。本当に。

いつもありがとう。受け取ったカードは、校長室のテーブルクロスにはさみました。

 

先日、教育委員会学校施設課の方が来校された際に、校舎の外壁の汚れに気がついてくださいました。歴史のある学校の校舎では、水が流れた後のような黒い汚れが気になります。

少しでも、きれいになればと、業者さんに依頼し、高圧洗浄機での洗浄をしてくださることになりました。長い期間、雨風に吹かれて、こびりついた汚れです。素人では歯が立ちませんから、これはとてもうれしいことです。

天気にも恵まれ、青空の下で作業をしていただきました。

 

塗り直したわけではないのですが、明らかに見た目が明るくなりました。

もう数日、作業は続きます。作業車が敷地内に入っているので、安全については呼びかけています。

外では作業、中では学習。みんなよくがんばっています。

もちろん外での活動もがんばっています。

 

PTA理事会(校長室より)

第4回の理事会が開催されました。お集まりいただきありがとうございました。

会長、校長それぞれからあいさつをしました。

報告事項では、学校から、各部からの活動報告がありました。

今年度も活動に制限のあった1年間でしたが、それぞれの部でできることを行う、という姿勢で活動していただきました。ありがとうございました。

PTA活動は、子どもたちを支える活動です。それは必ずや、子どもたちのためになっているものです。今年度の役員のみなさんには、1年間、お力をいただき感謝申し上げます。ありがとうございました。

さて、先日

来年度に向けてPTA会報誌が配付されました。

表紙には「全員平等に全員で協力を」「時代にふさわしい持続可能なPTA活動」という言葉がありました。

土南部小学校の子どもたちのために、どちらもとても大切なことです。引き続き、本校PTA活動へのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

卒業式の練習開始(校長室より)

今日から、卒業式の練習を始めました。

こう並んでみると、卒業のその時が近づいているんだなと実感します。

実行委員が今日の練習内容の確認をしました。練習は学年主任の青木先生が進めていきます。

最初に、校長からの話の時間で「自分たちのお祝いの式を大切に」「マスク着用について」「この10日間で真の6年生へ」の3つを話しました。

マスクについては、「入場から退場までつけなくて良い」と伝えました。もちろん、つけるという判断があっても良いのです。つけないという判断をしたとしても、できることなら入退場と証書授与の時は顔を見せてほしいと伝えました。また、13日以降の練習中は「基本マスク着用として、卒業式本番に備えよう」という話もしました。

 

練習では、椅子の腰掛け方など、式中の所作についても学びます。

証書のもらい方も学びました。時間を取って練習もしました。

腰掛け方、歩き方、受け取り方などの型は改めて意識すると、動きがぎこちなくなるものです。卒業式当日、壇上で歩くときに同じ側の手足が同時に出てしまう子どもたちを何人も見てきました。いつも考えて行っていないことを考えながら行おうとするとかえってこのようなことが起こります。

限られた期間、限られた時間の練習のなかで、スムーズに動けるようになれば良いと思います。しかし、実際はそれが大切なわけではありません。当日までの毎日を大切に過ごし、最後の最後まで成長して真の6年生を目指すこと。そして当日元気に学校に来ること。それ以上大切なことはありません。小さなミスは気にせず、この1日1日をしっかり味わいながら過ごしてほしいです。

今後、体育館では、良い緊張感の中での練習が続きます。

 

他学年も、自分たちの成長のための毎日がそれぞれの場所で続きます。

6年生からの(校長室より)

2月28日に写真を載せた、6年生が力を合わせて作っていたもの。それは・・・

配膳台のカバーでした。

毎日使う配膳台、清潔であってほしいという願いから準備してくれたのでしょう。

6年生の思い思いの絵が縫い取られています。

6年生、ありがとう。大切に使います。

 

みなさんの成長を支えてきた小学校での給食も残りを数えるほどになりました。

今日も、しっかり食べられたかな。

来週からはいよいよ卒業式の練習が始まります。

6年生を送る会で聴いた「旅立ちの日に」。きれいな歌声でした。さらに良いものになっていくよう、がんばってほしいです。

 

送る会の発表で4年生が作って使用した画用紙のメッセージが昇降口に掲示されていました。あの日の発表が目に浮かぶようです。

さて、週末になります。暖かくなってきたので、外での活動が増えてきそうです。交通事故には十分に気をつけて、楽しく過ごせますように。

タブレット(校長室より)

授業中のタブレット利用の風景にも慣れました。

子どもたちも、学年に応じて、その使い方を身に付けています。

使い方を知り、いろいろなことができることがわかってきたので、授業中に「周りの子と違う動きをしているな」と感じることが時々あります。開いた画面は前にいる担任の先生から見えないので、確認しづらいという部分でもあります。

私が小学生の頃はもちろんタブレットなどありませんでしたが、授業を聞いているふりをしながら、教科書やノートに落書きをするという経験はかなりしていました。見つかれば叱られました。そう考えれば、今の子どもたちも、全員集中して授業を聞いているかどうかは、推して知るべしです。

今は穏やかに様子を見ていますが、来年度はタブレット利用が3年目です。より良い活用の仕方について、確認しながら進めていくことが大切だと思っています。(今日の写真は、きちんと先生の指示通りタブレットに向かっている3年生です。)

6年生を送る会(校長室より)

児童会主催行事である6年生を送る会を行いました。児童会のみなさん、児童会担当の先生方、今日までありがとうございました。

 

昨年同様、6年生には体育館にいてもらい、発表学年が代わる代わる体育館にやってきて6年生の前で発表する形をとりました。他の学年の発表は各教室でオンラインで見ました。

 

6年生と○学年というように、2学年だけが体育館に入るので、フロアを広々と使えるのは良いなあと感じます。

 

6年生に感謝の気持ちを伝えるために、各学年が発表内容を考えました。

 

1年生はできるようになったこと、2年生は国語で勉強したかさこじぞうを劇に、3年生は6年生との対決、4年生は替え歌で思いを伝え、5年生は引き継ぐ立場として合唱などを発表しました。

 どの学年の発表も、練習の成果が感じられる気持ちのこもった温かなものでした。各学年の子どもたち、先生方、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

 

最後の6年生の発表も躍動感のあるダンス、心にしみる歌声で、さすが最高学年、というものでした。

 

会が終わって、退場の直後、6年生のある女子が「余韻に浸る間もなく4時間目算数ー!」と声をかけてきました。

切り替え切り替え、ということで。

6年生はこの2時間で各学年の思いをしっかり受け取ったと思います。その思いを胸に、いよいよ真の6年生に向けての最後の階段を上っていきます。まだまだ11歳、12歳のお子ちゃまですが「やるときはやるぞ」という姿を最後の最後まで見せてくれることでしょう。期待しています。

6年生の先生方もありがとうございました。

2月最終日(校長室より)

「春のような暖かさ」という予報でしたが、

昼休みには暖かい日差しを感じたものの、風は冷たく感じました。

時折、砂ぼこりが舞っていましたが、土南タイムで元気に遊ぶ子どもたちです。

クラスで遊んだり、個人で走り回ったり、縄跳びの練習に黙々と取り組んだり、外で見る子どもたちは生き生きと活動しています。

 

6年生のカウントダウンカレンダーは

「13」まできました。

その6年生はみんなで力を合わせて何か作っています。何を作っているのかな。できあがったら紹介します。

 

階段にこんな掲示物を見つけました。

学校全体が、6年生を卒業へと導いているような空気を感じます。いよいよ明日から3月です。

あれから3年(校長室より)

2020年の今日、2月27日、当時の総理大臣から全国の教育委員会、学校へ休校要請が出ました。私は前任校の地区にある富勢西小の校長室でその一報を聞きました。あまりに突然のことで、また前例のないことに驚いたことだけはよく覚えています。

あれから3年がたちました。

 

当たり前のこととして取り組んできた「感染症対策としてのマスクの着用」を3月13日以降は求めない、というところが子どもたちにとっては一番の具体的な変化となる部分になります。相手の顔を見てのコミュニケーションがとれることはとても大切なことであり、良い変化です。

 

現3年生は、入学式から3年間ずっとマスクをしての生活でした。

しかし、続けてきたことを急に変えることは多少なりとも抵抗があるものの、変化する環境を受け入れながら生きていく力を持っている人ですから、時間と共に新しい環境にも必ず慣れていけるはずです。

子どもたちの表情を見ながらの学校生活まで、あと少しです。

 

第4回学校運営協議会(校長室より)

第4回学校運営協議会を開催しました。


今日は、集計して取りまとめた学校評価を見ていただいた上で、1年間の振り返りをする会としました。

まずは、今年度の会長である西條様からご挨拶をいただきました。それから、学校評価の結果について、学校から補足しながら説明をしていきました。

保護者の皆さんからいただいたご意見についても、ふせることなく、原文のまま、見ていただきました。

その後、中身についての質問や、感想、学校としての評価の生かし方などについて委員の方々からご意見を頂戴しました。

コミュニティスクールとなって、この会がいわゆる本部となります。ふる協会長他ふる協役員2名、青少協会長、民生委員主任児童委員、PTA会長、南部中校長と私が委員です。みなさん、この地域のこと、この地域の子どもたちのことを考えて日々活動をしてくださっている方々です。

ちょうど1年前のこの会議では、「令和4年度は、コミュニティスクールとなった土南部小学校のために少しでも具体的なことをしていこう」という話で終わりました。今年度は、いくつかの場所で委員のみなさんや、委員のみなさんが声をかけて集まってくださったみなさんで、丸つけ隊や見守り隊などの活動をしていただきました。

職員からの感謝の声は本日お伝えしました。

教育委員会の担当の先生にも1年間温かく見守っていただきました。来年度は、今年度の活動を生かしながら「地域の力を学校に」が根付いていくよう、進めていきたいです。委員のみなさん、改めましてありがとうございました。

働き方改革(校長室より)

「働き方改革」という言葉がよく聞かれます。この言葉だけを聞いていると、「教員が大変だから働き方を改革しよう」「先生方に楽をさせるための改革では」のような誤解を受け、「他に大変な仕事はいくらでもある」というように思われることが少なくありません。

しかし、それは誤解です。

働き方改革とは「本来、教職員が行うべき仕事を行うために、今している仕事を見直していこう」というもので、「教職員が、勤務時間内で、学習や生活で子どもたちと過ごす時間・子どものための授業について考える時間の確保をすること」「そのために教職員が心身共に健康であること」を目的としています。

本校では、文科省からかつて出された働き方改革についての資料をもとに、今年度、地域の方に手伝っていただけることをいくつかお願いしてきました。下がそれです。

時々、コミュニティスクールに関わる記事を載せますが、それが取り組みの1つです。今後も少しずつご協力をいただける部分を増やしていこうと考えています。

また、今まで学校で行ってきた行事の見直しも働き方改革の取り組みの1つになります。

何のために行うのか、どれくらいの時間をかけるのか、無駄な動きはないかなど、大切にしなければならないこと(目的)や改善点を明確にしていくことで、すでに見直しを行っているもの、まだまだ見直しに時間が必要なものがあります。

いずれにしても、働き方改革で何かを行った結果、教職員と子どもたちの過ごす良好な時間が増えたり、授業準備がきちんとできたりすることで、先生方にとっても子どもたちにとっても満足できる環境になることが大切なのです。

職員とは、働き方改革の意味について共通理解を図っています。

子どもに関わる仕事を選んだからにはこの意味を取り違えることがあってはなりません。

 

保護者の皆様を含めた地域のみなさんのご理解、ご協力を頂戴しながら、「子どもたちと過ごす時間のために、授業準備のために」今後も見直しを図り、進めてまいります。

寒さに負けない(校長室より)

「掃除なしで長い昼休み」子どもにとってはうれしい時間でしょう。今日はその「土南タイム」でした。

土南タイムも残すところ、6年生はあと2回、それ以外の学年の子どもたちはあと3回です。

今日も寒風吹きすさぶ中、校庭で元気に遊び回る子どもたちの姿が見られました。

外へ出て、青空の下で、太陽の下であそんでいる子どもたち、どの子も笑顔です。気難しい顔をしている子は1人もいません。そんな理由もあって、休み時間の子どもたちの姿は良いものです。こちらまで楽しい気持ちになります。

昨日、欠席者が増えたことで心配したクラスも、その後欠席者や体調不良者が増えていないので、通常通りに1日過ごすことができました。

病気にかかりにくい体づくり、免疫力を高めるためにも、よく寝る、よく食べる、体力をつけるよう意識していきたいですね。

寒さに負けすにがんばろう。

これからのマスク(校長室より)

午後3時に、柏市長、柏市教育長からのメッセージがすくすくメールで流れました。

 

卒業式に参加する全てのみなさんに「マスク着用を求めない」というのが主な内容です。

 

呼びかけや合唱の時もです。

 

人との距離についての対応にも触れられてはいますが、「子どもたちのすこやかな発育、発達のため」が前面に出た形となりました。

 

今回のメッセージを受けて、本日、学校からお手紙を配付いたしました。市内どの学校も内容は同じです。3月17日の卒業式と3月13日以降のその他学校生活について触れてあります。ご一読ください。

 

本校において、週が明けた今日のタイミングで、高学年の1クラスで発熱や体調不良での欠席が増えました。明日以降「早帰り」や「学級閉鎖」の措置をとる可能性もあります。市内でも学級閉鎖を行っている学校がちらほら出ていると聞いています。まだまだ寒く、乾燥した季節が続くので、感染症対策はしておくに超したことはありません。

 

学校として、卒業式当日にできるだけ多くの卒業生に参加してほしい、という願いは当然あります。昨年度は、欠席した児童に証書を渡すために3日間予備日を作り、事情に合わせて体育館のステージで渡しました。

 

メールや手紙に記載されている「3月13日」は1つの目安であり、もちろん従っていきます。しかしながら、6年生に限って言えば、卒業式の練習においては、感染予防を行いながら本番当日に備えるためにも、場面によってはマスク着用による感染症対策を呼びかけることにするかも知れません。このあたりは、6年担任や養護教諭等とも話をし、子どもたちにも説明をしながら進めていきます。職員にもそのことについては今日話しました。

 今日の昼休みに、校庭で縄跳びをしていたとき、ある女の子が近づいてきて、「校長先生、来月はマスクはどうなるのですか」とたずねてきました。「今日お手紙が出るよ、3月13日から外してもよいことになるよ」と伝えました。子どもたちにとっても3年続いたマスク生活がどうなっていくのか、報道を受けて興味や不安があるのだろうと思いました。

できるようになりたい(校長室より)

体育委員会の短縄チェックが終わっても、短縄熱が冷めない子どもたちが、今日も練習台に集まってきました。

シールがもらえるからがんばる、ではなく、お兄さんお姉さんに見てもらえるからがんばる、でもなく。

今、自分ができない技をできるようになりたい。その欲求だけだと言えます。1年生から6年生まで学年に関係なく順番を守り、練習を続けています。

この姿から子どもがもともと持っている「できるようになりたい」というエネルギーを感じます。もちろん中には、「二重跳びができるようになったよ,見て」と言いに来る子もいます。しかし、できるようになるまでは自分との戦いです。

自分の目標に向かって来週もがんばってね。

安全対策情報交換会(校長室より)

