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令和 6 年度給食室

2月14日 スパゲティーナポリタン 米粉のカレーシチュー チョコカップケーキ

校長検食簿より

今日の献立は子供大好き献立で、スパゲティーナポリタンにカレーシチューにケーキである。スパゲティーナポリタンは、トマトピューレの味がしっかりとし、マッシュルーム、ウインナー、たまねぎ、ベーコンと美味しいスパゲティーである。米粉のカレーシチューは、カレースープのようだが、スープとシチューはとろみの違いで、米粉によるとろみがちょうどよい飲み口である。香辛料と鶏肉やじゃがいも、グリーンピースがナポリタンとの味の往復を楽しめる。今日はバレンタインでチョコカップケーキがデザート。サクサクとした食感にチョコレートもちょうどよい粒感で入って、給食室が一生懸命に頑張った様子がうかがえるケーキであった。

2月13日 鯖のおろし煮 からし和え みそけんちん汁 ネーブルオレンジ

校長検食簿より

今日は和食献立で、鯖のおろし煮。鯖をたっぷりの大根と一緒に味付けをして煮込まれており、鯖の肉も柔らかく食べやすくなり、魚のにおいも抑えられて美味しくいただける。みそけんちん汁はけんちん汁の味噌版。けんちん汁は精進料理であるために、肉や魚は含まれずに、今日は小松菜、にんじん、大根、ゴボウ、ネギ、里芋、こんにゃくと具だくさんである。味噌仕立ては、建長寺を由来とするけんちん汁に対して、伊豆の国清寺を由来として国清汁と呼ぶこともあるようである。昨日のテレビで野菜の消費量が今よりも昭和の方が多かったということがクイズに出ていたが、一人当たりの消費量の低下は体のコンディションづくりには欠かせないことであり、野菜具だくさんの汁を好きになる子が増えて欲しいと思う。

豆トマト煮込みかけガーリックライス ポテトサラダ りんご 炒りカシューナッツ

校長検食簿より

今日は味付けはイタリアン風献立である。メインはガーリックライスに豆のトマト煮込みかけ、ガーリックライスにはパセリとバターの風味が入り、そこにトマトベースのスープがかかり、なるほどガーリックライスとの相性はよく美味しい。ポテトサラダはじゃがいもの旨味を感じるおいしいサラダで、アーモンド入りだったのだが、アーモンドは見落としてしまったようである。りんごは、蜜がたっぷりと入った美味しいりんごであった。

2月10日 肉じゃが 白菜の味噌汁 カリカリ大豆

校長検食簿より

今日は和食献立で、肉じゃがに味噌汁と一見シンプルな献立である。肉じゃがは、豚肉もじゃがいももたっぷりで汁気も多く、少し味は薄い感じであるがこれは汁まで全部飲めるようにしている給食ならではの工夫である。汁にも肉や野菜の味と出汁が染み出ていて、美味しくいただける。白菜の味噌汁は、白菜とネギがたっぷりと入った味噌汁で、野菜を十分にいただける味噌汁である。カリカリ大豆は、大豆を揚げて塩味をふって美味しく仕上げられており、青のりの香りがほどよい副菜である。

2月7日 ぶどうパン ミートボールのシチュー ひじき入り鉄人サラダ ヨーグルト

校長検食簿より

今日はパン主食の献立で、メインはミートボールのシチュー。トマトベースのシチューソースに豚肉のミートボールがゴロゴロと言えるほど入っていて、シチューが染みこんで大変美味しい味である。ぶどうパンとの相性もよく、干しぶどうの甘酸っぱさとシチューもよく合っている。ひじき入りの鉄人サラダは、ひじきたっぷりにキャベツたっぷりににんじんキュウリと、野菜が高騰する中で贅沢なサラダになっている。ひじきも鉄分多く、体作りにはとてもよいサラダである。デザートはヨーグルト。乳酸菌をしっかりと摂取して、ウィルスにも強い体にして欲しいと思う。

2月5日 ドリア・ごまドレッシングサラダ・ポークビーンズ

今日のドリアは給食室の手作りです。ケチャップライスの具を作り、炊けたごはんとよく混ぜ合わせて、一人分ずつグラタン皿に盛りつけ、手作りホワイトソースを上からかけ、チーズとパセリをかけてオーブンで焼き上げます。全校で700個近くを作ってくれました。ホワイトソースは米粉を使ってとろみをつけているため、さっぱりとした仕上がりです。子どもたちも「おいしい」と食べてくれていました。

野沢菜チャーハン 鶏肉と大根の春雨煮 厚揚げのみそスープ ココアゼリー

校長検食簿より

今日は初めて食べるメニューに出会った給食だった。それは鶏肉と大根の春雨煮である。鶏肉と大根の煮物は比較的ポピュラーであり味も想像ができるが、それに春雨が加わることで、食感も味も大きく変わるところにびっくり。春雨が加わりごま油とショウガの香りづけも入り、大ぶりの鶏肉と大根に春雨がくっつくことで、大根の食感が変わり染みこんだ味もよくわかるようになる。椎茸やたけのこ、小松菜など具だくさんな煮物で汁気が少なくご飯のメインのおかずになる。野沢菜チャーハンは野沢菜の香りは少なめで食べやすいチャーハンに仕上がっている。厚揚げの味噌スープは味噌汁ではなく味噌スープとうたうだけ合って、なるほどスープのあっさりした食感と汁感で、味噌汁とは違う味を出していて美味しい。ココアゼリーは手作りゼリーでココアと甘さがちょうどよいゼリーである。明日から2日間は出張のためレポートは誰かに頼みます。

2月3日 鰯フライ もやしのごま和え 豚汁 福豆

校長検食簿より

寒波到来で寒いスタートとなった2月。最初の献立は節分にちなんだものである。いわしのフライはあじのフライかと思って食べると頭に近い方がいわし独特の香りがするが、揚げることでいわしの臭みは大分押さえられていると感じる。たっぷりとソースもかけてあり、ご飯と一緒にいただくと美味しい。このいわしの臭さが鬼を追い払うと言われた匂いで、ヒイラギの枝に刺して玄関口に飾る風習が、放送で子どもたちに伝えられた。豚汁は具がたっぷりと入り、豚肉もたくさん入ったコクのある美味しい豚汁で、体が温まる味である。福豆はいつもの大豆と違って、鬼の三角袋にはいって、節分らしさを醸し出している。

