文字
背景
行間
令和 6 年度給食室
10月31日 スパゲティーナポリタン ポテトスープ パンプキンマフィン
校長検食簿より
今日は古代ケルト人の大晦日の10月31日で、ハロウィンと言われる日。それにちなんだ献立で洋風の献立である。スパゲティーナポリタンは、ソーセージにベーコン、たまねぎ、ピーマンをたっぷりのトマトソースで絡め炒めた味で、懐かしのザ・ナポリタンである。ツルツルといただけて大変美味しい。おかわりに走る子どもたちが多いことと思う。ポテトスープはしっかりとしたポテトが鶏出汁の効いたスープにあって洋風なスープに仕上がっていておいしい。パンプキンマフィンは、これぞハロウィンを意識した南瓜色のマフィンで、周りは堅めで中はしっとりとしていて美味しく焼き上がっている。今日はこれから就学時検診。忙しい体にしみこんでいく味である。
10月29日(火) はちみつパン チリコンカン キャベツとしめじのサラダ 桃缶
校長検食簿より
今日はパンメニューでメキシカンな味わいでチリコンカンスープとの組み合わせ。チリコンカンは、チリとくるので辛い味つけと牛肉をさすカルネが語源のようであるが、今日は豚肉と金時豆がたっぷりと入っている。金時豆は豆自体が甘さのある味と香りを出してくるので、トマトベースのソースの中でもしっかりと存在を主張して、美味しくチリコンカンを盛り上げてくれる。キャベツとしめじのサラダは、しめじ美味しさを引き出す味付けでキャベツのシャキシャキ感ときのこの美味しさを楽しめるサラダで美味しい。今日のパンははちみつパンと名付けられているとおり、ほんのりとした甘さがあるパンで、チリコンカンにもサラダにも合う味になっている。桃缶は桜桃のおいしさを味わわせてくれた。
10月28日 さばのおろし煮 切り干し大根の胡麻和え たぬき汁 夢オレンジゼリー
校長検食簿より
今日は魚料理の献立。サバのおろし煮は子供に食べやすく味付けられている。ごはんによく合う味でおいしい。切り干し大根の胡麻和えは、シャキシャキとして胡麻和えの味もしっかりとしている。たぬき汁はなぜたぬきになるのか、揚げが入っているのがたぬき汁のゆえんであろう。生姜がきいたお汁であるが、出汁が少し弱い感じがあり、もう少しパンチがきいた味付けでもよかったと感じる。
10月25日 わかめご飯 ほっけの一夜干し じゃがいもと青大豆の煮物 大根の味噌汁 みかん
校長検食簿より
今日はほっけの一夜干しと北の海の幸の献立である。ほっけは脂がのって味もしっかりとして、ごはんによく合う味で大変おいしい。じゃがいものと青大豆の煮物も青大豆がたっぷりとして、鶏肉じゃがいも、にんじんとおいしく煮られている。大根の味噌汁は大根の香りと味がひろがるお汁で、どのおかずもわかめご飯の少し塩味のあるごはんによくあっていておいしい。
10月23日 てづくりちりめんふりかけ ますのもみじ焼き ジャガイモと豆腐の味噌汁
校長検食簿より
今日は和食献立でてづくりふりかけや魚のもみじ焼きと珍しい献立が並ぶ。栄養教諭のもりもりだよりでは、ふりかけが食べられるようになった理由として、カルシウム不足から大正時代に食べられるようになったとあるが、今日はちりめんをちょうどよい塩加減でおいしいふりかけに仕立てていてごはんに合ってとてもおいしい。ますのもみじ焼きはニンジンのペーストで味付けられた子どもが親しみやすい味に仕上がっている。キャベツとたくあんの胡麻和えは、ごま油の香りが立ち上がるおいしいお浸しになっておいしい。じゃがいもと豆腐の味噌汁は、優しい味の味噌汁で今日も満足の給食であった。
10月22日大豆のキーマカレー ナン サツマイモのサラダ ひとくちブドウゼリー
校長検食簿より
今日は子供たちが大好きなカレーで、大豆のキーマカレーにナンというおいしい組み合わせの献立。午後からの出張のために大急ぎで検食することがもったいない味である。ナンによく合う大豆とひき肉と野菜の旨味とカレーの香ばしい香りと味がとてもおいしい。ドライカレーではなく汁も感じる仕上がり具合がおいしさを引き立てている。
そして今日のサラダはサツマイモサラダで、サツマイモの賽の目切りがたっぷりと入り、ゴマ油の香りがきいたドレッシングにサツマイモの甘さがよく合っていておいしい。サラダはドレッシングの向こうから味わうサツマイモの甘味、キーマカレーは、カレーの香ばしさの向こうから味わう大豆と野菜の甘味、双方の少し違った甘味がおいしいカレーとサラダの組み合わせであった。ブドウゼリーも秋らしさを運んでくれた。
10月21日 秋刀魚ご飯 南瓜のそぼろあんかけ 海苔和え えのき茸の味噌汁
校長検食簿より
今日も秋を感じる献立で、ごはんは秋刀魚ご飯。秋刀魚の蒲焼きが刻まれてご飯としっかりと混ぜられているので、秋刀魚とタレの味がご飯に広がり美味しい秋刀魚ご飯になっている。えのきたけの味噌汁は、えのきのシャキシャキした歯ごたえがおいしいく、野菜も豊富に入る味噌汁に仕上がっている。のりあえは、一口食べると海苔の香りが口の中に広がる美味しい味付けで、もやし、きゃべつ、にんじん、小松菜と一緒に磯香がとてもよい。カボチャそぼろあんかけは、ごろっとしたカボチャにたっぷりのそぼろあんがかけられており、そぼろあんをカボチャにかけていただくとカボチャの味と甘さにそぼろがよく合っている。入れ物に残ったあんも全ていただき、秋の食を楽しむお昼ご飯であった。
