田中北小学校の校内研究について

 
　ここでは，本校の校内研究についてお伝えします。

　２０２０年４月から新学習指導要領が完全実施となりました。育成すべき資質・能力を明確にし，深みのある学習プロセスを重視しながら，対話を通して他者の考えを吟味し取り込み，自分の考え方をより深めていくことを通じて，豊かな人間性を育むことが極めて重要であるとされています。

　新型感染症流行による長期に及ぶマスク着用・手洗い・ソーシャルディスタンス等の新しい学校生活様式により，改訂の柱ともいえる「対話的な学び」が難しくなる中，「主体的な学び」「深い学び」の視点からの学習過程の改善が必要になりました。本校では新学習指導要領のめざす姿を踏まえ，令和３年度から研究主題を「『わかる』『できる』を実感する算数科授業の創造～伝え合い，高め合う力を伸ばす指導の工夫～」として，研究に取り組んでまいりました。

　本校は令和５年度に新設校への移転を控えております。新設校の教育基本コンセプトは「これからの時代を力強く生き抜くことができる子」となっています。
　今年度は，昨年度までの取り組みを生かし，今年度の学校経営のキーワードである「自立」「自己肯定感」「挑戦」と，来年度の新設校への移転を踏まえ，研究主題を「自己肯定感を高め，自ら行動する児童の育成～『わかる』『できる』を実感する算数科授業の創造～」とし，日々の授業改善に取り組んでおります。

　研究主題が算数科となった令和２年度から今年度についての資料（研究の概要）を掲載します。