1月31日 カレーうどん じゃがいものそぼろ煮 黒糖蒸しパン

校長検食簿より

今日は鯖のカレー揚げがメイン。しっかりとした鯖の切り身にカレー粉をまぶした衣をつけてからりと揚がっている。食べるとサクサク感が強く、パリッと美味しく、チンゲン菜のご飯にもよく合っている。チンゲン菜は柏市豊四季にある中華料理屋さんが日本で食材に使うために作ったことで広がった野菜である。この中華屋さんで食べたチンゲン菜を思い出した。カブの酢の物は酢の加減がよく、甘酢で美味しく野菜をいただける。いもの子汁のおいもは里芋で、ほくほくとした食感を感じる煮方で、ゴボウ、大根にしめじやこんにゃく、ネギ、鶏肉と具だくさんで美味しいお汁であった。

1月30日(木)チンゲン菜ごはん さばのカレー揚げ かぶの酢の物 いもの子汁 スイートスプリング

校長検食簿より

今日は鯖のカレー揚げがメイン。しっかりとした鯖の切り身にカレー粉をまぶした衣をつけてからりと揚がっている。食べるとサクサク感が強く、パリッと美味しく、チンゲン菜のご飯にもよく合っている。チンゲン菜は柏市豊四季にある中華料理屋さんが日本で食材に使うために作ったことで広がった野菜である。この中華屋さんで食べたチンゲン菜を思い出した。カブの酢の物は酢の加減がよく、甘酢で美味しく野菜をいただける。いもの子汁のおいもは里芋で、ほくほくとした食感を感じる煮方で、ゴボウ、大根にしめじやこんにゃく、ネギ、鶏肉と具だくさんで美味しいお汁であった。

1月29日 柏野菜のグラタン 切り干し大根のサラダ たまごとポテトのスープ 給食ロール

校長検食簿より

今日の給食週間にちなんでテーマは地産地消で、柏野菜を使った献立である。柏野菜としてかぶを使ったグラタンが今日のメイン。米粉ベースのあっさりとしたグラタンである。味はかぶを包み込んで美味しく味付けられている。かぶの水気が出たせいか少し柔らかくなってグラタンとシチューの間の食感だったのが次への課題かな。たまごとポテトのスープは、じゃがいもが大きな形で入ってとてもほくほくとした美味しいスープに仕上がっている。切り干し大根のサラダであるが、煮物との区別が若干つきにくかったかな?と感じる。切り干し大根のサラダ、サラダという爽やかさをまとった名称に近くするには、ドレッシングや味付けの斬新な挑戦をしてみるのもよいかと感じる。農業をしっかりと定着していくために、学校給食での地産地消は大きな鍵でもあり、食べるものだけでなく保護者の皆さんにも理解をしていただき、応援していいただきたいことである。

1月28日 鶏の唐揚げ 大根とツナの和え物 呉汁 アーモンドココア

校長検食簿より

今日は子どもたちが大好きな鶏の唐揚げがメインだが、給食週間としては呉汁という大豆をすりつぶして作った味噌汁が郷土料理(埼玉・鹿児島・宮城)がメインである。給食室として残念なのは呉汁はあまり好まれない傾向にあること。豆乳や大豆の豆まめしい香りはほとんどなく、すりつぶされた豆と味噌の合わさる味を楽しんでもらいたいところで、いろいろな味に出会い素材の味を知ることも給食で学んでもらいたいところである。今日の呉汁は飲みやすくすりつぶし大豆は少なめになって飲みやすい。大根とツナの和え物も大根がしっかりとしてツナの味も染みこんでわかめも入って美味しい和え物である。鶏の唐揚げは言うまでも無く、白いご飯によくあっており、おかわりが殺到するであろう味である。アーモンドココアはアーモンドにココア粉末が振りかけられ一風変わった味わいも美味しいかった。

1月27日 おにぎり 鮭の塩焼き 切り干し大根の煮物 すいとん汁 ぽんかん

校長検食簿より

今日の給食も給食週間にちなんだ献立である。おにぎり、鮭の塩焼きといえば、明治22年に初めて給食が提供された山形県鶴岡市(現在)の私立忠愛小学校で提供されたもので、今日の献立のメイン。すいとん汁も今では郷土料理のようであるが、戦時中の米の代替食として今日のようなたくさんの具が入っていなかった時代の給食との関係もある献立である。おにぎりに巻く海苔の香りがとてもよく、麦と白ごまの入ったおにぎりを一層美味しくしている。鮭の塩加減は弱めであるが、塩鮭特有の堅めの焼き上がりが昔を思い出される焼き具合で、おにぎりと相性もよい。すいとん汁にはすいとんと一緒にたっぷりの野菜が入って美味しい汁となっており、切り干し大根の煮物と一緒に野菜をたっぷりと摂ることができ、今は豊かな給食になっている。昔はお金や食べ物自体が無く、子どもたちの健康を守るために給食という制度ができた。制度ができて100年以上が経過した今は、食べることに困らないが栄養バランスをしっかりと摂れているかといった、新しい課題に給食を通した学びがつながっていくと良いと思う。

1月24日 いわしのさんが焼き のりあえ 雑煮性学もいいり もも缶

校長検食簿より

今日から学校給食週間が始まり、千葉県の郷土料理が今日の献立。メインはいわしのさんが焼き、さんが焼きは千葉県の郷土料理の代表格である。いわしを使っているため、さかなの香りが強く子どもたちにとってはちょっと違和感を感じる味だったかと思うが、魚の美味しさがある美味しいさんが焼きである。ごはんともよく合って美味しい。いわしの水揚げは銚子が一番であるが、このいわしが気候変動により漁獲高が変わってきている。郷土料理を守るためには、地球温暖化を防ぐことも一緒なのだと感じる。そしてもう一つの郷土料理は性学もち入りの雑煮である。うるち米でつくった性学もちが入り、もちのとろみがついた雑煮には、里芋や小松菜などたくさんの野菜が入ってこれも逸品である。千葉県産の海苔もあえものに入って、本当に千葉県全体を味わう給食であった。給食室に感謝である。