10月18日 ブランコッペパン 秋味のクリームシチュー 茎わかめのサラダ 柿
校長検食簿より
今日はパンとシチューとサラダの洋風献立。パンはブランパンと表皮と胚芽を合わせた食物繊維豊富なパンで、少し色がついて香りもよいパンである。秋味のクリームシチューは、一口目に鮭が入ってきて、産卵で遡上する白鮭を秋味(秋鮭)と呼ぶので秋味と称したのかと思いきや、次にはサツマイモ、しめじ、と秋の味が続いており、まさに秋味なのだとクリームたっぷりの温かいシチューを堪能させてもらった。茎わかめのサラダは、ゴマ風味のあっさりとしたサラダで美味しくいただいた。デザートは柿。柿はみかんの2倍ものビタミンCを含んでおり、柿が赤くなると医者が青くなると言われているくらい、病気の予防に効果があると言われている。甘い柿が食卓にあがり秋が本番を迎えてきている。
10月16日 ガーリックライス 豆のトマト煮込み れんこんサラダ リンゴ
校長検食簿より
今日は業間休みくらいににんにくを炒める香ばしい香りが漂ってきた。それはガーリックライスに炊き込む前の仕込みだったのであろう。ガーリックの香りがよいライスと、トマト仕込みのお豆スープでメキシカンな味付けである。ガーリックとトマトスープは仲良しの組み合わせでとてもおいしい。レンコンサラダのレンコンも秋が旬。シャキシャキとしたレンコンの味とゴマ仕立ての味付けがレンコンに合っておいしい味である。
10月15日 さつまいもご飯 鮭のちゃんちゃん焼き もやしのポン酢和え かきたま汁 みかん 大豆小魚
校長検食簿より
今日は秋爛漫と名付けたい献立である。サツマイモごはんに鮭のちゃんちゃん焼きと秋ならではの食材たっぷりである。サツマイモごはんは先週末のサツマイモスープでも感じた通りに、サツマイモのおいしさを一緒に炊き込んだごはんである。そしてメインのちゃんちゃん焼きは、北海道の郷土料理で、鮭と野菜と味噌のうまさが一緒に食べる絶品料理である。今日も甘さのある味噌に鮭のおいしさが引き出され、野菜のシャキシャキ感と一緒になってうまい。もやしのポン酢和えはポン酢の酸味がちょうどよくもやしのおいしさたっぷり感じる味で、かきたま汁は卵の香りとうまさがあるお汁で大変おいしい。
10月11日 給食ロール しいらのフライ コーンサラダ 豆とサツマイモのスープ
校長検食簿より
今日はパンが主食の献立で、メインは白身さかな(シイラ)のフライ。フライはカリっと揚がってソースがおいしく、少し甘味のある給食ロールによく合っている。スープは秋を感じるサツマイモと豆のスープ。少し味が薄いかなと感じるが、サツマイモの甘さが引き立ちおいしいスープに仕上がっている。コーンサラダはコーンの甘味を引き出しつつ、きゅうりやキャベツのおいしさを引き出すゴマ仕立てのドレッシングがおいしいサラダである。
10月10日 ししゃものごま衣揚げ 切り干し大根の和え物 どさんこ汁 ぶどう
校長検食簿より
今日は和食献立で海の物が主役の献立である。ししゃものごま衣揚げは、からりと揚がったししゃもにごまがたっぷりと衣に入って香ばしく美味しい味である。切り干し大根の和え物には、ひじきがたっぷりと入って、ふだんの切り干し大根の煮物とは味も違ってひじきが加わると味が広がって美味しくなると感じた。お汁はどさんこ汁、どさんこ汁と豚汁の違いはどこにあるのか?と調べてみたが、よくわからないままで残念だった。北海道名産のじゃがいもがほくほくとして美味しいお汁になっており、東北地方の芋煮が里芋を使うので、それとの違いでどさんこなのかと思った。デザートはぶどうで、巨峰とシャインマスカットの高価組み合わせで贅沢である。皮まで食べられるシャインマスカットの開発には1988年から約20年の年月を経て、日本の土地で育つ品種の改良につなげたと聞くが、皮ごと美味しく食べたいという素朴な願いと疑問がエネルギーなのだと感服する。今日は種なし巨峰だったので、巨峰も皮ごと食べてみたが、確かにシャインマスカットの皮は実と一体となって食べられる素晴らしい食感だと改めて感動した。
10月9日 油淋鶏 もやしの中華風サラダ 中華コーンスープ
校長検食簿より
今日は中華献立で、子どもが好きな油淋鶏。鶏胸肉を使ったようだが、揚げ具合もカラッと揚がり、タレがしっかりと染みこんでいるので、胸肉の固さが和らいで美味しくいただけ、ご飯にもよく合っている。中華屋さんと競争しても勝てる味付けで美味しい。もやしの中華風サラダは、もやしに小松菜、にんじんとキクラゲが入り、春雨にごま油の香り高いドレッシングがかかって、甘酢っぽい味付けでこれもご飯に合っている。中華コーンスープは、コーンの香りと卵の香りがほどよく、口の中に残るとろみがいつになくしっかりと残るのは何かな?と献立を見てみると、インゲン豆ペーストであろうと予想する。スープの味をしませたペーストが舌に残る感じは、コーンスープの美味しさを引き立てる影武者だなあと感じた。今日は中華でおいしく新米のご飯を楽しめる味であった。
10月8日 いなだの照焼き かんぴょうのごま酢和え 豚汁 みかん
校長検食簿より
