校長室より

2023年2月の記事一覧

あれから3年(校長室より)

2020年の今日、2月27日、当時の総理大臣から全国の教育委員会、学校へ休校要請が出ました。私は前任校の地区にある富勢西小の校長室でその一報を聞きました。あまりに突然のことで、また前例のないことに驚いたことだけはよく覚えています。

あれから3年がたちました。

 

当たり前のこととして取り組んできた「感染症対策としてのマスクの着用」を3月13日以降は求めない、というところが子どもたちにとっては一番の具体的な変化となる部分になります。相手の顔を見てのコミュニケーションがとれることはとても大切なことであり、良い変化です。

 

現3年生は、入学式から3年間ずっとマスクをしての生活でした。

しかし、続けてきたことを急に変えることは多少なりとも抵抗があるものの、変化する環境を受け入れながら生きていく力を持っている人ですから、時間と共に新しい環境にも必ず慣れていけるはずです。

子どもたちの表情を見ながらの学校生活まで、あと少しです。

 

第4回学校運営協議会(校長室より)

第4回学校運営協議会を開催しました。


今日は、集計して取りまとめた学校評価を見ていただいた上で、1年間の振り返りをする会としました。

まずは、今年度の会長である西條様からご挨拶をいただきました。それから、学校評価の結果について、学校から補足しながら説明をしていきました。

保護者の皆さんからいただいたご意見についても、ふせることなく、原文のまま、見ていただきました。

その後、中身についての質問や、感想、学校としての評価の生かし方などについて委員の方々からご意見を頂戴しました。

コミュニティスクールとなって、この会がいわゆる本部となります。ふる協会長他ふる協役員2名、青少協会長、民生委員主任児童委員、PTA会長、南部中校長と私が委員です。みなさん、この地域のこと、この地域の子どもたちのことを考えて日々活動をしてくださっている方々です。

ちょうど1年前のこの会議では、「令和4年度は、コミュニティスクールとなった土南部小学校のために少しでも具体的なことをしていこう」という話で終わりました。今年度は、いくつかの場所で委員のみなさんや、委員のみなさんが声をかけて集まってくださったみなさんで、丸つけ隊や見守り隊などの活動をしていただきました。

職員からの感謝の声は本日お伝えしました。

教育委員会の担当の先生にも1年間温かく見守っていただきました。来年度は、今年度の活動を生かしながら「地域の力を学校に」が根付いていくよう、進めていきたいです。委員のみなさん、改めましてありがとうございました。

働き方改革(校長室より)

「働き方改革」という言葉がよく聞かれます。この言葉だけを聞いていると、「教員が大変だから働き方を改革しよう」「先生方に楽をさせるための改革では」のような誤解を受け、「他に大変な仕事はいくらでもある」というように思われることが少なくありません。

しかし、それは誤解です。

働き方改革とは「本来、教職員が行うべき仕事を行うために、今している仕事を見直していこう」というもので、「教職員が、勤務時間内で、学習や生活で子どもたちと過ごす時間・子どものための授業について考える時間の確保をすること」「そのために教職員が心身共に健康であること」を目的としています。

本校では、文科省からかつて出された働き方改革についての資料をもとに、今年度、地域の方に手伝っていただけることをいくつかお願いしてきました。下がそれです。

時々、コミュニティスクールに関わる記事を載せますが、それが取り組みの1つです。今後も少しずつご協力をいただける部分を増やしていこうと考えています。

また、今まで学校で行ってきた行事の見直しも働き方改革の取り組みの1つになります。

何のために行うのか、どれくらいの時間をかけるのか、無駄な動きはないかなど、大切にしなければならないこと(目的)や改善点を明確にしていくことで、すでに見直しを行っているもの、まだまだ見直しに時間が必要なものがあります。

いずれにしても、働き方改革で何かを行った結果、教職員と子どもたちの過ごす良好な時間が増えたり、授業準備がきちんとできたりすることで、先生方にとっても子どもたちにとっても満足できる環境になることが大切なのです。

職員とは、働き方改革の意味について共通理解を図っています。

子どもに関わる仕事を選んだからにはこの意味を取り違えることがあってはなりません。

 

保護者の皆様を含めた地域のみなさんのご理解、ご協力を頂戴しながら、「子どもたちと過ごす時間のために、授業準備のために」今後も見直しを図り、進めてまいります。

寒さに負けない(校長室より)

