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2020年1月の記事一覧

柏駅伝大会、男子5位!

 曇り空の中、柏の葉総合競技場で柏駅伝大会があり、富勢小からも男子3チーム、女子2チームが参加しました。例年、陽射しはあるものの、低温と冷たい風が吹く天候でランナーにとってはもちろん、応援する側にとっても大変な天候になることの多いこの大会ですが、昨日はちょっと様子が違いました。スタンドにいましたが、昼近くになると陽射しも時折あり、そうなると結構暖かさも感じます。「風はどうだった?」の問いに、子供たちは「気にならなかった」とのこと。ランナーにとっては集中して走れたようです。この大会も36回目。私が教員になった頃から続いている競技ですが、初めから小学生が参加していたわけではなく、どちらかというと先週行われた「新春マラソン(以前は元日に実施していました)への参加が多い状況でした。それが10数年前から学校単位での参加となり、男子は101チーム、女子は85チームが参加する、この時期恒例の競技会になりました。
 男子は10時半、女子は11時20分のスタートに合わせて8時45分に集合し、アップやコース下見で時間を過ごしました。この時期はインフルエンザ感染による学級閉鎖で、練習はもちろん、当日の参加も危ぶまれる状況になりがちです。富勢小は欠席者が多いという状況ではありませんが、体調不良で直前にメンバー変更した選手もいました。そんな中、昨日は全員集合、まずはホッとしました。
 結果ですが、何と男子Aチームが5位!見事入賞を果たしました。他の4チームの確定した順位は今の時点ではっきりしていませんが、スタンドで見ていてどの子も、ラストスパートの走りに健闘、抜かれないどころか、数名を最後には追い抜くという力を見せてくれて、見ていて感動しました。スタンドに戻ってくる子供たちのホッとした顔からはやり切った感が伝わってきました。「どこが辛かった?」と尋ねると、子供たちは落ち着いて自分の走りを振り返ります。途中、思うように走れなかったり、追い抜かれたりしたはずです。そんな時は「振り返りたくない」気持になるものですが、昨日の子供たちは違いました。単なる順位だけではなく、今までの練習の成果をいかし、辛い2㎞ちょいとの戦いを乗り越えた充実感を味わえている子供たちは立派だと思います。そんな中での「男子Aチームの5位」は全員が喜べる結果でした。1区では20位あたりだったのが、16位→11位→9位→5位…走っている子供たちは順位はわからないはずです。苦しいけどここで頑張る、抜かれない、前の選手を追い抜く、…そんな思いで必死に走った結果でした。そんな頑張った末の喜びは、一緒に練習してきた仲間に伝わります。「男子、頑張ったね!」「凄いよ!」と、女子やAチーム以外の子供たちが拍手をおくって共に喜びました。そんな雰囲気は応援に来てくださった保護者の皆さんにも伝わります。スタンドは選手を中心に撮影会場に。「応援、ありがとうございました!」の子供たちに大きな拍手がおくられました。結果はもちろんですが、そんな雰囲気で終われたことが嬉しく思います。地道な練習の大切さ、結果を残すことの大切さも感じました。昨日参加した4、5年生は「よし、来年も…!」と刺激を受けたはずです。この気持ちを大事にして、私たちは練習を通して子供たちの力を引き出していきたいと思います。
 昨日は選手以外の子供たちの応援もありました。本当に嬉しかったですね。走りきった選手、補欠として控え、必死に応援した選手、そして保護者の皆様、寒い中、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました。