今日は和食献立で、いなだの照り焼きと豚汁とかんぴょうのゴマ和え。いなだの照焼きは、タレの味は美味しくご飯にもよく合う味付けで美味しい。下味つけに十分な時間がとれると身にも味が染みこんで、パサつき感もしっとりとするのではと感じる。冷凍を解凍しながらの下味処理に一工夫ができるとよい。さわらは、ぶりに出世する出世魚である紹介が放送でされ、子どもたちに日本の食文化として伝えたいことである。かんぴょうは、夏が季節。夕顔の実からかんぴょうを作るが栃木県の産物で、修学旅行の食事にも出ていた。ゴマ酢和えは、ゴマの香りと酢の感じがちょうどよい味付けであるが、かんぴょうの刻み方が小さく、かんぴょうの存在感が小さいのが残念。夏に収穫して秋にいただくかんぴょうは、今年の味として楽しめるよい組み合わせである。豚汁は、具だくさんで出汁がよう効いた美味しいお汁である。
10月7日 キャロットライスのホワイトソース カラフルサラダ きなこ大豆
校長検食簿より
今日は見た目にはシンプルな献立である。メインはキャロットライスのホワイトソースかけで、ご飯はにんじんと一緒に炊かれたキャロットライス。そこにホワイトソースがたっぷりとかかっている。米粉のホワイトソースだが、生クリームとバターが効いて小麦粉と同じくらいの濃厚さがあり、ツナ油が使われているせいか、鶏肉がサーモンの食感のように感じ、ご飯と一緒に色々な味を楽しめるホワイトソースがけであった。カラフルサラダは、賽の目に、サツマイモ、だいこん、きゅうり、にんじんがきざまれて、ごま油と少し酢が効いたドレッシングで味付けられ、一つ一つつまみながら素材の味とドレッシングの組み合わせを楽しみながらいただいた。きなこ大豆は、別名大豆大豆である。大豆が形を変えてきなこになって大豆を美味しくする。日本の工夫はおもしろいものである。子どもたちにきなこは大豆からできていることをもりもりだよりが伝えているが、全く違うものに見えてしまい、食べても気づかない面白い変身である。
10月4日 鶏肉の塩麹焼き アーモンド和え いわしの団子汁 白インゲン豆とさつまいもの甘煮
校長検食簿より
今日は和風お肉料理の献立である。メインは鶏肉の塩こうじ焼き。塩こうじは最近よく使われる発酵調味料であるが、お肉料理に使うとお肉が柔らかくなり、味にも深みが増してくる。今日もそれを狙っての献立である。塩こうじに漬け込む時間によって旨味が変わってくるが、今日は少し短かったかと感じる。柔らかさとジューシーさをもう一息欲しいところだった。アーモンド和えはサラダの中で子どもに一番人気ではないかと思う。アーモンドの食感と少し甘めの味付けが、キャベツやニンジンの、味とマッチしておいしい。ごはんにもよくあっている。そして味噌汁はいわしの団子汁。10月4日はいわしの日だそうで、千葉の房総はいわしの産地でもあり、いわしのおいしい食べ方の一つのいわし団子が入った味噌汁は、出汁に加えていわしの味もおいしく染み出た汁になっており、今日は午後から千葉市へ出張のために、鍋から直接よそってくれた熱々の団子汁は格別の味であった。さらに、白いんげん豆とサツマイモの甘煮は、デザートではなくおかずとしていただいたが、豆とサツマイモの味を損なわないように上手な甘み味付けで、これはなかなか家では作らない味だと感じた。検食簿は千葉へ向かう電車の中で思い出しながら書いていると、またお腹が空いてきたほどおいしかった。
10月3日 ドライカレー マセドアンサラダ フルーツポンチ
校長検食簿より
今日はカレーの香りが漂っていたが、ドライカレーの日。挽肉と大豆とタマネギにアクセントの干しぶどうがみじん切りでターメリックなどの香辛料で味付けられ、干しぶどうのほのかな甘みと合わさり、ご飯にとても美味しいドライカレーに仕上がっている。カレーの美味しさとドライカレーの美味しさは異なっており、ドライカレーは素材の味がよくわかる旨さを感じるが、今日はよい味に仕上がっている。マセドアンサラダのマセドアンはフランス語で賽の目らしい。今日はジャガイモ40kきゅうり10kにんじん4kの40キロの野菜を賽の目にしたサラダである。味付けも味噌味風味の特性ドレッシングで、ジャガイモによく合って美味しいサラダに仕上がっている。フルーツポンチの果物はパインに桃にミカン、甘く美味しいところにナタデココのコリコリっとした食感が美味しさを引き立てている。
10月2日 肉豆腐 切り干し大根の味噌汁 アーモンド小魚 みかん
校長検食簿より
今日はご飯に肉豆腐と味噌汁と和風献立で、少しずつ秋らしさが出てきた日常にも合う献立である。肉豆腐は豚肉と野菜と豆腐のコラボレーションを味噌で味付けたコクのある味で、ご飯にも合っている。もりもりだよりには、食べ物の働きを知ることが今月の目標となっており、豆腐や肉はタンパク質で体を作る働きがあることが、放送で流れていた。栄養についての知識は、人生の長さにも関わってくる。家庭でも子どもに伝えて欲しいものであるが、子どもにとっては口うるさく聞こえるだろう。それが、大人なった時にリフレインされて食への意識になるようにも思う。切り干し大根の味噌汁は、切り干し大根を使うことで、大根の甘みと旨味が生の大根よりも強くなり、シャキシャキとした食感も面白い。昔は生鮮大根が無い時期の味噌汁に使われたが、時々使うと味噌汁の幅が広がり美味しい。みかんがデザートによく出てくるようになり、甘さも増してきている。富小玄関前のみかんはいつになると食べ頃になるかな?