「掃除なしで長い昼休み」子どもにとってはうれしい時間でしょう。今日はその「土南タイム」でした。

土南タイムも残すところ、6年生はあと2回、それ以外の学年の子どもたちはあと3回です。

今日も寒風吹きすさぶ中、校庭で元気に遊び回る子どもたちの姿が見られました。

外へ出て、青空の下で、太陽の下であそんでいる子どもたち、どの子も笑顔です。気難しい顔をしている子は1人もいません。そんな理由もあって、休み時間の子どもたちの姿は良いものです。こちらまで楽しい気持ちになります。

昨日、欠席者が増えたことで心配したクラスも、その後欠席者や体調不良者が増えていないので、通常通りに1日過ごすことができました。

病気にかかりにくい体づくり、免疫力を高めるためにも、よく寝る、よく食べる、体力をつけるよう意識していきたいですね。

寒さに負けすにがんばろう。

これからのマスク(校長室より)

午後3時に、柏市長、柏市教育長からのメッセージがすくすくメールで流れました。

 

卒業式に参加する全てのみなさんに「マスク着用を求めない」というのが主な内容です。

 

呼びかけや合唱の時もです。

 

人との距離についての対応にも触れられてはいますが、「子どもたちのすこやかな発育、発達のため」が前面に出た形となりました。

 

今回のメッセージを受けて、本日、学校からお手紙を配付いたしました。市内どの学校も内容は同じです。3月17日の卒業式と3月13日以降のその他学校生活について触れてあります。ご一読ください。

 

本校において、週が明けた今日のタイミングで、高学年の1クラスで発熱や体調不良での欠席が増えました。明日以降「早帰り」や「学級閉鎖」の措置をとる可能性もあります。市内でも学級閉鎖を行っている学校がちらほら出ていると聞いています。まだまだ寒く、乾燥した季節が続くので、感染症対策はしておくに超したことはありません。

 

学校として、卒業式当日にできるだけ多くの卒業生に参加してほしい、という願いは当然あります。昨年度は、欠席した児童に証書を渡すために3日間予備日を作り、事情に合わせて体育館のステージで渡しました。

 

メールや手紙に記載されている「3月13日」は1つの目安であり、もちろん従っていきます。しかしながら、6年生に限って言えば、卒業式の練習においては、感染予防を行いながら本番当日に備えるためにも、場面によってはマスク着用による感染症対策を呼びかけることにするかも知れません。このあたりは、6年担任や養護教諭等とも話をし、子どもたちにも説明をしながら進めていきます。職員にもそのことについては今日話しました。

 今日の昼休みに、校庭で縄跳びをしていたとき、ある女の子が近づいてきて、「校長先生、来月はマスクはどうなるのですか」とたずねてきました。「今日お手紙が出るよ、3月13日から外してもよいことになるよ」と伝えました。子どもたちにとっても3年続いたマスク生活がどうなっていくのか、報道を受けて興味や不安があるのだろうと思いました。

できるようになりたい(校長室より)

体育委員会の短縄チェックが終わっても、短縄熱が冷めない子どもたちが、今日も練習台に集まってきました。

シールがもらえるからがんばる、ではなく、お兄さんお姉さんに見てもらえるからがんばる、でもなく。

今、自分ができない技をできるようになりたい。その欲求だけだと言えます。1年生から6年生まで学年に関係なく順番を守り、練習を続けています。

この姿から子どもがもともと持っている「できるようになりたい」というエネルギーを感じます。もちろん中には、「二重跳びができるようになったよ,見て」と言いに来る子もいます。しかし、できるようになるまでは自分との戦いです。

自分の目標に向かって来週もがんばってね。

安全対策情報交換会(校長室より)

エンジョイパトロールのみなさんや町会長さんにお集まりいただいて、情報交換会を行いました。

PTA会長のあいさつ。

南部地区青少協会長の西條さんのごあいさつ。

各町会やエンジョイパトロールのみなさんから、活動報告や気になること、子どもたちの様子などが話題としてあがりました。

コロナの状況で、マスクをしての活動ではありますが、そんな中でも子どもたちの元気なあいさつに勇気をもらっている、というようなご感想を聞くこともできました。

 

本校PTAの地区部からは、ボランティアで子どもの安全のためにご尽力いただいているみなさんへの感謝の言葉が親御さんとしての気持ちも含めて伝えられました。

 