1月23日 スパゲティーミートソース 小松菜のスープ アップルポムポム 小魚

校長検食簿より

今日は昨日のカレーに続き子どもたちが好きな麺でスパゲッティーミートソースである。ミートソースはトマトベースに挽肉、豆のみじん切り、タマネギ、ニンニクとしっかりとした味付けで、麺によく絡んで大変美味しい味わいである。子どもたちもしっかりと食べると思う。小松菜のスープは、小松菜たっぷりでにんじんが少ないので、色合いが緑で少し暗めであるが、味は出汁のきいた透き通った味わいで美味しいスープである。アップルポムポムは、名前からは何かが想像できない。もりもりだよりにその説明があり、ポムポムはフランス語でりんごの意味で、アップルアップルアップルとなり、リンゴを使ったデザートである。リンゴを甘煮したものを、ヨーグルトに小麦粉を溶かし込んだものを美味しく焼き上げた焼き菓子で、リンゴの美味しさを感じるデザートである。

1月22日 柏野菜のカレーライス 茎わかめとツナのサラダ アセロラゼリー

校長検食簿より

今日は子どもたちが好きなカレーライスだが、少しだけ毛色が違うところがあるひと味美味しいカレーライスである。今日のカレーライスは柏産野菜のカレーライスと銘打たれて長ネギがたっぷりと入り、普段カレーではお会いできないごぼうとも出会うカレーになっている。タマネギも入っているが、長ネギはとろっとして煮込まれ、カレースパイスを包み込む甘さのあり、今日のカレーライスの中では存在感を発揮して、美味しさを一段と高めている。ネギ嫌いな子も知らないで食べてしまうのではないかと感じる。茎わかめとツナのサラダは、わかめがたっぷりと入ったドレッシング味のサラダで、食物繊維もたっぷりととれそうである。1月22日は全国の学校栄養士により設定されたカレーの日であるそうだ。いろいろなカレーの味を楽しむ日でありたい。

1月21日 黒鯛のおろしかけ カレーきんぴら なめこの味噌汁 ネーブルオレンジ

校長検食簿より

今日は和食献立で、さらに驚くことは黒鯛の焼きおろしかけと、鯛が出ていることである。もりもりだよりで別名は「チヌ」と呼ばれる魚で、今日の黒鯛は船橋沖で釣られたものである。鯛の身のもつふっくらとした食感は柏市産の大根おろしをたっぷりと吸い込んで美味しく、皮はパリッとしているので、鯛らしい味わいを楽しめる。なめこの味噌汁にはたっぷりのなめこと小松菜とネギ。ごはんにも鯛にも合う味噌汁である。カレーきんぴらは、じゃがいもがほくほくとして、こんにゃく、にんじん、さつま揚げと一緒に美味しく味付けられている。カレーのインパクトを強めても、黒鯛とも味噌汁ともけんかにならず、カレーらしさで存在感を高めてもよいかと思った。ネーブルオレンジは、甘さもジューシーさもちょうどよかった。

1月20日 ツナピラフ 鶏肉のマスタード焼き マセドアンサラダ レンズ豆のポタージュ

校長検食簿より

今日は洋風献立。ツナピラフはツナフレークと野菜がちょうどよい味付けで美味しいピラフに仕上がっている。マセドアンサラダは、発祥のフランス語の賽の目(マセドアン)切りで一つ一つの野菜の味を確かめながらいただく。ドレッシングがもうひと味パンチがあってもよかったかと思うが、お豆と野菜の味を楽しむサラダである。そしてメインの鶏肉のマスタード焼き。マスタードの香りとマヨネーズソースがパリッと焼いた鶏肉の味を引き立てて、ツナピラフとも合っている。レンズ豆のポタージュスープも、コクのあるスープでポタージュであるから温かさも保たれて、美味しいスープである。レンズ豆と一緒にタマネギやほうれん草も一緒にゆっくりと味わうスープであった。

1月17日 麻婆豆腐丼 中華たまごスープ オレンジゼリー

校長検食簿より

今日は中華献立で麻婆豆腐丼と中華たまごスープ。麻婆豆腐丼はご飯にたっぷりと麻婆豆腐がかかり、ご飯と具材のバランスは最高で、挽肉とみじん切りのゆで大豆に、にんにく・ショウガ・ごま油が効いた美味しい味がしっかりと染みこんで美味しい。ご飯と一緒に楽しめる麻婆豆腐である。中華たまごスープは、エビがたくさんはいる高級感のあるスープ。きくらげやたまねぎの旨さを感じる出汁のきいたスープである。オレンジゼリーは学校での手作りゼリー。ゼリーの語源はフランス語のジュレで固まるという意味で、学校でオレンジジュースを寒天で固めた優しい味のゼリーであり、美味しい。

10月16日 ブランコッペパン チリコンカン ブロッコリーのチーズサラダ りんご カシューナッツ

校長検食簿より

今日はパン主食の献立、チリコンカンは豆の味が生きるコクのあるチリコンカンで美味しい。ブロッコリーのチーズサラダは、ブロッコリーの甘さとチーズの旨さをうまく絡めて、新しい味を創り出している。ブロッコリーの栄養価の高さは子どもたちも知って欲しいものである。りんごも冬の健康維持に大切な食材。様々な感染症がはやっている中、食材と健康を意識できる子どもたちを給食を通じて育てたいものである。