6年生との会食

 「今朝は空気が冷たい!」そんな朝があった今週ですが、昨日は「今日は暖かいな…」そう思える時も。寒暖に敏感になる時期ですね。1月も気がつけば後半、来週はもう2月。あっと言う間に感じます。「暖冬」の影響があるのでしょうか。「子供たちの体調管理に十分注意を!」この時期、職員への声かけ、欠席者、インフルエンザ感染、…いつもなら話題の中心なのに、3学期が始まってもそんな状況になっていないの今週始めでした。そんな中、23日の木曜日、4年生のクラスに欠席者が増えたため、注意喚起の通知を配付しました。いよいよかな…そんな思いになります。幸い、拡大することなく昨日は予定した校外学習を実施することができ、ホッとしています。でも油断禁物、暖かくなる春はまだ先です。
 6年生は卒業まで40日をきりました。今週22日から始まった校長室での会食。クラスごとに7~9名が校長室で給食の時間を過ごします。30分ほどですが、質問に答えながら、仲間の話を聞きながら、給食を食べながら、そして笑いながら、…「~しながら」は良くないことが多いのですが、この会食だけはそれが楽しさにつながります。質問は「この6年間、忘れられない給食メニュー」から始まり、夢であったり、友だちのことであったり。今週は私の出張もあり、2つのグループのみの実施でしたが、間近に6年生に接することができ、発見も結構あるんです。そうすると翌日から、その子の見方が広がっていく感じがします。この時期、ずっと続くけてきていますが、「楽しく会食ができるのは6年生ならでは」というのが実感です。どんなに声が小さい子でも、他の子は食べながら聞こうとする…そんな優しさを感じます。周りを気遣えるのは、やっぱり6年間、積み上げてきた6年生が一番ですね。2組から始まった会食は、1組、3組、4組と2月下旬まで続きます。会食が終わると「6年生を送る会」、それが終わるといよいよ3月…。とにかく1日をしっかりと大事に過ごして行こうと思います。
 今日は柏の葉総合運動場で柏駅伝大会が行われ、富勢小からも男女5チームが出場する予定です。この後、応援に向かいます!

1月17日

 25年前の今日、阪神・淡路大震災が発生しました。「住宅密集地が火の海になり、高架式の高速道路が横倒し…」テレビに映し出された光景は今でも思い出します。当時、私は富勢東小で6年生を担任していて、朝から授業の合間にテレビを見、子どもたちと無言の時間を過ごしました。4月に兵庫県からの転入生がいて、その子も何も話さずに目の前の光景を見入っていた姿は忘れることができません。今日、富勢小では昼休みの時間に避難訓練をしました。訓練を通じて自然災害で失う物の大きさと、その中で命を守る行動の大切さを子供たちには伝えました。
○休み時間に地震が発生した場合でも次の行動ができるようにする。
  ・自分の身を守る ・落ち着いて次の指示を待つ ・上級学年は近くの下級学年に声をかける

 今朝の新聞には当時被災された方からの投稿記事が掲載されていました。備えは時が過ぎる度に変化する。今必要なのはどんな備えか。この日は来る度に考える(「朝日新聞」より)…とても印象に残りました。今日の避難訓練は休み時間と言うこともあり、子供たちが過ごしている場所は様々でした。緊急地震速報が流れると、教室からはガタガタという音が聞こえ、校庭の子供たちは走って中央に集まりました。廊下にいた子供たちはしゃがんで頭を守っています。これが登下校の途中だったら、遊んでいるときだったら、自宅で留守番をしているときだったら、…そんなことを考えて備えることは大事です。「1.17」と「3.11」は「命の大切さを考える日」に加えて「自然災害の備えを考える日」にしても良いかもしれませんね。
 また今週は流山市での不審者事件、中学生が不審者らしき人を見かけたり、追いかけられたりすることがありました。そんな状況においては、以下のことを子供たちには指導しました。
○学校や習い事からの帰宅時には油断せずに、しっかりと素早く歩く
○不審な人に遭遇したら、「こども110の家」を活用したり、近くの大人に知らせたり、素早く逃げたり、などの行動に心がける。帰宅したら家の人に話す。

子供たちの対応については家庭でもぜひ、声かけをお願いします。 
 先週の書き初め大会を受けて、15日から今日までの3日間、校内書き初め展を体育館で実施しました。子供たちの作品はいかがでしたか? 体育館で作品を見ていると、物言わぬ作品ですが、子どもたちが作品を仕上げるために取り組んだ息遣いが聞こえてくるようで、何だか圧倒される思いになりました。3年生以上は毛筆の作品です。苦労したことがわかる作品、勢い余って紙からはみ出した作品、名前がしっかりと書けている作品など、子供たちの力作が並びました。1、2年生の硬筆の作品では、難しい文字を丁寧に書いてある作品、マス一杯に堂々と書いてある作品など、机に向かって一生懸命に書いている姿が浮かんできました。全児童の作品を掲示してみると「みんな違って、みんないい」そんな感じも伝わってきました。時間を見つけて多くの保護者の皆様には来校いただきました。ありがとうございました。



 

さすが6年生!