エンジョイパトロールのみなさんや町会長さんにお集まりいただいて、情報交換会を行いました。

PTA会長のあいさつ。

南部地区青少協会長の西條さんのごあいさつ。

各町会やエンジョイパトロールのみなさんから、活動報告や気になること、子どもたちの様子などが話題としてあがりました。

コロナの状況で、マスクをしての活動ではありますが、そんな中でも子どもたちの元気なあいさつに勇気をもらっている、というようなご感想を聞くこともできました。

 

本校PTAの地区部からは、ボランティアで子どもの安全のためにご尽力いただいているみなさんへの感謝の言葉が親御さんとしての気持ちも含めて伝えられました。

 

メンバーが減ってしまったり、これからの活動への心配を抱えていらっしゃる地区もありました。これは市内の色々な地区での課題のようです。

 

季節に関係なく、子どもたちの安全のために活動していただき、本当にありがとうございます。お体には十分気をつけていただき、今後ともよろしくお願いいたします。新学期に全体が集まる機会が持てるようになった時には、ぜひ子どもたちの前で改めてご紹介させていただきます。

6年生へ思いを込めて(校長室より)

6年生への思いをこめて、のぞみ学級と

1年生がそれぞれの取り組みをしました。

どちらも、6年生にお披露目する日が来ます。

6年生の教室では、カウントダウンカレンダーが始まっています。

焦ることなく、その日までの毎日を有意義なものにしてほしいです。

 

さて、保護者の皆様、ご多用の中、学校評価アンケートへのご協力ありがとうございました。ただいま、3月初旬の結果報告に向けて、まとめ作業をしているところです。集計数値だけでなく、記入していただいた自由記述についても、全教職員や学校運営協議会の委員で確認した上で、保護者の皆様にもお示しいたします。今しばらくお待ちください。

マスク(校長室より)

マスク着用が日常的になり3年経ちました。

先週末の報道で今春からのマスクについての方向が示されました。国から県、県から市へ、市から学校へと情報が下りてくるのももうすぐでしょう。

学校としてはまずは卒業式でのマスクについて考えなければなりません。今年度の卒業生は120人弱ですから、体育館内でそれほど席と席の間の距離をおくことはできません。これは卒業生より人数が多くなる保護者席も同様です。ただ、式典であり近くの人とお話を楽しむような会ではありませんから、それらをよく考慮していただいた上での行動をお願いすることになるだろうと思います。

病気にかかることはいつ起こるかわかりませんから、卒業式当日に「病気にならないように」を願うことはできても、それをコントロールすることはできません。ただ、当日に卒業生も担任も欠席しないために少しでもできる対策があるとすれば、当日までの期間は「生活」でも、「卒業式練習」でも「マスク着用」となるだろうと思います。

昨日6年生の学年主任の先生と少し話をしたときに、「卒業式にはマスクは外して良い」と言ったときに、抵抗なく外せる子ばかりかどうか、というようなことが話題になりました。実際に6年生がどのように考えるのかを聞いてもらうことになっています。多数決で「つける」「外す」を決めるものではないので「つけても良い」という部分は当然残るだろうと思います。

歌の時は、呼びかけの時は・・・。・・・。・・・。

今日の所は、「~だろうと思います」という言い方で濁してきましたが、今の時点での覚え書きと言うことで。

ちなみに昨年度は、卒業証書授与のときだけマスクを外して行いました。1人1人の笑顔を見ながら証書を手渡すことができて良かったと思ったことを今も覚えています。

卒業式は、胸をはって巣立っていく子どもたちを保護者の皆さんや教職員で気持ちよく送り出す大切な式であるということを忘れることなく判断していきますので、対応については今しばらくお待ちください。

2月も中旬(校長室より)

6年生全員が体育館に集まって何かしています。

6年生を送る会の練習です。送られる6年生が在校生に気持ちを伝える時間もあります。みんなで力を合わせて1つのものを作り上げようとしています。

1年生から5年生が卒業する6年生を気持ちよく送り出すために練習を続けているように、6年生もその気持ちに応えようとがんばっているのです。

 

2月も中旬。6年生が「真の6年生」になるために、まだ後1ヶ月あります。目の前にある、今6年生としてすべきことに一生懸命取り組むことが何より大切なことです。ともに生活してきた仲間や担任の先生方と1日1日を大切にがんばれるよう祈っています。

 

 学校全体としてのなわとび期間が終わりました。

 ある一定の基準をクリアした児童に「なわとびしょう」を配ります。各クラスで、担任の先生から渡されます。楽しみですね。

 

今日は相澤先生のクラスで算数の授業を参観しました。

分数の足し算です。「分子だけ足して、分母は足さない」という部分が大切なところです。図や実際に操作できるものを使って体感させながら学習を進めました。

放課後の協議会では、特別支援学級ならではの授業づくりのワンポイントを全体で共有する時間もあり、全体で学ぶことができました。

相澤先生お疲れ様でした。

なわとびと クラスの人数(校長室より)

体育委員会によるなわとびチェックは今日が最終日。あいにくの雨で、体育館で行いました。もう、ぎっしり。

カードで目標がはっきりしていて、できたらチェックしてもらえるので、子どもたちにとっては励みになったようで、最後の日も子どもたちは一生懸命跳んでいました。

体育委員会の取り組みは終わりますが、短縄の季節は続きます。がんばっていこう。

 

話は変わって、

今年度の一クラスの児童数の上限は、1年生から3年生が35人、4年生から6年生が40人と国で決まっています。(千葉県は40人ではなく38人を上限としています。)

ある学校で1年生が全部で35人いたとしたら、上限35人なので学級は1クラスとなります。

ある学校では1年生が全部で36人いたとしたら、上限35人を超えているので18人ずつの2クラスとなります。この違いは大きいですね。丸つけなどの事務仕事だけみてもかかる時間が1年間で全く変わってきます。

同様に考えて、70人いたら、2クラス(35人ずつ)。71人いたら3クラス(約24人ずつ)となっていくわけです。

 

転入生がいて途中で児童数が増えても、その時期によってはクラスを増やすことはできません。

 

今の本校の5年生は昨年の4月に76人ちょうどだったので、上限の38人で2クラスのスタートでした。(4年生の時までは77人を超えていたので3クラスでした。)

教室の中は、こんな感じでぎっしりです。子どもたちも少しずつ大きくなっていますからなおさらです。今日は5年2組で算数の授業を参観しました。ぎっしり感のある教室でよくがんばって勉強していました。

 机と机の間の狭い通路を歩きながらの毎日の指導も大変ですが、担任もここまでがんばっています。

 

さて、先日の夜から天気予報などで心配された雪も、柏の南部地区では全く影響なく午後は雨に変わりました。週末を迎えます。安全に気をつけて過ごせますように。

掃除のない日(校長室より)

本校は掃除のない日が2日あります。火曜日と木曜日です。

火曜日はロング昼休み「土南タイム」があるので掃除なし。木曜日は、午後の時間を少し詰めるために掃除なし。

4回あった掃除を3回にしましたが、「昼休みなし」は騒ぎになりますが、「掃除なし」は多くの子どもたちにとっては大歓迎、というところでしょうか。

今年度からこの形をとって、15分を3日でもがんばればきれいになる、と思っての変更でしたが、なかなか思うようには行かず・・・。来年度は掃除の時間を少し伸ばそうという声も出ています。

時間を延ばしてきれいにするか、気合いを入れ直して今のままの回数、時間できれいにするか。さあ、子どもたちよ、どちらが良い?(質問しているように見えますが、話し合いで決めるのは大人です。)

さて、明日は雪予報が出ています。どのタイミングで降り始めても、慌てず、浮かれず、行動すれば危険なことにはならないはずです。ただ、歩行しているとき、すべってコントロール不能になった車には気をつけたいところです。

 

感謝の気持ちをこめて(校長室より)

6年生を送る会にむけての取り組みが始まっています。

この1年間、最高学年としての役割を与えられ歩いてきた6年生に感謝の気持ちを伝える会です。

6年生が、1年間の学校生活で6年生として成長してきたように、他の学年も同じように成長してきました。その成長の影には、直接、間接色々な形で6年生と他学年との関わり合いがあります。自分たちの成長した姿を見てもらうこと、それこそが一番の感謝を伝えることになると思います。

学年で力を合わせて、その日のためにがんばっています。どんな発表になるか、そしてどんな会になるか、今から楽しみです。

相手にわかるように伝えるために(校長室より)

問題を1つ。

下の図のA地点にロボットが向こう向きに立っています。ロボットは「向きを変えられる」「線の上を進む」「前にだけ歩く」「交差点では必ず止まる」ものとします。

 

さて問題です。

「矢印のように進んで、Bに到着するようにロボットに指示をしなさい」

 

さてどう伝えましょう。

例えば・・・「まっすぐ行って、つきあたったら左に進め。」
相手が人間なら、これが一番簡単な指示で、到着できるかもしれません。
しかし、この指示ではこのロボットにとっては不備があります。例えば「左に進め」という指示はいけません。横に歩けるロボットならば横歩きをしながら左に進むかもしれませんが、「前にだけ歩く」ロボットですからつきあたったら止まったままです。この指示では左に行けず、Bへ着きません。

どうすれば良いでしょう。

「向きを変えられる」とありますから「左に向け」という指示があればよいわけです。

 

命令されたことを正確に行うコンピュータだからこそ、意図した処理を行わせるための正確な命令が必要です。コンピュータは人の思いを推し量ってはくれません。0か1の世界です。正確に動かないとしたら、それはコンピュータが悪いのではなく、使っている方に不備があると言うことになります。

正答例としては「前に4ます分歩く。左に90度向きを変える。3ます分歩く。」となります。


こういった段取り、道筋を一つ一つ丁寧に進めていくことがプログラムを作るときに大切になります。これが「論理的な思考」ということです。こういう力を、身につけていきましょう、というのがブログラミング学習です。プログラムを作る作業を通して、考え方を身に付けてほしいというねらいがあります。

今日は6年生が理科の授業でMESHを使って「暗くなったら電気をつける。明るくなったら電気を消す。」という命令が回路に反応するためのプログラムの勉強をしていました。

 

ITの草野先生とともに、理科支援の松浦先生とも授業をしました。

正しい指示を出さないと、プログラムはきちんと動いてはくれません。

プログラミング教育、プログラミング学習、言葉を聞くと難しそうですが、「論理的な思考」という部分で言えば、学習や生活のあちこちの場面で必要なものであり、コンピュータがなくても日々鍛えられています。例えば、算数や理科をなぜ勉強しなければならないか、という問いがあれば、知識そのものを身に付けるため以外に、論理的な思考を身に付けるためということも言えるわけです。

 

小学校に来ている子どもたちは6歳から12歳でまだまだ未熟な子どもたちですから、言葉足らずでいさかいになることがあります。日常的にあります。今日も朝から、机から落ちたランドセルを見て笑ったことから起きた低学年のトラブルが校長室にやってきました。考えながら、振り返りながら人と関わることでわかっていくこと、できるようになることがあります。成長とともにという部分も大きいので大変時間がかかります。

 

とは言え、トラブルはあっても人と関わることは大切ですし、学校はその勉強ができる場所です。体験しながら学び、乗り越え方を身に付けていく場所です。いろいろな活動の中で、経験を積み、相手にわかるように伝えられる力をつけていってほしいです。

ふる協防災訓練など(校長室より)

昨日、南部地域ふるさと協議会防災訓練が行われました。

内容は、本部と各避難所との無線訓練、敷地内の防災倉庫内の備蓄品の点検、ソーラーパネル付きの蓄電池や発電機の可動確認でした。

避難しなければならないようなことが起きないのが一番ですが、自然災害は「いつ」「どこで」「どのように」起こるか全くわかりません。このような訓練をしておくことで慌てずに対応できることもたくさんあるなと実際に感じました。

担当のみなさん、ありがとうございました。

 

今日は暖かな日差しが降り注ぐ1日でした。

昼休みには、たくさんの子どもたちが校庭に出てきました。短縄をもった子どもたちも多くいました。

縄跳びチェックのために高学年のお兄さんお姉さんを探す子どもたち。

 自分ができる技を一生懸命に見てもらっていました。

 

前跳びや二重跳びで私に勝負を挑んでくる子どもたちもいます。

4年生ぐらいになると、技のキレもなかなかの子が増えてきます。気を抜くととても勝てません。

そんなやりとりの中、私に向かって短縄でたたいてきたり、砂をかけてくる子がいました。「遊んでほしかった」と言ってました。自分の思いをうまく伝えられないとこのような行動に出ることがあります。全員ではないけれど、これが低学年。もちろん叱りましたが、やってみてわかることがあります。こんな経験もしながら日々成長中。失敗は繰り返さず、次に生かせば良い。小学生ですから。

南部中、逆井中出前授業(校長室より)

南部中学校、逆井中学校それぞれから先生をお招きして、6年生対象にガイダンスを行いました。

 

小学校で生活してきて6年目。卒業後は、それぞれ中学生になり、また1年生からスタートです。新たな場所で生活することへの期待、そして不安を多かれ少なかれ感じているのではないでしょうか。

 

この時期に、中学校の先生に来ていただき、「中学校って?」というお話をしていただくことで、子どもたちのスムーズな中学校生活のスタートに一役買えればという願いの元行いました。

 

どの教室でも、子どもたちは中学校の先生の話を熱心に聞いていました。先生方への質問コーナーでは、宿題や部活のことなど子どもたちの興味があることについてだされました。

 

南部中の校長先生も温かく見守ってくださっていました。

それぞれの中学校の先生方、ご多用の中、ご来校いただき、ありがとうございました。

コミュニティ・スクール通信(校長室より)

先日、カラーで表裏のコミュニティ・スクール通信を各ご家庭、地域の皆様に配付いたしました。

表は、教育委員会が作成したもので、市内共通の内容です。

裏は、その学校独自の内容になっています。

本校では、活動が始まっていますので、4月から11月までの動きについて書かれています。本校学校運営協議会の副会長入道さんと相談して、活動内容を手書きで仕上げていただきました。

委員のみなさんとは「どんな場面で地域の方の力を学校に生かしていけるか具体的に動いてみる。そんな年にしよう。」を合い言葉にここまできました。

 

教員の働き方改革はここ数年話題に上ることが増えました。

働き方改革は「教職員が、勤務時間内で、学習や生活で子どもたちと過ごす時間・子どものための授業について考える時間の確保」のために行うことを目的としています。

 

今まで学校が当たり前に行ってきたことを見直して、削減したり、地域などの別の方々に任せたりしながら、本来行うべきことができるようにしていこうというものです。つまりは、働き方改革を推し進めて、子どもたちがおいてきぼりだったとしたら全く意味がありません。

 

以前からこの場でもお伝えしてきましたが、本校では、「学習面」「生活面」「安全面」「環境面」と4つの視点で、地域の皆さんの力を校内に取り込んでいく取り組みを始めています。

活動については、本校ホームページ「土南部小学校学校運営協議会」のここまでのコミュニティスクールのあゆみにまとめています。良かったらご覧になってください。保護者の皆さんも含めた地域の皆さんの力を学校に!がテーマです。

全校朝会(校長室より)

今日の全校朝会での校長の話です。

 

さて,いよいよ2月。今のクラスで生活してきて10ヶ月経ちました。楽しくがんばれていますか。悲しいことや,ちょっといやだなあということもあると思います。

ほとんどのトラブルは、これができていないことで起こっています。

これ↓

 

言われて嫌なとき、自分で言い返して解決できればそれはそれで良いことです。

やられて嫌なとき、自分でやり返して解決できればそれもそれで良いことです。解決できるならね。

 