大根葉とじゃこのふりかけごはん 肉じゃが 白菜の味噌汁 おしるこ

校長検食簿より

今日は和風献立にてづくりふりかけの日。メインは肉じゃが、じゃがいもの優しい味が生きる味付けだが、肉が引き立って、肉じゃがらしい旨さで、子どもたちも残さず食べるのでは無いかと思う。大根葉とじゃこのふりかけは、大根の葉を捨てずにこういう形で利用するのは家庭でも時々やっていただきたいSDG'Sである。今日は出汁をとった鰹節の利用だけでなく、じゃこを入れて豪華になっているが、魚臭が少しするのを子どもがどう受け止めたかな?と思う。味つけは美味しいふりかけである。白菜の味噌汁は、白菜の甘さと旨さを存分に楽しむ味噌汁で、肉じゃがと一緒に優しい味で美味しい。今日はおしるこがついている。お汁粉は小正月の行事として、昔から赤い色の食べ物は邪気を払うという習わしから食すものとの説明もあり、ほどよい甘さと白玉の柔らかさと上手に炊けた大豆が美味しい汁粉である。

1月14日 キムチチャーハン ししゃものサクサク揚げ 切干大根のナムル 豆腐ときのこのスープ 炒りアーモンド

校長検食簿より

今日は韓国系味付けの献立で、子どもたちにとってはキムチチャーハンが魅力かな?キムチチャーハンはキムチの香りと色で染まり、辛さはほとんど感じないが、キムチらしさを感じる仕上げで美味しい。ししゃものサクサク揚げは、ししゃもにふっくらとした衣をまとわせて、からりと揚がって油を感じさせない揚げ方は上手で美味しい。切り干し大根のナムルは、ごま油の香りよく仕上げられた茹で野菜で、ナムル(茹でておかずにする)に合った味付けと食感である。豆腐とキノコのスープには干し椎茸としめじが入り、鶏肉など具だくさんのスープで美味しい。きのこをこの時期に使うのは、免疫力を高めるためともりもりだよりに書かれており、様々な感染症が広がる中、しっかりと食べて免疫力を高めて欲しいものである。

1月10日 わかめご飯 にしんの塩焼き えのき茸の味噌汁 かんぴょうのごま酢和え

校長検食簿より

今日は和食献立で魚料理である。わかめご飯ににしんの塩焼きと海の素材を美味しくいただく主食と主菜。にしんは、日本近海、特に北海道ではにしん御殿が建つと言われるほど豊漁だった魚で、脂がのってこの時期はとても美味しい魚であるが、最近は漁獲量が激減しているらしい。単純な塩焼きは魚本来の味が引き立つ調理で、ほどよい塩味ににしんの香りと脂の良さを感じ、わかめご飯にもとてもよく合っている。かんぴょうのごま酢和えは、酢が効いた和え物で細切りのかんぴょうが味を吸い込んでちょうどよい味わいである。えのきの味噌汁はたまねぎの甘さを感じる優しい味わいでおいしい味噌汁に仕上がり、和食献立の旨さを感じる給食である。

1月9日 焼きそばパン トマトと卵のスープ ほくほくポテト パイン 

校長検食簿より

今日はパンメニューで焼きそばパン。炭水化物+炭水化物で、パンのおかずに焼きそばを食べると不自然なのが、サンドにするとこれだけの人気になるのはなぜなのか、それはカツサンドと同じ効果のようだ。ソースとパンの相性がここまでの人気を引き出しており、塩味焼きそばでは惣菜パンとしては成り立たないようである。今日は市販のサンドのように山盛りサンドにできる量は無かったが、味を楽しむことができた。野菜はスープでまかなうごとく、トマトベースのスープに卵?という組み合わせで、一口飲んでみるとキャベツやタマネギの甘みを感じ、鶏肉や豆が入った美味しいスープである。卵とトマトは初めての経験であった。ほくほくポテトは、素揚げのじゃがいもと青のりのシンプルな味が焼きそばパンにも合う旨さである。

1月8日 七草ご飯 鰆のゆうあん焼き 塩昆布和え 白玉味噌汁 ぽんかん

校長検食簿より

3学期の給食が始まった。寒い中であるが、給食室メンバーには安心安全な給食を願い昨日もご挨拶をした。さて、今日は七草にちなんだ和食献立で、ご飯は七草ご飯。春の七草「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」と覚えた記憶がある子はどれだけいるだろうか?若い教師もどれだけ言えるか、言えることが大切ではなく、食文化を伝える、この七草自体が胃腸を整えるハーブであることも含めて伝えていきたい。メインは鰆のゆうあん焼きで、醤油とみりんと柑橘の香りがある上品な味付けの鰆である。白玉いり味噌汁は、正月の雑煮を思い浮かべる汁で、白玉のとろみが野菜を包んだ美味しい味噌汁である。里芋の煮方がずれたのか、固かったことが残念。塩昆布和えは冬野菜と塩昆布のコンビネーションが美味しい和え物である。

12月20日 バイキング給食(6年)

校長検食簿より

今日は6年生限定のバイキング給食。バイキングの名前通りに食べ放題ではなく、選ぶメニュー。まず主食はご飯とパンから一つずつのチョイスで、ご飯系はわかめご飯とキムチチャーハンから選ぶ。わかめご飯はラップに包まれて丸いおむすび風のしつらえで食べやすく、ヒレカツによく合う白ご飯に近い味。キムチチャーハンは、キムチたっぷりと入ったチャーハンで、単独でしっかりとした味で美味しい。パンは、ガーリックトーストとデニッシュロールの選択。ガーリックトーストバターとガーリックが美味しくトーストされ、デニッシュロールは甘さと柔らかい食感の美味しいパンで、どちらも美味しい。主菜は肉と魚から一つずつ選び、肉はヒレカツとローストチキン。ヒレカツはヒレ肉を柔らかく伸ばし美味しく揚がり、ローストチキンもしっかりとした味でタレが美味しくどちらもGood。魚はエビフライと鮭の照焼で、揚げ物2つは選ばない方がよいが、エビフライはしっぽまでカリッと食べられるように上手に揚がっており、鮭の照焼は甘辛の味がしっとりとした照焼に仕上がり、どちらも美味しい。

