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校長ブログ
2021年1月の記事一覧
プログラミング(校長ブログ)
先日、6年生が算数で取り組んでいた「プログラミング」のプリントをまねしてみました。吟味していないので不備があったらごめんなさい。
A地点にロボットが向こう向きに立っています。ロボットは「向きを変えられる」「線の上を進む」「前にだけ歩く」「交差点では必ず止まる」ものとします。
さて問題「矢印のように進んで、Bに到着するようにロボットに指示をしなさい」
答え1「まっすぐ行って、つきあたったら左に進めば着く。」
これが一番簡単な指示になるでしょうか。
しかし、この指示では不備が多く、ロボットは動けません。例えば「左に進めば」という指示はいけません。横に歩けるロボットならば横歩きをしながら左に進むかもしれませんが、「前にだけ歩く」ロボットですからつきあたったら止まったままです。この指示では左に行けず、Bへ着きません。
しかし、この指示では不備が多く、ロボットは動けません。例えば「左に進めば」という指示はいけません。横に歩けるロボットならば横歩きをしながら左に進むかもしれませんが、「前にだけ歩く」ロボットですからつきあたったら止まったままです。この指示では左に行けず、Bへ着きません。
どうすれば良いでしょう。
「向きを変えられる」とありますから「左に向く」という指示があればよいわけです。
命令されたことを正確に行うコンピュータだからこそ、意図した処理を行わせるための正確な命令が必要です。
正答例としては「4ます分歩く。左に90度向きを変える。3ます分歩く。」となります。
こういった段取り、道筋を一つ一つ丁寧に進めていくことがプログラムを作るときに大切になります。「論理的な思考」ということです。こういう力を、身につけていきましょう、というのがブログラミング学習です。
しかしながら「論理的な思考」という部分で言えば、学習のあちこちの場面で必要なものであり、日々鍛えられています。
例えば、本校の2年生の算数『大きな数』の学習で「10000は100がいくつ?」というものでのつまずきが少なくないと聞きました。
例えば、本校の2年生の算数『大きな数』の学習で「10000は100がいくつ?」というものでのつまずきが少なくないと聞きました。
これは覚えるものではありません。
「100が10個で1000。1000が10個で10000。だから、100が100個で10000」と道筋に沿って考えれば良いわけです。途中の「1000が10個で」というワンクッションがキーです。しかし「100が」と「1000が」の部分が混乱をきたすかもしれませんし、文章だけではわかりにくい。
前にも触れた覚えがありますが「算数は(場面の絵を)かいてみる」ことが大切です。
前にも触れた覚えがありますが「算数は(場面の絵を)かいてみる」ことが大切です。
このように算数の問題は、階段で例えると、あえて、1段抜かしや2段抜かしのものがあります。その階段を自分で1段ずつ上がっていくことをしないと、つまずいてしまうのです。
算数を教えていたときは「魚を釣っておいしそうだからといって、いきなり頭からかぶりつく人はいないだろう。食べるには、うろこを取り、生か焼くか煮るか考えてさらに調理をする。そしてやっと口に入れるわけだな。算数も同じだよ。」なんて例え話もしました。
別の例です。
算数を教えていたときは「魚を釣っておいしそうだからといって、いきなり頭からかぶりつく人はいないだろう。食べるには、うろこを取り、生か焼くか煮るか考えてさらに調理をする。そしてやっと口に入れるわけだな。算数も同じだよ。」なんて例え話もしました。
別の例です。
一気に答えを出そうとせずに、上のように、「途中の式を書く」「必要な筆算を書く」「繰り上がりを書く」そして、最後の見直しのために「書いたものを消さない」というようなことが本当に大切です。一つ一つを丁寧に行えば、必ず答えにたどり着けます。(小中の子どもたち、だまされたと思ってやってごらん。)こういうことを丁寧に意識して行うことで、論理的な思考は身についていきます。
子どもにとっては、「やっていて楽しい」ことは大変重要なので、パソコンに向かった方が「楽しい」でしょうけれど。
プログラミング教育、プログラミング学習、言葉を聞くと難しそうですが、そのために必要な論理的思考を育てる場所はあちこちにあります。しかし、会話1つにしても、あまり小さなうちから生活がきゅうくつになってしまったら何にもなりません。日常的に育てるなら「楽しく」は忘れずにいたいですね。
宣言が出て3回目の週末です。感染症対策を講じた上で、健康で有意義なものとなりますように。
習慣(校長ブログ)
保護者のみなさん、日々のご家族の健康管理、毎日の健康観察、お疲れ様です。ありがとうございます。
新年を迎えたから何もかもリセットなんてもちろん思っていませんでしたけれど、さらに気をつけることが増えるとも思っていませんでした。
それでも、まず朝の昇降口前での検温、消毒は、職員や子どもたちの習慣になっています。
2年生の教室の様子です。
常時マスク着用で、と呼びかけているわけですから、やって当たり前に見えますが、7、8才の子どもたちですよ。