でも、相手が強い、相手が何人もいる、何度言っても言ってくる・やってくるなど「自分がピンチになる時」があると思います。

 

自分がピンチの時は遠慮なく話をしてください。大ごとになるのが嫌だという人もいますが、大ごとにしないと直らない人もいます。

 

学校には大人がたくさんいます。担任の先生、隣のクラスの先生、学年の先生、音楽の先生、保健室の先生、外国語や理科や算数の先生、図書室の先生もいます。麻生先生や、教頭先生、校長先生もいます。

 

自分がピンチの時は遠慮なく話をしてください。

そして最後に全員に覚えておいてほしいことがあります。

自分がピンチの時に、大人の人に助けを求めることは悪いことではありません。

自分がピンチの時に、友達の良くないことを話すのは悪いことではありません。

自分がピンチの時に、言われたりやられたりして嫌だったことを話すことは悪いことではありません。

 

今年度、あと2ヶ月。一人一人が心がけながら、

 

目指していきましょう。

 

そして、もう一つお話。校長先生は小学生の時に2回交通事故にあっています。1回目は3年生の時、道路に飛び出して、軽トラックにはねられました。これはどう考えても先生が悪かった。

 

2回目は6年生の時、車が飛び出してきてぶつかりました。この時は車の方が悪い。

実はどちらの事故も先生は自転車に乗っていました。みんなも家に帰った後、自転車で遊びに行くときあるよね。ルールを守ることはとても大切。守っていても事故になることがあるからね。ここでは1つ1つのルールについては話さないけど、十分気をつけて放課後の時間を過ごしてください。

そんな話をしました。

 

校内書き初め展の表彰と、県の書き初め展の表彰,国土緑化運動で賞を取った児童の表彰,柏駅伝の表彰を行いました。堂々とした態度で賞状を受けとっていました。

 

生活の話では、宇佐美先生から今月の目標「身の回りの整とんをしよう」についてお話がありました。

身の回りの整理整頓とは、身の回りをシンプルにすることですし、基本に戻るという意味あいもあります。長い時間をかけて身に付けてきた、身に付けてしまったことをフラットにすることは難しいことですが、2月がそんな見直しの1ヶ月になると良いですね。

3年生(校長室より)

今日は3年3組で算数の授業を参観しました。

 

昨年の春、2年生だったこの子たちが、4月に3年生になって、10ヶ月たちました。

 

3年生としての毎日、勉強、生活、友達とのあれこれ。そんなことの一つ一つによって「年齢でなっただけの3年生」から「真の3年生」へと成長を続けています。

 

もちろん、子どもですから、未熟な部分は数え上げればキリはないかも知れません。

 

しかし、教室での彼らは確実に成長しています。担任の先生とのやりとり、子ども同士でのやりとり、学びに向かう姿勢などなどからそれを感じ取ることができます。

 

集団で生活していれば、自分の思い通りにならないこともたくさんあります。子どもたちは日々、そういうことと向き合いながら成長していくのです。無駄なことなど一つもありません。

 

真の3年生まであと2ヶ月もあります。まだまだ成長できます。がんばっていきましょう。もちろん、他の学年も同じです。3月までしっかりがんばって「真の○年生」になるのです。さあ、1月が終わります。

階段とネット(校長室より)

上り下りの安全に難ありだったなかよしジャングルへの階段の整備をしていただきました。

一段一段の高さを校舎内の階段と同じぐらいにしてもらうこと、足を置く場所の広さを確保することで、

安全な上り下りが可能になりました。

上りきったら左右に分かれる仕様にもしてもらいました。このおかげで、下りるときにスピードが落ちるのでさらに安全です。

検査が終わるまで使用できませんが、無事検査が終了したときは、有効に活用していきます。

  

こちら↓は開校初期にPTAから寄贈された巨大滑り台です。

平成20年代後半から、危険遊具として使用禁止となっています。

ここを有効活用できないものかと考えており、まず、ネットをつけてもらいました。

通常の金網の上に突き出る形となっています。

活用アイデア実現に向けて1歩前進しました。(アイデアの詳細については今しばらくお待ちください。)

 

どちらも、学校施設課にお願いして、きちんと業者さんの手によって完成しました。

安全安心に使えるよう考えてまいります。

今回のことに関わってくださったみなさん、ありがとうございました。

0127(校長室より)

寒い中、朝から走っている子どもたちの様子です。

今日は、千葉まで出張だったので、子どもたちの朝の姿しか見ることができませんでした。

寒い一日だったけれど、みんな元気に過ごせましたか?まだまだ寒い日が続きますが、体調管理をしっかりして、元気に土日を過ごせますように。

3年生保健の授業(校長室より)

3年生で手洗いの授業を行いました。今日は3組です。

指導は担任と養護教諭の2人体制です。

「なぜ手洗いをするのか」

これはみんな何かしら口にすることができます。

簡単に言えば、「手をきれいにするため」であることはわかります。

それでは、果たしてきれいになっているのか、をチェックをしました。チェッカーやブラックライトを使用しました。この授業の開始前に全員手を洗っています。

上の写真のように自分の手に残った汚れを自分の目で確かめることができます。

驚いていた子がたくさんいました。「ちゃんと洗っているのにー」というような声も聞こえました。

汚れが残っていた場所をワークシートに記入しました。

「なぜ洗うのか」、そして「あれ、正しく洗えてないかも知れない」、という所まできて、いよいよ正しい手洗いを教えてもらう時間です。

手の平や手の甲、指先など、身振り手振りで教えてもらいました。

さあ、いよいよもう一度手洗いです。

自分の手の汚れにも驚いた上に、習ったばかりなので、みんな熱心に手洗いをしました。

再チェックをしたところ、さっきよりもきれいになったと感じている児童が多くいました。

その後、保健の先生から、ハンカチについてのお話もありました。忘れてしまったとか、昨日のハンカチそのままとか、服でふいちゃったとか、そんな例も出しながらきれいなハンカチを使う大切さを教えていただきました。

感染症が流行する寒い冬。冷たい水での手洗いはただでさえ気が乗らないところだとは思います。しかし、健康で過ごすために今日学んだことをしっかり実践してほしいです。明日から、熱心に手洗いをする3年生の姿が目に浮かぶようです。

極寒(校長室より)

「記録的な寒さ」「関東が北海道になる」など色々な表現で予報されていた今日。

寒風吹きすさぶ中、よくみんな学校に来ました。敷地内は一部氷がはっている所もありましたが、寒さによる影響は特にありませんでした。登校時の混乱もなかったのでホッとしています。

1時間目から太陽も出ていたものの、ものすごい寒さは予報通りでした。それでも朝から、校庭や体育館で体育の授業はいつも通り行いました。さすがの元気な子どもたちも、先生方も寒そうでした。

体育館は室内とは言え3度でした。

業間休みも、外には出たもののあまりの寒さに引き返していった児童もいました。

勢いで外に出て冷やして体を壊しては仕方ないので、無理をせずに楽しく過ごせる方法を考える時期でもあります。

とは言え、昼休みは短縄やかけっこで楽しむたくさんの子どもの姿が見られました。

 その姿は下のフォトアルバムに!

寒さに負けるな。子どもたち。

そう言えば、給食に出たポトフ。

とても体が暖まりました。内側から暖まることも大切ですね。 

今日も注意喚起(校長室より)

寒さの本番は、今日の夕方からということなので、昨日に引き続き、給食の時間に放送で子どもたちに呼びかけました。

今後、雨や雪がぱらついた場合、路面の凍結の可能性もありますし、そうでなければ「ものすごく寒い朝だったね」で済む可能性もあります。

いずれにしても、安全に登校できるよう話しました。

①落ち着いて歩く、走らない。 

②転んだときに危ないので、ポケットに手を入れて歩かない。 の2つです。

歩行時の転倒、車の運転等、大人も気をつけていきましょう。(今日の写真は、がんばる456年生です。)

記録的な寒さ予報(校長室より)

外は差し込むような寒さを感じる1日でした。

職員室前の廊下の温度計は12時の時点で14度でした。

教室は換気をしながらとはいえ暖房をつけているので、暖かい中で子どもたちは過ごしています。

 

今週は、全国的に記録的な寒さ予報が出ており、登下校中の事故にも十分気をつける必要があります。

 

今日、給食の時間にこの件について全校に放送で呼びかけました。

 

雨や薄くはった氷の影響で、横断歩道などのペンキの線やマンホールやふたなど道路にある金属類等は大変滑りやすくなること。そして、①落ち着いて歩く、走らない②転んだときに危ないので、ポケットに手を入れて歩かない 1人1人が落ち着いて行動するようにと話しました。

普段から気をつけていれば大丈夫。でも、状況によっては普段以上に気をつけて歩いてくださいね。

体育委員会の短縄チェック(校長室より)

いよいよ始まりました。

体育委員会のお兄さんお姉さんが、下学年の短縄の技を見てあげる時間です。

月水金の昼休みという限られた時間ではありますが、1年生から4年生対象です。体育の時間だけでなく、この時間もぜひ有効に活用して、色々な技ができるようになると良いですね。

やればやるだけ上手になるのが短縄跳びです。今よりも少し上、今よりも少し上と目標を決めてがんばってください。そして、体育委員会のみなさん、ご苦労様です。ありがとう。

早帰り(校長室より)

今日は市内一斉研修日で給食後下校でした。

子どもたちは午後の過ごし方を楽しみにしている様子で下校して行きました。

 

放課後の事故の報告などはなかったので、元気に過ごせたようで安心しています。

明日、また元気な姿を見せてくださいね。

6年校外学習(校長室より)

6年生の校外学習です。

朝早くから元気な子どもたちが集まりました。この日のために準備を進めてきた実行委員さん、ご苦労様でした。

バスで幕張へ行きました。

お仕事の模擬体験ができる施設です。

施設内にある端末で、体験したい仕事の予約をしてからスタートです。

ブースは40近くありました。目移りしてなかなか決められなかった子もいるのではないでしょうか。

制服を着て、どっぷりその世界を体験できるものも多かったです。

午前10時から午後2時までの4時間で、自分でスケジュールを組んで体験します。体験した仕事の数には差があります。

発表をするような仕事の場所では、仲間思いの6年生の素敵な姿を見ることができました。

また、一般のお客さんもお見えになっていたので、小さい子と同じ場で体験したり、温かな拍手や声かけをしてあげたり、格好良いお兄さん、お姉さんとしての姿も見ることができました。

限られた時間の中でしたが、楽しそうに体験する子どもたちの様子は、どのブースにおいても大変微笑ましいものでした。

あっという間の1日で、そしてたくさん活動した子どもたちでした。帰りのバスでは眠っていた子も多かったと聞いています。しっかり疲れをとって、明日、また元気に学校に来てください。小学校生活最後の校外学習が楽しいものになったようで良かったです。

先生方も、朝早くからお疲れ様でした。

土南タイム(校長室より)

3学期最初の土南タイムでした。昼休みの校庭はとてもにぎやかでした。

昨日は雨の1日だったので、子どもたちは外でエネルギーを使うことができませんでした。

今日は、校庭の一部にはぬかるんだところもありましたが、外遊びを行うことができました。

元気に走ったり遊んでいる子どもたちの姿にたくさん触れました。

今のクラスは3月末までなので、このようにクラスごとに遊ぶのも、3学期で終わりです。縁あって一緒になったみんなと体を使って力一杯遊んでほしいです。

環境整備(校長室より)

学校施設課から担当の方々2名が来校しました。

学校敷地内にあるなかよしジャングルに向かって登っていく階段は、過去に地域の方々が手を入れてくださったものではありますが、安全に上り下りするために、何とか改善できないものかと考えていました。先日の学校運営協議会においても、敷地内の課題の1つとして話題にしたところでした。

今回、施設課主導で階段を整備していただくことになりました。今日は、業者さんがつくってくださった工事の概要について説明をしていただきました。限られた予算での工事ですので、学校としては今よりも安全に使えることを目標として行っていただきます。

改めて現場の確認も一緒にしました。

自然いっぱいのなかよしジャングルで、今よりももっと子どもたちが虫を見つけたり、遊んだりしやすくなるための工事になります。土のままではありますが、段の高さを整えていただくなど、使いやすくなることを期待しています。天気が良ければ1月末に行う予定ですが、日にちがはっきりしましたら、保護者のみなさんにはメール等でお知らせいたします。ご承知おきください。

 

昼の清掃後に、校舎内をごみを拾いながら歩いていると、2年生の教室で、ある男の子が「掃除が終わったばかりだからごみは落ちていませんよ。」と胸をはって言っていました。きっと一生懸命掃除をしたんだろうな、そう言えることが素晴らしい。そして確かにその教室はきれいでした。みんながそういう心意気で掃除をしたら、きっともっともっと学校はきれいになるでしょう。

週に3回の掃除は、自分たちでできる環境整備です。

校内席書会2(校長室より)

昨日に引き続き、体育館で校内席書会を行いました。

1、2時間目は3年生、

3、4時間目は5年生でした。

3年生にとっては学校での初めての席書会。

普段は使うことのない太い筆は扱うのが難しそうです。なかなか思うように筆を運べなかったかも知れませんが、よくがんばっている様子が伝わってきました。

5年生の中には、自分の書いた作品を並べて、比べながら、より良いものを目指してまた挑戦する子どもたちの姿が見えました。

高学年らしい、良い取り組み方だと思います。

2日間で仕上げた各学年の力作は、後日、体育館に掲示し、見ていただきます。楽しみにしていてください。

天気予報通り、日中は大変暖かく、春のような過ごしやすい陽気でした。日曜日にはまた冬に逆戻りということなので、体調管理に気をつけたいところです。

火曜日から始まった3学期。

学校に来ている子どもたちは、長かった冬休みから上手に切り替えができて、落ち着いた良いスタートを切っています。

ご自分やご家族の体調の関係でお休みしている職員が数名おり、学年や他の職員でカバーしながら今週を乗り越えました。先生方ありがとうございました。

休んでいる子どもたちも先生もご家族のみなさんも、早く元気になりますように。

校内席書会(校長室より)

3学期も3日目となり、各教室の廊下掲示に3学期の目標が掲示され始めています。

目指すところを意識してがんばって学校生活を送ってほしいです。

 

今日と明日で、体育館において校内席書会を行っています。

12月に練習、冬休みに練習、そして今日の前半の練習、時間の後半は本番です。

冷え切った体育館で、今日は1・2時間目に4年生、3・4時間目に6年1・4組、5・6時間目に6年2・3組が取り組みました。

たくさんの人がいる中で、集中することは簡単なことではありません。2文字まで集中して3文字目で途切れてしまったり、1文字目を書こうとした瞬間に筆の墨汁が紙に落ちてしまったり、それぞれの場で色々な小さなドラマが起こっていました。

それでも、目の前の用紙に向き合って筆を動かす姿はどちらの学年も大変格好良かったです。 

 

休み時間にはストーブの周りに集まって暖まる姿が見られました。

朝晩の冷え込みが厳しいです。風邪などひかないよう気をつけていきましょう。

 

教育委員会にお願いしていたコミュニティスクールののぼりが届きました。

地域にある学校として皆様のお力を頂戴しながら教育活動を進めていく、それがコミュニティスクールです。改めまして今年もよろしくお願いいたします。

3学期給食開始日(校長室より)