 15日の朝のことです。いつものように運動場入り口に向かったところ、正門付近で6年生3名に呼び止められました。周りの目を気にしながら、ポケットから何かを出そうとしています。「どうした?」と声かけすると、「これが途中に落ちていた」と本当に大事そうにポケットからスマホを出して見せてくれました。「『こども110』の家に寄ったんだけど留守だったから、学校まで持ってきた」とのことです。周りに「これ、落ちていたよ!」と見せびらかすこともなく、「大事な物だから丁寧に扱わないと…」そんな思いがポケットからスマホ出す仕草から伝わってきました。大事なスマホ、落とし主の心配…3人の様子からとても気にしている様子だったので、職員室に持って行くように指示して、いつもの場所に向かったのですが…。その時から何か嬉しい気分で一杯でした。落としている物を「どうにかしなければ」と思っての行為、大事な物だと判断し、大切に扱った行為、いろいろな意味で周りに気づかれてはいけないと思っての行為、そしてそれが6年生であったこと…それが嬉しい気持ちの要因です。無関心でいることなく、様々なアクションをかけるというのは簡単ではありません。そう思うと嬉しいことですし、それが6年生であったことが、嬉しさを倍増させていると思います。そのスマホは無事に持ち主に渡りました。そのことと私が感じたことを伝えながら6年生に伝えると「良かった!」そんな嬉しそうな顔、安心した顔が見られました。「さすが6年生!」そんな嬉しい思いでスタートした一日でした。
 今日は「第5回PTA常任委員会」の日。会の冒頭の挨拶で、朝の6年生のことは紹介し、出席された保護者の方にも嬉しい気持ちを伝えました。今日の会は30分程で定例の内容が終了し、意見交換会になりました。今日の話題は「来年度に向けて」という内容で、様々ある取組の中から「学級編制」を取り上げました。平成29年の年度末から全学年での学級編制を実施し、3年間過ごしてきました。まずは「毎年、学級編制を実施することはどうなのか」について伺いました。
 ・多くの仲間と関わり、友だちの幅が広がった。
 ・友だちの偏りがなくなるので良い。
 ・「せっかく慣れてきたのに…」という子もいる。
 ・年間だと担任との連携が深まらない。
 ・学級の団結という点では弱くなった気がする。

など、様々な意見が出されました。「クラス替えの影響は小さくない。先生の持って行き方次第」というご意見もいただきました。この日の前に職員の意見も集めました。
 ・多くの友だちと関わり、コミュニケーション力の向上につながっている。
 ・友だちとの関係づくりで救われている子もいる。
 ・人間関係の問題を歯止めできる。切り替えられる。
 ・集団になれない子供にとっては負担感がある。
 ・4,5月が慌ただしい。じっくり落ち着いて取り組むことも大切なのでは。

以上が主な意見です。意見交換会での皆様からの意見も参考にし、富勢小児童の実態をとらえて、どのように変容させていくのかを考え、そのための子供たちの人間関係を気づいていくための編制の手立てを打ち出していきたいと思います。2月中にはお伝えしていきたいと思います。
 寒いけれど、そんなに寒くはないかな…そんな思いになる日は確かに多いかもしれませんね。「雪不足が深刻」そんな記事が目立ってきたことにもつながっているのでしょう。でも間違いなく今は冬。欠席者が多いという状況ではありませんが、きっと増えてくる時季はあるはずです。その日に備えて体調管理には十分に気をつけていきましょうね。 

