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校長ブログ(令和3年度)
「義理人情!?」その2(校長ブログ)
昨日は,私の読んだ本から「義理人情」についてお話しさせていただきました。
その続きです。
この本の舞台と本校学区が似ているなと感じた後、
ふと「あれ?」と思ったのは何かというと,
「うちの学校の職員も・・・」と思ったことです。
以前こんな事がありました。
本校のある職員が,深く思い悩んでいました。私は,どのように接したらよいか迷っています。
ところが,周りの職員はこんな風に接していました。
ある職員は,いつもはセルフの休憩時間に「コーヒー飲みませんか」と声をかけています。
他にも・・・
「先生,元気のない姿 似合わなーい!」と明るく声をかける非常勤講師
「大丈夫だよ,明るく言っちゃいな!」と勇気づけるベテラン職員
気にしつつ,あえて何もなかったように平然と振る舞う職員や
階段ですれ違いに「お疲れ様でーす」と何気なく接している職員
複数人で「どうすればいいか?」と真剣に相談している職員
「これリラックスできるから」と言って、ちょっとした差入れをする職員
そして多忙極まりないのに,何度も話を静かに聴いている職員
極めつけは,外部からアドバイザー?!まで・・・・・
まさに「義理人情」の塊でした。
学校は,対応しなければならない事が以前より確実に増えて
ゆとりがなくなり,どうしても人間関係が希薄になりがちです。
しかし,我々は「人を育てる」仕事です。
人との関わりなしでは成り立ちません。
いつも「この子のためには・・・」と考えています。
本校職員には,昔ながらの「義理人情」が厚く
表面だけでなく,心底から理解し合おうとする心があります。
よく「チーム学校」と言われますが,本校はそれ以上の絆を感じています。
読書の話から大分逸れてしまい,申し訳ありません。
しかも身内の話で失礼しました。
*写真は職員室の様子です。
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