メンバーが減ってしまったり、これからの活動への心配を抱えていらっしゃる地区もありました。これは市内の色々な地区での課題のようです。

 

季節に関係なく、子どもたちの安全のために活動していただき、本当にありがとうございます。お体には十分気をつけていただき、今後ともよろしくお願いいたします。新学期に全体が集まる機会が持てるようになった時には、ぜひ子どもたちの前で改めてご紹介させていただきます。

6年生へ思いを込めて(校長室より)

6年生への思いをこめて、のぞみ学級と

1年生がそれぞれの取り組みをしました。

どちらも、6年生にお披露目する日が来ます。

6年生の教室では、カウントダウンカレンダーが始まっています。

焦ることなく、その日までの毎日を有意義なものにしてほしいです。

 

さて、保護者の皆様、ご多用の中、学校評価アンケートへのご協力ありがとうございました。ただいま、3月初旬の結果報告に向けて、まとめ作業をしているところです。集計数値だけでなく、記入していただいた自由記述についても、全教職員や学校運営協議会の委員で確認した上で、保護者の皆様にもお示しいたします。今しばらくお待ちください。

マスク(校長室より)

マスク着用が日常的になり3年経ちました。

先週末の報道で今春からのマスクについての方向が示されました。国から県、県から市へ、市から学校へと情報が下りてくるのももうすぐでしょう。

学校としてはまずは卒業式でのマスクについて考えなければなりません。今年度の卒業生は120人弱ですから、体育館内でそれほど席と席の間の距離をおくことはできません。これは卒業生より人数が多くなる保護者席も同様です。ただ、式典であり近くの人とお話を楽しむような会ではありませんから、それらをよく考慮していただいた上での行動をお願いすることになるだろうと思います。

病気にかかることはいつ起こるかわかりませんから、卒業式当日に「病気にならないように」を願うことはできても、それをコントロールすることはできません。ただ、当日に卒業生も担任も欠席しないために少しでもできる対策があるとすれば、当日までの期間は「生活」でも、「卒業式練習」でも「マスク着用」となるだろうと思います。

昨日6年生の学年主任の先生と少し話をしたときに、「卒業式にはマスクは外して良い」と言ったときに、抵抗なく外せる子ばかりかどうか、というようなことが話題になりました。実際に6年生がどのように考えるのかを聞いてもらうことになっています。多数決で「つける」「外す」を決めるものではないので「つけても良い」という部分は当然残るだろうと思います。

歌の時は、呼びかけの時は・・・。・・・。・・・。

今日の所は、「~だろうと思います」という言い方で濁してきましたが、今の時点での覚え書きと言うことで。

ちなみに昨年度は、卒業証書授与のときだけマスクを外して行いました。1人1人の笑顔を見ながら証書を手渡すことができて良かったと思ったことを今も覚えています。

卒業式は、胸をはって巣立っていく子どもたちを保護者の皆さんや教職員で気持ちよく送り出す大切な式であるということを忘れることなく判断していきますので、対応については今しばらくお待ちください。

2月も中旬(校長室より)

6年生全員が体育館に集まって何かしています。

6年生を送る会の練習です。送られる6年生が在校生に気持ちを伝える時間もあります。みんなで力を合わせて1つのものを作り上げようとしています。

1年生から5年生が卒業する6年生を気持ちよく送り出すために練習を続けているように、6年生もその気持ちに応えようとがんばっているのです。

 

2月も中旬。6年生が「真の6年生」になるために、まだ後1ヶ月あります。目の前にある、今6年生としてすべきことに一生懸命取り組むことが何より大切なことです。ともに生活してきた仲間や担任の先生方と1日1日を大切にがんばれるよう祈っています。

 

 学校全体としてのなわとび期間が終わりました。

 ある一定の基準をクリアした児童に「なわとびしょう」を配ります。各クラスで、担任の先生から渡されます。楽しみですね。

 

今日は相澤先生のクラスで算数の授業を参観しました。

分数の足し算です。「分子だけ足して、分母は足さない」という部分が大切なところです。図や実際に操作できるものを使って体感させながら学習を進めました。

放課後の協議会では、特別支援学級ならではの授業づくりのワンポイントを全体で共有する時間もあり、全体で学ぶことができました。

相澤先生お疲れ様でした。

なわとびと クラスの人数(校長室より)