スタートの1週間

 3学期スタートの1週間が終わりました。今日は11日。同じことのくり返しになってしまいますが、日がたつのが早い気がします。また夏休み明けとは違い、子供たちの様子からは落ち着きを感じ、一人一人の成長を感じます。今月の目標は「挨拶をしっかりしよう」。「挨拶は周りの人を元気にする」「自分も気分良く、元気になる」ことは4月から言い続けています。浸透はしてきてはいるものの、多くの子供に習慣づいてきたとはいえないかもしれません。朝の様子を見ていると、「挨拶したいんだけど、思い切って声を出せないんだよ、先生」そんな声が聞こえてきます。始業式で小川教諭が「一人でいるときはできても、大勢いると声がでなくなる」という話をしました。8日から部活動も始まり、参加する子供たちは7時20分になると、校舎内に入ってきます。私は「挨拶の習慣づけ」をねらって、昇降口付近に出て、子供たちと挨拶を交わすことを始めました。まず1か月、続けてみたいと考えています。
 さて8日、9日の2日間、1年生から6年生まで書き初めをしました。1、2年生は教室で硬筆、3年生以上は体育館で毛筆です。3年生と4年生の書き初めの場には県立柏高校の鳥塚先生にもお出でいただき、指導もしていただきました。「1年経つと子供たちは成長しますね。落ち着きが感じられました」「体育館で学年全員が集まっての書き初め。とても良い機会ですね」鳥塚先生は昨年もお出でいただき、4年生の1年前を思い出し、そう話されました。とても嬉しいですね。「休み中、家で練習した?」との問いかけに、「10枚くらいかな」「30枚はやったよ」…そんな答えが返ってきました。高学年児童の中にはもっと練習を積んできた子がいるはずです。来週の15日からは体育館に子供たちの作品を掲示します。どうぞお出でいただき、力作をご覧ください。
 8日の午前中、沼南庁舎で校長会議が行われ、河嶌教育長が話されたことは「多様性と学校教育」についてでした。ちょうどその日の朝日新聞の1面には校則をとりあげた記事があり、「多様性」という言葉もあったので、とても印象深く聞きました。新聞記事の見出しには「理由なきルール 型どおりの授業 学校がつらい」とあります。学校には「休み時間は全員が外に出て遊ぶ」という決まりがあります。読書好きの子供が「どうして図書室に行ったらダメなのですか?」と質問すると先生は「学校の決まりだから」との答え。…そんな場面が掲載されていました。私が初任の頃にはこんな場面は結構、あった気がします。でも今は「決まりがあるから」ではなく、読書への意欲を尊重しつつ、外遊びの必要性を伝えていく説明が必要です。教育長は小学校で英語教育に取り組む目的として「『異質性』を理解し、受け入れる姿勢づくり」、相互理解を図ることが大事と話されました。「社会の在り方が学校教育の在り方に大きく影響してきた結果として教育課題の多様性があり、それに対する学校の多様性が求められている」と教育長の資料には書かれていました。とても難しい課題ですが、向き合っていきたいと思います。
 昨日のこと。子供たちの下校後。「児童理解の一方法」をテーマに、教育委員会の担当指導主事を招き、職員研修をしました。その中の演習場面。「給食中、牛乳をこぼした子にどんな声かけをしますか?」について考えました。「何やってんだ!」はダメです。まず雑巾を持って行って拭きながら「大丈夫か?」と心配し、落ち着いてきたら状況について一緒に考える…こんな対応はわかっていはいるものの、その場になると“つい…”ということがあります。90分の研修時間でしたが、普段の学級での場面を思い起こしながら、職員間で協議できたことは貴重でした。叱ることは必要です。でもそれを子供たちが理解できないなら無意味なものになってしまいます。子供に対し、「優しい言い方」に徹すると言うことではなく、一人一人の子供たちにしっかりと向き合っていくこと。それが学校に求められている多様性の1つだと思います。
 今日から3連休です。天気も回復し、良い天候とのこと。3学期スタートでの張り切りを癒やし、リフレッシュしてほしいものです。学校は「欠席者が多い」という状況ではありませんが、油断するとあっと言う間に拡がっていきます。うがい、手洗い、早めの治療に心がけて、楽しい3日間にしていきましょうね。



 

始業式…“行動力を!”

