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平成31年度 校長室より

出会いがあり、別れがある春…

 校長室から見える校庭の桜も満開が過ぎ、やや強い風に花びらが舞うようになってきました。日曜日の雪から今週前半は、余りパッとしない天候が続くとか。花冷えを感じる今日の陽気です。桜の横に見えるのは鯉のぼり…春、5月のイメージが強く、見ているだけで意外と暖かさを感じます。今日は3月31日、平成から令和に変わった年度の最終日になりました。明日の今頃は新しい職員を加えた新メンバーで会議や準備を進めていると思うと、何か不思議な気がします。転退職する職員はやはり大変です。今日も朝から出勤して、今も後片付けに追われています。
 今年度末をもって13名の職員が転退職しますが、その教職員の送別会を昨日、家庭科室で実施しました。『出会いがあり、別れがある春』とは例年の春の光景ですが、今年は豪華な桜と感染症による影響のアンバランスさがあって、何となく中途半端な気がしています。でもやはり、終わる、別れがあるということの寂しさを感じた昨日でした。
 明日からは新年度の令和2年度となり、新学期の始まる6日のために新メンバーで、新学期の準備に取り組みます。本来なら区切りをつけて、「よし、明日から!」となるところですが、感染症の心配される状況が続いていることもあり、気持ちの面でスッキリしない毎日が続いています。
正直言って「本当に6日から始められるのかな…」という不安が、とれないのが事実です。昨日は志村けんさんが亡くなるという衝撃のニュースが流れました。都知事の緊急会見もあったり、ニュースを見れば心配な状況の連続だったり、…。24日に配付した通知文にも「10日の入学式は6年生と来賓は参加せずに実施」とありましたが、現状から考えると特に1学期は年間計画通りには実施して行けそうにはありません。修正や変更についてはメールや通知文によって連絡していきますので、どうぞよろしくお願いします。
 いけないですね。感染症のことを考えると、マイナスな感情ばかりが先に立ちます。今できることを考えて、感染症を防ぐために、うがい、手洗い、マスク着用に心がけ、検温による健康チェック、用心しながらの外出など、他人事にならないようにしていきましょう。そして6日から始まる新学期の子供たちのこと。中止や自粛となると、どうしてもモチベーションは下がります。そんな子供たちをどう支えていくかは、明日からの新メンバーでの大きな目標です。先日、河嶌教育長が「ピンチに学び、チャンスに変える」と、感染症流行の今をとらえて、話されました。「集まれないからできること」「できなくなった時間を使えること」「今に自分に必要なことを考えられること」など、変えられることはあります。今の状況だからこそ、私たちの工夫と行動力が求められることになる!と考えています。保護者の皆様、一緒に子供たちを守っていきましょう!!明日は期待感を持って、新年度の仕事始めを迎えたいと思います。
 ※今日で今年度の『校長室から』は終わりです。ご覧いただき、ありがとうございました。令和2 年度も折に触れて発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。

