令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

校内陸上記録会(校長室より)

敷地内の木々の葉が落ち、寒々とした景色になっています。

12月も2週目となり、学習も2学期のまとめに入っています。

 

今日は校内で陸上部の記録会を行いました。


2年連続で柏市の大会も中止になり、おぼろげながらであっても、目標をもって取り組んでいた子どもたちにとっては目指す所を失って宙ぶらりんになった時期もあったかも知れません。

 

それでも、柏市の子どもたちがみんな等しく同じ境遇になったわけですから、納得して飲み込むことも大切な勉強ではあると思います。健康が最も大切であるという判断でのことでしたから。

 

ただ、ここ数ヶ月、状況がかなり変わってきて、本校の運動部担当職員から、一つの節目として陸上部の記録会を行いたいという申し出が1ヶ月ぐらい前にありました。それが今日、形となりました。

 

予定では、先週だったのですが、悪天候がわかっていたので、今日に延期しました。

運動部は4年生からの活動ですが、継続的に練習を積み上げることはしにくい2年間でした。しかし、ここへ来て、短期間ながら、目の前の目標に向かって練習に取り組むことができたことは良かったと思います。

 

それぞれの種目で力一杯取り組む子どもたちの姿を見ることができました。

大変寒い放課後でしたが、保護者のみなさんにも見ていただけたことは、子どもたちにとってうれしいことだったと思います。ご来校並びに応援ありがとうございました。

最後に、1位と2位の表彰を行い、賞状とメダルを渡しました。

代表児童による閉式の言葉には、先生方や保護者のみなさんへの感謝の言葉も盛り込まれていました。素晴らしいことです。

自分たちの活動には必ず感謝すべき相手がいる、ということは忘れずに目の前のことに一生懸命に取り組める人になっていってほしいです。

運動部の6年生、お疲れ様でした。

そして、先生方も寒い中、ありがとうございました。

どこでがんばるか(校長室より)

朝、12月の今月の歌が校舎内に流れます。

「ジングルベル」です。1日が明るくスタートします。

校舎内でも、12月っぽい雰囲気を感じます。

  

昨日は持久走大会を開催し、子どもたちのがんばりを見ていただきました。ホームページでもお伝えしました。

今日は「どこでがんばるか」ということについて書いてみます。

子どもたちは、主にお家と学校で生活しています。大きなくくりになってしまいますが、どちらでがんばってほしいですか。家族というつながりのあるお家は温かい場所であってほしい。昔の言葉で「家を一歩出たら、7人の敵あり」のような言い回しがあるように、外は厳しいところ、つらいところ、油断ならないところ。とすれば、家族ではないメンバーと生活する学校という場所は、子どもにとって緊張する場と言えるでしょう。

そこに身を置いているだけで、かなりがんばっていると言えるのでは、と思います。

 

がんばるというのは、とりあえずその姿勢のことですから、結果がどうとかはあまり関係ありません。

昨日の持久走もそうです。

がんばったらみんな1位になれるわけではないし、その時にその子ががんばっているのは姿からわかる。歯を食いしばってゴールに向かってくる子どもたちを昨日何人も見ました。はあはあ苦しそうだし、それでも前に進んでいる。順位がどうかとか関係ないわけです。目の前にいる子どもたちが、寒い中一生懸命に走っている・・・その状況を「がんばっている」ととらえて、我々は心揺さぶられるのですよね。

毎日、学校での子どもたちの姿を見ていると、たくさんの子どもたちがよくがんばっていると思います。がんばってもできないこともあります。失敗だってトラブルだってあります。でも、多くの子どもたちが学校という場所でがんばっています。

大人だってずっと「気をつけ」をしていることは無理です。休みたいときもある、怠けたいときもある。子どもは家でも学校でもがんばり続けなければならん、ということはありません。

「今の状態で満足せずに、もっともっとがんばってほしい。どこででもがんばってほしい。」という願いを持つことは親心(先生心、大人心・・・)ですし、それを伝えることは悪いことではありません。

でも、昨日の持久走に限らず、土南部小学校のたくさんの子どもたちは、毎日学校でがんばっているんだな、がんばれるんだな、ということを我々大人は忘れずにいたいなと思います。そして、がんばれる場所が一つでもあることは素晴らしいことだと思います。

持久走大会(校長室より)