 年が明けたと思ったらもう7日。毎年思うのですが,何だか時間が過ぎるのが早い気がします。今朝は通学路には立てなかったのですが,体育館に向かう途中で子供たちに会うと,「おはようございます!今年もよろしくお願いします!」という子供たちからパワーをいただきました。休み明けで,きっと気持ちは重たいのでしょうが,夏休み明けとは子供たちの様子は違います。習慣づいた登校で,「よしっ!」とスイッチを入れ,元気を出して登校する子供の姿を見ると嬉しくなります。1月7日,いよいよ3学期のスタートです。
 3学期の始業式,いつものように「新年の挨拶やお年玉をいただいたときにお礼ができた人?」と尋ねたところ,待ってましたとばかりに「はい!」と多くの子供が手をあげました。2学期終わりに「皆さんの挨拶で周りの人を嬉しい気分に」とお願いしていたので,とても嬉しくなりました。続けての話では,今年開催される東京オリンピック・パラリンピックにふれ,「みんなの行動力に期待!」という話をしました。
 今年は,夏に東京オリンピック・パラリンピックが開かれる特別な年です。オリンピックが東京で行われるのは2回目で,前回は56年前でした。皆さんのおじいちゃん,おばあちゃんの中に,「オリンピックを見たぞ!」という方がいるかもしれません。この時同時に,世界で初めてのパラリンピックが開かれたことは,皆さん知っていますか? 東京はパラリンピックを2回開催する,世界で初めての都市になるんです。この世界初のパラリンピックを創った人は「日本のパラリンピックの父」と言われている『中村 裕(ゆたか)』というお医者さんです。当時の日本では,身体に障害のある人を保護することはあっても,スポーツができたり,仕事ができたりという考えはありませんでした。今では当たり前の“リハビリ”という言葉さえなかったんですね。そんな中,中村先生は手足が不自由でも,スポーツをすることの大切さや仕事をする場をつくることの重要性を訴え続けました。「障害を持っている人を見世物にするのか!」と,厳しいことを言われても「スポーツは障害を持っている人の健康を保つだけでなく,積極性や社会性を持たせる上でも大切だ」と中村先生は諦めず,日本中だけでなく,世界中を飛び回って粘り強く,訴え続けました。そして多くの困難を乗り越えて,障害を持った人のスポーツの祭典「パラリンピック」の開催を56年前の東京で実現したのです。
 中村先生の凄いところはどこでしょうね。…困難なことがあっても,諦めずに取り組んでいく「行動力」でしょう。私たちは知っていてもやらない,やりたいと思っていても中々始められない,やり始めても続かないことってありますよね。中村先生は,日本中の人が当たり前と考えていたことを変えてしまう行動力を発揮したのです。一人の行動が,日本の社会を変えました。「自分の信念を持ち続け,行動し,やり抜くこと」は皆さんにもできるはずです。期待していますね。(「月刊プリンシパル・1月号」より内容を引用)

 昨年の今頃は,「平成の次は何だろう?10連休はどうなる?」そんなワクワク感がありましたが,今年はオリンピック・パラリンピック…競技は夏休み中なので,子供たちの様子は目の当たりにはできませんが,子供たちと一緒に楽しみたいですね。夏休み明けの様子に注目です。
 さてそんな楽しみがある今年ですが,まずは今日から始まる3学期です。「6年生にとっては小学校最後の,1年生から5年生までは進級前の準備の日々で,短いですが大切な時間です。6年生は短い3学期の日々を,心を込めて過ごしてください。そんな6年生を,1年生から5年生は見ながら大切に過ごして行きましょうね」とも伝えました。もう一つ,富勢小の「悩みごと相談員」を子供たちに紹介しました。今野・澤田両教諭,熊木養護教諭,そして縄田教頭です。3学期ともなると様々な経験を積み,子供たちは自信をつけています。が,同時に困ることや悩むことも多くなるはずです。「そんな時はぜひ,お家の人や先生たち,大人に相談を!」と伝え,紹介しました。今日から始まった3学期ですが,健康状態だけでなく,何気ない言動や表情についても注視していただきたいと思います。
 今,雨が降っています。もしかしたら夜は雪かも…。こんな寒い日が続く日々ですが,「人を元気に,気持ちよくしてくれる」挨拶と「自分の命は自分で守る」強い気持ちをパワーにして,子供たちには元気に過ごしてほしいですね。保護者の皆様,どうぞよろしくお願いします!

