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2022年4月の記事一覧

社会に通用する人材

林間学校に向けて準備をする2年生は、エクセルやパワーポイント

といった社会人でも活用しているソフトを使っています。どちらの

ソフトも使い方を理解するまでには慣れが必要ですが、作成中に

操作に戸惑う様子はなかったように見えます。

作成したパワーポイントは学年全体に向けてプレゼンテーション。

アニメーションを活用した見やすいスライドと軽快なトークは、

今すぐ企業に就職しても通用するのではと思わせてくれます。

パソコンの操作技術も凄いですが、各々の係に分かれ、自分の仕事

を全うしようという姿勢も素晴らしいです。授業中だけでなく昼休み

にまで係ごとに集合し、どのような形で林間学校の成功に貢献できる

かを考えていました。

脅威の適応力

本日から正式日課が始まり2・3年生の教室の黒板には

数字よりもローマ字の量の方が多く見える、難解そうな

数式が並べられています。担任の先生やクラスの雰囲気

にも慣れ始めてきた1年生も、教科担任の先生と初の

顔合わせをしており、再び入学当初のような緊張感を

ただよわせていました。しかし、授業が終わる頃には

先生の話に笑って反応する声が教室からもれてきます。

小学校と中学校の違いである、教科担任制という新たな

環境の変化もスムーズに対応したと言えそうです。

菜の花学級でも、音楽の授業でトーンチャイムを使い

見事な演奏をする1年生の姿が。連携が重要なトーン

チャイムの演奏に、出会って1月も経っていない1年生

がナチュラルに加わっているのが驚きです。

新たなスタートを切る1日とも言えそうな本日ですが

生徒達の姿を見る限り、最高の走りだしをしたと思います。

 

 

確たる証拠

本日は3年生を対象とした全国学力テストを実施しました。

今年が勝負の年となる3年生は既に受験を意識しているのか

テストの時間は真剣そのもの。校長ですら、写真を撮る際

には遠慮気味になり、画像の3分の2は教室のドアとなるほど

でした。

生徒達の後頭部だけが写る写真は見た目には映えないですが、

どこの高校へ受験に行っても恥ずかしくないと断言できる証拠

映像と言えます。

 

菜の花畑

理科室の前には、学校に植えてある樹木の一覧が掲示されています。

柏三中にある樹木はバリエーション豊かなようで、1枚の写真では

その掲示物は納まりきらないほどです。そんな数多くの樹木も、特別

な手入れをされた訳ではないでしょうが次々と開花しており、植物

の力強さを感じます。

手入れせずとも成長する植物達ですが、菜の花学級の生徒達は畑で

育てているソラマメのお世話をしていました。その作業内容は、

大きく成長してきたソラマメが倒れないように支柱を立てたり、

収穫量を増やそうと摘心(植物の先端を切り、脇芽を増やすことです)

をしたりと、かなり本格的。ソラマメの量もかなりありますが、

1つ1つの豆に丁寧に時間をかけて愛情を注いでいました。

これだけ手塩に掛けられたソラマメがどこまで収穫量を延ばす

のか、非常に楽しみです。

 

 

上級生として

集団感染の懸念があるため、全校生徒が集まることは叶いませんでしたが

各クラスで動画を流すことで「新入生歓迎会」を実施しました。

「生徒会あいさつ」「8個ある委員会・12個ある部活動の紹介」が

詰まった歓迎会の動画は、放映時間38分の超大作。先輩たちの1年生

を歓迎する気持ちがこれでもかと伝わってきます。真心のこもった動画

を1年生はもちろん、動画作成にかかわった2・3年生も集中して視聴

していました。動画の中でも、ダンス部かと見間違えるほど息の合った

ダンスを披露したバスケ部と、他の部とは一線を画す動画編集技術を

見せつけたコンピューター部の動画には、1年生も大笑いしていました。

歓迎会の最後には、学年委員の3年生から観葉植物のアンスリウムが

プレゼントされます。1年生が動画を見終わった最高のタイミングで

渡そうと、3年生は重さ約3キロはあろうかという観葉植物を持って

10分間は廊下で待機していました。この優しさはさすが3年生と

いったところですね。