校長ブログ

2021年11月の記事一覧

もうすぐ12月(校長ブログ)

 

 児童玄関奥の「プレールーム」廊下に飾られたクリスマスツリーです。

 ここは外国語活動に関する掲示板で,本校の外国語授業支援員さんが

わざわざ作ってくださいました。

 あと2日で12月ですが,このような掲示物を見ると

「早くも年末だなあ」と感じてしまいます。

 

 

版画家・大野先生(校長ブログ)

 11月24日(水)4年生と6年生対象に版画の出前授業が行われました。

 講師は版画家の大野先生をお招きしました。

 子どもたちにとって,専門的な方の技術に触れることは貴重な体験です。

 先生の指導と助言のもと,彫刻刀を使って作品を作っていきます。

 すると先生から「失敗してもいいんだよ。失敗したら5秒だけ落ち込んで,

その後また彫り続けよう」と声をかけてくださいました。

 最初,彫るのに躊躇していた子が,数分後には迷わず彫り進めている様子が見られました。

 私が学級担任だった頃は「彫ったら元に戻らないんだから

絶対に失敗するなよ!」と言っていたのを思い出し,恥ずかしくなりました。

 

 何をするにしても「失敗」は付きものです。

 あまりにも失敗を恐れて挑戦しなくなる事の方が余程問題だと思います。

私自身,数え切れない失敗をし,その度に落ち込んできました。

しかし,失敗から学んだ事も数多くあります。

「あの時,失敗したから今はできている」ってありませんか。

 小学校期は,この失敗が(大きさにもよりますが)特に許される時期だと考えています。

 だから学校は,体験する多くの機会を持ち,挑戦させますが,

成功だけを望むのではなく,失敗も立派な経験になると捉えています。

 その時の失敗をしっかり受け止めてあげるのが,小学校の役割の一つと

私個人的には,強く思っています。

 彫刻家という専門家から,貴重なお話をいただきました。

  

 

PTAイベント(校長ブログ)

 先日11月20日(土)午後に行われたPTAイベント

「謎解きウォークラリー」について紹介します。

 PTAイベントは,例年では「PTAバザー」を実施していました。

 今年度は,コロナ禍ということもあり,学校と保護者のみふれあいの日としました。

検討した結果「謎解きウォークラリー」となりました。

 今回特筆したいのは,役員さんも含めた全校の親子が参加できたことです。

 とかく役員さんは,運営側専門になり,当日も準備に追われ、

一緒に楽しむことができませんが、

 今回は,役員さんも一緒に我が子と歩いています。

 当然,集計等はありますが,ゴールした人達が率先して

カードの回収や参加者の集約等をしてくれました。

 今回のイベントで,役員さん全体会議ははじめの1回だけ。

中軸となる役員さんとの会議は前日含め2回だけでした。

 本来のバザーと比べることはできませんが,

今回のウォークラリーは,とてもよい「ふれあいの日」となりました。

 

※ウォークラリーは,隣のあけぼの山農業公園コースと校舎内コースの2つを回りました。

 

 

スポーツフェスティバル(校長ブログ)

 11月20日(土)は「ふれ合いの日」でした。

午前に「スポーツフェスティバル(運動会代替行事)」

午後にはPTAイベント「謎解きウォークラリー」を実施しました。

「東小日記」にも掲載されていますので,ご覧ください。

 この2つは,いずれも昨年度と大きく変わった行事です。

 スポーツフェスティバルは,運動会の様々な目的から重要な項目3つに絞って

それに向けて,方法や種目を検討しました。

 ですから,例えば開会式は短いし,合同体操は「ラジオ体操」ではなく,

日頃体育学習で行っている徒手体操です。

 

 こうして行事の主目的を明確にし,たとえ状況が少々悪化して

少しの練習時間になっても,無理なく実現可能にしてあります。

 例年と比べて午前のみで短い時間でしたが,いつもの運動会と変わらず

子どもの元気な姿や高学年の活躍ぶりが観られ,

保護者,地域の方々と一緒に運動の素晴らしさを味わうことができました。

 このコロナ禍から生まれた,新たな学校行事のあり方を見た気がしています。

 

「謎解きウォークラリー」については次回ご紹介します。

  

チューリップ球根植え(校長ブログ)