(昨日の記事を作成して、アップしないまま勤務を終了してしまいましたので今朝あわててアップしました。昨日の記事です。)

昨日、校舎内を回っているときに、何人かの子どもたちから「校長先生あけましておめでとうございます」と声をかけられました。新年だもんなあ、と思いながら回っていると、4年生のある女の子に「校長先生はどうして先生になったんですか?」と聞かれました。(写真は今日の子どもたちの様子です。)

突然のことで、いくつかある理由の1つを伝えたその後に「あなたには何かなりたいものがあるの?」と聞き返してみたら、その子が今なりたいと思っているものを理由とともに教えてくれました。

新年を迎えて、自分の将来の夢を思い描いたのかも知れません。

私がはっきりと教員を目指して具体的に動き出したのは高校2年16歳の時でした。4年生は10歳とすれば、私が本気で自分の将来と向き合った年と6年差はあるものの、6という数だけで見れば、そんなに大きな差とも思いません。彼女が、今思い描いた将来の夢は、現実のものとなるかも知れません。

何より、目指すところがある毎日は素晴らしい。

子どもたち1人1人が、この小学校という建物の中で色々なことを考えて生活しているのですね。

もちろん、「今日の給食はなんだろう」と目の前のことを気にしながら過ごす子どもたちだっています。楽しみですから。というわけで、今日は3学期の給食開始日です。

朝早くから調理員さんがつくってくださる栄養満点の給食です。

バランス良く食べて、元気な体づくりに役立ててほしいです。今日ももりもり食べよう。

3学期始業式(校長室より)

始業式です。

校長の話です。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今日から3学期が始まりました。3学期は次の学年の準備のためにあるのではありません。4月を心待ちにして過ごす日々ではないのです。何となく春になれば良いことが起こるなんてことはありえません。

1年生は、「2年生になったらがんばります」。2年生は、「3年生になったらがんばります」。3年生は「4年生になったらがんばります」。

4年生は「5年生になったらがんばります」。5年生は「6年生になったらがんばります」。6年生は「中学生になったらがんばります」。

いやいや、月が3月から4月になるくらいでがんばれるわけがありません。自分が本気を出して変わろうとしなければ、今できないことが急にできたりはしないのです。

もし、4月になったらがんばろうと思っているなら、今、今日からがんばりましょう。3学期はそういう3ヶ月です。今の学年のまとめの期間です。

一人一人にとって楽しい学校になるよう応援しています。

校長先生の話を終わります。

 

生徒指導担当の宇佐美先生からは今月の生活目標「生活のリズムを整えよう」についてのお話でした。

 

始業式後の各クラスでは、3学期の係決め、目標決め、席替えなどが行われました。

初日から色々始まりますね。子どもたちは久しぶりの学校で元気に過ごしていました。いよいよ3学期です。1日1日を大切にがんばっていきましょう。3月31日に「真の○年生」になるために。

保護者のみなさん、地域のみなさん、引き続きのご理解ご協力をお願い申し上げます。

1月4日(校長室より)

あけましておめでとうございます。

昨日までで機械警備が終了し、今日は令和5年、2023年の仕事始めです。

4月始まりの学校としては、まだまだ令和4年度途中でありますが、年明けは1つの区切りであり、心新たにがんばろうという気持ちになります。

子どもたちが登校するまではもう少し期間がありますが、教職員一同新学期に向けて心の準備をしていきます。

子どもたちやご家族のみなさん、元気にお過ごしのことと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

 

終業式(校長室より)

終業式の中で、代表の児童が2学期にがんばったことを発表しました。

1年生は3つのこと「国語」「算数」「持久走」についてでした。

計算カードをお家で一生懸命取り組んで計算が速くなったことを発表し、「苦手なことでもできることを増やしたい」という思いを発表しました。立派です。できないから終わりではなく、努力する、まさにこれが学ぶということです。

4年生は「音楽発表会」についてでした。

指揮者になるオーディションに合格するために努力を続けたことから、「継続は力なり」「努力はむくわれる」ということを実感したと発表しました。努力してもできることばかりではないのだけれど、努力は裏切らないという体験ができたことは素晴らしいことです。成功体験ですね。

 

発表していない子どもたちの1人1人にも、きっとこの2人と同じような体験があるでしょう。どんな2学期でしたか。

 

終業式の校長の話。

 

2学期はいろいろな行事もあって、毎日みなさんが、楽しそうに生活しているのを見て、校長先生もとてもうれしかったです。


それでも、いろいろなクラスで小さなもめごとはありましたよね。みなさんはまだまだお子ちゃまなので、そういうことがあるのは仕方がないと思います。そういうことを経験しながら大人になるのです。でも、自分たちだけで解決できない時は大人の力を借りることも大切なことです。学校には、今目の前にいる担任の先生だけでなく、隣の教室にも、職員室にも、保健室にも、校長室にも、たくさん先生がいます。必ずみんなの力になります。ぜひ相談してください。

そしてもめごとの原因がこれ↓

だとしたら、今後も気をつけてほしいと思います。(2回読みました。)

さて、あとは4つのこと。できた?できた?できた?できた?

3学期もがんばっていこうね。

さて、今日、みなさんに通知票を渡します。がんばったこと、がんばってほしいことが書いてあります。必ずお家の人に渡してくださいね。

体調を崩している子や先生がいます。感染症や事故に気をつけて、1月10日に元気なみんなと会えるのを楽しみにしています。良いお年を。

 

生徒指導の宇佐美先生からは冬休みの過ごし方についてお話ししました。

「規則正しい生活を」「安全面(病気・お金・事故など)」の2点についてです。詳しくは冬休みのしおりでご確認ください。教室でも事前指導は行っています。

 

2学期が終わります。いろいろなご意見をいただきながらの毎日でした。子どもたちのためにできることを考えながら引き続き教育活動を行ってまいります。

保護者のみなさん、地域のみなさん、ご理解ご協力感謝申し上げます。ありがとうございました。良いお年をお迎えください。 

冬至(校長室より)

日の出から日の入りまでの時間が最も短い日、今日は「冬至」でした。

学校は、短縮日課となり3時間授業でした。

終業式前日ともなると、教科書を使って授業をするクラスはほぼありません。(ちなみに写真は1時間目の様子です。)

テストをしたり

まとめのプリント学習をしたり

 卒業文集に取り組んだり

 冬休みのしおりを使って、事前指導をしたり

この後のお楽しみ会のレクを考えたり

実際にレクをしたり

 それはもうクラスによっていろいろでした。

5年生は2クラスそれぞれの教室をリモートでつなげて、合同のレクをしていました。

工夫次第で今までできなかったこともできるのですね。

どんな活動でも、そこにいて、一緒にすることで何かしらの学びにつながります。

毎日毎日がんばって過ごしてきた2学期の学校生活も残すところあと1日。明日はいよいよ終業式。そして通知票です。

子どもたちが担任の先生の前で表現した部分を評価したものが通知票です。通知票に書かれていることは子どもたちのほんの一部でしかないことは言うまでもありません。重きを置きすぎる必要もありませんし、軽視するものでもありません。「できたこととできなかったことがある、できなかったことをがんばろう」と次につなげてほしい、そういう願いで出しているものです。2学期のお子さんのことが伝わればと思います。

2学期給食最終日(校長室より)

学期末を迎え、2学期の給食も今日で最後でした。

給食室ではいつも通り、朝早くから給食の準備が始まりました。

 

コロナウイルス感染症の影響で、どんな仕事でも、本人、ご家族がかかった場合には一定期間仕事をすることができません。給食室においてもそのような影響を受けた時期もありました。限られた人員で行う作業なので、足りないときには本社からヘルプさんが来てくださるなどの対応もとりながらここまで給食を提供していただきました。

 

安心安全な給食提供に向けて、日々いろいろなことに気をつけながらの作業でもありました。

 

施設面の不備でボイラーに火が入らず、冷たい水での作業が続いた期間もありました。この冬を迎えるギリギリの所で学校施設課さんや業者さんのおかげで今は温かいお湯で作業ができています。ありがとうございます。

 

多くの子どもたちにとって、給食は学校での楽しみの1つです。そして、またそれは成長を支える大切なものです。

 今日も、子どもたちはもりもり食べていました。子どもたちよ、この調子で大きくなっていこうではないか。

 

調理員のみなさん、栄養士の秦野先生、おいしい給食ありがとうございました。

 

さて、給食は保護者や我々教職員の支払う給食費でその全てをまかなっています。

あるところに全校児童2名の学校があったとします。
一人あたりの給食費を265円とすると、

 

きちんと納入されれば、530円で2人分の食材を用意し、1人265円分の給食を食べることができます。

しかしもし、何かの事情で、Bさんの給食費が納入されなかったらどうなるでしょう。

 

265円しかありませんから、この金額で買える食材で給食を作り、2人分にしなければなりません。

 

つまり1人あたり132.5円となります。
予定していたデザートが減るかも知れません。一人分の量が減るかも知れません。どこかにしわ寄せが生まれます。

栄養士の先生が、必要な栄養価を計算しながら毎月の献立を作成し、材料を発注し、毎日調理員さんが給食を作っています。給食費の納入が数名でも滞れば、上のようなことが起こります。調整しようにも、食材を購入するお金が足りなければ、当然しわ寄せは起こります。それは、子どもたちの1人1人の給食に直接関わってきます。
給食費を初めとする校納金につきましては、引き続きのご協力をお願い申し上げます。 

2学期最後の土南タイム(校長室より)

空気は冷たい中でも、暖かな日差しの元で今学期最後の土南タイムでした。

たくさんの子どもたちが外に出て、普段の校庭よりもにぎわっていました。

ここ数日の朝方は、冷え込みによって霜が降りて地面が凍っているのですが、太陽光で暖まると溶け出し、時間が経つにつれて校庭のあちこちがぬかるみます。

全力で走っていると、足を取られてすべって転ぶ子が続出します。今日も、上下とも着ているものがドロドロになっている子がいました。こけて汚れると戦意は確実に喪失します。気をつけて遊ぼうね。

日なた、日陰関係なく元気に遊ぶ子どもたち。

2018年の国立青少年教育振興機構による調査から、「家や近所の人から褒められた経験が多かった人」や「家族でスポーツしたり、自然の中で遊んだこと、友達と外遊びをしたことが多かった人」は自己肯定感が高い、という傾向が現れたそうです。

今、本校も含めてあちこちで話題になっている「自己肯定感」。これを育むために、「大人からの評価」と「外遊びやスポーツの経験」が影響しているということなのです。もちろん子どもたちは、自己肯定感を高めるために遊んでいるわけではありません。楽しいから遊んでいるわけです。それでも楽しく何かをしながら、何かの力がついていくなんて最高ですね。

何回かこの「校長室より」にも書きましたが、「縁あって一緒に過ごすことになったクラスの仲間と、好き嫌い関係なく、体を使って外で元気に遊ぶ」という経験は小学校が最後ではないか、まさに今しかできないことと言っても良いのではないか、と思います。

寒い中ではありますが、たくさん外に出て遊んでほしいなあと、昔、昔、子どもだった大人であるものとしての願いです。

さて、子どもたちの欠席も微増中ですが、職員の中にも、ご自身の体調不良、こ家族の体調不良が理由で、やむなくお休みをしている者たちがいます。みなさん、どうかお大事にしてください。学校のことは校内で力を合わせて、学期末を乗り越えていきます。

保護者のみなさんも十分気をつけてお過ごしください。

2学期最終週(校長室より)

朝の8時ごろに、非常火災報知器のベルが鳴り続け、1階の自動防火シャッターが4ヶ所下りるという出来事がありました。その後の業者さんの点検で、「誤動作によるもので原因は不明」ということだけわかり、全ての復旧が9時半までには終わりました。

校内放送で「火事などが起こっているわけではない」ことは伝えましたが、低学年の子どもたちの中には、止まってはまた鳴るベルの音に不安になってしまった子もいたようで、こわい思いをさせて申し訳なかったと思います。

職員室にいた先生方は、2階や3階の様子を進んで見に行ったりと、よい動きをしていました。ありがとうございました。

今日の出来事による、トラブルやけがなどはなく、ホッとしています。

(上の記事中の写真は、6年4組の図工の作品の一部で、暗くした理科室で鑑賞しているところを撮ったものです。とてもきれいでした。)

 

2学期最終週の月曜日を迎え、教室を回ってみると、空席が増えているように見えます。実際に、ここへ来て、体調を崩す子どもたちが増えています。

世の中では、感染者の数が増えているという報道が続いていますが、学校としては変わることのない基本的対策をしながら、させながら、集団生活を続けています。

ぐっと冷え込みも強まっています。よく食べて、よく動いて、よく寝て、免疫力を下げないように気をつけていきたいですね。

今日も、外で元気に縄跳びをしたり、ボール遊びをしたり、走り回って、太陽の日差しをたっぷり浴びている子どもたちがたくさんいました。

最後の5日間、元気に過ごせるように健康管理に気をつけていきましょう。

水は冷たいけれど、手洗いうがいもしっかりね。

4年生 命の授業(校長室より)

助産師の足立先生と小路先生を講師としてお招きして、命の授業を行いました。

お二人は長きにわたり学校現場で命の授業をしてくださっています。小路先生は本校の元保護者でもある方です。

私が初めてお二人のお話を伺った頃と今では、基本的に大切なことは変わらないものの、性的マイノリティなど扱う内容は増えているなあと感じました。

今回は、4年生3クラス、各2時間ずつ昨日と今日2日にわたって授業をしていただきました。(写真は4年1組の様子です。)どのクラスでも、前半は足立先生、後半は小路先生による授業でした。

足立先生からは、思春期から大人になっていくまでの体の変化やそれに伴う心の成長についてのお話でした。初めて聞く言葉や、専門的な言葉もたくさん出てきましたが、大切な言葉は使い方や使う場面、場所をきちんとわきまえてほしいという願いや、自分の心や体を大切にしてほしいというメッセージが子どもたちにまっすぐに伝わっていくのを、一生懸命話を聞いている子どもたちの姿から感じました。

小路先生からは、命というものがどのように始まり、はぐくまれていくかというお話でした。興味のあることだからこそ、最後まできちんと話が聞けるように、初めに「性」について大切な4つのことをおさえた上でお話を進めてくださいました。前半同様に子どもたちがとても真剣に話を聞いていた姿が印象的でした。

大人になるということについてや、その時期には違いがあること自分の心も体も自分で守る力をつけていくのが大切であること興味があったときに正しい情報を得る方法について、性的マイノリティについて信用できる大人に話をする大切さ自分らしさや他人のその人らしさを大切にしていけるようになってほしいなどなど、全てを書けないぐらい大事なことをたくさん伝えていただきました。休み時間に子どもたちがスッとお二人に近づいていく姿も微笑ましい光景でした。

大切なことであるからこそ、今後も同じような話をあちこちで耳にすることがあると思います。そして、本当に自分事になったときに悩んだり、知りたくなったりすることもあるかもしれません。

ネット情報など、情報はあふれるほどに存在しますが、正しいことばかりではないかもしれません。誇張されていることやまことしやかな嘘もあるかも知れません。また、人の脳は刺激を求め続けるものであると本で読んだことがありますから、受け手である自分自身が、より刺激的なことを求めてしまうこともあります。その中でバランスをとりながら、正しい知識を得て、身も心もゆっくりと大人になっていってほしいと思います。

 