花凍え(!?)の1日…

 「今年の桜は受難を強いられている」とは新聞のコラム欄(朝日新聞)にあった表現です。「花冷え」ならぬ「花凍え」もそうでした。28日(土)が暖かかっただけに、昨日の寒さは桜同様にビックリしましたね。外出自粛が求められたこともあり、車で走っていてもいつもより交通量が少ないかな…そう感じました。3月も残すところ2日となりました。子供たちは元気に過ごしていますか?前学年の反省を踏まえて、新学年の抱負と準備は着々と進んでいるでしょうか?学年末から学年始めにかけての「春休み」は、夏、冬とは違って、私たちにとっては落ち着かない日々が続きます。休みに入ってから5日たちましたが、子供たちのことでは何事もなく、ホッとしています。交通事故や事件等への関わり防止、そして感染症防止への取組など、「自分の命は自分で守る」意識を持って、残り1週間を過ごして欲しいと思います。
 28日(土)に教職員の異動が発表されました。富勢小からは、13名の教職員が転退職により異動します。「縄田教頭(田中北小へ)、春日教諭(教育委員会へ)、今野教諭(流山・おおたかの森小へ)、伊藤教諭(柏四小へ)、若林教諭(高田小へ)、長島教諭(柏四小へ)、佐藤講師(土小・逆井小へ)、石田講師(西原小へ)、藤木図書館教育指導員(富勢東小へ)、髙田教育支援員(柏の葉小へ)、松本教諭(退職→富勢小・田中小へ)、石井教諭(退職→酒井根小へ)、砂塚教諭(退職)」
 7年間勤務した職員もいれば、初めて異動を経験する職員もいます。また40年近く、学校現場に勤務し、3月をもって現場を離れる職員もいれば、定年による一区切りをつけ、再任によって気持ちを新たに勤務、という職員もいます。『出会いがあり、別れがある春…』学校にとってはまさにそんな時期です。13名の教職員は日々、子供たちに寄り添いながら、同僚として支え合ってきまた貴重なパートナーでした。それだけに一抹の寂しさはありますが、これは教職員の宿命です。新任地での活躍を期待したいと思います。保護者の皆様、そして地域の皆様には大変お世話になりました。13名に代わって感謝いたします。ありがとうございました。
 ここ数日の東京と千葉の感染者数の増加は本当に気になるところです。来週4月6日は新年度の始業式、ワクワク感、ドキドキ感を持って子供たちは登校…それは当たり前のことなんですが、正直、心配なことばかりが先に立ってしまいます。学校生活での制限や様々な行事の見直し、「音楽の授業では歌わない、リコーダー演奏もしない」「体育はマスクをして実施?」そんなことも言われています。子供も大人も直面する「今までと異なる大きな戸惑い」はあるでしょうが、保護者の皆様と連携しながら、子供たちの戸惑いを少しでもやわらげられるようにしていきたいと考えます。どうぞよろしくお願いします。
 今、学校には“例年通り”に鯉のぼりと五月人形が設置され、下を向かず、悠々と泳ぐ鯉を見上げながら過ごせるよう、準備が完了しました。28日(土)に「おやじの会」の皆様によるものです。「子供たちのために!」という心遣いを嬉しく思います。「おやじの会」の皆様、本当にありがとうございました!さすがに昨日の、雪降る中の姿は寒そうでしたが…。でも確実に春です。悠々と泳ぐ姿はこれからたくさん見られるはずです。今週1週間、しっかりと準備を進めて、子供たちを迎えたいと思います。                                  

学校評価アンケート②

 東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まり、聖火リレーもストップ。実施日までのカウントダウン表示版がかたづけられる光景が映し出されたり、延期の速報が世界中を駆け巡ったり、…24日に今年度を終えてからの数日は、何か、慌ただしい日が続いています。東京での感染者の数が増え、千葉県もじわじわと増えつつあります。東京との関わりを考えると他人事とは言えません。「桜の季節になり、気が緩んでいる様子が見られる」とは専門家のコメントです。感染症は“見えない敵”との戦いなので、不安がなくなることはないのですが、とにかく、うがいや手洗い、マスク着用、規則的な生活から体力をつける…みなさん、頑張りましょう!!
 2/19に「学校評価アンケート①」という話題を取り上げておきながら、②が続かなかったことをずっと気にしながら過ごしていました。春休みに入ってしまいましたが、来年度につなげるためにも今日は取り上げたいと思います。②の内容は「学習」についてです。
・算数については習熟度別に分けて、丁寧に指導してほしい。
・学習の理解に時間がかかる子供へのフォローがない。
・学習の進度は学年間で確認しているのか。
・実施したテストがまとめて返却されると復習ができない。採点後、すぐに返却してほしい。

