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2021年11月の記事一覧

酒井根地区学校運営協議会が開かれました

酒井根地区学校運営協議会が開かれました

 

「学校運営協議会」,耳慣れない言葉ですよね。

 「未来を担う子どもたちを育てるために,学校の力だけでは限界がある。

  これからは,家庭・地域社会の力を結集して,社会総がかりで子どもたちを

     教育していくことが必要である。」

そうした考えに根ざして生まれたのが,「学校運営協議会」です。

「学校運営協議会」が設置された学校を「コミュニティースクール」と呼びます。

「コミュニティー=地域社会」「スクール=学校」

「コミュニティースクール」とは,「地域と共にある学校」という意味になります。

酒井根地区では,昨年度より3校(酒井根中,酒井根小,酒井根西小)の関係者が集まり,

学校運営協議会が結成されました。

(来年度から酒井根東小が加わる予定です。)

元酒井根中学校長の五味田委員長を筆頭に,各校のPTA会長,酒井根保育園長,

学校を支えてくださっている地域の代表の方々,有識者の方,各校の校長,

総勢15名の協議会です。

昨年度はコロナの影響で,思うように活動が進まず,今年度より本格始動しました。

先日,酒井根小学校の体育館において,今年度第3回目の酒井根地区校運営協議会が

開催されました。

 第3回は,いつものメンバーに加えて,各校の職員,PTAの役員の方にもご出席いただき,

総勢20名の集まりとなりました。

学校運営協議会を進めていく肝は,なんと言っても

「目の前の子どもたちをどういう大人に育てていくか」

その思い・願いの共有です。

いくら思いがあったとしても,それぞれの思いがバラバラの方向を向いていたとしたら,

動きが取れなくなりますよね。

今回は,その方向性について話し合いをしました。

テーマはずばり,「酒井根地区の子どもの未来を考えよう」です。

メンバーが4つのグループに分かれ,話し合いをしました。

ワークショップ①「子どもたちに身につけてほしい力はどのようなものか」

ワークショップ②「そのために,学校・家庭・地域で何が(一緒に)できるか」

 

 まずは,個人作業。それぞれの考えを付箋に書き込みます。

次にグループ協議。模造紙に付箋を貼りながら,意見を交わし合い,

グループとしての意見に練り上げていきます。

最後に全体でシェアリングをしました。

「大切なのは子どもたちの知・徳・体+行動力」

「地域全体で子どもたちを守ること」

「最終的には子どもたちに一人で生き抜く力を身につけること」

それぞれのグループから方向性が示されました。

そして共通していたのは…。

「子どもを育てていくには,『学校・家庭・地域』の協働が必要」

ということでした。

子育て・教育に正解はありません。課題は山積しています。

しかし,今回の話し合いをとおして,その思いを共有し,

同じ方向を向く第一歩を踏み出せたのではないかと思います。

学校運営協議会のメンバーは,地域の核となり,

これから様々な取組について,皆様に提案・発信させていただきます。

皆様の意見に耳を傾け,皆様と共に,酒井根地区で成長していく子どもたちを,

未来に向けてサポートしていけたらと思っています。

今後とも,ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

レッツゴー・校外学習!

レッツゴー・校外学習!

秋晴れのもと,3・4年生の子どもたちは校外学習に出かけました。

昨年はコロナの影響で中止となっていただけに,

子どもたちの期待度はMAX。

学校に集まったときから,熱気が伝わってきました。

      出発式の様子         実行委員の司会とあいさつがとても立派でした!

つくばエキスポセンターに到着。見てください,この笑顔。

いざ,プラネタリウムへ。

「ぼく,星空が大好きなんです!」

ある男の子が嬉しそうに教えてくれました。

エキスポセンターのプラネタリウムはスケールが大きい!

どうだったかな?

  ホールに入る前に説明を受けます          いよいよ始まるよ!

残念ながら,プラネタリウムの様子はお伝えできません。(^^;

そして,お楽しみのランチタイム。おいしいお弁当に舌鼓を打ちました。

お弁当の後はグループ別行動です。

エキスポセンター内を,自由に見学しました。

バスに乗って,次なる目的地,「明治なるほどファクトリー」へ。

守谷工場は,ヨーグルトの製造に特化した工場でした。

お店で見かけ,テレビCMでもおなじみ,

そして毎日のように口にしてるヨーグルトの製造ラインを見学しました。

1時間に数万個単位のヨーグルトが作られていることを知って,子どもたちはびっくり。

皆熱心に耳を傾けていました。

(残念ながら,製造ライン内は撮影禁止でした…。)

見学の合間には栄養士さんによる「みるく教室」が開かれました。

骨の成長とカルシウムの関係について,クイズを交えて楽しいレクチャーを受けました。

「みんなの体の中に,赤ちゃんのときにできた骨は,どれくらいあるかな?」

「①半分くらい ②3分の1くらい ③ない」

正解は…

 4年生によるお礼の言葉。大変立派でした!   うれしいお土産もいただきました!

学校の外で学ぶから「校外学習」

普段学べないことをたくさん学んだ1日でした。

古代人になって火おこし体験

古代人になって火おこし体験

 

今日は社会科の歴史の授業の一環で,6年生が火おこしを体験しました。

これは千葉県教育庁が企画している体験学習です。

文化財課から2名の講師の方に来ていただきました。

まずは講師の先生による火おこしの説明です。

 この弓で板をこすって火種を作ります!      真剣に聞き入る子どもたち

いざ,火おこし開始。

さてさて,子どもたちの力で火はつくかな?