これから大人の階段を上っていく4年生。とても良い態度で学べていて立派でした。お二人の先生の伝えたかったことも、その思いや願いもしっかり受け止めていたのではないかと後ろで見ていて感じました。

足立先生、小路先生、貴重で大切なお話をありがとうございました。

学校運営協議会(校長室より)

第3回学校運営協議会を開催しました。

今年度の学校運営協議会の会長である西條様(南部地区青少協会長)からご挨拶をいただいた後、

校内の学級の様子を参観していただきました。

2学期もまとめの時期を迎え、それぞれの教室では、一斉授業の形ではなく、個人で作業をしているクラスなどもありました。1人1人が課題に向き合っている様子や掲示物なども見ていただきました。南部中の植松校長先生からは「学習中の子どもたちの様子から、学年が上がることでの確実な成長を感じる」という感想もいただきました。

委員の方々が教室に入ると、振り返って手を振る子どもの姿も見られました。地域と学校がつながっていく良さを感じる瞬間です。

その後、コミュニティルームに戻り各グループの活動報告及び、意見交換をしました。

「丸つけ隊」や「見守り隊」はここまで継続的に活動をしながら、子どもたちとのつながりを積み上げてきています。

校内の施設である岩石園、なかよしジャングルへ続く階段、巨大滑り台のこれからについては話題となり、何かしら具体的な動きにつなげていきたいと考えています。

コミュニティスクールとなって「地域の力を学校に」を合い言葉として少しずつ歩み始めた令和4年度。

大きく分けて、学習面、生活面、環境面、安全面で地域のみなさんのお力を借りながら、活動を積み上げてきています。委員のみなさん、引き続き地域と学校をつなぐパイプ役として、また実動委員としてもよろしくお願いいたします。

成長(校長室より)

担当の子どもたちが、登校してくる子どもたちに声をかけながら、赤い羽根の募金活動に励んでいました。

朝早くからご苦労様でした。


校舎の東のはじっこに行くと、隣にある保育園の園庭が見えます。

そしてそこで過ごしている子どもたちの姿が見えます。0歳から6歳の子どもたちですが、今、園庭にいるのが何歳の子どもなのかまではわかりません。

ただ、今度の4月に1年生に入学する年齢の子どもたちもいるわけです。
「4月に1年生になる子たちがここにいるんだなあ。この子たちも国語や算数などの勉強をするようになるんだなあ。」という思いでその子どもたちの姿を眺めていると、8ヶ月小学校で過ごしてきた今の1年生の成長を感じます。

縁あって同じ地区に住んでいるという理由で、その地区の学校に入学して、一人の担任の先生とともに学校生活を続けてきた1年生。

集団で生活していくために、自分のことより全体のことを先にする、やるときはみんなで一緒に取り組む、など身に付けていかなければならないことはいくつかあります。そういったことは入学したら全員にすぐできるものでもありません。1年生としての毎日の生活の中で、少しずつ少しずつ身についていくものです。

生まれ月による成長の差もあるでしょうし、そもそも全員が同じスピードで大きくなっていくわけではありません。それでも、縁あって一緒になった同い年の子どもたちの中で1人1人成長していきます。まだまだ未熟ですからいろいろなことが起こります。子どもは大人とは違う生き物ですから、言ったらわかる、というものでもありません。しかし、身の回りで起こる全てが成長のための栄養になっていきます。

今、12月の中旬になり、改めて1年生を見たときに、自分の席に腰掛けて学習したり、先生の問いかけに手を挙げて反応したり、先生の指示に従って行動したりというその姿から感じられる成長をうれしく思います。人の中で育っているなあ、と感じます。もちろん、真の1年生になるのは3月末ですから、まだまだ完成しているわけではありません。できないこともあります。

たっぷりと1年生としての勉強や生活を友達と一緒にすることで、完成に近づいていってほしいです。保護者のみなさんも、そんな風に、慌てることなく子どもたちを見守っていただけたら、と思います。がんばれ、1年生。

短縮日課最終日(校長室より)

今日は朝から冷たい雨が降っていました。2時間目頃には一度やみましたが、校庭はこの通り。外では遊べません。

昼休みがない短縮日課は、業間休みが外で元気に遊べる唯一の時間ですが、今日はそれも叶わず、子どもたちは室内で過ごしていました。

図書室をのぞいてみると、本を選んでいる児童、席に腰掛けて選んだ本を読んでいる児童がいました。「雨の日は室内で静かに過ごしましょう」とはよく言われる言葉ですがまさにそんな感じです。

他の教室をのぞいてみると、前の授業の課題の続きをしていたり、

 

何人かで集まって遊んだり、話をしたり、その過ごし方は様々です。

6年生は廊下で話をしたりしている子どもたちも目立ちました。

いずれの子どもたちも、うれしそうに過ごしている様子がマスク越しにも伝わってきます。自分が小学生だったときも、休み時間を心待ちにしていたことを思い出します。いつの時代も子どもは子どもで変わることがありません。

めりはりのある生活を送るためにも、勉強するときは勉強する、遊ぶときは遊ぶという切り替えが大切です。そういう意味で、休み時間はオフですから、けがをしない程度に楽しい時間にしてほしいです。

金曜日から3日間進度調整日として児童は早帰りでしたが、放課後の事故等の連絡もなくほっとしています。みんな有意義な時間が過ごせたかな。

4校合同演奏会(校長室より)

土曜日に南部地区合同演奏会が開催されました。主催は南部地区青少協です。

音楽を通しての交流を目的とした本行事もコロナの影響を受けてきました。昨年度に引き続き観客を入れ替えすることでの開催を決定していただき、各学校準備を進めてきました。

小学校2校、中学校2校の計4校が参加しました。

音楽は、1人でも楽しめるものです。しかし、2人、3人と増えていくことでさらに楽しめるものになります。そしてさらには、それを聴いてくださる人がいることでさらに楽しいものになっていきます。

中学生が、小学生に向かって「中学に入学したらぜひ一緒に音楽を楽しみましょう」と声をかけていました。こうやって、その後につながっていくことも楽しみなことです。

逆井中学校が有名な演歌を演奏したときに、マスクの下で思わず口ずさんでしまった自分に気づくとともに、もし、ここに私どもより先輩の地域の方々が観客としていらしたら、マイクを回したりして歌っていただいたのかもしれないな、なんてことを考えると、さらに交流の幅が広がっただろうと思いました。コロナ以前であれば、実際にそのような光景はあちこちの会場で見られたものです。「来年は一般の方々も参加できる形にしたいですね」と南部地区青少協会長の西條さんともお話ししました。

いずれにしても、当日の発表会を支えてくださったのは、スタッフのみなさんです。会場の南部中の関係者のみなさん、青少協担当のみなさん、準備、後片付け等ありがとうございました。4校の児童生徒にとって、この音楽祭は本当に有意義で楽しい体験につながったはずです。引き続き地域の子どもたちのためによろしくお願いいたします。

音楽部のみなさん、良い発表の場で演奏、合唱できて良かったですね。温かな発表でした。担当の先生方、ありがとうございました。

 

学ぶということ(校長室より)

12月6日7日の2日間、講師の先生をお招きして書き初め練習会を行ったのですが、5年生を教えていただいた時の子どもの様子についての講師の先生のお話が印象的でしたのでご紹介します。

外部から来た先生に教えていただくわけですから、それなりの姿勢で臨むことは大切なことです。その学ぶ態度についても素晴らしかったという話だったのですが、それ以上に、その時間の中で、「ここがうまくできない」「ここを教えてほしい」と直接講師の先生に声をかけてきた子どもたちがいたのだそうです。これについて、大変喜んでいらっしゃいました。

「学ぶ」「やってみる」そして、「できた」あるいは「できなかった」で終わらずに、「できるようになりたい」と思えたわけで、さらに行動できたという話です。

勉強はだれのためにするものか、自分のためのものです。短い時間の講師の先生との関わりの中でそういう気持ちになれたことも、もう一歩踏み込んで行動できたことも、学ぶ姿勢としてとても立派な姿だと、講師の先生の話を校長室で聞いていて思いました。

やってみても、できることばかりではないのが学習です。それでも、「できないことがある」「わからないことがある」そこが本当の意味での学びのスタートです。簡単にあきらめずに粘ってみるというその姿勢で今後もがんばってほしいなと思います。

 

ちなみに、講師でお招きした戸沼先生は市内で校長先生をされていた方で、その当時の学校に、5年担任の小藤田先生が子どもとして在籍していたというエピソードがあります。

自分がかつて仕事をしていた学校の子どもがこんなに大きくなって自分で決めた仕事をがんばっている姿を見て、それも大変喜んでいらっしゃいました。ここでの再会も「縁」ですね。

 

さあ、12月も中旬に入ります。

暗くなるのも大分早くなっています。明日12月10日(土)から12月19日(月)までの10日間は冬の交通安全運動期間でもあります。昼の放送でも子どもたちへ呼びかけがありましたが、とびだしなど危ないことをせずに、交通事故等に十分気をつけて生活できますように。

今日もぽかぽか(校長室より)

2時間目に校庭で何クラスかが外で活動していました。

1年生は画用紙とクレヨンを持って、外に出ていました。図工ですね。

絵を描いています。

どうしてわざわざ外で描いているのでしょう。気持ちの良い天気だからかな。

いえいえそうではありません。

でこぼこしているところに紙を当てて絵を描いているのです。

字や絵は平らなところでかくのが一般的ですが、あえてそうではない場所を探して紙を置いて絵を描くことで、不思議な線や模様を楽しむわけです。

いろいろな場所へ移動しながら、楽しみながら活動していました。

この子は、空の模様と、鳥の模様は別の所で描いたことがわかります。いいね。

 

3年生が鏡を片手に何かしています。

今日は良い天気なのでこの授業をするには最高のコンディションと言えます。

鏡で光を集めて、その周辺の温度を測るという理科の実験です。グループごとに力を合わせて、同じ的をねらって光をあてるわけですが、これがなかなか難しい。手に持ったり、置いてみたり、どうしたら安定して実験できるか考えながらがんばっていました。

 

のぞみ学級はTボールを

4年生はキックベースを行っていました。

ここ数年の野球型のスポーツは、ルールがいろいろ工夫されていて、特別な技術や知識がなくても楽しめるようになっています。やはりスポーツは誰にでも点数をとるチャンスがないとつまらないものです。男女関係なく、経験のあるなしに関わらず、みんなで力を合わせて活動できるものになっていて、すばらしいなあと思います。

 

何をしていても気持ちの良い暖かさでした。

冬の遊び(校長室より)

気温はぐっと下がっていて、冬本番という感じの1日でした。

それでも日中は暖かな日差しもあり、休み時間には気持ちよさそうに外で過ごす子どもたちの姿が見られました。

遊具で友達と遊ぶ子どもたちの姿を横目に、

ついに増えてきました。この風景。

短縄跳びの季節がやってきました。

友達と一緒に取り組む子どもたちの中に先生の姿も見えます。大人も子どもも一緒に取り組める短縄跳び。たくさんの技がある短縄跳び。やればやるだけ上達する短縄跳び。

うれしそうに取り組んでいる1年生の動きを見ていると、腕の振り方が必要以上に大きかったり、良いタイミングで跳べていなかったり、ちょうど良い位置での構えができていなかったり、最初はぎこちない動きが目立つ児童が多くいます。とは言え心配はご無用です。最初はだれでもそうだからです。はじめはうまくできないことばかりですが、回数を重ねることで動きはどんどんスムーズになっていきます。大切なのは、あきらめないこと。自分のペースで良いのです。ぜひがんばって取り組んでいきましょう。

子どもは風の子、短縄片手に外で体を動かしていきましょう。そして、免疫力を高め、病気に負けない元気な体づくりをして、しばらく続く寒い冬を乗り越えていきましょう。

書き初め練習会(校長室より)

今日と明日で書き初めの練習会を行います。場所は体育館です。

講師は戸沼先生と言って柏市で校長先生をされていた先生です。本校では昨年度から卒業証書の子どもたちの名前も書いていただいています。

今日は4年生と6年生でした。

指導用に動画を作っていただきました。それを見せながら、マイクで説明を実際に付け加えて子どもたちに練習をさせていきました。

3年生から6年生向けにお手本も作っていただきました。それを使いながら、字の形や大きさに気をつけて書く方法を教えてくださいました。上手に書けるようにがんばって練習してほしいです。

初めての指導に一生懸命ついていきがんばる6年生。限られた時間ではありましたが、今日学んだやり方を生かして本番までの練習や本番もがんばってほしいです。

戸沼先生、本日はありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。

 

3年生かぶ農家見学(校長室より)

青空の下、3年生が、近隣のかぶ農家の見学に行きました。

写真中央が、清水農園さんのご主人の清水さんです。

まずは、畑での作業について順を追っての説明です。

肥料まきから収穫までの流れにそって、その様子を見せてくださいました。

実際に、実物を使っての説明で、子どもたちはメモをとりながら、集中して見ていました。

次は、家での作業です。選別から出荷までの流れを教えてくださいました。

 メモメモ・・・。

その次は質問コーナーでした。子どもたちから出た質問をまとめて前もってお渡ししていたのですが、たくさんあるにも関わらず、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。とてもわかりやすかったです。

メモメモ・・・・・・。 

最後は、1人3つのかぶ収穫体験をし、お土産にいただきました。

「校長先生、こんなおおきなものをとったよ」とうれしそうな子どもたち。おいしいかぶをご家族のみなさんと召し上がってくださいね。

実物や本物に触れることは、子どもたちにとってとても大きな学びにつながります。大変貴重な時間になりました。

清水さん、今日は子どもたちのために時間をつくってくださり、ありがとうございました。

何が始まるのでしょう(校長室より)

昼休みの校庭の様子です。

 何が始まるのでしょう。

 

遊具設置のために工事車両が入っている風景です。

 

遊具の老朽化で、ここ数年、校庭からは遊具の撤去が進んでいました。新しい遊具を望む声も子どもたちから聞いたことがあります。市内の創立50年前後の学校はどこも遊具の老朽化が進んでいます。

遊具は、何よりも安全第一なので、基礎からしっかりさせる必要があるため、かなりのお金がかかります。学校に毎年配当されている予算ではとても設置できません。そのため、市が計画的に設置していくことになっています。今回、本校には鉄棒とジャングルジムが設置されます。

広場と一緒に遊ぶ人がいれば遊びは成立しますが、遊具があることで遊びの幅も広がります。普段の生活では使わない体の部分やバランス感覚が鍛えられる場合もあります。

「校長先生、何ができるの?」「鉄棒とジャングルジムだよ」「やったー」と喜んでいる子どももいました。

遊具はなくても、外で元気に過ごす子どもたちの姿を見てうれしく思います。

 新しい遊具で遊ぶ子どもたちの姿も楽しみにしていてください。

交流会スタート(校長室より)

1ヶ月前に事前指導をした「つくし特別支援学校との交流会」。いよいよ、今日からスタートです。

今日は本校6年1組とつくしの4年生との交流会でした。1日1交流で進めていきます。

体育館でオンラインでつながりました。

体育発表会で披露したダンスや、体育で学んだマット運動を見てもらいました。つくしの4年生の子どもたちは画面越しに演技を見て拍手をしてくれたりしました。

直接会って交流する形はとれませんでしたが、それぞれが発表をしてそれを見あうという形で、昨年度の作品交流よりも一歩先に進んだ取り組みができました。

直接会わなくてもできることはないかと、本校相澤教諭とつくしの担当の先生で相談しながら、学年とも連携を取って準備してきました。関わってくださったみなさん、ありがとうございます。交流会は、まだ続きます。私も、今日以降まだまだ続く交流会を楽しみにしています。