改めてこうして見てみると、小さいのに立派だな、よくがんばっているな、と思います。大人と同じことを求められて、文句も言わずにマスクをして授業を受けているのですから。
もちろん、他の学年も同じです。
一番大きな6年生だって11、12才ですからね。
でも、こうした毎日を過ごしながら、病気にならないための、手洗いやうがい、マスク着用が習慣になって、みんなが健康で元気に過ごせることは良いことです。
昨年度の5月にこのブログで「継続は力なり」について書いた文章の一部を載せます。↓
「継続は力なり」って努力を続けるイメージが浮かびますけれど、実はどんなことでもそうなんです。例えば「あいさつをしない」という、努力を要しないことでも毎日こつこつ継続すると「あいさつをしない」という習慣が身につく、そういうことです。子どもはどんなことでも吸収し、身につけていきます。良い習慣って大切です。
今の状況の中で、継続的に感染予防を続け、病気に対する良い習慣が身につくことを願います。さらに広い意味で「自分の体や他人の体を守ろうとする子どもたち」に育ってほしいです。
大寒(校長ブログ)
朝の検温担当職員も1周しました。
朝早くから、ありがとうございます。
今日は東葛飾教育事務所から特別支援アドバイザーの松本敏先生に来ていただき、1年生から3年生の子どもたちの様子を見ていただきました。
松本先生はかつて柏市内で校長先生をされていた方です。各学年1時間ずつ授業を見ていただきました。子どもたちの様子から、より良い関わり方のアドバイスをいただきます。管理職と共に各担任が放課後に松本先生と面談をしました。
貴重なアドバイスは明日からの指導に生かしていきます。松本先生、1日ありがとうございました。
今日は「大寒(だいかん)」で、1年で最も寒い時期と言われています。冬らしいピリッとした空気で1日が始まりました。元気な子どもたちが登校し、真面目に学習に取り組みました。
寒さに負けずにがんばっています。
朝早くから、ありがとうございます。
今日は東葛飾教育事務所から特別支援アドバイザーの松本敏先生に来ていただき、1年生から3年生の子どもたちの様子を見ていただきました。
松本先生はかつて柏市内で校長先生をされていた方です。各学年1時間ずつ授業を見ていただきました。子どもたちの様子から、より良い関わり方のアドバイスをいただきます。管理職と共に各担任が放課後に松本先生と面談をしました。
貴重なアドバイスは明日からの指導に生かしていきます。松本先生、1日ありがとうございました。
今日は「大寒(だいかん)」で、1年で最も寒い時期と言われています。冬らしいピリッとした空気で1日が始まりました。元気な子どもたちが登校し、真面目に学習に取り組みました。
寒さに負けずにがんばっています。
空気・照度検査とマスク(校長ブログ)
学校薬剤師の島田先生による空気・照度検査を行いました。抽出学級を4年と6年としました。
子どもたちの机あたりの明るさや教室内の空気などは学校保健安全法という法律の規定をもとにした学校環境衛生基準で決められている数値があります。それを満たしていれば学習環境として良好となります。
検査結果は「良好」でした。安心して学習ができます。島田先生、ありがとうございました。
さてマスクについてお話しします。
マスクをすることが習慣となったこの1年。そのおかげと言って良いのでしょう、秋から冬に突入しましたが、風邪やインフルエンザにかかる児童がほぼいません。(手洗いもしっかりしていますから。)
ただ、教室で子どもの前に立つ教職員の表情が隠れてしまうのは残念かなと思います。保育園などで小さな子を相手に保育する方々の表情が見えないことによる子どもへの影響が話題になったこともありました。
6月に↑マウスシールドが教育委員会から配付されたときにこんなものがあることを知り驚きました。担任など、子どもたちに直接関わる職員分のみの配付だったので、学校でもいくつか用意して、他の職員にも配りました。
しかしながら、国の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル2020.12.3Ver.5」P42にも「マスクに比べ効果が弱いことに留意」と記されているように、使用については気をつけなければなりません。このあたりは報道でも耳にしたことがあり、子どもたちや保護者のみなさんの中には心配している方もいらっしゃるかもしれません。
「一斉指導中はフェイスシールド、個別指導中はマスク、と使い分ける」ように、職員には伝えています。
もちろん、常時マスク着用の職員もいます。そこは、任せています。
引き続き、感染症対策を行いながら、子どもも大人も安心安全を心がけて学校生活が送れるように進めてまいります。
柏市のガイドラインでは、「児童生徒が濃厚接触者に特定された時(PCR検査の結果が陽性、陰性に関わらず)、2週間を基本とした健康観察期間(お休み)」となっています。そのご家族のお仕事にも影響が及ぶ可能性もあります。繰り返しになりますが、本人またはご家族で体調が良くない場合は決して無理をすることのないようにお願いいたします。不安なときはご相談いただければと思います。
子どもたちの机あたりの明るさや教室内の空気などは学校保健安全法という法律の規定をもとにした学校環境衛生基準で決められている数値があります。それを満たしていれば学習環境として良好となります。
