校長室より

マスク(校長室より)

マスク着用が日常的になり3年経ちました。

先週末の報道で今春からのマスクについての方向が示されました。国から県、県から市へ、市から学校へと情報が下りてくるのももうすぐでしょう。

学校としてはまずは卒業式でのマスクについて考えなければなりません。今年度の卒業生は120人弱ですから、体育館内でそれほど席と席の間の距離をおくことはできません。これは卒業生より人数が多くなる保護者席も同様です。ただ、式典であり近くの人とお話を楽しむような会ではありませんから、それらをよく考慮していただいた上での行動をお願いすることになるだろうと思います。

病気にかかることはいつ起こるかわかりませんから、卒業式当日に「病気にならないように」を願うことはできても、それをコントロールすることはできません。ただ、当日に卒業生も担任も欠席しないために少しでもできる対策があるとすれば、当日までの期間は「生活」でも、「卒業式練習」でも「マスク着用」となるだろうと思います。

昨日6年生の学年主任の先生と少し話をしたときに、「卒業式にはマスクは外して良い」と言ったときに、抵抗なく外せる子ばかりかどうか、というようなことが話題になりました。実際に6年生がどのように考えるのかを聞いてもらうことになっています。多数決で「つける」「外す」を決めるものではないので「つけても良い」という部分は当然残るだろうと思います。

歌の時は、呼びかけの時は・・・。・・・。・・・。

今日の所は、「~だろうと思います」という言い方で濁してきましたが、今の時点での覚え書きと言うことで。

ちなみに昨年度は、卒業証書授与のときだけマスクを外して行いました。1人1人の笑顔を見ながら証書を手渡すことができて良かったと思ったことを今も覚えています。

卒業式は、胸をはって巣立っていく子どもたちを保護者の皆さんや教職員で気持ちよく送り出す大切な式であるということを忘れることなく判断していきますので、対応については今しばらくお待ちください。