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収穫の秋!

収穫の秋!

5年生が下田の杜に向かいました。

5月に植えたお米の苗が収穫の時期を迎えたのです。

下田の杜に到着。

黄金色に輝く稲穂がこうべを垂れて,風にたなびいていました。

まずはプロのお手本を!

今回も総勢20名ほどの下田の杜のスタッフの方にお出迎えいただきました。

はじめに,下田の杜の方から稲刈りのやり方を教えていただきます。

田んぼの先生は,前回に引き続き横尾さんです。

詳しく稲の刈り方を子どもたちにレクチャーしてくださいました。

「お米は八十八の手間がかかってるんだ。一粒もむだにしてはいけないんだよ。」

子どもたちは熱心に話に耳を傾けていました。

  稲の束を手に説明をする横尾さん。  百聞は一見にしかず。稲の刈り方,よく見ててね!

稲刈り開始!

さあ,いよいよ子どもたちの出番です。

下田の杜の田んぼは本当に深いんです。

でも子どもたちも田んぼに入るのは2回目。

ワーワー言いながらも,すいすいと田んぼの中へ。

さあ,稲刈りのスタートです。

下田の杜の方たちは,ほぼマンツーマンの形で子どもたちについてくださいます。

田んぼの中でサポートしてくださる方。

刈った稲を束ねる作業を教えてくださる方。

田んぼの外からアドバイスを送ってくださる方。などなど…

たくさんの方が,それぞれも持ち場で子どもたちをバックアップしてくださいました。

子どもたちは交代制で稲刈りを体験させていただきました。中には,

「えーっ,もう終わり?もっとやりたい。田んぼから出たくないよ!」

と,だだをこねる子も…。

 稲刈りスタート!上手に鎌を使えるかな?   連係プレー 「たのむ!」「まかせて!」

 抜けないようにしっかり束ねるぞ!       こんな感じで大丈夫ですか?

   だいぶ進んできたぞ。もう一息!         最後までがんばろう!

  束ねた稲を天日干しにします!      どろんこトリオ参上! よくがんばりました(^^)

美味しいお米になりますように…

下田の杜のスタッフの方のお話ですと,今回子どもたちが収穫したお米は,

全部で15㎏ほどになるだろうということでした。

子どもたちの口にも入るかな?(^^)

「お米は一粒も無駄にしてはいけないんだよ。」

と語る,横尾さんの言葉が深く心に響きました。

人は,生産から遠ざかるほど,物を粗末にするようになってしまうのかもしれません。

今回米作りの一端に触れさせていただいた5年生の子どもたち。

体験の楽しさだけでなく,食べ物の大切さも学んでくれていたら嬉しいですね。

下田の杜のスタッフの皆様,今回も丁寧で温かいご支援をいただき,

ありがとうございました。心より感謝申し上げます。