6日、仕事始め

 今日、6日は「仕事始め」。いつもより長く、のんびりしたこともあり、家を出るのは気が重かったのですが、「よしっ!」と覚悟を決めて玄関を出ました。職員も数名が出勤し、明日からの3学期スタートの準備に務めます。校舎内を回ると、黒板には子供たちを迎える言葉や絵がかかれてありました。7日朝にはまた子供たちが登校し、いつもながらの活動が始まります。休みを経て再開…という場面は、子供たちだって気が重いはずです。そこは私たちが安心できる雰囲気を作っていきたいと思います。4月や9月のスタートとは違い、2回の経験があるので戻りも早いはずですが、そうならない場合だって十分に考えられます。お子様に「いつもとちょっと違うな」と思われる言動を感じられたらぜひ、担任にお話しください。また休み中の出来事で、気になるものも同様です。そこは家庭と連携して、子供たちの成長につながるようにしていきたいと思います。
 午前中、子供ルームをのぞきました。ルームの子供たちの中には既に4日の土曜日から通っている子もいます。ちょうどのぞいたときは学習タイム中。「こんにちは!」「明けましておめでとうございます!」「今年もよろしくおねがいします!」…と小さな声で挨拶を交わしました。いつもの半分程度の子供たちでしたが、テーブル毎に2~3名に分かれて、真剣な顔でドリルや学習帳、読書など、それぞれの課題に取り組んでいました。緊張気味の表情も、テーブルを回っていくとニコッとして、お正月にしたことを楽しそうに話す姿が見られました。その後は室内遊び、外遊びと続き、校庭からは子供たちの元気な声が聞こえてくるなど、一足早く、子供同士の関わりで楽しんでいました。「宿題は終わった?」とこちらから問いかける前に、「宿題は全部終わったよ」と声かけしてくる子供たちが多かったかな、と思います。そうです、冬休みの宿題もありました。子供たちは計画的に取り組みましたか?夏休みほどではないにしろ、今日1日で…という子もきっといるでしょうね。元気なルームの子供たちから、ワイワイ、ガヤガヤと明日から始まる活気ある時間が思い浮かび、ワクワクする気持ちにさせてもらいました。
 昨年に続き、今年も昼休みに初詣に行き、学校の無事を祈念しました。そして、おみくじを引いたら「大吉」!先日に続いての幸運なのでちょっとビックリです。「悪びれずに、心静かに高尚に待つべし」という文言が印象に残りました。自分の努力次第で道は開ける…と、戒めはしつつ、
「よし!」という気持ちになりました。いよいよ明日から3学期が始まります。今日まで続いた好天から明日、明後日は下り坂のようですが、気持ちは晴れ晴れと迎えたいと思います。保護者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします!

準備が必要

 年が明けてずっと好天が続いています。今朝、外に出てみると路面が濡れていました。「東京で初雪」とのニュースもあり、ずっとは続かないなとは思いましたが、今は明るい陽射しが差し込んでいます。皆様、三が日はどのように過ごされましたか?子供たちは元気ですか?テレビでは初詣、初売り、新春の神事など正月らしい光景が放送されていました。また駅伝やサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなど、スポーツも正月の恒例行事として当たり前になっています。そんな3日間はあっと言う間に過ぎてしまう…毎年、感じることです。本来なら4日が「仕事始め」ですが、週末と言うこともあり、6日から開始、と言う方も多いかと思います。
 初詣は行かれましたか?私も昨日、行ってきました。そしておみくじ…何と“大吉”でした!気分は最高。よくよく読んでみると「思うがままになる運です」の書き出しに続いて、①短気にならない ②身を慎む ③心静かに ④他人に相談 ⑤感謝の心を大切に という5つの条件が書いてあり、「いつもにこにこ感謝の気持ち、家もあかれば、身もひかる」という教えの言葉もありました。そうですよね、何もせずに思うがままになるなんてことはありません。それなりの準備があってこその自分の運命…おみくじから学びました。
 そういえば昨日のこと。新聞「すごいユーチューバー」と言う記事がありました。「ユーチューバー」といえば男の子が将来就きたい職業№1という話題が先日、ニュースになっていました。興味本位の動画撮影という印象が私には強く、このニュースには「どうして?」そんな思いでいました。記事にも「動画は誰でも投稿できるため、手っ取り早く稼げるイメージがあるが、収入を得られるほど再生される人は一握り。犀星を増やすために過激な行動に走る人もいる」とあります。記事では「教育ユーチュバー」という30歳代の男性を取り上げていました。この方は教員を目指していましたが、教員のブラックな部分に衝撃を受け、断念。それでも教育の機会均等を訴えながら、誰もが無料で見られるユーチューブに魅力を感じ、塾の仕事を辞めて投稿を始めたとのこと。子供の集中力を考え、動画は15分以内、でも準備には10倍の時間を費やしたり、見やすさを考えて板書は色分けし、美しさに心がけたり、小学生から高校生まで、授業の口調を使い分けたりと、様々な工夫が伝えられていました。実際に動画を見てみましたが、本当にたくさんあるんですね。その数の多さにまずは驚きました。記事に取り上げられている方の動画も見ましたが、表情も良く、人を惹きつける力を感じました。また計画性と一貫性が感じられ、「ずっと続けていくって大変だろうな」そんな思いにもなりました。ユーチューバーをマネジメントする会社の方は「批判が殺到する不適切な投稿のリスクはあり、コンプライアンス教育の徹底が必要」と話していましたが、子供たちがなりたいユーチューバーの仕事は、作品が人から見られる、人に選ばれる仕事です。そのためには何が必要か…それを経験の中から学んでいかなくてはいけません。「将来、ユーチューバーになりたいから、今、しっかりと見ておく」ことにはなりませんよね。今、やるべきことは他にある…今の立場での準備の大切さを子供たちには伝えたいと思います。
 さあ3学期スタートの7日まで、今日と明日の2日間となりました。短い学期ではありますが、寒さから体調を崩すことも多く、欠席者も増えがちです。そんな状況で、6年生は卒業準備、在校生は進級準備にはいります。3学期は学年の終わりではあっても、4月からの始まりの準備も進めていくことになるんですね。まずは7日の準備をし、気持ちを整えて玄関を出てほしいと思います。待っています!