体育委員会によるなわとびチェックは今日が最終日。あいにくの雨で、体育館で行いました。もう、ぎっしり。

カードで目標がはっきりしていて、できたらチェックしてもらえるので、子どもたちにとっては励みになったようで、最後の日も子どもたちは一生懸命跳んでいました。

体育委員会の取り組みは終わりますが、短縄の季節は続きます。がんばっていこう。

 

話は変わって、

今年度の一クラスの児童数の上限は、1年生から3年生が35人、4年生から6年生が40人と国で決まっています。(千葉県は40人ではなく38人を上限としています。)

ある学校で1年生が全部で35人いたとしたら、上限35人なので学級は1クラスとなります。

ある学校では1年生が全部で36人いたとしたら、上限35人を超えているので18人ずつの2クラスとなります。この違いは大きいですね。丸つけなどの事務仕事だけみてもかかる時間が1年間で全く変わってきます。

同様に考えて、70人いたら、2クラス(35人ずつ)。71人いたら3クラス(約24人ずつ)となっていくわけです。

 

転入生がいて途中で児童数が増えても、その時期によってはクラスを増やすことはできません。

 

今の本校の5年生は昨年の4月に76人ちょうどだったので、上限の38人で2クラスのスタートでした。(4年生の時までは77人を超えていたので3クラスでした。)

教室の中は、こんな感じでぎっしりです。子どもたちも少しずつ大きくなっていますからなおさらです。今日は5年2組で算数の授業を参観しました。ぎっしり感のある教室でよくがんばって勉強していました。

 机と机の間の狭い通路を歩きながらの毎日の指導も大変ですが、担任もここまでがんばっています。

 

さて、先日の夜から天気予報などで心配された雪も、柏の南部地区では全く影響なく午後は雨に変わりました。週末を迎えます。安全に気をつけて過ごせますように。

掃除のない日(校長室より)

本校は掃除のない日が2日あります。火曜日と木曜日です。

火曜日はロング昼休み「土南タイム」があるので掃除なし。木曜日は、午後の時間を少し詰めるために掃除なし。

4回あった掃除を3回にしましたが、「昼休みなし」は騒ぎになりますが、「掃除なし」は多くの子どもたちにとっては大歓迎、というところでしょうか。

今年度からこの形をとって、15分を3日でもがんばればきれいになる、と思っての変更でしたが、なかなか思うようには行かず・・・。来年度は掃除の時間を少し伸ばそうという声も出ています。

時間を延ばしてきれいにするか、気合いを入れ直して今のままの回数、時間できれいにするか。さあ、子どもたちよ、どちらが良い?(質問しているように見えますが、話し合いで決めるのは大人です。)

さて、明日は雪予報が出ています。どのタイミングで降り始めても、慌てず、浮かれず、行動すれば危険なことにはならないはずです。ただ、歩行しているとき、すべってコントロール不能になった車には気をつけたいところです。

 

感謝の気持ちをこめて(校長室より)

6年生を送る会にむけての取り組みが始まっています。

この1年間、最高学年としての役割を与えられ歩いてきた6年生に感謝の気持ちを伝える会です。

6年生が、1年間の学校生活で6年生として成長してきたように、他の学年も同じように成長してきました。その成長の影には、直接、間接色々な形で6年生と他学年との関わり合いがあります。自分たちの成長した姿を見てもらうこと、それこそが一番の感謝を伝えることになると思います。

学年で力を合わせて、その日のためにがんばっています。どんな発表になるか、そしてどんな会になるか、今から楽しみです。

相手にわかるように伝えるために(校長室より)

問題を1つ。

下の図のA地点にロボットが向こう向きに立っています。ロボットは「向きを変えられる」「線の上を進む」「前にだけ歩く」「交差点では必ず止まる」ものとします。

 

さて問題です。

「矢印のように進んで、Bに到着するようにロボットに指示をしなさい」

 

さてどう伝えましょう。

例えば・・・「まっすぐ行って、つきあたったら左に進め。」
相手が人間なら、これが一番簡単な指示で、到着できるかもしれません。
しかし、この指示ではこのロボットにとっては不備があります。例えば「左に進め」という指示はいけません。横に歩けるロボットならば横歩きをしながら左に進むかもしれませんが、「前にだけ歩く」ロボットですからつきあたったら止まったままです。この指示では左に行けず、Bへ着きません。

どうすれば良いでしょう。

「向きを変えられる」とありますから「左に向け」という指示があればよいわけです。

 

