校長ブログ

「義理人情!?」その2(校長ブログ)

 昨日は,私の読んだ本から「義理人情」についてお話しさせていただきました。

その続きです。

 この本の舞台と本校学区が似ているなと感じた後、

ふと「あれ?」と思ったのは何かというと,

「うちの学校の職員も・・・」と思ったことです。

 

 以前こんな事がありました。

 本校のある職員が,深く思い悩んでいました。私は,どのように接したらよいか迷っています。

 ところが,周りの職員はこんな風に接していました。

ある職員は,いつもはセルフの休憩時間に「コーヒー飲みませんか」と声をかけています。

他にも・・・

「先生,元気のない姿 似合わなーい!」と明るく声をかける非常勤講師

「大丈夫だよ,明るく言っちゃいな!」と勇気づけるベテラン職員

気にしつつ,あえて何もなかったように平然と振る舞う職員や

階段ですれ違いに「お疲れ様でーす」と何気なく接している職員

複数人で「どうすればいいか?」と真剣に相談している職員

「これリラックスできるから」と言って、ちょっとした差入れをする職員

そして多忙極まりないのに,何度も話を静かに聴いている職員

極めつけは,外部からアドバイザー?!まで・・・・・

 

 まさに「義理人情」の塊でした。

 学校は,対応しなければならない事が以前より確実に増えて

ゆとりがなくなり,どうしても人間関係が希薄になりがちです。

 しかし,我々は「人を育てる」仕事です。

人との関わりなしでは成り立ちません。

 いつも「この子のためには・・・」と考えています。

 

 本校職員には,昔ながらの「義理人情」が厚く

表面だけでなく,心底から理解し合おうとする心があります。

よく「チーム学校」と言われますが,本校はそれ以上の絆を感じています。

 読書の話から大分逸れてしまい,申し訳ありません。

しかも身内の話で失礼しました。

 

*写真は職員室の様子です。