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土っ子の日記2022

令和5年度入学説明会を行いました

今年春に入学する1年生の保護者向けの説明会を行いました。

説明会の会場設営は、5年生に呼びかけたボランティアがやってくれました。7時30分には昇降口前に長い列が・・・どうして今日はこんなに早いのかな?と思うと、会場設営ボランティアが呼びかけられていたようです。

作業開始の7:45分には、多くの5年生が無言で椅子を運び、先生たちと一緒に会場設営をしています。

 

 

昨日の全校朝会で児童会役員の引継ぎをしましたが、最上級生としての意識も引き継がれているようで、きびきびとした働きぶりの5年生でした。朝の見守りパトロールの方々も、「今日は5年生が早くからボランティアだって、張り切っていきましたよ」と教えてくださいました。

10時の開始時刻前には保護者の皆さんが集まってきました。今日は、校長の話、1年生の生活、インクルーシブ教育について、保健や給食の話、通学路や校納金、PTAについてと内容はたくさんあります。3年ぶりの対面での開催で、学校の思いや様子をわかっていただこうと工夫して取組みました。

 

 

校長からは土小はなぜ土という名前がついているのか・・・から始まり、入学前に知っておいてほしいこと、と題した学校で起こるであろう色々なことへの対応の話がありました。

 

 

最後はPTAも進化して変化していきますよ、みなさんで楽しんでやりましょう、というメッセージまで、1時間20分の説明会でした。土小学校が新しい時代に生きる力を育てようとする学校だという意気込みが伝わったでしょうか?準備に必要な情報は伝わったでしょうか?参加された保護者の皆さんにはメールでアンケートを実施しています。ご回答をよろしくお願いします。

不明な点がありましたら、ご遠慮なく学校までお問合せください。本日はありがとうございました。

 

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3年ぶりに体育館に全校が集まり全校朝会を行いました

コロナ感染対策が緩和される中、予断を許さない状況はあるものの、全校が一同に会することによる「大きな学びの効果」があり、子どもたちの成長のためにも、大きく一歩を踏み出して、全校集合型で全校朝会を行いました。

 

 

 

校長先生のお話は、1月と2月のキーワード「つくりあげる」、進級に向けて今の自分をしっかりとさせていくには、何が大切か、というお話がありました。

「つくりあげる」に向けて、繰り返し努力していることで、「リフティングを毎日やる」「漢字の練習をしっかりやる

」ということが、インタビューから出てきました。友達と力を合わせて「つくりあげる」を意識していることでは、総合のスライド発表の資料を協力している、わかりやすい発表にしようとしている、と出ていました。でも、具体的に「つくりあげる」という行動が始められていない土っ子も多いので、目標を持って、繰り返し行い、友達と力を合わせることの良さを、校長先生の体験からのお話でした。

次に、児童会の来年度の役員の任命式が行われ、4年生と5年生から新しい役員8人が任命されました。

 

その後は新しい役員に、今年度の役員からの引継ぎが行われました。

 

今まで土小学校のみんなのためを考えて努力してきたこと、うまくいかなくてもがんばって乗り越えてきたことが語られ、児童会役員としての自覚を持った行動と気持ちが伝わってきました。

 

新役員に、「かしこく やさしく たくましく やり抜く子」のキーが手渡しされ、新しい役員からも、土っ子のためにがんばるという意思表示があり、みんなで力を合わせて、どの人も楽しく過ごせる土小学校にしていきましょう、と引継ぎ式が終わりました。

最後は全校で校歌の合唱です。初めて聞く全校での校歌の合唱は、とてもとても素晴らしい歌声でした。

 

 

 

校長講話の骨子

1月と2月のキーわードは 作り上げるです。

つくりあげることってこんなことだよと例を言いましたね。

1年生や2年生はくりかえしやることをがんばってごらん

3年生や4年生は総合の時間で取り組んでいることに力を合わせてごらん

5年生や6年生は、自分の課題の解決に向けてがんばって土小を良くして

今、つくりあげようと頑張っていることはありますか?