10月1日 セルフチリビーンズドッグ がーりっくポテト キャベツとベーコンのスープ パイン缶
校長検食簿より
今日は洋食献立でパンの日。今日は自分でコッペパンに具材をはさんでいただくパターンのサンドウィッチです。中にはさむものは、ソーセージとレンズ豆や大豆をミンチにしたものと、豚の挽肉をトマトソースで煮込んだもので、ミートソースの具のようである。パンに挟むにはもう少し汁気を飛ばしてもよいかと思うが、味はパンに合い、ソーセージの味を引き出し美味しい。ガーリックポテトは、個人的にはガーリックがもっと効いてもよいかと思うが、ジャガイモのほくほく感がもう少し欲しかった感じで、少し固めだったことが残念であった。キャベツとベーコンのスープは、出汁が効いておりキャベツの甘さとベーコンの香りが美味しいスープになっている。今日のもりもりだよりではベーコンが取り上げられており、給食のベーコンは保存料などを使っていないベーコンであることが書かれている。ソーセージやベーコンといった加工肉はおいしさはあるが、元来の加工に使われていた塩などの天然素材以外の合成人工のものを使うものが多くなり、健康上は無添加で保存料を使用していないものを選んで食べるのがよいと思うが、高価になるのが難である。
さんまの蒲焼き 小松菜としめじの煮びたし 豚汁 一口ブドウゼリー
校長検食簿より
9月も最後になり、今日は秋らしく秋刀魚の料理である。秋刀魚のかば焼きが今日のメイン。最近は秋刀魚の不漁が報じられていたが、今年の初物水揚げは昨年の140倍と不漁続きに終止符が打たれそうな気配があり、秋の味覚を楽しめる年になりそうである。秋刀魚のかば焼きは、秋刀魚に上新粉をつけて揚げたものに、甘辛のたれをしみ込ませ、ごはんと一緒に食べると大変おいしいかば焼きに仕上がっている。そこに豚汁で、豚汁のいもはジャガイモであるが、里芋だと芋煮鍋の様相となる。しかしホクホクしたおいもが入った豚汁にも秋を感じる味がある。小松菜としめじの煮びたしも、きのこは秋の風物詩。今では工場でつくられてしまうが、天然のしめじはちょうどいまが旬で、香りもよく出汁がよくでて煮びたしにはぴったりのきのこである。ひとくちブドウゼリーも秋の味と香りを運んでくれている。
9月27日 麻婆かけうどん サンラータン キャラメルポテト アーモンド小魚
校長検食簿より
今日は麺類でうどん料理。今日ももりもりだよりでうどんが紹介されている。うどんの元祖は奈良時代に中国から伝わったおかしの「こんとん」と呼ばれる小麦粉の皮にあんこを包んで煮て食べたものだと紹介されている。菓子が主食に変化したものなのだと初めて知った。今日は麻婆豆腐がうどんにかかっている麻婆豆腐うどん、これも初めて食する味である。ご飯にかけて美味しいのだから、うどんでも美味しいが、うどんはご飯ほど麻婆豆腐を一緒に口に運べないから、もう少し濃い味でもよいかと思う。酸辣湯は、もずくが入り、タケノコ、小松菜、タマネギに干し椎茸と具だくさんで美味しい。酢がもう少し効いてもよいかと思うが、子ども向けの味である。キャラメルポテトは、サツマイモと砂糖ベースのキャラメルソースが絡まる味を思い浮かべるが、サツマイモの表面に砂糖がざらついて、キャラメルソースが未完成のままサツマイモと混ぜられている感が否めない。献立からイメージされるものではないものが出ていることは、調理段階で適切な措置がされていたのか、十分に振り返る必要がある。
9月26日 肉じゃが なめこの味噌汁 シャカシャカビーンズ
校長検食簿より
今日も和食献立で、肉じゃがにご飯になめこの味噌汁と、家庭のごはんの代表のような給食である。肉じゃがは豚肉がしっかりとして、しらたきとジャガイモにも味がしっかりとしみ込んでいる。肉じゃがを口に運び、もぐもぐしたあとに白いご飯と合体させると、味が口の中に広がりとてもおいしく幸せな気持ちになる。そして味噌汁に手を伸ばし汁をすするとなめこのとろみがついた汁に細かく刻んだ小松菜が一緒に入り、とろとろとシャキシャキが一緒に味わえておいしい。シャカシャカビーンズと珍しい名前の豆の揚げ料理が副菜についているが、カリッと揚げられて青のりと塩で味付けられた豆はひよこ豆。外はカリッと中はしっとりと仕上がり、塩味と青のりの香りがごはんにも合っている。ここ数日涼しい日となり、デザートはまだ青いみかんが半分。最近みかんの皮も自分で剥けない子が増えているが、すっぱ甘いみかんの味と皮を剥いたときに指について離れないみかんの香りを楽しみながらデザートを食べてほしい。
9月25日 カレイのタンドリー風味焼き ひじきと青大豆とジャガイモのサラダ キャベツとベーコンのスープ
校長検食簿より
今日は洋風お魚献立で、カレイのタンドリー風味焼きがメインである。タンドリーなのでインド料理かと言われるかな?カレイの味付けはにんにく&しょうがにヨーグルトに漬けられた風味豊かな味付けで香りも白身のカレイの美味しさに色を添えて、パンとの相性もとてもよい。ひじきと青大豆のサラダは、ジャガイモとひじきと青大豆とキャベツが混ざり合って旨い味を出している。キャベツとベーコンのスープは、タンドリーが濃い味めに仕上がっているのに対して、あっさりとしたスープで、ベーコンの旨味とキャベツの甘さが美味しいスープである。給食ロールはその名の通りに、バター風味が濃い味のしっかりとした味わいのパンで、美味しく焼き上げられている。
9月19日 鯖の味噌煮 磯香和え 米粉のすいとん汁 ごはん
校長検食簿より
今日は純和食献立で、子どもたちにも人気がある鯖の味噌煮がメインである。味噌煮はネギやショウガをたっぷりと使って魚臭が取り除かれ、ふっくらと美味しく煮込まれている。給食の大釜でたくさんの鯖を煮るので、味のしみこみ方も身の食感も大変美味しく仕上がって、白いご飯にも大変よく合っている。そして今日のお汁はすいとん汁。すいとんというと戦時中の食糧難の時代の主食だったと聞くが、今のすいとんは野菜たっぷりとはいった上に、米粉の手作りすいとんが入っており、すいとん効果のとろみもついて大変美味しい。今では野菜たっぷりの贅沢なお汁である。添えられている野菜は磯香和え。磯香になるのは海苔の香りで、口に含むと小松菜のシャキシャキ感と一緒に海苔の香りが鼻から抜けていく磯香たっぷりの味で、これもとても美味しい。ゆっくりといただきながら、和の豊かな味を味わうことができた。