検査結果は「良好」でした。安心して学習ができます。島田先生、ありがとうございました。
さてマスクについてお話しします。
マスクをすることが習慣となったこの1年。そのおかげと言って良いのでしょう、秋から冬に突入しましたが、風邪やインフルエンザにかかる児童がほぼいません。(手洗いもしっかりしていますから。)
ただ、教室で子どもの前に立つ教職員の表情が隠れてしまうのは残念かなと思います。保育園などで小さな子を相手に保育する方々の表情が見えないことによる子どもへの影響が話題になったこともありました。
6月に↑マウスシールドが教育委員会から配付されたときにこんなものがあることを知り驚きました。担任など、子どもたちに直接関わる職員分のみの配付だったので、学校でもいくつか用意して、他の職員にも配りました。
しかしながら、国の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル2020.12.3Ver.5」P42にも「マスクに比べ効果が弱いことに留意」と記されているように、使用については気をつけなければなりません。このあたりは報道でも耳にしたことがあり、子どもたちや保護者のみなさんの中には心配している方もいらっしゃるかもしれません。
「一斉指導中はフェイスシールド、個別指導中はマスク、と使い分ける」ように、職員には伝えています。
もちろん、常時マスク着用の職員もいます。そこは、任せています。
引き続き、感染症対策を行いながら、子どもも大人も安心安全を心がけて学校生活が送れるように進めてまいります。
柏市のガイドラインでは、「児童生徒が濃厚接触者に特定された時(PCR検査の結果が陽性、陰性に関わらず)、2週間を基本とした健康観察期間(お休み)」となっています。そのご家族のお仕事にも影響が及ぶ可能性もあります。繰り返しになりますが、本人またはご家族で体調が良くない場合は決して無理をすることのないようにお願いいたします。不安なときはご相談いただければと思います。
遊具撤去(校長ブログ)
老朽化により修繕不可となった3つの遊具が撤去されました。
ビフォー アフター
一つずつ新規に設置される予定ですが、一気には入らず、年度をまたいで一つずつとなりそうです。
遊具と言えば小学生の頃、母校の校庭に回旋塔というものがありました。同じ年代の方はきっと遊具の形や、遊んだときの光景が浮かぶと思います。今は、どこも撤去され見ることはなくなりました。
小5ぐらいまで自由に遊んでいました。他の遊具では体験できない浮遊感が得られるので、楽しくて仕方ありませんでした。手を離したら危ないことだけはわかりますから必死です。自信が無い子は近寄りませんし、積極的に遊んでいた私も手がすべって空を飛んだこともあります。
上の2枚の絵のように対面で2人で遊んだり、数人と一人に分かれて遊んだりしました。
ある日、担任の先生から、回旋塔の遊び方について話がありました。「今後は、みんなでつかんでぐるぐる走り回るだけ」とルールが変更になりました。ショックを受けたことを覚えています。
きっとこの遊具に関わるけが人も多かったのでしょう。当時の先生方も話し合いを重ねたのでしょう。
そしていつしか、この遊具も校庭から姿を消しました。
学校だけでなく、公園でも、色々な遊具の危険性が指摘された時期があり、昔の遊具は次々に姿を消しています。少し寂しい気もしますが、色々な年齢層の子どもたちが遊ぶ場所であれば仕方ないことなんだろうなと思います。
今回は老朽化による遊具の撤去でした。子どもたちの安全にも気をつけていただいて、1日がかりの作業になりました。ありがとうございました。
ビフォー アフター
一つずつ新規に設置される予定ですが、一気には入らず、年度をまたいで一つずつとなりそうです。
遊具と言えば小学生の頃、母校の校庭に回旋塔というものがありました。同じ年代の方はきっと遊具の形や、遊んだときの光景が浮かぶと思います。今は、どこも撤去され見ることはなくなりました。
小5ぐらいまで自由に遊んでいました。他の遊具では体験できない浮遊感が得られるので、楽しくて仕方ありませんでした。手を離したら危ないことだけはわかりますから必死です。自信が無い子は近寄りませんし、積極的に遊んでいた私も手がすべって空を飛んだこともあります。
上の2枚の絵のように対面で2人で遊んだり、数人と一人に分かれて遊んだりしました。
ある日、担任の先生から、回旋塔の遊び方について話がありました。「今後は、みんなでつかんでぐるぐる走り回るだけ」とルールが変更になりました。ショックを受けたことを覚えています。
きっとこの遊具に関わるけが人も多かったのでしょう。当時の先生方も話し合いを重ねたのでしょう。
そしていつしか、この遊具も校庭から姿を消しました。
学校だけでなく、公園でも、色々な遊具の危険性が指摘された時期があり、昔の遊具は次々に姿を消しています。少し寂しい気もしますが、色々な年齢層の子どもたちが遊ぶ場所であれば仕方ないことなんだろうなと思います。
今回は老朽化による遊具の撤去でした。子どもたちの安全にも気をつけていただいて、1日がかりの作業になりました。ありがとうございました。
富勢中学校区学校運営協議会
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