ある人は手をあげてみてください。

 

みんながんばってくれていますね。

どうして、繰り返しやることをがんばって、課題をもって友達と一緒に力を合わせることが、つくりあげる、ことにつながるか、実は実際に校長先生がやっていることから考えたことなのです。

土小には428人の人が通っています。土小を作り上げるには、全員が参加しないと作り上げることになりません。

自分で目標をもってがんばることは、実は先生もやっています。

先生は、ランニングをがんばっています。

先生は、毎日5キロくらいのランニングをして、一か月に100キロ走ることを目標にしています。1月は118キロ走ることができました。

日曜日には少し長い距離を走るのです。その時は走りはじめは1キロを8分ぐらいのとても遅いスピードで走りだします。その時は胸が苦しかったり、お腹が痛くなったり、歩こうかなって思うのです。早い人たちに抜かれてもいきます。でも3キロぐらい走ると、苦しいことが楽になってきて、そういう時に、後ろから追いついてきた人と同じくらいのスピードで並んで走って、だんだんその人の方が前に出て、よーしこの人についていこう。と頑張ります。でも、少しずつ離れていくので、もうちょっとがんばろうかな・・・って走ります。

その時にスマホが1キロのスピードは6分59秒っていうんだよ。そう、さっきと同じように走っているつもりなんだけど、さっきは8分だったのが、6分59秒って、1分も早くなっているのです。あれーそんなにスピードあげてないんだけど・・・

走りながらどうして速くなっているのか、考えながら走ると・・・一つ目は苦しかったけど歩かなかったこと、二つ目は追い越していってくれる人がいるから、知らないうちにその人たちについていこうとしているのかな?って

校長先生は土手のところを走っているから追い越していく人は知らない人ですが、追い越してくれるから 速くなるんだってわかったんです。

さあ、みなさんも作り上げるには、あきらめない自分と一緒にがんばる友達が大事ですね。きっと、今よりも確実にできるようになって、自分をつくりあげていけますよ。

 

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教育ミニ集会に向けての教育課程創造会議を開きました

今日の放課後は教育課程創造会議が行われました。

教育課程とは、土小学校で行う学習活動の全てのことを指しますが、地域と共に行っている生活科や総合的な学習の時間について検討し、ミニ集会で地域の方々と一緒に考えるための準備を行いました。

最初に、愛知県瀬戸市に昨年度開校した株式会社立の小学校「瀬戸SOAN小学校」の公開研究会に出張した先生からの視察報告です。瀬戸SOLAN小学校は、土小学校と同じように公立の学校をリノベーションして開校した学校で、習得・活用・探求の学習活動がしっかりと組まれて、土小学校と同じように、意味ある体験を学習活動に取り入れている先進的な学校です。

https://www.seto-solan.ed.jp/

 

東京から来ていた先生は、先進過ぎてどこから真似すればよいか・・・・と戸惑っていたようですが、土小から見に行った4名の先生たちは、今行っている生活科や総合を元にして、もっと子供たちが主体的に学べる場を作ることと、それを支える大人たちのネットワークをつくることで、すぐにでも取り掛かれることだ、と自信を持って語っていました。

瀬戸SOLAN小学校は究極の公立小学校を目指すというコンセプトで、本校校長の長年の友人である理事長が満を持しして開校した学校ですが、その良さを土小学校でも取り入れていけそうです。

その後は、各学年に分かれて、今年の地域と共に行った学習活動で、子供たちに力が付いた点を取り出し、ミニ集会のプレゼンにまとめたり、学習のプランニングシートを実際に行ったとおりに書き換えて、創造会議は終わりました。

 

教育ミニ集会には、保護者の皆さんも多数ご参加していただきたいと思います。

来年の計画を先生と地域(保護者を含む)が一緒になって行おうという前例のない取組みです。兵庫県の明石市教育委員会が発行するコミュニティ・スクールだよりには、次のように紹介をされています。

 

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4年生社会科見学

4年生は千葉県西部防災センターに社会科見学に行きました。

  

グループに分かれて映像で災害時の様子や気をつけることなどを確認しました。

いよいよ体験です。地震体験では震度5弱を体験し、激しい揺れの中、実際に頭を守りました。

 