副菜の野菜は磯香和えと切り干し大根。磯香和えは小松菜のシャキシャキと味の染みた切り干しと、どちらも美味しい味である。お汁は豚汁で、出汁もしっかりとして豚肉もたっぷりと入り、美味しいお汁に仕上がっている。ここからデザートに入るが、ブドウゼリーとフルーツサイダーポンチから選択。ゼリーにはブドウの実が二つ入り、プルプルのゼリーはとても美味しい。一方のサイダーポンチもサイダーのシュワッと感がよく、どちらも旨い。果物は、みかん、いちご、りんごからの選択。どれも美味しい果物である。付け合わせにポテトフライ、ブロッコリー、レモン、ミニトマトがついており、レモンも含めて全てをいただき、満足満腹になってしまい、午後は体を動かして消化せねば。朝から調理員のみなさんが品数多い献立に尽力いただいたおかげで、子どもたちは楽しいバイキング給食を楽しむことができました。ありがとうございました。

12月19日 冬野菜とニョッキのクリームシチュー キャベツとしめじのサラダ みはや 給食ロール

校長検食簿より

今日は2学期最後の給食(明日は6年のみバイキング給食)。冬野菜とニョッキのクリームシチューは、米粉のシチューにクリスマスカラーの野菜たちが揃って、見た目にも美味しさを醸し出している。にんじんとほうれん草が赤と緑で、にんじんも★型にカットしたものが入って楽しめる。シチューの中には、ニョッキが隠れており、じゃがいもと小麦粉で練ったニョッキは、給食室調理員さんたちの力作で、モチモチとした食感で美味しい。クリスマス寒波というような今日の寒さには、ちょうどよいシチューの温かさである。サラダはしめじとキャベツのサラダで、きび砂糖の甘さと白ごまの香りで美味しく仕上がって、しめじの香りとキャベツの甘さを楽しむサラダである。今日の柑橘は、「みはや」これは大変新しい柑橘で、商品として出回りはじめて10年ほどのもの。赤みがかった実で甘さ十分で香りもよく、美味しい柑橘である。暑い9月から寒さ厳しい12月にかけて、厳しい環境の中で調理をしてくれた調理員さんたちに感謝すると共に、食材だけ並べると毎日同じようなものが並ぶ中で、和洋中様々なレシピに仕上げて楽しませてくれた栄養教諭に感謝。

12月18日 広東麺 白身魚とカシューナッツの揚げ煮、ヨーグルト、アーモンド小魚

校長検食簿より

今日は子どもたちが好きな麺の献立で子どもはラーメンというであろうが広東麺である。中国料理の北部は四川、南部は広東で、広東の味付けは甘めというので、広東を起点とする麺料理かと思いきや、日本人が開発した五目の具材をとろみのついた醤油スープに入れて麺の上にかけた麺料理である。麺と具材と一緒にいただくと、今はしっかりとコシがある麺ににんじん、きゃべつ、タケノコにイカや豚肉が絡んで美味しくいただいた。白身魚とカシューナッツの揚げ煮は、賽の目になった白身のタラと、ピーマンとじゃがいもとカシューナッツが、カラリとした上に甘しょっぱい味付けで美味しくいただく。ピーマンが食べやすく美味しくなっているので、嫌いな子も食べて見ると好きになるかも知れない味である。ヨーグルトはヤクルトのヨーグルトで、調理員さんがクリスマスのシールを一つ一つ貼ってくれている。3種類の中で私が選んだのだが、赤の下地には目立たなかったかなあ・・来年は別のシールを選んでみよう。

12月17日 ウインナーと豆のトマト煮込みかけごはん ブロッコリーサラダ フルーツナタデココ

校長検食簿より

今日は洋風献立で、逸品はブロッコリーサラダ。小さく賽の目に切られたサツマイモが味の決め手となり、にんじん、コーンとブロッコリーとよい味の組み合わせである。サクッとしているのは、軽く揚げてあるのか、歯触りもよく食べやすく美味しい。主食はウインナーと豆のトマト煮込みかけご飯。カレーのようにご飯にかけて食べる煮込みであるが、これは再工夫の余地がある。ウィンナーは添加物が少ない物を使っていると思うが、もう少しスパイシーな味わいのものを使う方がウィンナーとしての存在がはっきりとし、スープへの味の広がりも期待できる。煮込みのとろみがカレールーと同程度にあると、ルーの温かさがご飯を包み込み、味もしっかりとしてくると思う。今日はご飯と煮込みの一体感が弱く、かけご飯とするには、再工夫をお願いしたい。フルーツナタデココは、ナタデココのコリコリ感とフルーツの相性もよく、美味しくデザートをいただいた。

12月16日 鮭のゆず味噌かけ キャベツとたくあんのごま和え 南瓜の味噌汁 シャカシャカビーンズ

校長検食簿より

今日は冬の食材満載献立である。鮭、ゆず、野沢菜、たくあん、かぼちゃと冬になると一段と美味しくなる食材であろうか、キャベツも甘みが増してくる。鮭とゆずの組み合わせはなかなか美味しい組み合わせで、鮭を食べやすくしてくれる。ご飯に入っている野沢菜は、冬の代名詞のようにむかしの人は捉えるが、長野のおやきの中にも野沢菜は代表格で、野沢菜の香りは冬の訪れを感じさせるものでじゃこと一緒に美味しくいただく。キャベツとたくあんのごま和えは、たくあんにする大根を軒先に干していた風景を思い出す。干した大根をつけて自家製のたくあんとしていた余裕は今の生活には難しいが、甘みを増したキャベツとたくあんは、冬のよい出会いである。そして南瓜の味噌汁。夏に採れる南瓜がこの時期に美味しくいただける。むかしは夢のような野菜だったのであろうと想像する。食材が乏しくなる冬であるが、冬らしい食材で温かい給食をいただくのもよい。

12月13日 ドライカレー 海藻サラダ りんご

校長検食簿より

今日は見た目にはシンプルな献立で、ドライカレーとサラダ。ドライカレーは、挽肉とタマネギと大豆に、にんにくが効いて干しぶどうのアクセントがあり、たっぷりと具があるので、ご飯としっかりと混ぜ合わせながらいただき、とても美味しいカレーである。ルーのカレーも美味しいが、ドライカレーの独特の美味しさは魅力である。それはルーツをたどると納得がいく。ドライカレーは日本発祥のカレー料理で、客船の日本人コックが考案したと言われているレシピである。キーマカレーが元になっているようだが、日本人に親しまれる味である。サラダは海藻サラダ。今日の海藻はミックス海藻でいろいろな海藻が入っている。もりもりだよりには日本近海の海藻は1000種類、世界中には8000種類もあると記載され、海独特の栄養素を含む海藻類に親しんで健康維持を図っていきたいものである。