 午後から,全校であけぼの山農業公園に行き,

チューリップの球根植えの作業をしました。

 公園では,毎年16万球もの球根を植えており,

毎年,配色を変えているそうです。

 今日は,その一部を手伝わせていただきました。

穴を空けてもらった畑に,球根1個ずつ丁寧に入れていきます。

 全校児童で取りかかりましたが,なかなか終わりませんでした。

 最後に担当の方から,その球根が芽を出すのが2月頃で,

4月中旬には満開になると聞き,これからの楽しみが増えました。

 このような機会を提供していただいた事に感謝でいっぱいです。

 

 

 

授業力向上を目指して(校長ブログ)

 本日,教育委員会の指導主事を招いて

5年社会科の授業を展開しました。

 これは教員の経験年数に合わせて行うもので

年間数回ある研修のひとつです。

 授業後は,授業者と指導主事とで振り返りをし

成果と課題について話し合いをしました。

 このように,自己研修や校内授業研究会以外でも

教師の授業力向上を目指して,日々努力をしています。

 

 

 

5年生 国語学習(校長ブログ)

 5年生の4校時は国語科の学習でした。

 意見文を作成し発表する学習の一環で,

立場を決めながら,その根拠となる情報を見つけ,

グループで意見交流して,書く力をつけていく時間です。

 まず一人が自分の意見などを発表します。

 次にグループのメンバーから感想と質問をします。

その質問に対して,また自分の意見を伝えます。

 文を読み取る場面では,付箋を使って自分の考えをはっきりさせたり

意見の内容によって線で色分けしたりして

 簡潔に,はっきり発表できるように準備していました。

 その甲斐あってか,今日は前回より大きな声が出ていたり

言葉を選んでわかりやすく話していたりして,上手に発表ができていました。

 

  

  

 

1,2年生 スポーツフェスにむけて(校長ブログ)

 1,2年生,,11月20日のスポーツフェスティバルにむけての練習をしました。

 50m走のスタート位置や並び方など,担任の先生の説明を聞きながら,

確認していました。 

 当初5月22日に予定していた今年度の運動会は,コロナの影響で,

9月25日に延期をしましたが,それも自粛となり実現しませんでした。

 今回のスポーツフェスティバルは,その代替行事として実施されます。

 目的は,次のとおりです。

1 全校の一体感を味わわせる。

2 協力・責任の態度を重視し,「自ら創り上げる行事」を実感させる。

3 運動の楽しさを実感させる。

 その他にも,保護者や地域の方々にも,東小の子の元気な姿を

観てほしいと思っています。 

 きっと教室の様子とは違った子どもの一面が見られると期待しています。

 

   

思いやりの心(校長ブログ)

 今朝,いつものように昇降口前に立ち

子どもたちが登校してくるのを迎えていました。

 少し途切れたので,玄関前をほうきで掃いていました。

 

 一通り掃き終わった後,しばらくすると,

6年生の女子が「校長先生お手伝いしますか」と来てくれました。

 数分後、今度は6年生男子が「掃きにきました」と来てくれました。

 一度,4階の教室へ上がったのに,わざわざ来てくれたなんて

感激です。しかも二人も来てくれたのには,驚いています。

 日頃からの担任の指導と,地域が育ててくれた「おもいやりの心」が

行動に現れたものと嬉しく思いました。

 

 

 

 

 

うさぎのみみ読み聞かせ(校長ブログ)

 「うさぎのみみ読み聞かせ」は,地域ボランティアを募り

一昨年の令和元年度まで実施した行事です。

 コロナウイルス感染症対策のため,昨年度は実施できませんでしたが

今年度復活させるため,本日はボランティアの方々との懇談会を開きました。

「読み聞かせ」の実施の目的については,次のように説明しました。

1 読み聞かせで,聴く・理解する・イメージする力を育てる。

2 地域とつながりを持ち,地域の方々の力を借りて児童を育てる。

3 地域の方々と東小児童とのふれ合いを持ち,思いやりの心を育てる。

 ボランティアのみなさんは,本が好きで,子どもが好きで,

そして東小が好きな方々ばかりでした。

 実施方法や割り振りは,前例にとらわれずにとお願いすると

あっという間に決まってしまいました。

 ある方は「好きだから紙芝居をしたい」

また,ある方は「自分で物語をつくり,挿絵も作ってやるよ」など,

みなさん,こちらの予想をはるかに超えた「やる気」で驚かされました。

 第1回は12月です。当日がとても楽しみです。

 これで,また地域とのふれ合いの場が一つできた事も嬉しいです。