消火体験では、水の入った消化器で映像に映る火を消しました。消火の3原則(知らせる)(早く消火する)(天井まで火が上ったら逃げる)も教わりました。

  

 

煙避難体験では、ホテル6階にいることを想定し、走らず煙を吸わないように避難。

 

非常持出品や備蓄品なども知ることができました。日頃から災害時にどうするのか家庭で話しておくことが大切ですね。

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6年生校外学習は佐倉で歴史を学びました

土地域を探求している6年生は、千葉県の城下町のひとつ佐倉市に校外学習で行きました。

 

7時半に出発をして、車内では土小学校クイズを出し合いながら進みます。土小学校は何年から土小学校いう名前でしょう?1昭和2年 2昭和20 3昭和63年 と出し合いながら・・・バスは予定通りに佐倉市内に到着。

9時から二手に分かれての見学が始まりました。最初に佐倉順天堂記念館から始まる2組と武家屋敷から始まる1組に分かれての活動です。

 

江戸時代から姿が変わらないひよどり坂を登って、武家屋敷につきました。ガイドの方の説明を聞きながらの見学。三軒の武家屋敷の違いを知りながらの見学。

 

 

たたみや扉にも、その家の格式や家のつくりなどを学びながら、三軒の武家屋敷の違いを知りながら・・なるほど家の作り方に様々な工夫があることを知りましたね。

 

武家屋敷からくらやみ坂を下ります。土小の周りにも名前のついた坂が多くありますが、佐倉の街中にも名前のついた坂が多くあります。調べてみても面白そうですね。

次に藩主であった堀田様の家、堀田邸を尋ねました。

 

 

広い庭に見とれている人もいましたね。藩主の家として明治初期に作られた家で、様々な工夫がありました。

最後は順天堂記念館。佐倉は西の長崎、東の佐倉と言われるほどに医学が発展した場所。

 

 

当時の手術器具や麻酔を行わずに手術をしていたこと、でも多くの人々の命や健康を救っていたことを学びました。

順天堂記念館から、千葉県立佐倉高校に移動して、セミナーハウスをお借りしてお弁当を食べさせてもらいました。佐倉高校は佐倉藩ともつながりのある、有名な進学校です。校長同士が知り合いでしたので、小学生と高校生の交流を行ってみました。

 

今日は、どの施設も寒く冷えていたのですが、セミナーハウスは大変温かく準備されており、暖かい中でおいしいお弁当をいただくことができました。

高校生の総合的な探求の時間で調べたことの発表は、佐倉の魅力を伝えよう、算学について、生活と音楽の関係、LGBTについて、の4つの発表でした。

 

 

 

佐倉のこと、算数がどうやって広まってきたか、音楽と生活が密接に関係していること LGBTのこと、どうやって調べて、どのように伝えるとよいかが聞きながらよくわかってきたようです。

子供たちの感想に「佐倉高校では研究している主題がはっきりしていて立ち回りもすごいなと思いました。また質問されたりトラブルがあってもすぐ対応していてすごいと思いました」というようなものがたくさんありました。

佐倉高校には地域に開いている交流施設があります。最後は、日本史の先生が佐倉市の歴史、佐倉高校の歴史も踏まえながら説明をしてくださり、佐倉高校の卒業生である長島茂雄さんの資料も見せてもらいました。

 

 

佐倉高校の生徒のみなさん、先生方、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

高校生の発表で声が出て堂々としていたのを見習いたい。

自分たちがもっとできることがあることに気づいた。 と帰りのバスでコメントがあり、2月10日の土サミットに向けて力がついた一日でした。 

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1月25日の登校時は注意して登校しましょう

1月24日 10年に一度と言われる強い寒波が関東地方を包み込み、4時を過ぎたころから風が強くなって気温がぐんぐんと下がってきました。

今夜は雪が降ることが予報されています。校門はすべてあけたままにして、通路には凍結防止剤を先生方の手で散布しました。

 

明日の朝は、道路が凍っているところがあるかもしれません。注意してけがの無いように登校してください。

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ダイヤモンドクラブのみなさんへ 1年生のお礼をお届けします