ご指摘いただいた主なものは以上のような内容です。
 若手職員は未経験の学年を担任することが多く、思うように授業が進まないことがあります。自ら積極的に教材研究に心がけ、ベテラン職員に聞きながら、できるだけ遅れないように取り組んでいるのが現状です。ただ本人任せにすることはなく、学年会を定期的に実施し、学習進度の確認をしながら、状況によっては取組を考えるなどしています。来年度のように学習内容の変更がある場合には、ベテラン職員といえどもしっかりと計画を立てなければなりません。学年内でカバーしながら取り組んでいきたいと考えています。また実施テストの返却についても実施テストをファイルに綴じ込んでいる学年が多いかと思いますが、テストの結果を知らせ、必要に応じて家庭での復習をお願いしなければならない場合もあります。その点も年度始めに確認し、テストの点数だけでなく、結果をいかすようにしていきたいと思います。
 習熟度別指導と理解を確実にするためのフォローについてです。フォローアップの取組として3年生で実施しているステップアップ学習会があります。地域の方がアドバイザーになり、その日の宿題や計算や漢字プリントなど、限られた日数と時間ですが、利用していただくと成果はあると思います。なかなか放課後残して学習…とはいかない状況ですが、どこかで時間を工夫して個別指導を実施する必要はあると思います。あとは家庭学習の習慣づけも大事なことです。そのための取組を4年生以上で考えていますが、やはり家庭の理解は必要です。新年度、提案していきますのでどうぞ、協力してください。残る習熟度別授業ですが、算数の授業を学年間で合わせたり、人を加えたりと必要なことはありますが、とにかく来年度は高学年で実施したいと考えています。算数の単元の中でも、子供たちがつまずきやすい学習内容をあらかじめ選び、準備をして取り組んでいくつもりです。いずれにしても取り組みはしても肝心の子供たちがその気になってくれなければ成果にはつながりません。意欲的になれば必ず加速していくものです。「やればできる」と折に触れ、子供たちを励まし続けてください。
 今日は学習についての4点を取り上げました。今年度の反省を踏まえて、新たな取組をし、、少しでも子供たちの成果につながるようにしていきたいと思います。

令和元年度が終了しました!

 13日の休校が終わっての登校日。朝、玄関を出ていつもの運動場入口に向かおうとすると、結構早めに子供たちが集まってきています。「おはようございます!」と声かけすると、子供たちは恥ずかしそうな顔をし、一瞬間があって「おはようございます!」と返ってきました。その後会う子供たちは「先生、13日間、頑張って過ごしたよ!我慢したよ!」そんな思いが視線から伝わってきました。久々に朝から「おはようございます!」を連発し、元気が出た気がします。やっぱり子供たちからは毎日、元気をもらっていたことを実感しました。
 本来ならば今日は修了式の日ですが、感染症の影響で体育館集合することができません。修了証書授与はテレビ中継で、私の話は放送で行いました。
 
 休校中の生活はどうでしたか? 頑張ったことはたくさんあったはずです。でも,「もう,イヤだ!」とイライラしたり,妹や弟にちょっかいを出したり,お家の方に叱られたり,…きっと,そんなこともあったでしょうね。皆さん,13日間,本当によく,頑張りました!
 この13日間,感染症は世界中にますます,広がっていて,「もう安心」というところが見えません。心配はどんどん,大きくなるばかりです。でも,皆さんの周りを見てください。桜が咲き,もうすぐ満開。ウグイスも早々と鳴き始めました。6年生は17日に卒業し,5年生が今日の学校では最高学年です。今の学年も1年が過ぎ,クラスにいる全員に,「できるようになったこと」が増えたはずです。感染症が流行っても,災害が起きても,時間は当たり前に過ぎていきます。
 4月5日に始まり,5月に「平成」から「令和」になった今年度も,今日が最後になりました。今日は,2~5年生は学校に来る182日目,1年生は179日目です。
 1年間を振り返ってみると,いろいろなことがありました。もちろん,思い通りにならなかったり,叱られたり,…嫌なことはたくさんあったでしょう。でも「頑張ってきたなあ。ちょっと力がついたかなあ」ということも必ずあります。今日はそんな自分を振り返って,「自分を褒める日」にしましょう。身についた自分の力を発見することで,自信になり,4月からきっと役に立ちます。明日から4/5まで春休みになりますが,その間に「今度はどんなことを頑張ろうか」と目標をしっかりと立てておいてください。目標は自分の力を伸ばすエネルギーです。
 明日からの春休み,「自分の命は自分で守る」ことを考えながら過ごしてほしいと思います。「どうすれば感染症にならずに自分を守れるか」このことが新しく加わりました。手洗いやうがいを自分からする,必要がないのに人が大勢いるところには行かない,行くときにはマスクをかける…そんなことを頑張ってくださいね。そして,4月6日(月),元気に会いましょう!

