田中北小 校長室

2022年6月の記事一覧

社会とつながる学び

 先週末,修学旅行に行ってきました。天候に恵まれ,発熱等もなく,全員で2日間過ごすことができました。ご家庭

での体調管理や準備等のおかげです。保護者の皆様,本当にありがとうございました。

 

 この2日間で,子どもたちの成長を感じる場面がたくさんありました。

 ・最初は,時間ギリギリの行動だったのが,だんだん時間に余裕のある行動に変わっていったこと。

 ・最初は,次にどうすればよいか担任の様子をうかがっていたのが,自分たちで考えて行動できるようになった

  こと。

 ・今何をすべきかを考え,進んで友だちに声をかけたり,手伝ったりしていたこと。    など

 

 その他にも,子どもたちの良いところが様々な場面で見られました。

 ・ホテルの方やお店の方,戦場ヶ原ですれ違った方などに,進んであいさつをしたり感謝の気持ちを伝えたりして

  いたこと。

 ・一人一人が,きまりを守って行動しようとしていたこと。

 ・夜,眠れない友だちに励ましの声をかけていたこと。      など

 

 「校外での学びの中で子どもたちの成長が促される」ことを痛感した2日間でした。

 

 校外での学びの重要性とともに,授業でも,社会とつながることが重要だと考えます。

 今,5年生が「柏たなかの魅力」をポスターにまとめるという学習に取り組んでいます。自分たちが考える魅力に

ついて,その根拠を明確にするために,地域の方々や街づくりに携わっている方々にインタビューやアンケートを実施

する準備をしています。

 作成したポスターを関係機関に掲示していただくことや,市役所の方にプレゼンをすることなども検討しています。

 子どもたちの発達段階に応じて,可能な範囲で,「社会につながる学び」の実践を行ってまいります。

 

明日から修学旅行

 6年生は,明日からの土日で,日光に修学旅行に行ってきます。

 昨年は日帰りだったので,宿泊で実施できることを,本当にうれしく思います。

 2日間,6年生が元気に安全に過ごせるよう,しっかりと見守ってまいります。

 

 さて,その「修学旅行」ですが,学校行事としての修学旅行の始まりは,明治時代に遡るとのことです。

 1886年(明治19年)に,東京師範学校(現:筑波大学)が実施した「長途遠足」が起源であり,「修学旅行」

 という名称も,同校が1886年中に独自に使用し始めたようです。

 

 高度経済成長以前の家族旅行自体が稀であった時期は,修学旅行によって見聞を広めることが主な目的でした。

 現在は,学習指導要領にも示されているとおり,「平素と異なる生活環境にあって,見聞を広め,自然や文化などに

親しむとともに,よりよい人間関係を築くなどの集団生活のあり方や公衆道徳などについての体験を積むこと」が,

修学旅行の目的になっています。

 

 そのような観点から,世界遺産である日光東照宮や,華厳の滝等の日光の自然に触れ,日光街道をグループで散策

することは,子どもたちにとって,様々な学びや気づきがあると確信しています。

 

 宿泊やグループ活動への不安を感じている児童もいると思いますので,できる限りのフォローをしながら,思い出に

残る2日間となるよう,寄り添ってまいります。

 

 

 

校外学習の大切さ

 昨日,2年生の校外学習で,ふなばしアンデルセン公園に行ってきました。

 午前中は雨模様でしたが,午後のアスレチックの時間には晴れ,子どもたちが元気よく遊ぶ姿を見ることができました。

 先日は3年生の校外学習もおこなったのですが,改めて校外学習の大切さを痛感しました。

 

 様々な体験活動や見学から学ぶことが多いことに加え,グループ活動の際に同じグループの友だちを気遣うこと,

時間やきまりを皆で意識して行動すること,お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えることなど,子どもたちは

とても大切なことを学び,成長したと思います。

 

 子どもたちの体調管理やお弁当など,保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

 ありがとうございました。

廊下は静かに右側を歩こう

 昨日,リモートで6月の全校朝会を行いました。

 今月の生活目標に合わせ,私からも「廊下歩行」について話しました。

 

<全校朝会での話>

 田中北小学校の皆さん,おはようございます。

 今月の校長先生のお話は,「廊下の歩き方」についてのお話です。

 

 皆さんは普段,担任の先生から,廊下の歩き方について,どのような話を聞いていますか。

 おそらく,「右側を」「静かに」「歩く」ように言われていると思います。

 では,なぜ,「右側を静かに歩く」ことが大切なのでしょうか。

 少し考えてみてください。

 

 校長先生は,「なぜ大切なのか」を考える時,逆に「大切なことが守られなかったどうなるか」を考えてみます。

 

 皆さんが,ろうかを好き勝手に,騒いだりふざけたりしながら,走っていたら,どのようなことが起こるでしょう

か。

 校長先生は,ケガをする人が増えたり,嫌な思いをする人が増えたり,人に迷惑をかけたりということが,とても

多くなると思います。

 なので,大切なことは,みんなで守っていくことが重要です。

 誰か一人でも守らないと,ケガや迷惑などはなくなりません。

 

 田中北小の皆さん,廊下は「右側を静かに歩く」ように気を付けましょう。

 そして,廊下だけでなく,登下校の時も,騒いだり,ふざけたり,走ったりしないで,落ち着いて歩いてください。

 

 自分の命や安全は自分で守るようにしましょう。

 友だちの安全も守りましょう。

 

 これで,校長先生のお話を終わりにします。

 

 

 6月は雨が多く,廊下が滑りやすくなります。

 自他の安全を意識して廊下歩行ができるよう取り組んでまいります。