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令和 6 年度 校長室より
教育ミニ集会を受けて、グランドデザインプロジェクトの発進!
6月29日の教育ミニ集会では、教職員と保護者と地域の3者が集まって、富勢小学校の子どもたちに付けたい力に向けたワークショップを行いました。ワークショップを通じて出てきた力は全部で27種類。それらを合わせて、具体的にこのような力をという文章化したものを15グループからそれぞれ出してもらいました。(校長室からの発信にデータ掲載)
今年度グランドデザインは、3年後の富小の姿、今年度末に校長としてねらう姿、そして、目指す児童の姿の実現に向けて教育活動に積極的に取り入れる手段、これを校長が示し、目指す姿と具体的な手立ては、教員有志のプロジェクトチームに任せる、という経営手段で臨んでいます。
ミニ集会のワークを元にして、上に出した2024年これからの富勢小学校グランドデザインを創るプロジェクトへの参加を募り、手を挙げた6人の先生たちに、今日は目指す子どもの姿を議論してもらいました。
27の言葉が出て、それらをつなぎ合わせたり、数が多いものは・・など様々な角度から議論をした結果、柏市の示す4Cの中の「挑戦する子」という姿を、最上位目標に設定することによって、ここに出てきている力の形成にもつながるだろう、という話し合いになり、2024年の目指す姿は、「挑戦する子」とプロジェクトでは結論を出しました。
取り組まない状態であきらめてしまったり、自分には無理と最初から取り組まなかったり、そういう実態が本校の子どもたちには散見されるので、失敗してもいいから挑戦することを通して、ワークショップで出していただいた様々な力につながっていくだろう、というプロジェクトチームの結論です。挑戦した結果として、ワークショップで求められる力に結びついていくという話し合いが展開されました。
次は具体的手立ての明確化に向けて議論を進めていきます。
教育ミニ集会で出てきた、言葉については、校長室からの発信にデータを掲載しました。
授業研究がはじまりました
富勢小学校の校内研究主題は「子どもを主語にした 個別最適で協働的な学びを創る」です。子どもを主語にするということは、先生が教えるから、子ども自身が学ぶという大転換を含んだ言葉なのです。校内研究会とは別に、一人1授業という形で、先生一人一人が自分の状況に合わせて授業を公開して、授業を参観した先生同士での情報交換を通じて、よりよい授業を追い求めていきます。
最初にトライアルしたのは算数支援員の先生。単元全体のゴールを子どもが意識をして、教科書でどのように学ぶのかを理解して、子どもがやる気を持って進める計画を立てて、子どもたちに向かいました。
最初はなかなか予定どおりにはいかず、校長室に来て相談したり、反省をしたり・・・先生が教えたいという思いは大変強い、それは誰もがそうです。それ以上に子どもたちが学びたいという強い思いを授業中に持てるようにする、それが、今の学習への大きな転換になるのです。
試行錯誤をした上で、今日は子どもたちが進んで教え合い、話し合う授業の様子が展開されました。
わからない時は、わかる人のところに聞きにいきましょう!みんなで教えあいながら、みんなでわかるようにしていきましょう。
4年生の教室では、ICT活用をテーマにして、子どもを主語にした国語の授業に挑戦していました。
漢字辞典を使って・・・オンライン辞書などを使って・・漢字のひみつを探っていきます。
調べた秘密は画面上で整理をして、友だち同士で説明をしていきます。
オンライン上でも子ども同士のコラボレーションが生まれると、話し合いも活発になるかもしれませんね。ひとつずつよりよくなる授業のヒントを見つけながら・・・授業研究は進んでいきます。
5名が土小学校の授業を参観にいきました。
本校の研究主題は「子どもを主語にした算数学習のあり方 ~個別最適で協働的な学びを通して~」となっています。今日の校長室だよりでも発信したように、学校の授業は大きく変わらなければなりません。今まで私たちが受けてきた授業は、繰り返してはならないとまで言われています。
子どもを主語にした学びとは・・・ということを学びに、私の前任校である土小学校のベテラン教員が授業を参観してもよいとお返事をくださったので、授業を参観して、様々な意見交換をしに5時間目の途中から5名の先生が土小に学びに行きました。
学ぼうという意欲を持っている先生が多くいることは、富勢小の授業も確実に変わっていくと思います。
リーディングDXのオンライン自発的研修
文部科学省がオンラインでリーディングDXの研修を行います。それに応募をした先生が呼びかけて、自由参加で学んでみませんか?という自主研修がおこなわました。
リーディングDXというのは、子どもたちの一人一台環境であるGIGAスクール構想の中で、子どもたちの授業改善や先生方の業務改善を行っていこうとする取組です。
https://leadingdxschool.mext.go.jp/(文科省のポータルサイト)
参加した先生は3人だったようですが、北海道から沖縄までの数校の学校の様子を聞いたけれど、富勢小学校が始めていることと同じようなことで、決して遅れてはいないことがわかった。やってみようと思うこともいくつかあったので、やってみます!という振り返りでした。
文科省の研修動画は色々と充実をしています。仲間で見合うのはよい働き方ですね。
私も来週月曜日に文科省のオンラインフォーラムで登壇者として話をします。
https://loftwork.com/jp/event/20240624_co-sha-meetup-vol4
申し込みは今日までかな? 校舎が変わると学びが変わるというお話をさせていただき、東京都の指導室長の先生とコラボレーションします。
一人1授業研究が始まりました。