2020年・令和2年のスタート

 新年 あけましておめでとうございます
 新しい年が始まりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 皆様、どのような元旦をお迎えでしょうか? 太平洋側は冬晴れのところが多く、日本海側、北海道地方では雪…いつもながらの対照的な天候の中、新しい年のスタートを迎えました。富士山上空から中継のテレビ局も多く、「いったいヘリコプターは何機飛んでいるの?」そんな思いになりつつ、きれいな初日の出をテレビを通して、今年もバッチリと拝みました。「令和初のお正月」というコメントが繰り返されましたが、そういえば令和の時代になって初めての新年でしたね。
 冬休みも後半に入り、9日目を迎えました。子供たちはどのように過ごしていますか?年末のお手伝いなど、家族の役割を果たしましたか?…いつものことではありますが、今日までのところ、子供たちが事故や事件に巻き込まれたという連絡は無く、本当にホッとする毎日を過ごしています。今年は東京オリンピック・パラリンピックの開催年ということもあり、わくわく感が大きいのは私だけではないはず。とはいえ3月までの3学期は今の学年のまとめであり、6年生にとっては小学校を締めくくる大事な日々です。慌てることなくしっかり、じっくりと過ごして行きたいと思います。
 長期の休みになり、いつもの仕事を離れると、新聞や本、テレビを見るなどの機会が多くなり、いろいろと考える時間も増えてきます。先日、ラグビーワールドカップでの日本チームの戦いぶりを振り返る番組があり、見入ってしまいました。その試合はベスト8をかけたスコットランド戦。ご存じの方も多いと思いますが、前半から日本が快調にゲームを進めてリード、後半は一方的なスコットランドペース、そして残り25分の攻防と、今見ていてもあの時のハラハラ、ドキドキ感が蘇ってきました。選手からの印象に残った言葉として「同じ絵を見る」というのがありました。これは「これから展開されるプレーを選手間でイメージする」ということだと思いますが、素人の私でもトライがたった一人のプレーから生まれるのではなく、ボールをどうつないでいくか、そのため周りがどう動くかが大切で、それが全て上手くいったのが前半でした。ところがそんな日本のプレーを分析していたスコットランドは巻き返しを図ります。残り25分、7点差だったでしょうか。スコットランド選手は「行ける!」、日本選手は「上手くいかないな…」「また以前と同じかも…」そんな不安の言葉が、振り返って話す選手から漏れました。それに絶えて勝利につながったのは240日に及ぶ合宿で培った自信と信頼とのこと。最後は選手が「同じ絵を見た」と振り返っていました。 「ワンチーム」という美しい言葉を日本代表選手の皆さんから学びましたが、これは一朝一夕にできるものではありません。日々の生活の中では新たなこと、苦手なことがあるのは当たり前で、努力を続けることで何らかの進歩が見えてきます。しかし、「努力したのに成果につながらない」ということで、「上手くいかないからリセット」と途中で投げ出してしまうことはよく見る光景です。「継続は力なり」の大切さは大人の導きが大切であり、繰り返し、繰り返し、子供たちへの励ましを家庭と学校で連携していきましょう。「励ます側」の私達も職場全体で共有し、子供たちに達成感を少しでも味わわせていくために工夫しながら働きかけていきたいと思います。
 休み中の規則正しい生活はやはり大切ですが、この冬休みは家族以外の方との接触を通して学ぶことも多い時期です。休み前に「みんなの挨拶で周りの人を気持ちよくしてほしい」と子ども達には伝えました。今日からの三が日、そんなことでできると良いですね。皆様、穏やかにお過ごしください。