田中北小 校長室

2024年2月の記事一覧

「思春期の性」に関する出前授業

 5年生と保護者の皆様を対象に、標記の講演会を19日(月)5・6校時に行いました。

 千葉県助産師会より講師を2名お招きし、

  ・思春期に起こる心と身体の変化

  ・心、身体、命の大切さ

  ・自分も他者も大切にすること

について学びました。

 講師の先生方は、非常にわかりやすく、はっきりと、熱を込めて話をしてくださったので、90分という長丁場だったのですが、子どもたちは最後まで集中して学ぶことができました。

 

 性教育の重要性が叫ばれる中、本校では毎年5年生を対象にこのような出前授業を開催しております。

 この出前授業を保護者の皆様が参加しやすいように企画して、ご家庭でも「性」の話がしやすくなるといいな・・・と思っています。

  

  

 

ありがとう大作戦

 6年生の「卒業」まで、1カ月を切りました。月日の経つはやさに驚く毎日です。

 6年生は、職員に「どんなことをしたいか(してもらいたいか)」というアンケートを実施し、その結果をもとに、「ありがとう大作戦」を行っています。

 その取組の1つである「全校のみんなと遊び隊」が、19日(月)からスタートしました。

 2月中に、1~5年生とポプラ学級・太陽学級のすべての学級と遊ぶ計画です。

 6年生にとっても、在校生にとっても良い思い出になることと思います!

 6年生、ありがとう!

  

「大谷グローブ」使用開始

 先週、新旧児童会役員と話し合いを行い、その後教職員で共通理解を図り、今週の水曜日より「大谷グローブ」の使用を開始しました。

 話し合いの結果、「6年⇒太陽学級⇒ポプラ学級⇒1年⇒2年⇒3年⇒4年⇒5年の順に、1日交替で、1クラスずつ使用する」ことになりました。

 各学級から上がってきた意見を集約した結果、このような形になり、とても良かったと感じています。

  ・6年生と、6年生のいる太陽学級を最優先にしたい

  ・1年生にもなるべく早く使わせてあげたい

 全校を通してこのような考えが多かったことに加え、児童会役員の多い4・5年生が他の学年を優先する決定をしたことに敬意を表したいと思います。

 旧児童会役員の6年生は、この決定に至った時に、すぐ「ありがとうございます」と他の児童会役員に伝えていました。

 心温まる時間を一緒に過ごすことができて、とても幸せでした。

 

 以下に、実際に使用している様子を写真で紹介します。

 使用は、

  ・「大谷ゾーン」に限る

  ・ボールは、Tボール用の柔らかい物のみとする

  ・使用できるのは、授業中、青空タイム、昼休みとする

という3つの約束を守って、各学級使用しています。

  

 

2月の全校朝会

 2月2日(金)、標記の会を行いました。

 この日は、たくさんの表彰と、新旧児童会役員の挨拶もあったため、通常よりも長い時間(25分間)を要しましたが、みな集中して視聴していたと聞いています。

 

 本日、明日と降雪の予報もあり、寒さも一段と厳しくなっております。

 保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、体調管理にご留意され、元気にこの寒さを乗り切っていただけたらと思います。

 

 以下に、私が話した内容をお知らせいたします。

 

<全校朝会あいさつ>

 田中北小学校のみなさん、おはようございます。

 今日は2月2日です。今年度も残すところ2カ月弱となりました。体調に気を付けて、進学・進級に向けてがんばりましょう。

 

 さて、3学期の始業式でお話した「大谷グローブ」の使い方ですが、今、新旧児童会役員のみなさんと話し合いをしているところです。来週には使いはじめられるように話を進めていきます。

 各学級から上がってきた意見を見ると、2年生から「6年生は残りわずかしか時間がないから、6年生から順番に回す」という意見が出たり、6年生からも「1年生から使わせてあげたい」という意見が出たりなど、自分たちのことだけでなく、学校全体のことを考えた意見が多く、校長先生はとてもうれしかったです。北小のみんなに「考動」する力がどんどんついてきているなと感じました。

 

 また、先月から、体育館、ライトガーデン、レインボーガーデンの使用が始まりました。みなさんが笑顔で過ごしていたり、「校長先生も一緒に遊ぼう」と声をかけてくれたりすることもとてもうれしく思っています。

 みんなで考えた使い方を守って、楽しく過ごせたり、のんびり、ゆったり過ごせたりする場所になったらいいなと思います。

 

 では、今月も、みなさんが元気に前向きに過ごせることを期待しています。

 

 これで、校長先生のお話を終わりにします。

スポーツを通じてジェンダーや子どもの権利について学ぶ体験授業

 1月30日(火)に、標記の授業を5年生3クラスで行いました。

 各クラス2時間ずつで、1時間は座学、もう1時間は体育館での実技(体験学習)という構成でした。

 講師は、女子サッカーチーム「ヴィアマテラス宮崎」の齋藤夕眞選手と、CSPジャパンの井上由惟子さん、繁浪由希さんの3名が務めてくださいました。

 

 座学では、まず、「性の多様性」について、「体の性」「心の性」「表現する性」「好きになる性」に分けて、ご自身のことを例に挙げながら、性別は同じであっても、人によって様々であることをお話しくださいました。

 その後、「子どもの権利」についても触れながら、クイズ形式で楽しく、多様な性のあり方や子どもの権利について学びました。

 

 実技では、「みんなが楽しめるドッジボールをつくろう」というテーマで、「ボールをどうするか」「投げ方をどうするか」「逃げ方をどうするか」「みんなが楽しむための特別ルール」についてチームで相談し、体験をしました。

 子どもたちは主体的に考え、伝え合い、改善点を話し合いながら、授業が進んでいきました。

 「自分らしさを大事にすること」、「自他ともに尊重すること」、「意見表明権」の大切さを学んだ一日になりました。

 

 以下に当日の様子を紹介させていただきます。