富勢小学校では、研究主題「子どもを主語にした算数学習のあり方」個別最適で協働的な学びを通して、を最上位目標として、教員の研修を進めています。その取組の一つとして一人1授業研究があります。今日は図工専科の先生がスタートアップの授業公開をしました。
金づちを使って、くぎを打って、ビー玉が転がるコースを作っていきます。自分が作ったコースと友だちのコースをつなげてということもできます。どんなコースにするか考えながら、楽しみながら作っていきます。
図工室の前には、4年生が作ったシーサーが並んでいます。
どれも上手にできています。どうやら、作る前にシーサーの調べ学習を行って、コラボノートにまとめてあるとのこと・・・コラボノートをのぞいてみると
図工の作品を作る時にも、ちゃんと調べて、伝統や意味や特徴をわかってから制作をすると作品自体が良くなっていきますね。授業研究を通じて、普段活かせる授業技術を学び合って欲しいと思います。
学校清掃に大人の手が入る
学校は清掃時間に子どもがそうじをする。それ以外に掃除をすることはなかなか難しいという施設です。会社や役所などは、清掃が委託されていたり、従業員の手で清掃されたりと、大人の手が入っての掃除が行われています。
富勢地区4校には、就労支援事業として、3週間おきに3日間の清掃が入り、日頃きれいにしきれない場所を清掃してもらっています。39年間の教員生活の中で事業として清掃が入ることは初めてのことです。
今日は廊下を磨いてもらったり、窓を清掃してもらいました。校長室内も徹底的に拭き掃除をしてもらい、すっきりとした環境になりました。
子どもの清掃時間に一緒に掃除をするクリーンボランティアの方がいらっしゃると、子どもたちも掃除の方法がわかったり、子どもと一緒に大人の手が入ることで、より綺麗になったりすると思います。 クリーンボランティアさんの募集も今後は考えていきたいと思います。その際はご協力よろしくお願いします。
最上位目標を持つこと・・・
6年生の担任には、最後の授業である卒業式をどのような授業にするのか、そこでどのような姿で臨めるようにするのか、そこを6年生の最上位目標として、子どもと共有して毎日を過ごし、一つ一つの授業や行事を行っていくことが大切であると話しました。
6年生の先生と子どもたちで話し合い、卒業式をどう迎えるか、最上位目標が決まったようで、6年生の廊下に掲示物が誕生しました。
「思い出に残る学年」 「他の学年からかっこいいと思われお手本となる」という2つの目標を達成するために、どのように6年生が毎日を過ごしていくか・・・楽しみです。
思い出に残ることは どんなこと? かっこいいというのはどういう姿? 色々なことが考えられますね。一つ一つを一人一人が考え、理解しながら、行動として表していくことが、とても大切なことです。
富学教の企画会議をおこないました
「富学教」という組織をご存じでしょうか?富勢中学校区学校運営協議会といって、コミュニティースクールを校長と一緒に進める、学校運営協議会の富勢地区の名称です。
今の学習指導要領の理念は「社会に開かれた教育課程(カリキュラム)」です。特に、学校教育目標や学校の方針を、学校と保護者と地域の方々が一緒になって創り、それを共有して、みんなで教育活動を行っていってください、と書かれています。今までの学校のイメージとは全く違うことが、教育改革の流れの中で行われているのです。
富勢4校の校長先生とそれぞれの学校運営協議会の会長さんと参加できる委員の方が集まって、企画会議を行いました。
私から、富学教と富勢4校の探究型学びの連携ストーリーという提案資料を出させていただき、3校の小学校での総合的な学習の時間をお互いに交流をしながら進めていければ、それを富勢地域の様々な方々に支援していただき、子どもにとってよりよい学びが、関わる大人にとってもよりよい時間や繋がりになれば・・・と提案し検討をしていただきました。
6月29日の富勢小教育ミニ集会のチラシも配付させていただき、はじめの一歩に向けての支援をお願いしました。
救命救急講習会を行いました
放課後の体育館では、全教員が集まって、救命救急講習を行いました。水泳の授業が始まるこの時期に、必ず行う講習会。学校で最も大切に守らなければならないものは、子どもの命、職員の命です。様々なアクシデントの中で心停止に備える訓練はとても大切です。
全員がAEDと心マッサージの手順確認を行い、実際に行っていざという時に自然に対応できるよう訓練をしました。
プール清掃を行いました
プールの清掃を業者が来校して行いました。すっかりと汚れが落とされてきれいなプールになりました。
プール清掃は、東日本震災の前までは子供たちが行っていました。震災で放射能の影響を受け、子供たちの手から、先生や保護者ボランティアの手に移りました。その後、教員の働き方改革の一環として外部業者に委託する形を柏市ではとっています。予算をしっかりと確保してくれています。ありがたいことです。
同じ中核市の船橋市では、保護者ボランティアでの清掃が続いているようです。でも、コミュニティ・スクール時代を考えるとこういう作業で集まって、人と人のつながりが広がっていくこともよいことかな、と思います。
例えば、保護者ボランティアで清掃が確保できる学校には、清掃用に確保した外部委託の予算を学校の必要経費として他に活かせる!というような仕組みができると、子供たちのために汗を流す気概も高まるような気がします。夢物語でしょうが・・・・
清掃された業者の方々は3人で6時間ほどかかって清掃をしてくださいました。感謝です。
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子どもを不審者被害や犯罪から守る観点からも御理解御協力の程,よろしくお願いいたします。
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