校長室より

2022年10月の記事一覧

週末にむけて(校長室より)

今週は、地域の方や近隣施設の方や保護者の方からの下校時の様子や、放課後の遊び方についてのトラブルについての連絡がいつもより多めの週でした。

学校としても、下校時には安全に気をつけながら帰るように、パンザマストが鳴ったら帰宅するようになど、自分の身を守ることについては、日々各教室で、または連絡などによりご指摘があったときには子どもたちに全校放送などを使って伝えて注意喚起しています。

今日は、ピンクコースの児童を体育館に集めて、教頭先生からお話をしていただきました。

思わぬ所、思わぬことで人に迷惑をかけることがある、ということを知ることができただけでも過ごし方の改善につながるかも知れません。そして、思い当たることで注意されたことは素直に聞き、次に生かしていけると良いと思います。

 

週末になります。外での活動が気持ち良い土日になりそうです。自分だけでなく、みんなが気持ちよく過ごせるように、公共の場での過ごし方や道路歩行についてなど、お家でもしっかりお話をしていただければと思います。

とは言え、学校でも指導をし、保護者のみなさんもお話しいただいても、子どもだけになるといろいろ起こるのは当然だとは思います。そんな時は、その場での注意が一番ですので、目に余るような気になる様子を見かけたときは、地域の大人として地域の子どもたちを正しくお導きいただきますようお願い申し上げます。

第1回持久走記録会(校長室より)

今日は持久走記録会を行いました。

今年度は、記録会を2回行い、その記録の伸びをめざそう、という主旨で持久走練習に取り組んでいます。

 

順位のカードはありません。

ゴールの場で、色分けした干支のカードを渡し、後でストップウォッチの記録と照らし合わせて、個人の記録を確認します。

 

各学年、青空の下で、一生懸命走りました。

 

勉強だって運動だって、得意、不得意、やりたい、やりたくない、があって、みんな同じスピードでできるわけではないし、みんな同じようにできるわけでもない。人ぞれぞれ。

 

運動会も持久走記録会も、スタートとゴールがあって、速い、そうではないが周りから見てはっきりわかる。その分、苦手な人にとって、やりたくないという気持ちが大きくなるのはよくわかる。

 

生まれ月は関係ないかも知れないけれど、3月25日生まれの私は、体も小さかったし、足が遅かったのでかけっこは大嫌いだった。だから、「できればやりたくない」と思う気持ちは本当によくわかる。かけっこが1番だった人には絶対にわからないことだと思う。

 

教員になって、子どもたちの活動を見る立場になって思うことは「最後までがんばる姿はやはり格好良い」ということ。今日走った子どもたちはみんな本当に格好良かった。ぶっちぎりで駆け抜けた子も格好良かった。歩いた時間があったとしても、最後までゴールに向かった子もその姿が格好良かった。

 

「自分のスピードで最後まで行こう」走っている子どもたちにかけ続けた言葉。

 

そして、最後の方にゴールする子どもたちに対して、同学年あるいは他学年が拍手をしたり、がんばれと声をかけたりする光景が何度もあった。それは、「(途中で歩いてしまったとしても、)最後まで足を止めなかった仲間への称賛」だったのだと思う。

 

最後までがんばり抜く姿が素晴らしいことを子どもたちも感じているんだろうなと思えた時間だった。

 

今日、残念ながら途中で足を止め、ゴールできなかった人は、次回の記録会でぜひ、今日より少しがんばってほしい、がんばれたら良い、そのために、まだ何回かある日々の練習に前向きに取り組んでほしい。この記録会は「練習により自分の成長を確かめる」場でもあり、「やればできることを知る」場でもあり、「最後までがんばれる姿を見せる、見てもらう」場でもある。

そして最後にもう一つ。今日の高学年の態度が実に素晴らしかった。

話を聞く態度、取り組む態度、応援する態度・・・。

真面目に取り組むことは、とても格好の良いことなんだよ。素敵でした。

音楽発表会に向けて(校長室より)

