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校長日記

校長:鳥取県『学校CIO研修会』

オンラインで、鳥取県教育センター主催の『学校CIO研修会』の講師をしました。

CIOとは、Chief Information Officerの頭文字を取った略称であり、「最高情報責任者」を意味する言葉です。

つまり、学校でいうと「校長」があたります。

私からは、「情報活用能力育成に向けた1人1台端末の活用と管理職のマネジメント力」というタイトルで90分間お話をさせていただきました。

150校以上の校長先生方が参加され、チャットやブレイクアウトルームでご意見を聞くことで、各校の取組や課題を共有することができ、私自身もたくさんの学びがありました。

鳥取県のみなさま、大変お世話になりました。(校長 佐和)

 

校長:子供がNHKの取材を受けました

詳しくは言えませんが、NHKの教育番組を制作するにあたり、現在の子供たちの様子と本音を知りたいという依頼があり、6年生の子供たちがアンケートに協力してくれました。

その中から、数名がオンラインで取材を受けました。

SNSがテーマなので、大人(教師を含む)は、自分が子供の時、同じような経験がありません。

子供たちのリアル実態も、つかみにくい状況にあります。

番組制作にしても、授業にしても、「多分、こうだろう」という思い込みではなく、子供の実態を知ることは、「自分に関係あること(自分ごと)」として考えさせる上で、とても重要だと感じます。

番組が出来上がったら、「自分は、これからどうやってSNSと付き合っていったらいいか」考えさせたいと思っています。(校長 佐和)

 

校長:田植えを見せてもらいました

5年生が、田植えの様子を見せてもらいました。

詳細は、『子どもブログ』で子供たちから発信する予定です。

「学校では体験できないことをさせてもらい、ありがとうございました。」

と、お礼の言葉を言っていましたが、まさにその通りだと思います。

学びは、学校だけで完結するものでなく、学校と家庭、地域でシームレスに進めていくことが必要だと考えます。

体験からは、様々な「気づき」が生まれ、新たな課題も発見されます。

今後の「米作り」の学習に対する大きな意欲につなかったものと思います。

ご多用の中、子供たちのために時間を割いて、丁寧にご説明くださった沼南ファームの皆様、本当にありがとうございました。

特に、田植え機に乗せていただいた経験は、一生忘れないと思います。(校長 佐和)

校長:メダカのおすとめすの違い

5年生の教室をまわっていたら、メダカについて学習していたので、飛び込みで少し授業をさせてもらいました。

おすとめすの見分け方です。

「せびれ」や「しりびれ」の形は違うことが教科書に出ているのですが、どうして形が違うかは書かれていません。

そこで、子供たちに考えてもらいました。

理科では、「なぜ」という疑問がとても大切です。

みんなが意見を出しあって、その理由に導くことができました。

これがわかっていれば、おすとめすを見分けることは簡単なはずです。

理由については、ぜひ子供たちにお聞きください。(校長 佐和)

校長:聖徳大学大学院で講師をしました

聖徳大学教職大学院で、講師をしました。

学校や幼稚園等の現場から長期研修生として派遣された教職大学院院生のみなさんが対象です。

「組織管理マネジメント演習~学校経営ビジョンの明確化」というタイトルで、これまで6年間、校長として立てたビジョンや、具体的な活動を紹介させてもらいました。

現場の先生方なので、鋭い質問をたくさんしていただき、私自身もたいへん勉強になりました。

着任して一カ月半が経ち、今年度、大津一小で実現したいことも固まってきましたので、地域の皆様の支援をいただきながら進めていきたいと思っています。(校長 佐和)