9月18日 ぶどうパン 秋なすとポテトのミートグラタン かむカムサラダ たまごとわかめのスープ
校長検食簿より
今日は洋風献立で、メインは秋なすとポテトのミートグラタンである。ミートグラタンをいただくとチーズがちょうど良く焼け溶けて香ばしく、挽肉のソースとジャガイモとチーズが絡んでとても美味しい。秋なすのとろみある味に出会いたいと探したが、小さな茄子しか入っていなかったのが残念。調理段階で均等に入れる心配りが大切である。カムカムサラダとは面白い名前である。カムカムになっている食材は細切りのスルメ。スルメも味を吸ってさらにスルメの出汁が出て、噛めば噛むほどに美味しくなるサラダに仕上がっている。たまごとわかめのスープは、優しい卵の味としっかりとした出汁で包まれた味で美味しい。今日のもりもりだよりには、茄子が取り上げられており、秋に美味しくなる茄子は、奈良時代には日本で栽培されていた伝統的な野菜の一つであることも、食べながら食材の歴史に触れる機会となっている。
9月17日 里芋コロッケ 高野豆腐のころころ煮 お月見味噌汁 月見ポンチ
校長検食簿より
今日は和食でまとめられたお月見献立である。お月見味噌汁と題された味噌汁には月に見立てた白玉だんごが入り、白玉の粉でとろみがついた汁は、だいこんにしっかりと染みこみ、しめじ、長ネギと味わいを深め、白玉を美味しく包んでくれる味噌汁である。里芋のコロッケも満月を模してか丸く、里芋の粘り気のある食感とサクッとした揚げ具合がちょうどよく、白いご飯が進む味である。高野豆腐のころころ煮は、賽の目の高野豆腐に合わせて鶏肉やにんじん、干ししいたけなどが同じような形で刻まれ、これもどの具材にもしっかりと味が回って、美味しくご飯が進むy足材である。月見ポンチは★型のゼリーと満月型のゼリーが入り、缶詰のくだものを美味しくいただける味であった。
9月13日 大根とツナのスパゲティ・ごまドレッシングサラダ・梨のパンケーキ
栄養教諭コメント
今日はみんなが好きなメニューです。スパゲティはさっぱり「大根とツナ」のソースです。今日のパンケーキには生の梨(白井市の豊水)をスライスして生地に混ぜ込んでいます。秋の味を感じてもらえたでしょうか。
9月12日 くあじゅうしい・きびなごフライ・からしあえ・もずくスープ・冷凍パイン
栄養教諭コメント
聞きなれない「じゅうしぃ」は沖縄県の炊き込みごはんです。しっかり味のついた豚肉やこんぶががたくさん入って食べやすく仕上がりました。スープにはもずくと冬瓜、まだまだ暑い日が続いているので、沖縄風料理を食べて元気にすごしてください。
9月11日 メキシカンピラフ・鮭の粒マスタード焼き・ひじきいり鉄人サラダ・ポテトスープ
栄養教諭コメント
メキシカンピラフはケチャップとカレー粉で味つけをし、ちょっぴり、ぴりカラのピラフに仕上がりました。粒マスタード焼きは秋においしい「秋鮭」にソースがかかり、みんなよく食べてくれていました。
9月10日 栗ご飯 湯波と菊のすまし汁 五目豆 なすのみそチーズ焼き 冷凍りんご
校長検食簿より
今日は純和風の日本食献立である。もりもりだよりで初めて知ったが、9月9日は重陽の節句と日本の5節句の一つ。桃の節句、端午の節句、七夕は有名だが、1月7日の人日の節句と合わせて5つの季節を味わい、人心を深め合う習わしがある。重陽の節句は秋の味覚の栗・菊・茄子などの料理を味わい無病息災を祝い祈るようである。ALSOKのHPに詳しい説明があるのがいとおかしであった。さて、栗ご飯は栗のほくほく感とご飯から香る栗の香が美味しく、ご飯だけでも十分味わえる。湯葉と菊のすまし汁は、明日から6年が修学旅行で訪れる日光湯葉を使い(京都は湯波で作り方が異なる)出汁がよく効いた菊のほろ苦さも感じられる美味しいお汁で、わかめ、えのき、ネギの一つ一つの味と食感を楽しめる。五目豆は、大豆とにんじん、しいたけ、鶏肉と素材の味を活かしてしっかりと味付け煮込まれていて、一つ一つ美味しくいただける。純和風と言ったがチーズが洋風のなすの味噌チーズ焼きは、味噌と茄子と挽肉と椎茸がほどよい味で煮られてチーズに包まれて焼かれ、茄子の中にも味が染みていて、おいしい。季節感を表した企画、一つ一つの丁寧な味付けと料理、口うるさい校長が今日は久しぶりの満点給食である。
ポークカレーライス バンバンジー風サラダ 梨 カシューナッツ小魚
校長検食簿より
今日は子どもたちが好きなポークカレーライス。サイコロ状の豚肉がたくさん入り、ジャガイモ、にんじんも同じような形で切られているので、ご飯とカレールーがちょうどよくスプーンの上に乗せられて口に運ばれる。夏の終わりらしく、トマトも入っており、酸味がきいて美味しい味になっている。バンバンジー風サラダは、棒々鶏だからと鶏肉を探したが見当たらず、なるほど風だから、鶏肉は入っていないでゴマだれベースの味付けになっているサラダだから、棒々鶏風ということかと思った。野菜はもやしがシャキシャキして、きゅうりやにんじんを引き立てているが、味が薄かったのが残念。梨は千葉県の生産が日本一だと放送されて、ちょっと自慢の梨。8月から9月いっぱいは梨園を回りながら味比べをするのも楽しい。確かに梨園ごとの味があるのは確かである。
9月6日 ちくわの磯辺揚げ カレーきんぴら かんぴょうの卵とじ汁
校長検食簿より
今日は和と洋のいいとこ取り献立と名付けてみた。ちくわの磯辺揚げは、大きめの竹輪にかすかな甘みをもった衣に青のりを含ませてカラリと揚げられて、青のりの磯部香が美味しい。カレーきんぴらは、きんぴらゴボウの味付けにカレー粉が使われて子どもにとって食べやすい味でカレー風味はご飯をそそる味である。磯辺揚げとカレーきんぴらでご飯がすすんでいく。かんぴゅうのたまごとじは、初めて食べた味で、刻まれたかんぴょうがたっぷりと入っているが、かんぴょうと言われないとかんぴょうだと気づかないかもしれないほどにたっぷりと入っているが、食感がタマネギと同等ぐらいにやわらかくなって、出汁汁をすって美味しくたっぷりといただける。修学旅行の栃木県の特産で、宿の夕食でも供される味である。冷凍ミカンが美味しい暑さが続いている。ミカンの皮をむいて食べるということも、給食で経験を積む動作になってきているのを感じる。