朝から元気な歌声が聞こえてきました。

音楽発表会に向けて練習しているクラスの歌声でした。

それぞれの学級が朝の短い時間の中で練習に取り組んでいます。

この時期、学年練習のために体育館割り当てをしてあるので、学年での練習も進んでいるところですが、

短い時間でも、各クラスで日々こつこつ取り組むことで意識を高めています。目指す場所があればがんばれる、子どもらしく素直に取り組む活動を朝から見ることができてうれしくなりました。本番までのこんな毎日に触れるのも楽しいのですが、本番もとても楽しみです。

あるクラスの練習の後に、前にいる代表児童が良かったところや改善した方が良いところをみんなに伝えている場面に遭遇しました。

本番までに少しでもより良い物にしていこうという気持ちが伝わってきました。

がんばれ、土南部小の子どもたち。

 

今日は、4年生と6年生の読み聞かせでした。

おはなしジャングルのみなさん、今日もありがとうございました。

寒い1日(校長室より)

ぐっと冷え込んだ朝でした。

栽培委員会の児童が花壇の手入れや水やりをしていました。

寒い中、朝早くからご苦労様。ありがとう。

コミュニティスクール生活グループの活動である子どもたちの見守り隊の顔合わせ第2部を行いました。前回にご都合でご参加いただけなかった方々に改めてご説明させていただきました。

子どもたちの校内での安全な生活につながるよう学校としても働きかけていきます。

 

気温はほぼ上がることなく、こんなに寒い日でも外で元気に遊んでいる子どもたちを見ていると、改めてそのエネルギーのすごさを感じます。

 

今日は土南タイム。ロング昼休みです。

クラスレクをしている学級もあり、いつもの昼休みより子どもがたくさん外に出ていました。冷たい鉄棒につかまっている子どもたちもいました。本当に元気。

 

子どもは風の子。寒さに負けずに体を動かして鍛えていこう。そして、免疫力を高めて、冬に向けて病気に負けない体をつくっていこう。

元気に遊んでいる大人の姿もありました。子どもはエネルギーのあるものにひかれるのです。先生方も子どもの元気や寒さに負けることなく、病気に負けない体づくりのためにもがんばってくださいね。

「先生のくせに、手加減しないなんて、大人げない」なんて子どもから言われたことも過去にたくさんありますが、褒め言葉、と私は思ってきました。

今日も元気な土南部小です。

のぞみ学級調理実習(校長室より)

のぞみ学級が1,2時間目を使って調理実習を行いました。

のぞみ学級で育て、収穫したさつまいもを使って、おさついもバターグループと豚汁グループに分かれての調理です。

自分たちで育てたもので調理をするというのは、意欲が倍増するものです。写真はありませんが、高学年を中心に包丁も使用して具材を切るなど準備をしました。

担任、支援員総出で支援にあたり、上手に作ることができました。

それぞれのグループで作った2種をみんなで食べました。

「おいしい」「自分でつくるとおいしいね」と、あちこちのグループからうれしそうな声が聞こえました。この後、給食もありますが、「おかわりしたい」なんて声も聞こえました。作業は大変な部分もありますが、その先の「食べること」がごほうびになるので、調理実習は子どもたちにとって楽しく学べる場と言えます。

おいしく食べた後は、片付けです。分担して進めました。

「来た時よりも美しく、残すは感謝のみ」

みんなで協力して片付けもがんばりました。楽しく、おいしい活動を通して、学び多き2時間になりましたね。担任の先生方、支援員のみなさん、ありがとうございました。

 

のぞみ学級は、学級自体で特別なカルキュラムで進める知的学級と、親学級の流れに沿って進める情緒学級があります。時間によっては、今日のように、一緒に学ぶこともあります。のぞみ3組は、教室で学習の時間だったので、今日は合流していません。