命令されたことを正確に行うコンピュータだからこそ、意図した処理を行わせるための正確な命令が必要です。コンピュータは人の思いを推し量ってはくれません。0か1の世界です。正確に動かないとしたら、それはコンピュータが悪いのではなく、使っている方に不備があると言うことになります。

正答例としては「前に4ます分歩く。左に90度向きを変える。3ます分歩く。」となります。


こういった段取り、道筋を一つ一つ丁寧に進めていくことがプログラムを作るときに大切になります。これが「論理的な思考」ということです。こういう力を、身につけていきましょう、というのがブログラミング学習です。プログラムを作る作業を通して、考え方を身に付けてほしいというねらいがあります。

今日は6年生が理科の授業でMESHを使って「暗くなったら電気をつける。明るくなったら電気を消す。」という命令が回路に反応するためのプログラムの勉強をしていました。

 

ITの草野先生とともに、理科支援の松浦先生とも授業をしました。

正しい指示を出さないと、プログラムはきちんと動いてはくれません。

プログラミング教育、プログラミング学習、言葉を聞くと難しそうですが、「論理的な思考」という部分で言えば、学習や生活のあちこちの場面で必要なものであり、コンピュータがなくても日々鍛えられています。例えば、算数や理科をなぜ勉強しなければならないか、という問いがあれば、知識そのものを身に付けるため以外に、論理的な思考を身に付けるためということも言えるわけです。

 

小学校に来ている子どもたちは6歳から12歳でまだまだ未熟な子どもたちですから、言葉足らずでいさかいになることがあります。日常的にあります。今日も朝から、机から落ちたランドセルを見て笑ったことから起きた低学年のトラブルが校長室にやってきました。考えながら、振り返りながら人と関わることでわかっていくこと、できるようになることがあります。成長とともにという部分も大きいので大変時間がかかります。

 

とは言え、トラブルはあっても人と関わることは大切ですし、学校はその勉強ができる場所です。体験しながら学び、乗り越え方を身に付けていく場所です。いろいろな活動の中で、経験を積み、相手にわかるように伝えられる力をつけていってほしいです。

ふる協防災訓練など(校長室より)

昨日、南部地域ふるさと協議会防災訓練が行われました。

内容は、本部と各避難所との無線訓練、敷地内の防災倉庫内の備蓄品の点検、ソーラーパネル付きの蓄電池や発電機の可動確認でした。

避難しなければならないようなことが起きないのが一番ですが、自然災害は「いつ」「どこで」「どのように」起こるか全くわかりません。このような訓練をしておくことで慌てずに対応できることもたくさんあるなと実際に感じました。

担当のみなさん、ありがとうございました。

 

今日は暖かな日差しが降り注ぐ1日でした。

昼休みには、たくさんの子どもたちが校庭に出てきました。短縄をもった子どもたちも多くいました。

縄跳びチェックのために高学年のお兄さんお姉さんを探す子どもたち。

 自分ができる技を一生懸命に見てもらっていました。

 

前跳びや二重跳びで私に勝負を挑んでくる子どもたちもいます。

4年生ぐらいになると、技のキレもなかなかの子が増えてきます。気を抜くととても勝てません。

そんなやりとりの中、私に向かって短縄でたたいてきたり、砂をかけてくる子がいました。「遊んでほしかった」と言ってました。自分の思いをうまく伝えられないとこのような行動に出ることがあります。全員ではないけれど、これが低学年。もちろん叱りましたが、やってみてわかることがあります。こんな経験もしながら日々成長中。失敗は繰り返さず、次に生かせば良い。小学生ですから。

南部中、逆井中出前授業(校長室より)

南部中学校、逆井中学校それぞれから先生をお招きして、6年生対象にガイダンスを行いました。

 

小学校で生活してきて6年目。卒業後は、それぞれ中学生になり、また1年生からスタートです。新たな場所で生活することへの期待、そして不安を多かれ少なかれ感じているのではないでしょうか。

 

この時期に、中学校の先生に来ていただき、「中学校って?」というお話をしていただくことで、子どもたちのスムーズな中学校生活のスタートに一役買えればという願いの元行いました。

 

どの教室でも、子どもたちは中学校の先生の話を熱心に聞いていました。先生方への質問コーナーでは、宿題や部活のことなど子どもたちの興味があることについてだされました。

 