9月5日 セサミトースト ポークビーンズ 切り干し大根のサラダ
校長検食簿より
今日はパン食でセサミトーストとポークビーンズ。昨日の献立も夏バテ復活献立と書きましたが、今日もポークとセサミでビタミンB1をたっぷりと補給する献立である。セサミトーストには黒ごまがはちみつとメープルシロップと一緒にパンに塗られており、カリッと美味しくいただき、栄養もたっぷりととることができた。ポークビーンズはトマトの酸味とタマネギの甘み、豆もインゲンとグリーンピースの2種類がたっぷりと入り、豚肉もしっかりと刻まれて食べやすく、タンパク質とビタミンをしっかりと補給できる。ここに切り干し大根と和の食彩が加わっているが、違和感なくいただける。かつおぶしがかかっておりかつお出汁が効いて美味しくしあがっているが、切り干しが固めで味が十分に染みこんでいないことが残念である、次の機会に期待したい。
9月4日 ねぎ塩豚丼 豆腐のスープ フルーツポンチ
2学期の給食がスタートした。最初はカレーといった献立ではなく、ねぎ塩豚丼と豆腐のスープと夏バテからの回復メニューである。豆腐のスープはすまし汁ではなくてスープ。出汁がよくきいて透明なおいしいスープである。豆腐とわかめの味が引き立つスープに仕上がっている。メインのねぎ塩豚丼は、ごはんと具を一緒に食べると、もやしのシャキシャキ感と塩味を感じる豚肉のジューシーな味が広がり、おいしい豚丼である。豚肉のビタミンと野菜をしっかりといただけ、力になるごはんであった。デザートはフルーツポンチで、ミカン、パイン、黄桃に今日はリンゴも入ったフルーツ群であった。
7月17日(水)夏野菜のカレー カラフルサラダ 冷凍リンゴ
校長検食簿より
今日は1学期の給食最終日。最終日に定番と感じる夏野菜のカレーがメイン。子どもが好きなカレーライスの具材が今が旬の野菜たちで彩られるカレーで、今日の夏野菜は、ズッキーニ、カボチャ、トマト、ピーマン、チャツネ、と様々な野菜が入っている。一口食べるとピーマンが主張してくるが、カボチャを食べるとカレーが甘口カレーに変わり、ジャガイモやズッキーニだとほどよい辛さのカレーとなる。なかなか美味しいカレーに仕上がっている。カラフルサラダは、にんじんの赤、コーンの黄色、きゅうりの緑、キャベツにタマネギに枝豆の黄緑と、彩り豊かなサラダが、塩こしょうのきいた、爽やかなドレッシングで仕立てられている。冷凍リンゴのデザートは、何も見ずに食べるとこの味は???と思ったが、リンゴと言われて、そうかシャキシャキ感がなくなって凍るとこんな感じになるのかと、暑さをしのぐ凍ったデザートに舌鼓を打った。1学期間の給食調理、お疲れ様でした。夏休み中に給食室に空調が整備されるために、2学期からは暑さ寒さに少しは働きやすい給食室になるかと思う。今後も安全安心の給食提供をよろしくお願いしたい。
鮭フライ エビとたまごのスープ 粉ふきいも アーモンド小魚
校長検食簿より
今日はパン食の献立で、メインは鮭のフライ。鮭の切り身にパン粉がふられて、からりと揚げられ、ソースがかかってパンと一緒に美味しくいただけるようになっている。パンに挟むように丸パン仕様であったが、パンには挟まずにそれぞれの味を味わいながらいただいた。パンは中がしっとりとして美味しく焼き上げられたパンである。粉ふきいもは、粉ふきになるようにほくほくに蒸し上げられていて、パセリがふられて美味しい。エビとたまごのスープは、エビとタマネギとたまごとキャベツなどの野菜がたっぷりと入り、具材とエビを一緒にいただくと、エビのおいしさがジュワーッと出てくるスープに仕上がっている。具材の味はたっぷりとしているが、若干スープの味にパンチが欲しいところであった。アーモンド小魚はオーブンでカリッとしあがって美味しくいただいた。
7月12日(金)ガーリックライス 豚肉と豆のトマト煮込み グリーンサラダ揚げ野菜あえ メープルカシューナッツ
校長検食簿より
今日はどちらかというと中米風献立かな?豆のトマト煮込みは、アメリカンな味でひき肉と3種類の豆の組み合わせで味に深みのある煮込みになっている。大豆とインゲン豆とレンズ豆と3種類の豆をたっぷりと食べられるのは給食ならでは味だと思う。ガーリックライスとの組み合わせもなかなかよい。ガーリックライスのガーリックはもう少しパンチがきいていてもよいかと感じる。グリーンサラダ揚げ野菜和えは、なかなか面白い組み合わせで、グリーンサラダにポテトフライとごぼう素揚げが組み合わせているところが、おいしい。揚げたもののカリっと感があるとさらによい。ただ、塩加減がかなり薄いように感じた。
7月10日(水)スパゲティーラタトゥイユソースかけ ポテトスープ オートミールビスケット
校長検食簿より
今日のスパゲティーはラタトゥイユソースかけというあまり耳にしない名前のスパゲティーで、パスタを使っているがフランス料理の仲間のようである。もりもりだよりによると、ラタトゥイユは南フランスの料理で、トマトやなすなどの夏野菜をオリーブオイルで炒めて煮込んだ料理のようで、スパゲッティーに合い、野菜の甘さや旨味を感じるソースでトマトベースのスパゲッティーであるが、イタリアンとは少し違う感じが美味しい。ポテトスープは、名前のとおりジャガイモが形でもありスープにもしっとりと溶け込んで、ジャガイモのおいしさが出ているスープである。お肉とレンズ豆も入ってタンパク質も豊かにとることができる。今日のデザートはオートミールビスケット。オートミールはオーツ麦のシリアルで、麦そのものを使って加工されているため栄養価が高い食品で、ミネラル・カルシウム・ビタミン・繊維が豊富ではちみつ仕立てのパリッとした美味しいビスケットに仕上がっている。