12月12日 肉じゃが キャベツの味噌汁 夢オレンジ 大豆小魚

校長検食簿より

今日は日本の家庭料理献立で、肉じゃがが主菜である。じゃがいもと薄切りの豚肉がたっぷりと入り、味も醤油をベースに甘みもあり日本の家庭料理の代表格として美味しい味付けである。じゃがいもがほくほくとして形もしっかりとしており、肉じゃがらしさがしっかりとしている。キャベツの味噌汁には、冬になり甘みを増してきたキャベツがたっぷりと入って、キャベツは煮込むと形も小さくなり量もしっかりといただける味噌汁で美味しい。今日は一汁一菜で基本の三角食べができる、給食というか日本のご飯の基本のような献立であったが、美味しくたっぷりといただくことができた。デザートのオレンジもジューシーで甘みがたっぷりとしている。給食室の欠員が補充され、最近は安定した味が提供されている。寒さが一段と厳しくなる中、調理員さんたちの努力に感謝をする。

12月11日 すずきのネギソースかけ 中華サラダ ひじきとたまごのスープ はるかゼリー

校長検食簿より

今日はお魚主菜の献立で魚はすずき、特製ネギソースかけのフライである。すずきの身はしっかりと締まってフライで揚げて食べやすくなり、ネギの味がポイントになった甘辛タレがかかってご飯に合う美味しい魚料理に仕上がっている。揚げたての熱々はさらに美味しいんだろうと想像する。中華サラダは春雨とごま油ががポイントで、もやし、にんじん、きくらげ、小松菜とシャキシャキした食感も美味しいサラダになっている。ひじきとたまごのスープはとろみがついてさらにたまごに覆われているため、冷めにくいスープになっており、この時期には冷めにくさは大事なポイントである。具もにんじん、たまねぎ、鶏肉、じゃがいも、ほうれん草と具だくさんなところも、冷めにくさを保つ秘訣である。体の温まる美味しいスープである。はるかゼリーは、レモンのような香りに甘さがあるはるかの味を活かした爽やか系のゼリー。はるかの収穫時期が今が旬であるが、夏でも爽やかさを生み出す美味しいゼリーだなあと食べた。

12月10日 大根とツナのスパゲティー かぶのサラダ サツマイモとリンゴの甘煮 アーモンド小魚

校長検食簿より

今日は和風イタリアン献立で、メインは大根とツナのスパゲティー。大根は30本以上もすりおろしたっぷりとおろし汁も出て、スープスパゲティー状態になっている。ツナの味としめじの香りと大根の香りがちょうどよくマッチしいて、甘みも感じるスパゲッティーを引き立てる味付けで大変美味しい。かぶのサラダは、カブとたまねぎの白とにんじんの赤、コーンの黄色や緑と色鮮やかなサラダにしあがっており、レモン汁の酸味と甘みがマッチした味付けもさっぱりとして美味しい。色華やかなところが、イタリアンちっくである。サツマイモとりんごの甘煮は、デザートでも甘み副菜としても美味しく、サツマイモの甘さとリンゴの甘さがそれぞれの甘さの持ち味を活かして美味しく仕上がっている。給食室に新しいメンバーが加わったようであるが、力を合わせて美味しい給食を作り続けて欲しいと願う。

12月9日 ぶりの照焼 切り干し大根のあえもの なめこの味噌汁 みかん

校長検食簿より

今日は和食献立で、これからの寒の季節に美味しくなるぶりの照焼き。今日のぶりは大分産とのことだが、日本海側では年末の時期にはぶりが季節の贈り物となるのを思い出す。出世魚とも言われて人気も高いぶりであるが、脂ののりもよく焼き加減もよく白いご飯によく合っている。皮も美味しくいただくことができた。切り干し大根の和え物には今日はひじきが入っているために少し濃い色になっているが、小松菜やにんじんと一緒にシャキシャキといただけて美味しい味である。なめこの味噌汁はつるつるとしたなめこの食感が美味しさを引き出してくれる。なめこのとろみを感じる味噌汁は、秋の味である。デザートのみかんは皮が薄く美味しいミカンであった。

12月6日 手作り野菜餃子 キムチ鍋風スープ もやしのナムル

校長検食簿より

今日は中華風献立で、なんといってもメインディッシュは手作り揚げぎょうざである。見た目にも大きくカラッと揚がった餃子は見るだけでゴックンとつばを飲み込みたくなる迫力である。食べて見ると期待を裏切らない、カリッとした皮とジューシーな野菜たっぷりの餡、餡はツナと大豆でできているがお肉感をしっかりと持っているところが、腕の見せ所である。ご飯とぴったりと合いとても美味しい。もやしのナムルもごま油が効いたシャキシャキと野菜を美味しくいただけ、餃子とも合っている。キムチ鍋風スープも、キムチの香りと味をたっぷりと感じる温かいスープで、具だくさんでこれも美味しい。もりもりだよりにもあるが、手作り餃子は700個近くを全て給食室で作っている。大変な作業の上にできあがっていることに感謝しながら、美味しくいただいた。

12月5日 焼きししゃも じゃがいもと青大豆の煮物 とうふの味噌汁 みはや

養護教諭検食簿より

煮物の具に味がしっかりとしみていて、どの具を食べても美味しくごはんの良いお供でした。焼きししゃもも身がたぷりとつまっており、食べ応えがありました。熱々のとうふの味噌汁で体がポカポカです。ネギのしゃいしゃきがよいアクセントになっていて、私好みのお味噌汁でした。みはやは甘くみずみずしく美味しかったです。