南部中の校長先生も温かく見守ってくださっていました。

それぞれの中学校の先生方、ご多用の中、ご来校いただき、ありがとうございました。

コミュニティ・スクール通信(校長室より)

先日、カラーで表裏のコミュニティ・スクール通信を各ご家庭、地域の皆様に配付いたしました。

表は、教育委員会が作成したもので、市内共通の内容です。

裏は、その学校独自の内容になっています。

本校では、活動が始まっていますので、4月から11月までの動きについて書かれています。本校学校運営協議会の副会長入道さんと相談して、活動内容を手書きで仕上げていただきました。

委員のみなさんとは「どんな場面で地域の方の力を学校に生かしていけるか具体的に動いてみる。そんな年にしよう。」を合い言葉にここまできました。

 

教員の働き方改革はここ数年話題に上ることが増えました。

働き方改革は「教職員が、勤務時間内で、学習や生活で子どもたちと過ごす時間・子どものための授業について考える時間の確保」のために行うことを目的としています。

 

今まで学校が当たり前に行ってきたことを見直して、削減したり、地域などの別の方々に任せたりしながら、本来行うべきことができるようにしていこうというものです。つまりは、働き方改革を推し進めて、子どもたちがおいてきぼりだったとしたら全く意味がありません。

 

以前からこの場でもお伝えしてきましたが、本校では、「学習面」「生活面」「安全面」「環境面」と4つの視点で、地域の皆さんの力を校内に取り込んでいく取り組みを始めています。

活動については、本校ホームページ「土南部小学校学校運営協議会」のここまでのコミュニティスクールのあゆみにまとめています。良かったらご覧になってください。保護者の皆さんも含めた地域の皆さんの力を学校に!がテーマです。

全校朝会(校長室より)

今日の全校朝会での校長の話です。

 

さて,いよいよ2月。今のクラスで生活してきて10ヶ月経ちました。楽しくがんばれていますか。悲しいことや,ちょっといやだなあということもあると思います。

ほとんどのトラブルは、これができていないことで起こっています。

これ↓

 

言われて嫌なとき、自分で言い返して解決できればそれはそれで良いことです。

やられて嫌なとき、自分でやり返して解決できればそれもそれで良いことです。解決できるならね。

 

でも、相手が強い、相手が何人もいる、何度言っても言ってくる・やってくるなど「自分がピンチになる時」があると思います。

 

自分がピンチの時は遠慮なく話をしてください。大ごとになるのが嫌だという人もいますが、大ごとにしないと直らない人もいます。

 

学校には大人がたくさんいます。担任の先生、隣のクラスの先生、学年の先生、音楽の先生、保健室の先生、外国語や理科や算数の先生、図書室の先生もいます。麻生先生や、教頭先生、校長先生もいます。

 

自分がピンチの時は遠慮なく話をしてください。

そして最後に全員に覚えておいてほしいことがあります。

自分がピンチの時に、大人の人に助けを求めることは悪いことではありません。

自分がピンチの時に、友達の良くないことを話すのは悪いことではありません。

自分がピンチの時に、言われたりやられたりして嫌だったことを話すことは悪いことではありません。

 

今年度、あと2ヶ月。一人一人が心がけながら、

 

目指していきましょう。

 

そして、もう一つお話。校長先生は小学生の時に2回交通事故にあっています。1回目は3年生の時、道路に飛び出して、軽トラックにはねられました。これはどう考えても先生が悪かった。

 

2回目は6年生の時、車が飛び出してきてぶつかりました。この時は車の方が悪い。

実はどちらの事故も先生は自転車に乗っていました。みんなも家に帰った後、自転車で遊びに行くときあるよね。ルールを守ることはとても大切。守っていても事故になることがあるからね。ここでは1つ1つのルールについては話さないけど、十分気をつけて放課後の時間を過ごしてください。

そんな話をしました。

 

校内書き初め展の表彰と、県の書き初め展の表彰,国土緑化運動で賞を取った児童の表彰,柏駅伝の表彰を行いました。堂々とした態度で賞状を受けとっていました。

 

生活の話では、宇佐美先生から今月の目標「身の回りの整とんをしよう」についてお話がありました。

身の回りの整理整頓とは、身の回りをシンプルにすることですし、基本に戻るという意味あいもあります。長い時間をかけて身に付けてきた、身に付けてしまったことをフラットにすることは難しいことですが、2月がそんな見直しの1ヶ月になると良いですね。