1年生はダイヤモンドクラブの皆様に、昔遊びを教えていただきました。

その時は楽しかったようで、お礼のことばがまとまったようです。写真のような形でクラブの方にお届けに参ります。

また、これからもよろしくお願いします。

  

 

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文集つちのこ 地域の協力をいただいて刊行します

昭和8年に発行され、毎年つちの子の文章を記録し続けてきた文集「つちのこ」ですが、教員の多忙化やその他様々な要件が重なり、昨年度は休刊しました。休刊した上で、子供たちにとって力を発揮できる文集であり、普段の授業の成果が表現できる文集であり、教員の負担も大きく増えないやり方で、と見直しを図りました。

その中で、増尾町会の会長にもお願いをして、町会の方の中から編集等の経験がある方にご協力をいただき、印刷も地域の印刷会社さんのご協力をいただき、今までの方法と変えて刊行することとなり、今日は第1校をお渡ししました。

 

地域の方々による校正を受けて、修正したものを印刷会社さんにお渡しします。

初めての試みですが、地域の皆さんのご協力でつちっ子の力を発揮する場が広がりました。

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6年 里山保全チーム最後の仕事

6年総合的な学習の時間「里山保全グループ」は、最後の活動日にトトロの坂を登ったあたりの落ち葉が多いことに気づき、道路上の落ち葉をきれいにする活動を行いました。

道路に面しているお宅に、敷地内に落ち葉を戻してよいかを確認して作業を開始。1時間では落ち葉だけではなく土などもあり、20mぐらいの場所をきれいにすることができました。

 

 

落ち葉をいれさせていただいた家にもお礼を言って作業終了。

帰り道にもごみを拾いながら帰ってきました。道端のごみや落ち葉が自然と気になってくるようになってきたようです。

大切な地域貢献です。

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6年生 国語(漢文)の特別授業を行いました。

今日は柏市内の先生方が一斉に研修を行う千教研(千葉県教育研究会研修会)の日です。校長先生が国語部会の責任者のため、土小学校の6年生には残ってもらい特別授業を受けてもらい、その様子を市内の先生方が参観して勉強をしました。

 

授業をしてくださるのは、関東学院大学付属小学校の村上博之先生。村上先生は、校長先生の国語の勉強仲間で、お茶の水女子大学附属小学校でも長らく担任をなさっていた授業の達人です。

今日は6年生に漢文を読む授業をしてくださいました。

自己紹介をしながら、漢字と中国語と英語の言葉の作りが似ていることを、楽しく示しながら引き込んでいきます。流石に北京大学に留学しただけあり、流暢な中国語で、英語もバッチリ。

  

最初は矛盾という言葉の元となった漢文を、漢字を調べながら、だんだんと内容を理解していきます。漢文というのは、レ点や一二点などのルールに従って読むものだと思っている先生たちは、驚きです。漢字の意味を調べながら、だんだん文章の内容を想像しながら予想して内容を把握していきます。

 

そうです、中国から漢文が日本に伝わってきたことに日本人が行ったであろう読み方を再現しながら、漢字の意味から場面を想像して読んでいく。こうして学ぶ楽しさを味わいます。

 

 

 漢字の意味から想像しながらの読み方がわかったら、次は「守株」をグループでオンラインで分担し、jamuboに書き込みながら読んでいきます。オンラインを使うと訳を見て答えを早く書こうとする人も出てきます。正しい訳を書き写すだけでは、言葉の力は着きません。漢字を調べ、意味を考えて、漢字の意味同士のつながりを考えていくことが、言葉の力につながります。訳を見るなんてつまらないからやめようね!と村上先生・・・・

 

実はこの漢文「待ちぼうけ」という歌になっているんだよ・・・歌を聞いてみると、漢字からのイメージがまた広がって、どんどんわかっていきます。二つの漢文(白文)をたった40分ぐらいで訳してしまいました。最後に、なぜ韓非子はこの文章を書いたのか・・・前に成功したことを繰り返しやることは、愚かなことだ・・・との意味を確認して、新しいことに挑戦していこうね!と授業は終わりました。

 

子どもたちも参観の先生たちも、多くを学んだ授業でした。

 

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