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3年ぶりに体育館に全校が集まり全校朝会を行いました

コロナ感染対策が緩和される中、予断を許さない状況はあるものの、全校が一同に会することによる「大きな学びの効果」があり、子どもたちの成長のためにも、大きく一歩を踏み出して、全校集合型で全校朝会を行いました。

 

 

 

校長先生のお話は、1月と2月のキーワード「つくりあげる」、進級に向けて今の自分をしっかりとさせていくには、何が大切か、というお話がありました。

「つくりあげる」に向けて、繰り返し努力していることで、「リフティングを毎日やる」「漢字の練習をしっかりやる

」ということが、インタビューから出てきました。友達と力を合わせて「つくりあげる」を意識していることでは、総合のスライド発表の資料を協力している、わかりやすい発表にしようとしている、と出ていました。でも、具体的に「つくりあげる」という行動が始められていない土っ子も多いので、目標を持って、繰り返し行い、友達と力を合わせることの良さを、校長先生の体験からのお話でした。

次に、児童会の来年度の役員の任命式が行われ、4年生と5年生から新しい役員8人が任命されました。

 

その後は新しい役員に、今年度の役員からの引継ぎが行われました。

 

今まで土小学校のみんなのためを考えて努力してきたこと、うまくいかなくてもがんばって乗り越えてきたことが語られ、児童会役員としての自覚を持った行動と気持ちが伝わってきました。

 

新役員に、「かしこく やさしく たくましく やり抜く子」のキーが手渡しされ、新しい役員からも、土っ子のためにがんばるという意思表示があり、みんなで力を合わせて、どの人も楽しく過ごせる土小学校にしていきましょう、と引継ぎ式が終わりました。

最後は全校で校歌の合唱です。初めて聞く全校での校歌の合唱は、とてもとても素晴らしい歌声でした。

 

 

 

校長講話の骨子

1月と2月のキーわードは 作り上げるです。

つくりあげることってこんなことだよと例を言いましたね。

1年生や2年生はくりかえしやることをがんばってごらん

3年生や4年生は総合の時間で取り組んでいることに力を合わせてごらん

5年生や6年生は、自分の課題の解決に向けてがんばって土小を良くして

今、つくりあげようと頑張っていることはありますか?

ある人は手をあげてみてください。

 

みんながんばってくれていますね。

どうして、繰り返しやることをがんばって、課題をもって友達と一緒に力を合わせることが、つくりあげる、ことにつながるか、実は実際に校長先生がやっていることから考えたことなのです。

土小には428人の人が通っています。土小を作り上げるには、全員が参加しないと作り上げることになりません。

自分で目標をもってがんばることは、実は先生もやっています。

先生は、ランニングをがんばっています。

先生は、毎日5キロくらいのランニングをして、一か月に100キロ走ることを目標にしています。1月は118キロ走ることができました。

日曜日には少し長い距離を走るのです。その時は走りはじめは1キロを8分ぐらいのとても遅いスピードで走りだします。その時は胸が苦しかったり、お腹が痛くなったり、歩こうかなって思うのです。早い人たちに抜かれてもいきます。でも3キロぐらい走ると、苦しいことが楽になってきて、そういう時に、後ろから追いついてきた人と同じくらいのスピードで並んで走って、だんだんその人の方が前に出て、よーしこの人についていこう。と頑張ります。でも、少しずつ離れていくので、もうちょっとがんばろうかな・・・って走ります。

その時にスマホが1キロのスピードは6分59秒っていうんだよ。そう、さっきと同じように走っているつもりなんだけど、さっきは8分だったのが、6分59秒って、1分も早くなっているのです。あれーそんなにスピードあげてないんだけど・・・

走りながらどうして速くなっているのか、考えながら走ると・・・一つ目は苦しかったけど歩かなかったこと、二つ目は追い越していってくれる人がいるから、知らないうちにその人たちについていこうとしているのかな?って

校長先生は土手のところを走っているから追い越していく人は知らない人ですが、追い越してくれるから 速くなるんだってわかったんです。

さあ、みなさんも作り上げるには、あきらめない自分と一緒にがんばる友達が大事ですね。きっと、今よりも確実にできるようになって、自分をつくりあげていけますよ。