持久走大会を行いました。

風は冷たかったのですが、日差しは心地よく持久走日和でした。


雲一つない青空の下で子どもたちの元気にがんばる姿を見ることができました。

ここまで練習を積み上げてきた子どもたち。

走るのが好きな子、そうでない子、得意でも、不得意でも、最後まで力一杯走りきったことが何よりも素晴らしいと思います。

スポーツの良さは、仲間やライバルとともに高め合うところにもありますが、「自分との勝負」というところにもあります。順位は、誰かが上がれば、誰かは下がります。みんなで上がることはできません。戦うべきは昨日の自分。試走の時の記録を縮めることができたら、それが成長です。運動を嫌いにならず、長く楽しむためには、比較対象を自分に置くことも大切だと思います。

6年生は小学校生活最後の大会でした。みんな、記録はどうだったかな。

今日も、寒い中、たくさんの保護者のみなさんにご来校いただきました。子どもたちへの声援、応援、ありがとうございました。きっと励みになったと思います。

また、ボランティアとしてお仕事をしてくださった保護者のみなさん、地域のみなさん、ありがとうございました。おかげさまで、安心、安全な大会となりました。

最後に・・・

最後の最後まで、子どもたちのために準備を進めてきた先生方、ありがとうございました。お疲れ様でした。

師走です(校長室より)

朝7時頃は空が真っ暗で、雨も風も強かったですね。
心配していた登校については、天気も一気に回復したので安全にできたようで良かったです。

さて今日から12月です。令和3年もあと1ヶ月。

 

10月の全校朝会でも子どもたちに話しましたが、365日のうち238日は緊急事態宣言のような感染症対策にからんだ何かしらの制限のある日でした。全体の約65%にあたります。

 

この期間で、マスク着用は完全に日常的なマナーとなりました。

顔の全てが見えない状態で人と関わることも当たり前になっています。相手の表情が読みにくいこの状況で、子どもたちの成長に影響がないか心配になることもあります。

 

それでも、学校という場で、人との関わりを切らずに毎日学校生活が過ごせたことは何よりも良かったことだと思います。もちろん、未熟な子どもたちですから、人との関わりの中で色々な問題も起こるわけですが、それは成長のための栄養と考えていきたいものです。

問題には子どもたちだけで解決できることと、そうではないことがありますが、乗り越えるのは子ども自身です。身近な大人は、それをサポートする姿勢が大切です。子ども自身が「乗り越えた」と思えることで成長につながるのだと思います。

9月にたてた2学期の目標。目指した目標に向けてがんばれたかな。

あと1ヶ月で2学期も終わります。それでも、まだまだ、16日もあります。1日あたり5時間授業だとして、ざっと数えて80時間も授業があります。できることはあります。持久走と同じで「あきらめたらそこで終わり」です。

12月最後まで1日1日を大切に過ごしていこう。

本日、柏市教育委員会から保護者のみなさんに「子どものSOS」と相談先について、というすくすくメールが送られました。ご確認ください。毎日見ているからこそ気づける変化というものがあります。気になったら遠慮せず「声をかけてみる」ことは大切なことです。特に、低学年のうちは、お家の人に聞いてもらえるだけで解消できる場合も多くあります。

就学時健康診断(校長室より)

今日は来年度に1年生になる子どもたちの健康診断を学校を会場として行いました。

市内の学校それぞれが会場となりますが、日にちはそれぞれの学校で違います。

内科と歯科の学校医の先生方にも来ていただきました。

大倉先生、小塩先生、野林先生、ありがとうございました。

受付、視力・聴力や面談、調整などは教職員が担当しました。

コロナ以前は、高学年の児童の手も借りながらの健康診断でしたが、ここ2年は教職員だけで行っています。先生方もお疲れ様でした。

4月からやってくる子どもたち。いささか、緊張していたようでした。それはそうですよね。まだ、自分には関係のない場所なわけですから。3月末まで、幼稚園や保育園などで今できることをしっかり積み上げてください。

4月に入学してくるのを楽しみに待っています。

健康診断があった関係で、本校の全校児童は3時間授業で給食後下校でした。

午後、早く帰った子どもたち、みんな元気に無事に過ごせたかな。

11月26日には、柏警察からの交通事故への注意喚起の内容で、柏市教育委員会からのすくすくメールが流れました。大人も子どもも事故には十分に気をつけてください。万が一、事故に遭ったら、すぐに連絡が基本です。