 以上が私が伝えた話です。それに加えて今日は新年度準備として、教室の机とイスを運ぶ作業を手伝ってくれた5年生を集めて、以下のことを伝えました。
・6年生の準備として、卒業式の準備から式に参加して卒業生の姿を見ることがあるが、それができなかった。4月になり、入学式があるが、会場の準備はしても当日、直接1年生に寄り添ったり、入学式に参加して“6年生らしさ”を伝えることはできない。
・17日の卒業式。5年生の映像による呼びかけに、卒業生の目はスクリーンにくぎ付けになった。本当にありがとう!
・全て“感染症”のせいだ!と嘆いていても時間は過ぎるばかり。今まで当たり前のように続いてきた流れに乗ってはいないけれど、みんなの工夫と気持ち、全員のまとまりでピンチをチャンスに変えていこう。
・富勢小は来年度121歳で120周年行事を実施する。どんな形でやれるかはわからないけれど、主役は君達。君達にしかできない取組にしていこう!

 さあ、明日からは春休み。感染症に気をつけることが求められ、いつものようには生きませんが、子供たちには毎日無事に過ごしてほしいと願います。春休み中であっても、平日は職員が学校に勤務しております。何かあればご連絡ください。保護者の皆様、1年間のご協力とご支援、本当にありがとうございました。

 

富勢小“桜”の開花!

 校庭に2本、誰の目にもとまる桜があります。1本は職員室前の、運動会では門柱として活躍する桜、そしてもう1本は支援級の教室前にある桜です。17日からの暖かい陽気で「桜が開花!」となることを想像していたのですが、さすがベテランの桜です。慌てることはなく、ここ数日の暖かさにも動じません。昨日もチラホラ…。でも着実に花は咲いています。正式にはもう少しなのかもしれませんが、富勢小“桜”の開花を宣言します!
 本来なら暖かくなり、活動的になるはずですが、今年は様子が違って、休校中の学校にはルームを利用する子供たちと図書室で過ごす子供たちだけなので、休み時間を利用して外遊びをする際の歓声がやけに響きます。休校も3週目が終わろうとしています。子供たちの頑張り、そしてご家族の皆様の頑張りはいつもと違う様子から十分伝わってきます。でもどうすることができないのが現状です。「一日中、課題ばかりはやっていられない」「子供はつまらなそう」「留守番をしている子供が気になる」「勝手に出歩かせることができないのでストレス」…きっとこのような状態になっているはずです。子供たちがいない学校で勤務している私たちにも「子供たちと関われないストレス」があるように思います。朝から見るのは、見慣れた大人の顔ばかり(ごめんなさい!)。午後になると職員室の先生達も眠そうで、生き生きとした表情が感じられないのは私だけでしょうか?一昨日、昨日と、保護者の皆様と子供たちに向けたメールを発信しました。その文面からは先生達の生き生きとした感じが何となく伝わってきました。きっと子供たちの顔を思い浮かべ、保護者を意識しながらの活動だからですよね。でも今は我慢が必要な時です。
 いつもなら春休み前の3連休で在校生は「もうすぐ春休みだあ!」、卒業生は「中学入学まで楽しむぞ!」となるところですが、「ちょっと待てよ」と今年はブレーキがかかってしまいます。
 ①換気の悪い密閉空間 ②人の密集 ③近距離での会話
この3つは感染症対策専門家会議が示した集団感染の発生リスクが高くなる3条件です。今、大切なのは、この3つを確実に意識し、その上で「何ができるか? どこに行ってはいけないのか?」と考えて、工夫することだと思います。せっかくの春です。こんな状況でも、桜を見上げながら春を満喫する…この連休は、気分をリフレッシュしましょう!
 昨日夕方、今年度末をもって富勢小から転退職する13名の職員をお知らせしました。最長7年、勤務した職員も数名います。学校にとっては大きな支えでした。24日の登校日には映像を通じて転退職職員の紹介を、子供たちにはするつもりです。いつもの辞校式のように、保護者の皆様も大勢来ていただくことができません。どうぞお許しください。