1日1日を大切に(校長室より)

朝降っていた雨も業間休みの時間にはすでにやみ、うっすら太陽が見えていました。

グランドのコンディションが悪く、持久走の練習はありませんでした。昼休みは水たまりをよけながら外で元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られました。

 

今日は、3年生、6年生の読み聞かせでした。

おはなしジャングルのみなさん、ありがとうございました。

 

上旬、中旬、下旬という区切り方をすると、11月も下旬に突入です。

1日1日を大切にしたい、大切にしてほしいと思いながらの毎日です。振り返ってみた過ぎた時間は、誰にとってもきっとあっという間だと思います。

毎日毎日同じことの繰り返しのように時間は過ぎていきますが、その中で、子どもたちはいろいろな勉強や経験をしながら、そしていろいろ感じながら生活しています。その一つ一つは、必ず成長につながっています。

努力しても、できることばかりではない、わからないこともある。それでも、その時間をその場所で過ごし、できることを積み上げていこうとする姿は素晴らしいと思います。真面目にがんばることはとても素敵なことだとも私は思います。

実りの秋と言われる、何事にも取り組みやすい時期である10月11月も終わりに近づいています。日中は暖かい日もありますが、季節は確実に冬に変わっていきます。過ぎた時間はあっという間に感じますが、この時間、この日々にがんばった分は必ずみなさんの成長につながります。来年の3月31日に本当の意味での1年生になれば良いのです。2年生になれば良いのです。3年生、4年生、5年生、6年生になれば良いのです。

まだまだその日までたくさんの日があります。それぞれが「真の○年生」を目指して、1日1日を大切にがんばってほしいです。

安全に活動(校長室より)

朝夕の寒さが冬の訪れを感じさせます。

しかし、晴れた日の日中は日差しが暖かく、とても活動しやすいのでうれしいです。

今日は金曜日です。持久走練習は月水金の業間休みですので練習を行いました。今日、校外学習の5年生はいません。

クラスごとにだいたいの集合場所が決まっていて、その場所で校庭に流しているラジオ体操の音に合わせて準備体操をします。

体調が良いのに、体操服やカードを忘れてしまったときには、クラスから離れて、教務主任の麻生先生のところに集まります。

いきなり走るのは危ないので、準備運動でしっかり体を温めます。

先生も同じです。

その後、低学年、中学年、高学年用に3つに定めたコースを走ります。

曲に合わせて走ります。全部で3曲です。1曲めが終わると低学年が終わりです。2曲目が終わると中学年が終わりです。高学年は3曲目が終わるまで走ります。こうして、コースだけでなく、走る時間もかえて取り組みを続けています。

麻生先生のグループは、トラックの内側を逆向きに歩きます。少しでも体力づくりを、という配慮です。第2回記録会までもう少しです。限りある練習に毎回参加するために、忘れ物をしないよう、引き続き、お家でもお声かけをお願いいたします。

子どもたちに声をかけながら走っている先生方もいます。

声をかけながら逆向きに走っている先生もいます。

同じ場所にいる先生もいます。それぞれの関わり方で、子どもたちの様子に目を向けながら、安全な活動を心がけています。

マスクは外してよいと声をかけながらの活動です。ここ数年、日常的に見られないことが多い「子どもたちの顔、その表情」が見られるうれしい瞬間です。元気に走っていますね。

記録会まであと少し。超えるべき目標は今日の自分。日々成長なのです。

がんばれ、子どもたち。

避難訓練(校長室より)

今日は避難訓練を行いました。

訓練のテーマは「竜巻から身を守る」です。

まず、教室での避難の動きを知るために、モデルとなったクラスでの避難動画を見ました。

防災頭巾をかぶり、椅子をどかし、机を窓から離れた方へ寄せながら、1列ずつ身を隠す。

動画を見終わった後には、教室で練習をして、訓練に備えました。

集団で生活しているので、何か避難が必要なときに大切なのは、バラバラにならないこと、つまりは「行動をそろえること」です。そのためには管理職や教職員の無駄のない指示も必要になります。

↑みんな机の下に隠れています。

どのクラスも、緊急時を想定した今日の避難訓練で、担任の指示に従ってそろった行動をとることができていました。こういった、いざという時には、きちんと指示が通るということは、普段も「やろうと思えばきちんとできる」ということです。

1年生に注目して見ていても、この瞬間にふらふらしている児童はいませんでした。

これはとても大切なことです。

繰り返しになりますが、学校は、集団で生活する場所であり、行動をそろえる場所です。

今日の訓練時の子どもたちの動きを見る限りでは、「あっ、先生の話をきちんと聞いて、動ける子どもたちなんだな。」と思いました。

命は1つ。訓練ばかりするわけにもいきませんが、その時々の訓練が子どもたちにとっても先生方にとっても意味のあるものになるよう続けていきます。

先生方、子どもたち、お疲れ様でした。

柏市学力学習調査(校長室より)

柏市学力学習調査を行いました。

柏市のホームページにも載っていますが、この調査の目的は「義務教育期間を通しての各児童・生徒の経年変化や傾向を見取ることにより、教育指導の充実や学習状況改善を図ることを目的とする。」と定義されています。

1時間目国語、2時間目算数、3時間目生活アンケートというように時間をそろえて校内一斉に行いました。

1問10点のワークテストをテストと思っている1年生は、問題数や文字の量、つまりその情報量の多さに驚いたはずです。

最後までがんばれたかな。

2年生以上も、各教室で静かに集中して取り組んでいました。

学習は、「知らないことについて学校でまずみんなと一緒に習う。→その瞬間にできないことやわからないことがあって当たり前→それでも一通り、先生の話を聞いておく、ノートぐらいとっておく。(このもどかしい瞬間を我慢できるかがとても大切。)→苦手なところ、できないところがわかってからが本当のスタート」です。

何はともあれ、まずやってみる、とりあえずついて行ってみる、これが学習していく上で大切な姿勢です。

今日のテストはおそらく難しかったと思います。が、まだまだ道半ばの子どもたちです。このテストの結果に一喜一憂することなく、毎日の授業に一生懸命取り組んでほしいなと思います。

子どもたちよ、ご苦労さまでした。

朝から雨、寒い1日(校長室より)

久しぶりに登校時に雨が降りました。

今日は火曜日。土南タイムの日でしたが、グランドのコンディションが良くなかったので

通常の昼休みとしました。

外に出られない子どもたちは、思い思いに室内で過ごしていました。

本を読んだり、おしゃべりをしたり、折り紙を折ったり、お絵かきをしたり、何か学習をしたり・・・。

写真だけを見ていると、一体何をして過ごしているのかわからないですね。

良い時間が過ごせたかな。

 

今日は6年2組での研究授業を行いました。

教科は算数で、講師は柏市教育研究所指導主事の大木先生です。

比例の関係を使って問題を解くという学習でした。

たくさんの先生方に囲まれて緊張しているようでしたが、担任の問いかけや指示に素早く反応する高学年らしい空気を感じます。

算数は積み上げが大切な教科ですが、前に学んだことを生かして、考えながら学習に取り組んでいる様子が見てとれました。

 教室の前方には既習事項が掲示されています。これも大切な手がかりになります。

授業の途中では、周りの子と考えを伝え合う時間もありますが、自分の考えがはっきりしている状態なので、活動もしっかりできているグループが多くありました。

束になった紙の枚数を、1枚1枚数えることなく、重さとの関係で求めていく学習に、子どもたちはよく集中して取り組みました。お疲れ様でした。

 

放課後は、この授業をもとに勉強会でした。

1つの授業についてみんなで考える時間の中で、自分の実践に生かしていけるものを見つけていきます。先生方お疲れ様でした。

大木先生、ご指導ありがとうございました。 

4年生版画教室(校長室より)

今日は朝の時間にのぞみ学級、1年生2年生の読み聞かせがありました。

月曜日の朝が落ち着いたスタートになりました。おはなしジャングルのみなさん、ありがとうございました。

 

そして、2時間目から4時間目には版画家の大野隆司先生をお招きして4年生の版画教室を行いました。

技術を伝授してくださいます。言ってみれば、大野先生が師匠で、子どもたちは弟子です。

子どもたちは思い思いの絵を板に描いたところからの始まりでした。1クラス1時間という短い時間なので、テンポの良い指導が続きました。

「手本を示し、やらせてみる」また「手本を示し、やらせてみる」・・・このように同じ流れで、作業をさせていきます。

彫刻刀の説明、持ち方なども素早くかつ丁寧に教えてくださいました。

彫刻刀を扱う上で大切なことは1つ。「手を彫刻刀の刃の前に置かないこと」です。子どもたちは師匠の教えを守り、気をつけながら彫り進めていきます。


説明のテンポが良く、かつわかりやすいので、子どもたちは集中して作業を行うことができました。

「間違って彫ってしまっても、5分落ち込んで切り替えよう」という言葉とともに、失敗してしまったときの解決策も示してくださるなど、大野先生のお人柄があふれ出るご指導でした。

授業の最後には、子どもたちの前でもう一度この言葉を発し、「いろんな失敗があると思うけれど、ずっと落ち込んでいても仕方ないからね。すぐに切り替えていくんだよ。」と師匠から弟子への教えでした。


大野先生の指導は、今日だけなので、紙に刷る所までの全行程を見せていただきました。本物に触れた瞬間です。子どもたちは先生の技に驚きながら、真剣にお話を聞くことができました。

子どもたちの作品は、まだまだ「彫り」の作業が続きますが、完成が楽しみですね。

最後の片付け、机上のごみの集め方や捨て方まで丁寧にご指導いただきました。

大野先生、今年もありがとうございました。

(版画教室の写真は、2時間目の4年3組のものです。)

PTA主催スポーツレク(校長室より)

今日はPTA主催のスポーツレクでした。

かつて行っていた土南部まつり。ここ数年、コロナとともに中止の連続。同時に訪れた任意団体としてのPTAの役割、また教職員の働き方改革・・・どれと重ねてももう同じようにはできないイベントの1つです。そんな中で、PTAとして子どもたちに何かできることは、と考えたイベントです。1学年1時間で、学年の担当の保護者のみなさんで考えたスポーツレクをするという企画です。

4年、2年、持久走練習をはさんで1年、3年、午後は5年、6年の順番で行いました。

子どもたちと保護者のみなさんとの交流までできれば、という思いも抱えながらスタートした企画でしたが、外での活動とは言え、そこまではしないという決定で今日を迎えました。

青空の下、クラスみんな、学年みんなで取り組むことができ、子どもたちにとって楽しい時間になったようです。

担当の保護者のみなさん、ここまで、そして本日、子どもたちの活動を支えてくださってありがとうございました。おかげ様で、子どもたちのはつらつとした姿が見られた1日になりました。「できる人が、できる時に、無理なく可能な範囲でできることを」という持続可能なPTA活動を目指して引き続きよろしくお願いいたします。

子どもたちの活動を見に来てくださった保護者のみなさんもありがとうございました。

体の大きくなった6年生が無邪気に活動に取り組む様子を見ていて、ふと思いました。縁あって同じ教室で学ぶことになった子どもたちが、全員で外に出て遊ぶという体験は小学生の今だからできることなのだろうと。子どもの時にしかできないことがあるのだろうと。毎日の業間休みや昼休みに遊びたい児童だけが外に出るのも良いのだけれど、クラスでの遊びが増えるのも楽しいのではないかなと。このイベントが良いきっかけになると良いなあ。

先生方も活動の補助をしていただきありがとうございました。(最後の2枚の写真は、その勇姿を肉眼でも見ようと思ったらぶれてしまったアンカーの房野先生と青木先生です。)

音楽科授業(校長室より)

地域に伝わる音楽でつながろう~おはやしをつくろう~という音楽の授業です。

授業者は音楽の芝田先生。今日は3年1組の授業です。

主に社会科で使用する「わたしたちの柏」にも掲載されている伝統的な行事である手賀囃子(てがばやし)篠籠田の三匹獅子舞(しこだのさんびきししまい)を取り上げました。

三匹獅子舞については、大津ケ丘第一小学校長の上野先生をゲストティーチャーとしてお招きしました。

上野先生ご自身が篠籠田を学区とする柏第七小学校卒業ということで、この行事についてはなじみ深い上に、今でも関わっていらっしゃるということでご多用の中ではありますが来ていただきました。

子どもたちの学習において、本物に触れるということはとても大切な体験です。

今回も、動画で見るだけでなく、ご持参いただいた笛を動画に合わせて演奏したり、子どもたちに踊りを教えながら一緒に体を動かしたりしながら学習を進めていただきました。

ゲストの先生に教えていただくということもあって、子どもたちは普段以上に積極的に活動に取り組み、意欲的におはやしの世界に触れることができていたように感じました。

上野校長先生、土南部小の子どもたちのためにありがとうございます。

まだもう少し関わっていただきますが、どうぞよろしくお願いいたします。

次回は「3年1組のおはやしをつくる」という課題に向かって取り組みます。楽しみですね。

 


本校ホームページのコロナウイルス対策コーナーに記載した「助成金」「支援金」の対象期間延長についての詳細ホームページのリンクを以下に張ります。

 

厚生労働省ホームページ

・新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html

・新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金(委託を受けて個人で仕事をする方向け)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10231.html

※申請窓口や必要書類等については、上記リンク先に掲載しています。

 また、専用のコールセンター(0120ー876ー187、土日・祝日含む9:00~21:00まで対応)を設けて、事業主や保護者の方等からのご相談を受け付けております。

・小学校休業等対応助成金に関する特別相談窓口について

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21202.html

・厚生労働省公式LINEチャットボット

 友だち追加用リンク:https://lin.ee/qZZIxWA (QRコード→)

短縮日課(校長室より)

今日は、午前中授業で給食後下校でした。

午後は、来年度に1年生になる子どもたちの健康診断を行うためです。

1、2時間目の後に持久走練習、清掃、3時間目、給食、下校というタイトなスケジュールでした。

今日も、青空の下で元気に走る子どもたちの姿です。

スポーツの秋。次回の第2回記録会に向け、忘れ物をしないように気をつけながら、限られた回数の練習に励んでほしいです。今日も、カード忘れ、体操服忘れなどの理由で走れない子どもたちが少なくありませんでした。体への負担を考えても、練習を積み上げずに記録会に挑むのは良いことではありませんので、引き続き、ご家庭のご協力をお願い申し上げます。

とは言ったものの、記録会のためだけでなく、健康な体づくりが目標です。病気に負けない体を手に入れるためにもがんばっていきましょう。

 

さてさて、午前中授業と言えば、先週の土曜日もそうでした。ふるさと協議会主催の南部文化祭が南部近隣センターで行われており、普段コミュニティスクールとして、いくつかの場面でお世話になっている地域のみなさんがどのような活動をされているのか、教職員1人1人の目で見てみるという時間として午後に設定しました。

近隣の方々や地域の小中学校の児童生徒の作品が展示されていました。例年、作品を展示していただいていますが、今まではなかなか全職員で見に行くということはできなかったので、良い機会になりました。