             見よこの速さ! 弓が見えない…

  麻ひもに火種を包んで「フーッ!」         おお~,けむりが!

     いよいよ火がつくか!            大成功,イエーイ!

   仲間が応援にかけつけました!

「ちから」も「コツ」も必要な火おこし体験。

子どもたちも,サポートに入った先生方も,もうヘトヘト…。

それだけに,火が付いた時の喜びは格別でした。

人類の進化は火を使うことで急激に早まりました。

ヒトは火を調理に使い,暖を取り,獣から身を守り,

それにより個体数を増やすことにも成功したのですね。

古代人になって火おこしに挑戦した子どもたち。

今日,歴史的進化の第一歩を踏み出しました。(^^)

収穫の秋と真心の贈り物

収穫の秋・おいもほり…

このところ,秋晴れが続いていますね。

おかげさまで,子どもたちの校外での学習も予定通り進んでいます。

さて,昨日は2年生とたんぽぽ学級の子どもたちがおいもほりに出かけました。

学校の近くにお住いの横尾さんのご厚意で畑をお借りし,

夏の間もさつまいもの面倒を見ていただいておりました。

収穫のほどはどうだったでしょうか…。

             「りっぱなおいもがほれてよかったね。」

         ぼくたちがほったおいも,すごいでしょう!

      形も大きさもまちまち。スーパーのおいもとは違いますね。

  いものつるは,リース作りで使います!

  見て見て,きれいになったでしょう!     力を合わせてがんばろう!

さつまいもは大収穫でした。

給食の食材として,いずれ全校の子どもたちの元へ…

何の料理に変身するか,楽しみですね。(^^)

苗植えから収穫までの間,横尾さんには本当にお世話になりました。

心より感謝もうしあげます。

真心の贈り物

本日,東山町会の天寿会のみなさまから,たくさんの雑巾を寄贈していただきました。

東山町会を代表して,天寿会の山田様,町会長の倉田様が

お忙しい中,学校に足を運んでくださいました。

 天寿会の方々が心を込めて縫ってくださったたくさんの雑巾。

大切に使わせていただきます。

百聞は一見に如かず

百聞は一見に如かず

当初,6月に行く予定だった3年生の「市内めぐり」。

9月の延期も叶わず,今回三度目の正直で,ようやく実現しました。

子どもたちは大喜びでした。

社会科の学習は3年生からスタートします。

社会科の学習では,対象となる「社会」が同心円的に広がっていきます。

自分たちの住んでいる身近な地域から柏市へ,

柏市から千葉県へ,千葉県から日本,世界へ…。という具合です。

今回は,「柏市の様子」について学ぶための見学でした。

第一の訪問先は,「柏市公設市場」です。

保護者の皆さんは,行かれたことがありますか?

私は初めて市場の門をくぐりました。

とにかく広い!取り扱う品数も豊富です。

青果,花,鮮魚等,敷地内は区画されており,それぞれでせりや売買が行われています。

子どもたちはその規模の大きさに目を丸くしながら,担当の方の話に聞き入っていました。

「今の時期,玉ねぎはどこから送られてくると思いますか?」 「はい,北海道だと思います。」

野菜は北海道から送られてくるばかりではなく,

この時期,柏市の野菜もたくさん北海道に送られているということでした。

次は花の市場です。せりを行う会場に入れていただきました。

 「1年間で1番たくさん売られるお花の種類はなに? ①バラ ②カーネーション ③キク 」

クイズを交えての説明に子どもたちは大喜び。

保護者の皆さんの考えた答えは何番ですか?

正解は「③キク」でした。1年をとおして,販売され,取引量が多いのだそうです。

お次はマグロ等,鮮魚の冷凍庫へ。

マイナス45℃の冷凍庫にほんの数秒ですが,おじゃましました。

      中は凍える寒さ!          冷凍されたマグロ,触っていいよ!

次は,鮮魚のせりが行われる会場へ。

  「せりの時は,数字を指で表すよ!」             「実際にせりをやってみよう!」

   せりで使う鐘です。鳴らせるかな?

柏市公設市場の皆さん,本当にお世話になりました。

ちなみにこの市場は,一般市民でも利用ができます。

中には魅力的な飲食店も…。

次の休日,家族で行かれてみてはいかがでしょうか。(^^)

続いて訪問したのは「布施弁天」です。

1200年の歴史を持つ,伝統のあるお寺です。

(本堂は千葉県の指定重要文化財にしてされています。)

お寺の住職さんが,子どもたちに布施弁天の歴史を,わかりやすく説明してくださいました。

 

   熱心に語ってくださったご住職       真剣に耳を傾けメモを取る子どもたち

最後の訪問先は柏レイソルのホーム,日立グランドでした。

  VIPルームに入れていただきました!   応援席の1番高いところで説明を受ける子どもたち

芝のグランドに入れて抱けるという期待を持っていた子どもたち。

残念ながら,今週末にレイソルのホームゲームが行われるため,芝は養生中でした…。

さて,今日の市内めぐりでは,訪問先以外でも,たくさんのことを学びました。

国道の周囲には大型量販店や商業施設が多いこと,

国道は,物流に使われているトラックの交通量が多いこと,

低い土地,川の近くには水田が広がっていること,

駅周辺には住宅地がかたまっていること,などなど。

子どもたちは,「社会科」の視点で,たくさんのものを見て,学んできました。

「百聞は一見に如かず」今日の市内めぐりで見学したことは,

子どもたちの中にもしっかりと残ったことでしょう。

是非,ご家庭でも話題にしていただけたらと思います。