7月9日(火)牛乳・夏の彩りごはん・あじの南蛮漬け・からし和え・柏の野菜みそ汁・冷凍みかん・アーモンド小魚
今日な校外学習に行った6年生の教室をかりて、1年生の保護者対象の試食会でした。忙しい中、そして暑い中18名の方が参加してくださいました。
栄養教諭から「学校給食とは」のお話をパワーポイントを使って説明させていただき、1年生たちの配膳の様子の見学をして、6年生の教室で試食です。
久しぶりの給食当番。机を向かい合わせで、みんなで「いただきます」。
PTAからのお話もあり、みなさんで楽しく食事ができたようで良かったです。
感想には「うす味だったが美味しかった」のお言葉を多くいただきました。
子どもたちが将来も健康ですごせるよう、ご家庭と一緒に「食育」・食べることが楽しくなるように進めていきたいと思っています。
7月8日(月)梅ごはん じゃがいもと青大豆の煮物 鮭と豆腐の味噌汁 目音
校長検証簿より
今日は季節の梅のご飯と季節を表す献立である。日曜日に和歌山県みなべ町のうめ課の課長のがNHKに出ていたが、今年のような不作となると日本の伝統的な果実である梅の栽培をする後継者問題にも響いてくる。梅の実を食べてきた日本人のDNAに響く効果があるのだろうと、暑さの中で体に響く梅の酸っぱさを味わった。和歌山の南高梅のみならず、梅の栽培がじゃがいもと青大豆の煮物は、鶏肉風肉じゃがに青大豆のタンパクも加わっての味付けで、青大豆も美味しく炊き上げられて美味しい。ジャガイモも新じゃがの季節になり、夏は野菜を美味しくいただくよい季節である。味噌汁には、鮭も入っていて献立を見ずに食べ始めたものにとっては、何か得をしたような気分になった。大根、豆腐、鮭と味噌汁を美味しくいただいた。メロンは千葉県飯岡産のもの。太平洋岸の温暖な気候で育った美味しいメロンであった。
塩豚タマネギ丼 七夕汁 とうもろこし カシューナッツ小魚
校長検食簿より
今週末は七夕の7月7日を迎え、給食も七夕仕様の献立。七夕汁はそうめんの流れ星に★型のかまぼこが浮かび、卵に小松菜、にんじんと彩りもよく、すまし汁の出汁も効いて美味しく仕上がっている。温かい汁であるが、爽やかな彩りで美味しくいただいた。メインは塩豚タマネギ丼で、ニンニクがしっかりと効いた塩麹を使ったような味付けで、ご飯と絡めてとても美味しい。タマネギもたっぷりと入って、味に厚みを出してくれている。とうもろこしは今が旬。今日のとうもろこしは、柏市大井産のとうもろこし。午前中の5年生の農家インタビューで訪れた大塚さんのとうもろこしに当たれば最高でしたが、甘みがしっかりとある美味しいとうもろこしだった。午前中は農業に関しての学習に同行した。七夕というのに35度を超える猛暑日となり、美味しい食事を支えている野菜がこれからも収穫できるのか、不安を感じながらいただく給食だった。
7月4日(木)ゼリーフライ ひじきと切り干し大根の炒め煮 キャベツの味噌汁 フルーツナタデココあえ
校長検食簿より
今日の献立は埼玉県の郷土料理献立である。その郷土料理がゼリーフライ。もりもりだよりによると、ゼリーフライは埼玉県行田市の郷土料理で、じゃがいもやおからと一緒に、にんじんやネギも入って、コロッケのように固められて揚げてあるのが特徴で、楕円形で銭の形をしているので、ゼリーフライと言われているようである。昨日発行された一万円札の渋沢栄一を訪ねて深谷に出かけたおりに行田のお城にも寄ってみて食べたことを思い出した。キャベツの味噌汁はキャベツの甘さと具だくさんの野菜に厚揚げが入り、美味しい味噌汁であるが、出汁の弱さが次ぎへの課題である。ひじきと切り干し大根の炒め煮は、ひじきとさつま揚げが入り、インゲンや干し椎茸に切り干し大根と山の物海の物が共存して美味しい味を引き出している。それぞれの味を引き出す塩味か出汁かもうひと味が欲しかった。ナタデココは★型になって、コリコリとした食感が美味しく、猛暑日のデザートとしていい味を出している。
7月3日(水)タンドリーチキン キャベツとしめじのサラダ たまごのオニオンバジルスープ ブドウパン 大豆小魚
校長検食簿より
今日はインド系のタンドリーチキンがメインの献立。昨日は沖縄、今日はさらに南下して赤道に近い味である。タンドリーチキンの味はタンドリーチキンらしい味で、ブドウパンの少し甘いパンにもよく合っている。鶏肉の部位の関係か、オーブンでの焼き方の関係か、もう少しふっくらした焼き上がりになるとさらに美味しいと思った。キャベツのしめじサラダは、しめじの味と香りが生きてシャキシャキした食感ときのこのしとやかさが美味しいサラダである。たまごのオニオンバジルスープは、たまごとオニオンと、マカロニに加えてバジルかと挑戦を感じるスープである。大人の感覚ではバジルがもう少しきいても旨さがひろがると感じた。
7月2日(火) 鯖の照り焼き ゴーヤチャンプル もずくの味噌汁 はるかゼリー
校長検食簿より
7月に入り最初の給食は沖縄、黒潮料理と名付けたい献立である。鯖の照り焼きはあぶらの乗った美味しい鯖で、味もしっかりとしていて、白いご飯にぴったりの味である。真鯖の生息域は黒潮に沿って千島列島からフィリピン近海までと長い生息域をもっており、多くの鯖は日本近海に住んでいるとされている。ゴーヤチャンプルと沖縄を代表する料理にもよくあっている。もずくの味噌汁でつるつるとしたもずくの食感とジャガイモが面白い組み合わせである。沖縄ではもずくのてんぷらが出てくるが、もずくの味噌汁もおつなものである。ゴーヤは苦みがあるが、今日のゴーヤは子どもたちにはちょうどよい味である。
6月29日(土) ビビンバ ワンタンスープ 炒りカシューナッツ ひとくちミカンゼリー
校長検食簿より
今日は韓国風献立で、ビビンバがメイン。ビビンバには小松菜、もやし、ネギ、にんじん、しょうが、にんにくと野菜たっぷりに味噌がきいた肉が入り、ご飯とまぜてとても美味しくいただける。今日はネギが山武産、にんじんが鎌ケ谷産、小松菜が柏産と千葉県内で収穫された野菜も多く使われている。ビビンバと一緒にわんたんスープ。わんたんスープは、あまり家では食べないなあと思いながら、給食の味であると個人的に思いながらいただく。干ししいたけとごま油の香りを楽しみながら、スープもよい味になっている。 炒りカシューナッツはカリッとした食感で美味しい。
