校長室より

令和6年度 校長室より

夏を思わせる(校長室より)

予報通り、暑い一日でした。

今年度もここまで毎日子どもたちと外に出てきましたが、「いよいよきたー」という暑さでした。

それでも、業間休みの温度計はこれ。(上からWBGT、気温、湿度です。)

 

昼休みの温度計はこれ。

熱中症対応の根拠とも言えるWBGTは警戒レベル。低めの湿度のおかげかも知れません。体感としては思っていたほどは暑くありませんでした。

 

それでも外体育の時間は木陰で休息させたり、先生方も子どもたちの健康を気遣っている様子が見られました。ありがとうございます。

業間休みに教頭先生が放送で「帽子の着用」「水分補給」を呼びかけましたが、

実際の校庭の子どもたちの帽子着用率は50%というところでしょうか。

 

そのうち地面も温まってきて、上からと下からのダブル暑さ攻撃で熱が体にたまる時期になったら、せめて直射日光を避けるために、学校での外遊び時の帽子着用を口うるさく呼びかけようと思います。

 

今のうちの暑さに慣れていないと、夏をどうにも乗り越えられません。「帽子」「水分」をキーワードにして積極的に外に出てほしいと願っています。

修学旅行に向けて(校長室より)

先日、耳鼻科検診の時に来ていただいた学校医の荒井先生と校長室でお話ししたときに、小学校時代の修学旅行の話になりました。

 

「夜遅くまで、友達と話していて、先生に叱られて廊下に立たされた」エピソードです。このエピソードを聞いて「わかるわかる、自分もそうだった」と反応できる方はきっといらっしゃることでしょう。私自身も廊下に出された少年の一人でした。

「いやあ、忘れられない思い出です」と荒井先生もうれしそうに話していました。

 

修学旅行が近づいています。子どもたちにとって、どんなことが忘れられない思い出になるのか楽しみです。少人数の友達と行くのではなく、集団で行く旅行なのであれこれ約束事があります。そんなこんなを事前指導の中で子どもたちに伝える時間をとりました。

 

旅行に参加した子どもたち一人一人が「楽しい旅行だった」となるためには、学校にいるときと同じように「自分だけでなく周りの人のことも考える」ことが大切です。

6年生になって2ヶ月を超えました。新しい先生、新しい学級で良いスタートが切れていて、集団で集まるこのようなときも、最高学年らしい心地よい緊張感があります。子どもたちにとって有意義な2日間になるよう、準備を進めていきます。

 

別の話になりますが、敷地内の何本かの高木の伐採をお願いしていました。今日から取りかかっていただいてます。

例えば桜の木。創立56年目を迎えた本校の数本ある桜の木は、その年数の影響でかなり弱くなっています。昨年度も、春の強風で横に伸びた太い枝の重さに耐えきれず幹から折れるという個体がありました。(2枚は昨年度の写真です。)

今ある桜の木を改めて眺めてみても、安全のために太い枝の途中から切られたものが何本もあり、その形を変えています。

安全面等を考慮し、職員の通用門方面にある上へ上へと伸びている桜と、校庭奥ののり面にある斜めになった高木を伐採することにしたわけです。

活動する子どもたちが安全に過ごせるよう、三角コーン等で近づかないよう気をつけさせたり、放送で呼びかけたりしました。作業も安全第一で行っていただいています。近隣の皆様におかれましては、大きな音が出ますが、ご了承いただけたらと思います。

夏日(校長室より)

昨日、今日と気温が高くなりました。夏日です。昨日の昼休み時には教頭先生から、水分補給をしてから外に出るようにという呼びかけ放送がありました。熱中症に気をつける季節がやってきました。

 

環境省の熱中症予防情報サイトもチェックしています。

毎日設置している気温計をのぞき込む子もいます。

 

一人一人が意識して、水分補給、休憩を取れるようになると良いと思います。

 

今日の放送では「本格的な暑さが来る前に、暑さに体を慣らしておこう」という呼びかけをしました。

 

 

教室は、エアコンによって快適です。ただ、暑さの感じ方も人や場所それぞれで違いがあって、全員に快適な温度設定はとても難しく、苦慮します。

それでも、やっぱりエアコンがあることのありがたさはこの時期には実感します。ただ、室内でもこまめな水分補給は大切ですのでそういうことも含めて、職員や子どもたちへの発信を続けていきます。

 

青空の下、校庭の真ん中の大きな大きなコートでたくさんの子どもたちがドッチボールをしていました。

6年生が声をかけて、5年生と3年生を集めたようです。楽しく遊べたかどうかはわかりませんが、声をかけてみんなで遊ぼうというチャレンジ精神が良いです。体を動かしてたくさん遊ぼう。

6年生租税教室(校長室より)

6年生対象に租税教室を行いました。

講師の先生は税理士の大金さんです。

 

6年生になると社会科で政治について学びます。その中の「税金」について子どもたちにわかりやすく伝えるためにずっと行われてきた出前授業です。

各教室1時間ずつ行いました。

私の頃と違い、今の子どもたちは「消費税」を納めているので、税は身近な物と言っても良いかも知れません。税金というと「取られる」というイメージが先行しますが、どのような税金があるか、どのような仕組みになっているのか、それがないとどんな社会になるかなどを熱く語っていただきました。

 

 子どもたちは、思い思いの反応で1時間釘付けになって話を聞き、税金の大切さを感じたのではないかと思います。

その道のプロの方のお話には思いが込められており、子どもたちをぐっと引きつける力を感じました。子どもたちも最後までしっかり話を聞けていました。

大金さん、今日は暑い中、熱い講義をありがとうございました。

(写真は1組の様子です。)

長さ(校長室より)

長さの学習です。

メジャー片手にあちこちの長さを測っているのは3年生です。

身近なところの長さがどれくらいあるのか見当をつけた上で実測です。人間の目は横に2つ並んでいるので、横の長さは見当をつけやすいが、縦の長さ(高さ)の見当はつけにくいと聞いたことがあります。さて、どんなもんでしょうか。

「だいたい同じだったー」とか「全然違うー」などの声も聞こえてきました。

歩き回っての学習ですが、しっかり課題に向かってがんばる3年生の姿が見られました。入学してから3年目、まだまだいろいろなことがありますが、学習面での成長を感じる瞬間です。

 

6年生や5年生の落ち着いて学んでいる姿も学校の雰囲気に大きな影響があります。

今やるべきことにきちんと取り組む姿勢は基礎を身につける時期に大切なことです。がんばれ、土南部の子どもたち。