ソフトフランスパン ホキのバーベキューソースがけ 粉ふきいも ミネストローネスープ きなこ大豆

校長検食簿より

今日は洋風献立で、白身魚のホキの唐揚げにりんごすりおろしにバーベキュー風味のタレが染みこんだソースかけがメインである。リンゴの甘さがあるソースと白身魚が合っており、パンとの相性もよい。ミネストローネスープは、トマトベースににんじん・たまねぎ・ほうれん草と、キャベツは入っておらず、エビとベーコンとマカロニが入り、具だくさんのスープで温かさも味もちょうどよい。魚介だしを感じたのは、エビが入っていたからであろうか?粉ふきいもは、じゃがいもがちょうどよく蒸かされて、パセリをまとって美味しいく鎮座している。スープを食べて粉ふきいもをいただくと、じゃがいも本来の美味しさを味わいやすい組み合わせである。きなこ大豆は大豆&大豆でおいしくデザートになっている。

12月3日 プルコギかけごはん 酸辣湯 パイン アーモンド小魚

校長検食簿より

今日は韓国料理献立で、珍しい名前が並ぶ。プルコギかけごはんは、薄切りの豚肉ともやし、たまねぎ、にんじん、しらたきが醤油ベースの甘辛たれの味がつけられて、たれ感もしっかりとしており、白いご飯と混ぜるとにんにくやにらの香りも入って、とてもおいしいかけごはんに仕上がっている。おかわりをしたくなる味である。そして今日のスープは酸辣湯で、酸味と辛味は給食風に抑え気味であるが、こちらも:たぷりと具沢山で卵もはいってとろみがしっかりとした、栄養バラン酢も最高の酸辣湯である。プルコギとの相性もとてもよい。デザートのパインは甘さも歯ごたえもとてもよいパインで、韓国料理のボリューミーな味わいをさっぱりとさせてくれている。

12月2日 鯖のおろし煮 ごま仕立ての味噌汁 からし和え りんご

校長検食簿より

今日は和食献立で魚料理のさばのおろし煮。柔らかくあっさりとした煮かたをした鯖に醤油ベースの大根おろしあえがとてもよく合っていて、白いご飯にもとても美味しく箸が進む。からし和えキャベツと小松菜ともやしのシャキシャキ感があり、シャキシャキと美味しくいただける味に仕上がっている。ごま仕立ての味噌汁は、ごまが入ることで味噌味に深まりが出て、大根やにんじんにも味がしっかりと染みこんで、美味しい味噌汁に仕上がっている。お味噌汁とご飯が美味しいのは和食のよいところである。デザートのリンゴは、蜜も入って歯ごたえも味もとてもよい青森県産のサンふじであった。りんごも健康にとてもよい果物で、子どもたちにはしっかりと食べて欲しいものである。

11月29日 ほうとう 野菜のごま煮 ミニ肉まん メープルカシューナッツ

校長検食簿より

11月最後の給食は、山梨の郷土料理のほうとう。今日は幅広のほうとうらしいほうとう麺で、ほうとう麺を使った汁にたっぷりのとろみがついて、それによって温かさが保たれて大変美味しいほうとうである。これからの季節、山梨は寒い冬を迎えるが、そこで食べるほうとうが格別である。かぼちゃがたっぷりと乗っかっており、かぼちゃの甘さがほうとうの旨さを引き立てている。そこに、ミニ肉まんがついているのが今日の珍しいところ。井村屋の肉まんだが温かく美味しい。次は学校で手作り肉まんを楽しみにしてみたいと思う。野菜の胡麻煮は、サツマイモを中心ににんじん、まめ、鶏肉、蓮根としっかりと甘辛に煮込まれて、ごま風味で美味しい煮込みである。見た目では見えない味が美味しく、野菜や肉のひとつひとつの味が引き立つ煮物である。

11月28日 揚げパン ポークビーンズ キャベツとしめじのサラダ 小魚

校長検食簿より

今日は子どもたちが大好きな揚げパン!今日の揚げパンは揚げ具合がちょうどよく、きなこに砂糖と塩の加減もよく、サクサクッと美味しくいただけ、おかわりをしたいと思うほどにサクサクとしていた。揚げパンはなかなか技術がいるもので、パン屋さんに行っても揚げパンを見るとその腕が見えてくるが、今日の給食室は上手であった。ポークビーンズはトマトベースのスープで、肉と豆がたっぷりと入って、たまねぎやにんじんの野菜もうまく大変美味しいスープである。キャベツとしめじのサラダも、キャベツに甘みが出てくる季節でオイルベースのあっさりとしたドレッシングにしめじの香りもあり、美味しいサラダに仕上がっている。

11月27日 大根の中華煮 えびとトックのキムチスープ ヨーグルト 大豆小魚

校長検食簿より

今日は中華・韓国献立で、初めていただく大根の中華煮。にんじん、ねぎや豚挽肉と大根が味噌味仕立てで煮込まれて、味噌仕立てが美味しいが、大根への染みこみがもう少しあるとよい。下ゆでの際に中華味のショウガを入れたり、挽肉より鶏肉などを使っても大根の味を引き出せるのではと思った。トックとエビのキムチスープはエビの香りと出汁とトックのとろみにキムチの香りと辛みもあるスープに仕上がっている。エビの殻から出る出汁が使われると深みが出るなあと感じながら、給食では難しいかと思った。ヨーグルトはヤクルト製のヨーグルトで大豆小魚と一緒に、カルシウムとタンパク質をたっぷりといただいた。

11月26日 鶏ゴボウご飯 おひたし 切り干し大根の味噌汁 きびなごフライ みかん

校長検食簿より

今日は和食献立で鶏ゴボウご飯が目をひく。ゴボウは秋が旬で個人で育てる時には袋に土を入れて袋を立てて育て、収穫時は袋を切って土を崩して収穫するが、畑に植えたゴボウの収穫はなかなかな力か機械がポイントとなる。食物繊維が豊富なゴボウは昨日のひじき同様に食用は日本だけに近いが、和食ブームにのって世界でも食べられるようになりつつある、和食文化の食材である。ゴボウと鶏肉がほどよく味がついて美味しくいただくご飯で、ゴボウの香りもよく美味しい。きびなごフライはカラッと揚がって骨までサクサク食べられる。きれいなフライなので聞いたところ冷凍食品を使っているとのこと。給食室にがんばってもらい、新鮮魚の熱々フライを実現してもらいたいものである。切り干し大根の味噌汁は、出汁が切り干しにしっかりと染みて味噌味がしっかりとした美味しい味噌汁で、おひたしのにんじん、きゃべつ、もやしにかつおぶしがまぶされた野菜と一緒に和食らしさを膨らませている。