6月28日(金)スパゲティーミートソース キャベツとしめじのサラダ ブルーベリーパイ
校長検食簿より
今日はパスタとサラダとデザートのイタリアン献立。パスタはスパゲティーミートソースで、スタンダードバージョン。ミートソースは挽肉と大豆を細かくしたタンパク質とにんじん、マッシュルーム、タマネギ、にんにくがトマトピューレで美味しく味付けられている。献立表をみると、ごぼうも入っているのかと驚きながらいただく。キャベツのしめじのサラダは、酸味とゴマの割合がちょうどよいドレッシングの味付けで、おおぶりのキャベツをサクサクといただけるサラダに仕上がっていて美味しい。今日のデザートのブルーベリーパイ。パイは地中海ローマ時代が起源になる古いお菓子で、今日の中身は今が旬になっている柏産のブルーベリーを使ったジャムが中に入って、ふわっとサクッと焼き上げられている。食べるとまだほんのりと温かいパイは、給食室手作りの家では味わえない極上の味である。
6月27日(木)鮭のごまだれ焼き ガーリックポテト みそけんちん汁 小玉すいか
校長検食簿より
今日はちょっと洋が入った和風献立である。みそけんちんは、さといも、小松菜、にんじん、ごぼう、大根、長ネギにこんにゃくと具だくさんなところに、ごま油がアクセントで入り、旨さとコクが増していて美味しい汁である。今日の長ネギは、5年生が田植えでお世話になった関根さんの長ネギであり、先日関根さんのお宅を訪ねた時は、出荷の真っ最中で、そばとそばつゆを持っていれば、ネギの香りだけで美味しくおそばが食べられるくらい、収穫したネギを洗い、外皮をむき、束ねて箱詰めをしており、今日はそこからのネギが給食を彩っている。ガーリックポテトは、ほくほくジャガイモにガーリックとバターとチーズで味付けられ、ご飯にもしっかりと合う。鮭のごまだれ焼きは、ごまだれらしくもう少したれが欲しかったが、味はしっかりとついており、良質なタンパク質の鮭とご飯を美味しく出会わせてくれていた。すいかは、富里産かと期待したが、鳥取産であった。すいかは日本海側での特産が多い。夏の静かな日本海に沈む夕日を見ながら甘く熟した冷たいすいかをいただくのが、日本海の夏の風景だと思いながら、美味しくすいかをいただいた。
6月26日(水)ピザトースト ポテトサラダ たまごとオニオンのスープ アーモンド小魚
校長検食簿より
今日はピザトーストを中心にファーストフードっぽい(栄養教諭には怒られるだろうが)献立である。一番にいただくのは、ピザトースト。トマトペーストが塗られた上にピーマン、タマネギ、ツナが乗せられて、たっぷりとかかったチーズがちょうどよく溶けていてとても美味しい。あと30秒ながくオーブンでカリカリ感が少しでるとさらに美味しいと思う。ポテトサラダのアーモンド入りは、賽の目のじゃがいも、キュウリ、にんじん、にたまねぎが絡んで、細かく砕かれたアーモンドが乗せられている。あっさりとした味付けで、ポテトや野菜のおいしさを感じるサラダである。アーモンド入りと書かれていないと、アーモンドの存在感がわからないかもしれないので、もう少し大きめに砕いて主張してもよい。たまごとオニオンのスープは、久しぶりにはっきりとした味に乏しいスープである。出汁かブイヨンか、しっかりとした出汁があると、タマネギの甘さや旨味、卵のかおりと良さが生きてくる。彩りもよくエビや野菜と具だくさんで大変おいしく見えるのに、肩すかしが残念であった。
6月25日(火) イカとアーモンドの揚げ煮 具沢山の味噌汁 大豆きなこ
校長検食簿
今日のメインはいかとアーモンドの揚げ煮で、カリッと揚がったイカにアーモンドとポテトフライが甘辛たれをくぐった、ご飯が進む味の揚げ物である。アーモンドに加えてポテトも揚がっているので、ボリューム感があるが、イカは身の厚みが薄く、イカの弾力ある食感が乏しかったのは残念である。具だくさんの味噌汁には、小松菜、にんじん、大根、たまねぎ、じゃがいも、こんにゃく、豆腐に油揚げが入り、たっぷりと具を楽しめるお味噌汁である。出汁も味噌も美味しい味噌汁に仕上がっている。きなこ大豆は、きなこをまぶした炒り大豆でコリコリとして美味しい食感で、大豆が大豆をまぶして美味しくなっているという不思議な様子である、
6月24日(月)ポークカレーライス ごぼうサラダ アーモンド小魚 美生柑
校長検食簿より
今日は子どもたちに人気のカレーライス。もりもりだよりにも書かれているが、学校給食のカレーはルウから全てが手作り。今日のカレーにはタマネギが40k使われており、タマネギの甘さと香辛料により、深みのある美味しい味に仕上がっている。ポークカレーの豚肉は四角くしっかりとしたお肉がたくさん入り、じゃがいも、にんじん、ごぼうも入った具だくさんのカレーである。ごぼうサラダは、ごぼうに、キャベツ、きゅうり、コーン、にんじんがゴマし立てのドレッシングで美味しく仕上げられている。大豆小魚も美味しくしあがっている。美生柑は和製グレープフルーツと言われるように、今日はグレープフレーツだと思っていただくほと、味も形もグレープフルーツそっくりだった。
画像はあくまでも個人的に楽しまれる範囲で取扱われるようお願いいたします。画像等の情報は,他の情報と結びついて個人を特定させる性質があることから,情報悪用の危険が伴います。公開範囲が広ければ広いほど悪用されるリスクが高まります。公開範囲を限定していても,そのつながりを超えて漏れていく可能性があります。
一般的なマナーとして,SNS,動画サイト等への学校行事等の画像をアップする行為については,慎重さが求められます。
子どもを不審者被害や犯罪から守る観点からも御理解御協力の程,よろしくお願いいたします。
〒277-0825
千葉県柏市布施925-1
TEL:04-7133-2077
FAX:04-7134-5530
このホームページにおける文章、写真の著作権は柏市立富勢小学校にあります。無断転載は固くお断りします。