校長:農家の方に支援をお願いしました

本校の教室からは、水田を望むことができます。

とても美しい景気です。

5年生は社会科で、日本の農業として米作りを学びます。

昨年度は、「バケツ稲」を行っていたのですが、せっかく目の前に田んぼがあるので、本物に触れさせたいと考えていました。

そこで、農作業をされていた方にお声をかけたところ、管理されていたのは『沼南ファーム』の方でした。

「子供たちに田植えや稲刈り等、米作りの様子を見せてもらいたい。」

とお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。

本日は、代かきを行っていた取締役の橋本様にお目にかかることができ、短い時間でしたが、これからの農業や教育についてお話をすることができました。

「閉鎖的ではなくオープンにしていくこと、そして周りの人と関わることが大切」だという考えが一致して、楽しい時間でした。

専門的な知識や技能を持つ方の話を聞くことは、学校だけでは学ぶことができないとても貴重な体験となります。

そのために、大津一小の子供たちを、どんどん地域に出していきたいと思っています。

なお、田植えは16日 (17日 9:45-)に見学させてもらう予定です。

沼南ファームの皆様、よろしくお願いいたします。

 

校長:最高な修学旅行になりました

5月9日と10日の2日間、修学旅行に行ってきました。

(こんな修学旅行なるといいな)という、願いがすべて叶う校外学習になりました。

・一人も欠席がいない

・途中でけがや病気で別行動になる子供がいない

・晴れ(スカスイブル―)の天気

・道路や見学場所が混んでいない

それに加え、途中で、何度も猿が出てきたり、鹿を見ることもできました。

 

私も小学生の頃の修学旅行の思い出は、今でも心に残っています。

子供たちも、修学旅行での楽しい思い出を大切にしてほしいと願っています。

詳細は、「令和5年度大一小ニュース」ご覧ください。(校長 佐和)

 

校長: 子供にお花をもらいました

できるだけ校門で子供たちを迎えています。

大津一小の子供たちはとても元気に挨拶をしてくれるので、幸せな気分になります。

今朝は、1年生の子どもが、登校の途中でつんできた花をくれました。

以前も、お花をくれた子供がいます。

やさしい心遣いがとてもうれしくて、「今日も、子供たちのために頑張ろう!」という気持ちでいっぱいになりました。(校長 佐和)

 

校長:「見方・考え方」を働かせる学び

日本の子供は、計算問題はよくできるが、ちょっと問題の出し方が変わると急にできなくなると指摘されることがありました。

そこで、解いたことのない問題に対しても、これまでの学習で身につけた知識や技能を生かし、問題解決の見通しを持つことが大切となります。

そのために必要となるのが「見方・考え方」です。

「見方・考え方」とは、教科等の特質に応じてどのような視点で物事を捉え、どのような考え方で思考していくのかという物事を捉える視点や考え方のことです。

今日の5年生の算数の授業では、階段のような体積の求め方を考えていました。

立方体や直方体の体積なら公式に当てはめて簡単に解くことができるのに、下記のような形になると、難しいと感じてしまう子供が多くなります。

まず、4年生の時に学んだ、2つの長方形がつながった形の面積の求め方を想起して、「分ける」「付け足して引く」「動かす」という見通しをもちました。

その見方を使って、自分で問題の解き方を考えていきます。

なかには、5通りの解き方を考えた子供もいました。

 次に全体で、それぞれの考えを出しあったり、他の人の考えを聞いたりして、見通しが正しかったのか、話し合いました。

そして、本時の学習を通して分かったことを自分なりの言葉でまとめていきました。

授業の最後には、本当にこの「見方・考え方」で他の問題も解くことができるのか、確かめてみました。

 とても印象的だったのは、授業が終わってからも「他のやり方」を試している子供や、できたかどうか教師に聞いている子供がいたことです。

「学びに向かう意欲」の表れだと感じました。

大津一小では、活動を通して「見方・考え方」を働かせ、子供たちに考えさせる学びを目指していきます。(校長 佐和)

校長:体調にご注意ください

今年は、例年より早く桜が咲きました。

夏の訪れを感じさせる暑い日もありましたが、ここのところ、寒暖差が激しい日が続いています。

そのため、体調を崩している子供もいます。

今日の下校時はあいにくの雨でしたので、濡れずに帰れたか心配しています。

ご家庭での、お子さんの体調管理をよろしくお願いします。

また、地域や保護者の皆様におかれましても、お体ご自愛ください。(校長 佐和)