11月25日 パエリア ひじき入り鉄人サラダ ポテトとたまごのスープ オートミールビスケット

校長検食簿より

今日は洋風献立プラス和というイメージの献立。ご飯はパエリアでスペイン風、海産物はイカだけだが、米と野菜と一緒に炊き上げられている。サフランを使って黄色く色づけされ、花のめしべからつくるスパイスで高価なものであるが、もう少しコショウなどのアクセントがあってもよいと思った。ポテトとたまごのスープは、じゃがいもがごろっと入り、しっかりとした味でたまごの風味と一緒に美味しいスープに仕上がっている。ウインナーの味がアクセントになり、じゃがいもとの組み合わせはジャーマン風である。ひじきの鉄人サラダは、ごま油が効いた味付けで、鉄分を多く含むひじきを美味しくいただける。しかし、ひじきを食する食文化は欧米には無いようで、日本独特の食文化であるようだ。オートミールビスケットは、給食室で焼かれたものらしく、パリッとして美味しいビスケットに仕上がっている。

11月22日 鰯の紀州にひじきと切り干し大根の炒め煮 じゃがいもの味噌汁 みかん

校長検食簿より

今日は和食献立。今日の和食献立には意味があり、11月24日が「いいにほんしょく」の語呂合わせから和食の日と設定されて、ユネスコの無形文化遺産として登録されている和食を味わう献立になっている。今日のメインはいわしの紀州煮。紀州は梅の産地だから、梅干しを出汁味に使いながら、全く骨が気にならないまで柔らかく煮込まれたいわしは、給食ならではの味で、ご飯にもとてもよく合っている。ひじきと切り干し大根の炒め煮も、どちらも食材を乾燥させて長持ちさせる伝統技術を使った食材の乾燥させるからこその旨味を活かしたおかずである。今日は切り干しにしっかりと染みこんだ味が美味しい。じゃがいもの味噌汁は、大豆を発酵させた日本の調味料である味噌と味噌を活かす出汁で美味しく仕上げられており、中にコーンという洋風アクセントがあるのが面白い味を演出してくれている。デザートのみかんも日本独特の美味しい味である。日曜日となる和食の日は、和食を楽しんでもらいたいと思う。

11月21日 焼きそばの五目あんかけ 味噌雲呑 大学芋 カシューナッツ

校長検食簿より

今日は中華献立で、メインは焼きそばの五目あんかけ。中華麺を鍋で焼き付けてあるので、歯ごたえのある麺で時々焦げた麺の端も入り、そこに野菜とイカと豚肉が入った五目あんがかけられて、一緒にいただくとあんかけ焼きそばの旨さが引き立ってくる美味しさである。もう少しとろみをつけるか、少し出汁とショウガなどの味を強めると、麺とのからみが深まってより一層旨味が増す感想を持った。味噌ワンタンは、にんじん、ほうれん草、ネギ、もやしにワンタンが入って、とろみのある美味しいお汁になっている。雲呑は点心のひとつと放送で説明され、雲呑に雲という漢字が使われている理由も食べながら学ぶことができた。大学芋は大きく切ったさつまいもが甘辛たれのごま風味をまとって、大変美味しい。秋も深まってきたことを感じる昼食であった。

11月20日 ピザトースト ポトフ 切り干し大根のサラダ もも 大豆小魚

校長検食簿より

今日は今季初の10度未満の日となり、温かい献立がうれしいお昼にポトフというラッキー献立。ポトフはフランスの家庭料理でじっくりと煮込んだ煮物料理で、今日は、じゃがいもとカブがほくほく感を作り出している。大きなカットの豚肉もほろほろと柔らかくなっており、しっかりと煮込まれた美味しい料理である。そこに主食はピザトースト。トマトベースのペーストにたまねぎとピーマンと溶けたチーズで、焼き上がりも美味しく仕上がっている。ポトフによく合っている。そこに切り干し大根のサラダ。切り干し大根のサラダは鰹だしで切り干しを煮ていて美味しくなっているが、切り干し大根の煮物ともう少し隔たりをつける思い切った洋風調理でもよいと感じたので次回楽しみである。コンソメで煮たり、辛子マヨネーズやツナと混ぜるなどの白い切り干しに挑戦しても面白いと感じた。もも缶はもものまったり感があり美味しく、大豆小魚の小魚の焼き具合が今回は大変香ばしくて美味しかった。

11月19日 柏産こしひかり 銀ダラの西京焼き 高野豆腐のコロコロ煮 じゃがいも団子汁の味噌汁 

校長検食簿より

今日も柏市田中産のこしひかりの新米を引き立てる和食献立。こしひかりはみずみずしく美味しく、新米は日本人に生まれてよかったと感じる食感である。そこに今日のメインは銀ダラの西京焼き。西京味噌の甘みと香りに包まれ、ちょうどよい味の西京漬けの銀ダラがふっくらと焼かれて、ご飯を美味しくする味である。高野豆腐のコロコロ煮は、賽の目の野菜と鶏肉が煮込まれて、高野豆腐にちょうどよい味が染みこんで、これもお米を美味しくいただける味である。じゃがいも団子汁はじゃがいもの団子のとろみが効いて、出汁と醤油?で優しい味付けになっている。デザートの早香はミカンの交配種のようで、皮が薄くてむきやすく、甘さもしっかりとした美味しいデザートであった。

11月16日 チキンカレーライス フレンチサラダ ひとくちブドウゼリー

校長検食簿より

今日は音楽祭で土曜日の給食。今日はカレーにサラダとシンプルな献立だったが、子どもたちは音楽祭で力を発揮したせいか、たくさん食べていたようだ。カレーはしっかりとした味で、ご飯にぴったりと合う美味しいカレーで、フレンチサラダはあっさりとしたドレッシングで美味しいサラダである。