子どもたちも多数訪れており、展示された作品を見て回っていました。

学校外で過ごす子どもたちの姿に触れる良い機会にもなりました。子どもたちも、学校外で先生方に会うのが新鮮な様子で、喜んでいる様子でした。

地域のみなさん、子どもたちのためにご尽力いただきありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 

暦の上では(校長室より)

昨日は「立冬」。

暦の上では冬の始まりです。とは言え、日中は小春日和で、温かな活動しやすい日が続きそうな予報です。

そして今日は「土南タイム」。掃除なしのロング昼休みです。楽しみにしていた子どもたちが青空のもと校庭に飛び出してきました。

立冬を迎えたとは言え、体を動かすと、汗が吹き出る暖かさでした。

低学年から高学年まで、元気に外で活動している姿が見られ、校庭はエネルギーに満ちあふれていました。うれしくなります。

力一杯遊ぶと、まだまだ汗の始末が必要です。しっかり後始末をしないと体があっという間に冷えそうです。

さらには、朝夕と昼の寒暖差がありますので、体を壊さぬよう気をつけて過ごしたいものです。

 

 

1年生の教室に、図工で作ったリースが飾られました。どれもよくできています。

まだまだ11月8日ですが、年の終わりを感じます。

 

さて、今夜は皆既月食が見られます。前回は4年ぐらい前の午後10時過ぎに見た記憶がありますが、今日は午後6時過ぎからかけ始め、午後7時過ぎには皆既食が始まり、赤黒い月が見えます。みんながまだ起きている時間です。体が冷えないように気をつけながら、天体ショーを楽しめたら良いですね。

校内音楽発表会(校長室より)

校内の音楽発表会を行いました。はじめの会では各教室で全校合唱を行いました。

 

体育館では、各学年2曲の発表で、児童も保護者も完全入れ替え。体育館と各教室はオンラインでつなぎ、他の学年の発表も教室の画面で見られるように行いました。

 私はずっと体育館にいたので、教室での参観状態はわからなかったのですが、良く聞いている姿が見られ、あちこちの教室からの温かい拍手が聞こえてきたといううれしい報告がありました。

今日まで、音楽の授業などで、各クラス、各学年で練習を重ねてきました。

 

子どもらしい歌声の低学年から、力強さを感じる歌声の高学年まで、6年間の幅を感じる発表会でした。

 

低学年の子どもたちは保護者のみなさんに見ていただくのがうれしそうで客席に笑顔で手を振っている姿が見られました。

校長の話で子どもたちに伝えましたが、音楽は1人でも楽しめる素晴らしいものです。でも、それが2人、3人と増えていくとさらに楽しくなる。そして、人に聞いてもらえる場があることでより楽しいものになる、と思います。限られた時間ではありましたが、子どもたちにとって良い時間になったと思います。

 

今日は各学年らしい発表を見ることができてうれしかったです。今月の歌や音楽の授業で歌う場面はたくさんあります。素敵な歌声を校舎内に響かせていってくださいね。

ちなみに、体育館にふわっと静かに響いた校歌、素敵でした。ありがとう6年生。

 

保護者のみなさん、制限のある発表会となりましたが子どもたちの活動を見ていただき、ありがとうございました。なお、人数制限につきましては「1人まで」という明確な説明がないまま当日を迎え、申し訳ない思いをさせてしまったことについてお詫びいたします。大変失礼いたしました。

最後に、先生方。今日まで、本行事に向けていろいろな場面で子どもたちの活動を支えていただきありがとうございました。

最後までがんばる(校長室より)

11月の全校朝会です。

校長の話では、「最後までがんばる」というテーマで山登りに例えながら話しました。

この前、第1回持久走記録会がありました。みんなで一緒にスタートして、でもゴールはばらばら、早く着いた人もいるし、後になった人もいる。でもそれで良いの。時間制限があるわけじゃないから。大切なのは「最後までがんばる」ということ。

記録会が終わった後の夕方、田地野先生と話をしたよ。

「土南部小学校には、最後までがんばれる子がたくさんいるんだよね」って。

 

もちろん残念ながら、体調が悪かったり、気持ちが乗らなかったりして途中でやめることになった人もいるけれど、この後、まだ練習がある、第2回目の記録会もある。この前よりがんばった、と思えればそれで良い。ぜひ第2回にむけてがんばってね。

さて今日は、この話と普段の授業を重ねて考えてみる。算数の授業が始まってみんなでスタートする。ここまでは持久走記録会と同じ。では記録会との違いは何だろう。

それは、45分という制限時間があるってこと。その制限時間の中で、できるだけ多くの子どもたちとゴールしたいわけ。でもね、途中でつまずく人もいる。「できない」「わからない」「おわらない」とかね。で立ち止まることもあるよね。45分という制限時間が過ぎたところで、ゴールまで行けた人もいれば、途中で止まってしまった人もいる。それでも「45分間、最後までがんばる」という姿が校長先生は大切なんだと思っている。

途中までしか行けなかった人も、最初からあきらめて何もしないわけじゃない。途中までの経験値が少しずつたまっている。

世の中にはできないこともたくさんあるけれど、やればできることもたくさんある。ぜひたくさんの経験値をためて、レベルアップしていってほしいと校長先生は思っています。2学期も半分が終わりました。11月、12月もがんばっていこう。

言葉で伝えたらできるようになるなんて思ってません。ただ、まずは、思いを伝えるところがスタートですから。

1年生の男の子が「今日の話、よかったです」と声をかけてきました。1年生なりに感じたことがあるんだなと思いました。6年生の男の子が「今日の話はちょっと長かったです。」と声をかけてきました。「ちょっと」というところに優しさを感じました。いずれにしても、画面越しの話にも関わらずよく聞いてくれていたようです。

「あきらめずに最後まで行う力」は今年度子どもたちにつけたい4つの力の1つです。いろいろな場面でつけていけるよう引き続き指導・支援していきます。

 

生活目標については宇佐美先生からお話がありました。寒い季節になり、病気にならないための健康管理についてです。

手洗いは基本です。水は冷たいけれどしっかり洗おうね。

 

表彰では、たくさんの子どもたちに賞状やメダルを渡しました。

よくがんばりました。おめでとうございます。学年に関係なく、スッとした立ち姿が格好良かったです。

 

走る走る、伝える伝える(校長室より)

秋晴れです。

青空と暖かな太陽の日差しの元、今日も持久走の練習で、元気に走る子どもたちです。

元気な体づくりは、免疫力を高め、病気の予防にもつながります。寒く、乾燥する季節になっていく中で、病気を寄せ付けない体を手に入れたいですね。

お知らせしているとおり、今年から持久走大会として順位をとるのではなく、持久走記録会として2回行い、努力と成果を自分で感じることを目的としています。

 

自分のペースで、最後まで走りきる。途中歩いたって良い。ゴールにたどり着く。それが持久走で一番目指してほしいこと。そのためにも、限られた期間、限られた時間での貴重な練習に参加することが大切。今日も、元気なのに、カード忘れ、体操服忘れなどの理由で走れない子どもたちがいました。お家でも一声かけ、確認していただければありがたいです。

 

ぜひ、「昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分」と成長を楽しみにして努力を積み上げていきましょう。

 

 

5時間目に2年生が3クラスともに発表会をしていました。

町探検の発表会です。見つけたことや知ったことを他の人たちに伝えます。紙芝居のような形で発表するグループもあれば、掲示物をつくって発表するグループもありました。クイズ形式にして、見ている人たちに考えさせるような工夫をしているグループが多く感心しました。

伝えようとしっかりと話している姿は立派でした。聞く方も、発表している方をきちんと見る、そんな温かな雰囲気でした。地域のことをいろいろ知ることができましたね。

明日は「文化の日」で祝日です。学校はお休みです。事故などのない有意義な1日になりますように。

九九(校長室より)

2年生の算数で九九があります。いよいよです。

先生に聞いてもらったり、友達に聞いてもらったり。お家でも親御さんをつかまえて聞いてもらうことが増えていくことになります。どうか、お子さんとともに根気よく向き合ってあげてください。

タブレットなどの電子機器を使いこなすようになっても、きっと九九のような学習はなくならないだろうと思います。自分の頭をフル回転です。

学校だけでなく、お家のトイレやお風呂などなどあちこちの場所で、日本中の2年生が呪文のように唱えていくことでしょう。我々大人も8才の頃、同じように唱えたものです。「さんし」「さんしち」や「ししち」「しちしち」など言いにくく、混乱しやすい所もありますね。私も当時そうであったように、今の子どもたちにとっても難儀です。


たし算、ひき算、かけ算、わり算を四則と呼び、算数の基本でもあります。九九は、かけ算ですがわり算でも使うので大切です。語呂で覚える良さがあるので、ぜひ、頑張ってほしいですね。算数は覚えたことを使って、次のステップに向かう教科の一つですから、ここでつまずいて「算数、きらい」とならないように願います。

ただ、やるだけやっても、「ろくは(6×8)をいつも間違えちゃう」とか「7の段がちょっと自信ない」というような事は当然あります。
かけ算は「235、235,235」「235が3こ」というように同じ数がいくつか出てきたときに全体を求めるための計算で、さらに九九に関して言えば、1けたのたし算に置き換えられますから、苦手な段の答えだけでもさっと書き出すことができれば、九九表などなくても答えにたどり着けます。

この作業はそれほど難しいことではありません。

一つの方法でうまくいかなくても、工夫で先のステップに進むことができるってことです。九九ができないからもうだめだ、ということは全くありません。
土南部小はもちろん、全国の2年生。どうか、多少のつまずきがあってもあきらめずにがんばってください。そして、一番大切なのは、2年生で身につかなかったものが、3年生になってやってみたら「あら、簡単」というものもたくさんあります。やっぱり、簡単にあきらめないことは大切です。まずはやるだけやってみましょう。

コミュニティスクール学習グループの「丸つけたい」の日でした。終わった後に、コミュニティルームの外側壁に飾り付けをしてくださっていました。

環境も人を育てます。季節に合った環境、素敵です。ありがとうございます。

 

 

10月最終日(校長室より)

さわやかな秋晴れが続いています。

校庭の木々も秋の装いとなっています。

巷ではカボチャの飾り物などを目にすることが多くなり、校内でもちらほら・・・。

校庭でもパンプキンマンが子どもと元気に遊ぶ姿が見られました。

朝、低学年の教室に入ったときに「トリックオアトリート」とうれしそうに声をかけてきた子どもたちがいました。私が子どもの時にはなかった外国の文化そしてイベント。近隣国ではイベントに殺到した人たちによる事故でお亡くなりになった方も多数いらっしゃるという報道も。ほどほどにお楽しみを。

そんな今日ですが、子どもたちは熱心に授業に向き合っていました。

今週は、文化の日をはさんで、音楽発表会もある1週間です。

学年の発表練習や教室での練習もだいぶ進んできて、みんなが本番を楽しみにしている様子が伝わってきます。

秋の深まりと共に、過ごしやすく、何かに静かに取り組むには良い季節です。

この実りの秋の期間に限ったことではありませんが「落ち着いて学習に取り組んでいるか」ということは子どもたちを見るときの1つの視点になります。10月最終日も子どもたちはよくがんばっていました。大きな豊かな実りにつながりますように。

週末にむけて(校長室より)

今週は、地域の方や近隣施設の方や保護者の方からの下校時の様子や、放課後の遊び方についてのトラブルについての連絡がいつもより多めの週でした。

学校としても、下校時には安全に気をつけながら帰るように、パンザマストが鳴ったら帰宅するようになど、自分の身を守ることについては、日々各教室で、または連絡などによりご指摘があったときには子どもたちに全校放送などを使って伝えて注意喚起しています。

今日は、ピンクコースの児童を体育館に集めて、教頭先生からお話をしていただきました。

思わぬ所、思わぬことで人に迷惑をかけることがある、ということを知ることができただけでも過ごし方の改善につながるかも知れません。そして、思い当たることで注意されたことは素直に聞き、次に生かしていけると良いと思います。

 

週末になります。外での活動が気持ち良い土日になりそうです。自分だけでなく、みんなが気持ちよく過ごせるように、公共の場での過ごし方や道路歩行についてなど、お家でもしっかりお話をしていただければと思います。

とは言え、学校でも指導をし、保護者のみなさんもお話しいただいても、子どもだけになるといろいろ起こるのは当然だとは思います。そんな時は、その場での注意が一番ですので、目に余るような気になる様子を見かけたときは、地域の大人として地域の子どもたちを正しくお導きいただきますようお願い申し上げます。

第1回持久走記録会(校長室より)

今日は持久走記録会を行いました。

今年度は、記録会を2回行い、その記録の伸びをめざそう、という主旨で持久走練習に取り組んでいます。

 

順位のカードはありません。

ゴールの場で、色分けした干支のカードを渡し、後でストップウォッチの記録と照らし合わせて、個人の記録を確認します。

 

各学年、青空の下で、一生懸命走りました。

 

勉強だって運動だって、得意、不得意、やりたい、やりたくない、があって、みんな同じスピードでできるわけではないし、みんな同じようにできるわけでもない。人ぞれぞれ。

 

運動会も持久走記録会も、スタートとゴールがあって、速い、そうではないが周りから見てはっきりわかる。その分、苦手な人にとって、やりたくないという気持ちが大きくなるのはよくわかる。

 

生まれ月は関係ないかも知れないけれど、3月25日生まれの私は、体も小さかったし、足が遅かったのでかけっこは大嫌いだった。だから、「できればやりたくない」と思う気持ちは本当によくわかる。かけっこが1番だった人には絶対にわからないことだと思う。

 

教員になって、子どもたちの活動を見る立場になって思うことは「最後までがんばる姿はやはり格好良い」ということ。今日走った子どもたちはみんな本当に格好良かった。ぶっちぎりで駆け抜けた子も格好良かった。歩いた時間があったとしても、最後までゴールに向かった子もその姿が格好良かった。

 

「自分のスピードで最後まで行こう」走っている子どもたちにかけ続けた言葉。

 

そして、最後の方にゴールする子どもたちに対して、同学年あるいは他学年が拍手をしたり、がんばれと声をかけたりする光景が何度もあった。それは、「(途中で歩いてしまったとしても、)最後まで足を止めなかった仲間への称賛」だったのだと思う。

 

最後までがんばり抜く姿が素晴らしいことを子どもたちも感じているんだろうなと思えた時間だった。

 

今日、残念ながら途中で足を止め、ゴールできなかった人は、次回の記録会でぜひ、今日より少しがんばってほしい、がんばれたら良い、そのために、まだ何回かある日々の練習に前向きに取り組んでほしい。この記録会は「練習により自分の成長を確かめる」場でもあり、「やればできることを知る」場でもあり、「最後までがんばれる姿を見せる、見てもらう」場でもある。

そして最後にもう一つ。今日の高学年の態度が実に素晴らしかった。

話を聞く態度、取り組む態度、応援する態度・・・。

真面目に取り組むことは、とても格好の良いことなんだよ。素敵でした。

音楽発表会に向けて(校長室より)

朝から元気な歌声が聞こえてきました。

音楽発表会に向けて練習しているクラスの歌声でした。

それぞれの学級が朝の短い時間の中で練習に取り組んでいます。

この時期、学年練習のために体育館割り当てをしてあるので、学年での練習も進んでいるところですが、

短い時間でも、各クラスで日々こつこつ取り組むことで意識を高めています。目指す場所があればがんばれる、子どもらしく素直に取り組む活動を朝から見ることができてうれしくなりました。本番までのこんな毎日に触れるのも楽しいのですが、本番もとても楽しみです。

あるクラスの練習の後に、前にいる代表児童が良かったところや改善した方が良いところをみんなに伝えている場面に遭遇しました。

本番までに少しでもより良い物にしていこうという気持ちが伝わってきました。

がんばれ、土南部小の子どもたち。

 

今日は、4年生と6年生の読み聞かせでした。

おはなしジャングルのみなさん、今日もありがとうございました。

寒い1日(校長室より)

ぐっと冷え込んだ朝でした。

栽培委員会の児童が花壇の手入れや水やりをしていました。

寒い中、朝早くからご苦労様。ありがとう。

コミュニティスクール生活グループの活動である子どもたちの見守り隊の顔合わせ第2部を行いました。前回にご都合でご参加いただけなかった方々に改めてご説明させていただきました。

子どもたちの校内での安全な生活につながるよう学校としても働きかけていきます。

 

気温はほぼ上がることなく、こんなに寒い日でも外で元気に遊んでいる子どもたちを見ていると、改めてそのエネルギーのすごさを感じます。

 

今日は土南タイム。ロング昼休みです。

クラスレクをしている学級もあり、いつもの昼休みより子どもがたくさん外に出ていました。冷たい鉄棒につかまっている子どもたちもいました。本当に元気。

 

子どもは風の子。寒さに負けずに体を動かして鍛えていこう。そして、免疫力を高めて、冬に向けて病気に負けない体をつくっていこう。

元気に遊んでいる大人の姿もありました。子どもはエネルギーのあるものにひかれるのです。先生方も子どもの元気や寒さに負けることなく、病気に負けない体づくりのためにもがんばってくださいね。

「先生のくせに、手加減しないなんて、大人げない」なんて子どもから言われたことも過去にたくさんありますが、褒め言葉、と私は思ってきました。

今日も元気な土南部小です。

のぞみ学級調理実習(校長室より)

のぞみ学級が1,2時間目を使って調理実習を行いました。

のぞみ学級で育て、収穫したさつまいもを使って、おさついもバターグループと豚汁グループに分かれての調理です。

自分たちで育てたもので調理をするというのは、意欲が倍増するものです。写真はありませんが、高学年を中心に包丁も使用して具材を切るなど準備をしました。

担任、支援員総出で支援にあたり、上手に作ることができました。

それぞれのグループで作った2種をみんなで食べました。

「おいしい」「自分でつくるとおいしいね」と、あちこちのグループからうれしそうな声が聞こえました。この後、給食もありますが、「おかわりしたい」なんて声も聞こえました。作業は大変な部分もありますが、その先の「食べること」がごほうびになるので、調理実習は子どもたちにとって楽しく学べる場と言えます。

おいしく食べた後は、片付けです。分担して進めました。

「来た時よりも美しく、残すは感謝のみ」

みんなで協力して片付けもがんばりました。楽しく、おいしい活動を通して、学び多き2時間になりましたね。担任の先生方、支援員のみなさん、ありがとうございました。

 

のぞみ学級は、学級自体で特別なカルキュラムで進める知的学級と、親学級の流れに沿って進める情緒学級があります。時間によっては、今日のように、一緒に学ぶこともあります。のぞみ3組は、教室で学習の時間だったので、今日は合流していません。

音楽発表会と持久走練習(校長室より)

音楽部の児童と柏市民文化会館へ行きました。市内音楽発表会への参加です。

 

ここ2年間中止だったこの発表会も、午前午後入替、昼食なし、保護者の参観なしなどの対策を講じての実施となりました。

 

音楽も体育も練習なしでいきなり本番、というわけにはいきません。コロナ対策を講じながら限られた時間で準備をしながらこの日を迎えましたが、楽器の技術習得は地道な積み上げがなくてはありえませんし、歌声を合わせることも時間のかかることです。各学校、その発表の内容には苦慮したと思います。

 

今日は最終日でした。

 

子どもたちは、大きなホールでの発表で緊張の面持ちでしたが、練習の成果を発揮し、温かな優しい発表ができました。子どもたちのことをよく知る、元本校養護教諭の皆川先生が全体の救護担当で来てくださっていましたが、素敵な演奏でしたと感動してくださっていました。

 

自分たちの発表を聞いてもらえたこと、他の学校の発表を聞くことができたこと、どちらも貴重で良い体験になったと思います。関わってくださった先生方もありがとうございました。

(写真撮影が禁止だったので、ホール内の写真がなく残念です。)

 

今日は、秋晴れの空の下で、

持久走練習を行いました。まだまだ始まったばかりですが、子どもたちは元気に走っています。

いろいろな事情での見学者もまだまだ多いようです。体調の事情では仕方ありませんが、体操服忘れ、押印忘れなど、忘れたことによる見学ならば改善していける部分です。

限られた回数の練習を有意義に使って、体を鍛えてほしいです。ご家庭での声かけもよろしくお願いいたします。

全校練習後、1年生が、第1回目の記録会に向けてコース確認を行いました。

初めての記録会、がんばってね。

 

交流会事前指導(校長室より)

特別支援コーディネータの相澤先生の朝一番の姿です。

オンラインで5年生6年生の教室とつながって、子どもたちに向けてお話をしています。本日行う近隣の松戸つくし特別支援学校との交流会事前指導のための事前指導をしているところです。(まず、校内で事前指導、さらにつくし特別支援学校の先生による事前指導と続く、ということです。)

つくし特別支援学校(以降つくし)としては、土南部小学校を知りたい、土南部小学校につくしを知ってほしい、そういう願いからの交流会であることを丁寧に説明しました。

ここ数年、コロナウイルス対応もあり、対面での交流会はできずにいました。昨年度も、作品交流という形を取りました。今年は「対面で」という方向でしたが、「オンラインで」の交流会に落ち着きました。

今日はそのための事前指導です。何事も、ただ行うだけでなく、何のために行うのかを知っておく、わかっておくことが大切です。学びの質が変わってきます。

つくしの先生による事前指導は、3時間目に5年生、4時間目に6年生が体育館に集まって行いました。つくしの堀先生がお見えになりました。

子どもたちの人数、スクールバスの数、1教室あたりの先生の数など、つくし特別支援学校のことをクイズ形式で解説してくださいました。 

近くの人と、自分の得意なことや苦手なことを話し合うような時間もありました。

 苦手なことがある子どもたちのためのつくしの先生方の工夫や、人や道具に助けてもらいながら「自分のことは自分でする」ことを目標にがんばっているつくしの子どもたちの様子も教えてくださいました。

最後には「言葉を使わなくても思いを伝えることができるか」ゲームを二人一組で行いました。

しっかり話を聞き、活動に取り組む気持ちの良い5年生の姿が大変印象的でした。

(写真は3時間目の5年生の様子です。)

当日、どんな交流会になるか、とても楽しみです。

堀先生、わかりやすい事前指導をありがとうございました。当日もよろしくお願いいたします。 

学校公開・懇談会と講演会(校長室より)

今日は2,4,6年生とのぞみ学級の授業参観を行いました。

先週の1、3、5年生に引き続き、半年を超えて学校生活にも慣れ、充実期に入った子どもたちの様子を見ていただきました。

たくさんの視線を感じながら、一生懸命に学ぶたくさんの子どもたちの姿を見ました。

 

見られていることでシャキッとできるならば、多くの大人の目の中で健やかにすくすく成長していってほしいものですね。

教職員も、子どもたちの良い学びにつながるよう、良好な人間関係をもとにした学級経営を目指して日々元気に働いています。

本日もご多用の中、ご来校ありがとうございました。引き続き本校学校教育にご理解ご協力お願いいたします。不明な点がございましたらいつでもご連絡ください。

 

SNSに関わるトラブル防止について、家庭科室でPTA主催の講演会をお昼の時間に行いました。来校できない方々へのオンラインでの配信も行いました。

講師は柏市少年補導センターの渡辺先生です。市内小学校や中学校で校長先生の経験もある先生で、今でもいくつかのお立場で現場に関わってくださっています。

我々が生活している柏市にも、報道に上がってこないとわからないようなトラブルの種がたくさんあることを具体例とともに話していただきました。

未熟な子どもたちが、事故や事件に巻き込まれないために、情報機器の使い方については真剣に考えなければならないと思わされる内容でした。

渡した物の管理は大変手間のかかることですが、情報機器は保護者が子どもに貸してある物であるという認識とともに、子どもたちの安全のために、約束事や定期的な確認は必要だなと改めて感じる時間でした。渡辺先生、ありがとうございました。

企画してくださった役員のみなさんありがとうございました。

迷惑(校長室より)

今日は朝から学校には寄らずに校長研修会のために千葉に向かいました。12時まできっちり研修をし、昼食後学校に戻ったときには、低学年が下校を始めた所でした。

今日の日中も、大きな事故や怪我などなく、子どもたちは無事に過ごすことができたようで安心しています。

しかしながら、登下校中の歩き方については、お叱りの連絡があったそうです。

教頭が、中学年・高学年の下校のタイミングで全校に放送を流し、子どもたちに呼びかけました。

登校中にふざけながら歩き、他の歩行者にぶつかるという危ないことがあったようです。

いつでも大人は子どもたちを見ていられません。時に、自分たちの判断で行動しなければならないときがあります。そんな時、いつもしっかりとはできないのが子どもです。だから問題が起こることは仕方がないことです。

また、自分自身、小さいときによく「周りの人に迷惑をかけるな」ということを学校で言われた気がしますが、人は周りの人に迷惑をかけながら生きていくものだと私は思っています。とは言え、迷惑をかけたなあと思ったときには振り返ること、反省することは大切です。

誰かに嫌な思いをさせて注意された時、素直に「ごめんなさい」と反射的に言えるようになるには相当な修行を積む必要があると思いますが、学校でも気をつけて見ていきたいことの1つです。(写真は、午後2時40分以降の子どもたちの様子で、直接本文の内容とは関係ありません。)

 

持久走練習開始(校長室より)

本日から、業間休みに持久走の練習が始まりました。

先週金曜日から始まる予定でしたが、天気とグランドコンディションが悪くできませんでした。昨年度はコロナ感染対策で、外に出る学年の数を限定して実施していましたので、全校練習も久しぶりです。

例年、この練習の取り組みの先に「持久走大会」がありましたが、今年度から「持久走記録会」に変えました。日々成長している子どもたちにとって「戦うべきは昨日の自分」ということです。やり方としては・・・

少し練習を積み上げたところで1回目の記録を取り、さらに練習を積み上げたところで2回目の記録を取ります。「2回目の自分の記録を伸ばすことを目標としながら体力づくりにつなげていこう」というねらいのもとで行います。

記録会にむけて、設定された練習日に練習を行い、少しずつ体をならして鍛えていくことが大切です。今日も、体操服を忘れてトラックの中を歩いている児童が多数いましたが、たった1日の練習も無駄にせずに練習に参加し、2回の記録会に挑んでほしいと思います。

体操服忘れだけでなく、健康観察カード忘れや押印もれも走ることができません。健康には十分配慮して取り組ませてまいります。月水金が練習日ですのでご協力をお願いいたします。

がんばれ、土南部の子どもたち!

学校公開・懇談会(校長室より)

学校公開を行いました。

普段からがんばっている子どもたちですが、お家の方々に見てもらうことで、もう1段スッとしている様子が見られました。がんばっているところを見てもらいたいという素直な気持ちの表れだと思います。

昨日、「やる気」という題で文章を書きましたが、お家の人が見てくれている、ほめてもらえる、ということもやる気につながる子が多いのだなと改めて感じました。

学校においても、子どもたちの活動に寄り添っている教職員が、その場その場でほめることで日々子どもたちのやる気を引き出すべく関わっているところです。

そもそも、子どもを育てることは手がかかることですが、それが、より良い成長につながるのだとしたら手をかけたかいもあるというものです。身近にいる大人としてそれぞれの場所でがんばっていきましょう。

本日はご多用の中、子どもたちの様子を見に来ていただきありがとうございました。

 

 

他県の話ですが、小学生が青信号の横断歩道を渡っているところで信号無視の自動車にはねられてお亡くなりになったという大変痛ましいニュースを目にしました。交通ルールを守っている子どもたちが事故に巻き込まれるということは本当に悲しいことです。私もそうですが、運転する側としてはルールを守った安全運転を心がけなければなりません。また、子どもたちも外に出る際は、ルールを守った上で、周りに気をつけてほしいと思います。

事故のない良い週末になりますように。

やる気(校長室より)

「やる気は、やり始めないと出ない」ということを聞いたことがあります。「やる気にならないなあ」とやる気になる時を待っていてはいつになってもやる気は出ないよ、まずはやり始めてごらんということです。

 

勉強が好きとか嫌いとか、算数より体育がいいとか、今はノートを書き写す気持ちになれないとか、ずっと遊んでいたいとか、個人の想いはいろいろあるのでしょうが、朝から先生の話を聞きながら学んでいる子どもたちの姿を見ていると、それだけですごい、そう感じます。

 

昨日の陸上競技大会の話のなかでも触れましたが、その集団の中ではトップでも、別の集団と交わればそうなるとは限らない、自分がやってきたことがそのまま良い結果につながるとは限らないということが私たちの周りにはたくさんあります。

 

結果だけを追い求めると満足できることばかりではなく悲しい思いにつながることもあるわけで、「結果は、やるだけやった後についてくるもの」ととらえて「そこまでに何をどのようにするのかが大切」と切り替えられたら良いなあと思います。

 

昨日、何位であろうとも最後まで全力で走ってゴールしたどの学校の子どもたちも素敵でした。それはきっと、うちの学校の子どもたちがそうであったように、昨日の大会まで、それぞれががんばってきたんだろうなというそこまでの姿が想像できるから言えるわけです。

 もちろん、まだまだ未熟で修行中の子どもたちですから、「がんばったことが大切」という理屈よりも、目先の「100点をとった」とか「できたという体験」がわかりやすい達成感につながることは間違いありません。いずれにしても、「まずやってみること」が大切なのです。

 

あれこれ言わずに「まずやってみる」姿勢で授業に取り組む素敵な土南部小の子どもたちの姿です。

 

 何のためにやっているのかわからないことを続けるのは大人でも大変なことです。小学生における勉強ってそんな感じなんでしょうね。「でもがんばって」と大人は考えますけれどね。

市内陸上競技大会(校長室より)

3年ぶりの開催となる市内陸上競技大会に43名の児童とともに参加しました。

各種目、学校内ではトップクラスの成績をひっさげた子どもたちが代表として挑むわけです。しかし、市内42校同様の代表者が集うのですから、気持ちの良い結果にならないことも当然あります。

とは言え、元気にその場に参加できたこと、練習の成果が発揮できたこと、自分の力を知ることができたこと、入賞したこと、優勝したこと・・・それぞれに「良かった」と思えることがあった1日になったはずです。

学校に戻ってきた43名の子どもたちには、そのことを話した上で、「一生運動を楽しむことができる体づくりを続けてほしい」こと、「指導してくださった先生方や、今日朝早くからお弁当を作ってくれたお家の方への感謝の気持ちを口にしてほしい」ことを伝えました。

実際、スタンドで、選手誰もが自分の出番前に緊張し、そして本番には一生懸命に走り、跳び、投げている姿を目にしました。何よりもそのことが一番うれしいことでした。

引率の先生方、朝早くからありがとうございました。