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令和5年度 校長室より
柏市学力・学習調査(校長室より)
柏市学力・学習調査を実施しました。柏市のどの学校でも、同じような時期に実施します。
全学年国語と算数と意識調査を行います。
1時間目から3時間目に実施しました。
子どもたちにとっての「テスト」は通常ワークテストで、1枚ものです。ところが、全国学力テストや今回の柏市学力テストは冊子です。それだけでも戸惑うこともありそうです。
実際にはそんな戸惑った様子は見えず、どの学年の子どもたちも一生懸命落ち着いて問題に向かっていました。
「勉強は自分のためにするもの」と言われて育ってきましたが、子どものころは「本当にそうだよなあ」と自分事として捉えることはできずに、「遊び優先」となってしまい、母や担任の先生から怒られる経験が多くありました。
実際に「高校受験」とか「大学受験」というような目の前のはっきりした目的がないと、勉強には身が入りませんでした。(実は高校受験にいたっては、はっきりした目的は見つからず、身が入らなかったのが正直なところです。)みなさんはどうでしたか。
2時間、慣れない形のテストを受ける、というのも良い経験です。ほとんどの子どもたちにとって勉強での本当の勝負はまだまだ先です。日々少しずつでも学び続けていってほしいと、勉強が好きではなかった大人の一人として祈っています。
参考までに、この柏市学力調査は「義務教育期間を通しての各児童・生徒の経年変化や傾向を見取ることにより、教育指導の充実や学習状況改善を図ることを目的とする。」ものです。
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https://www.city.kashiwa.lg.jp/kyoken/kyouiku/tokushoku/gakuryoku/kashiwashi.html
今夜から(校長室より)
爽やかな秋晴れ。
業間休みは全校一斉の持久走練習です。寒い季節の体力づくりである持久走。しかし、今年のここまでの日差しはちょっと強めの日が多かったですね。
今日も、力一杯走った高学年の首にはたれるほどの汗が見えました。
半袖、半ズボンでも寒さを感じない11月24日。外で活動するには気持ちの良い気候です。
教室でも、エアコンなしで十分過ごせる気温です。子どもたちは実りの秋である今月も先生方と一緒によく学びました。
しかしながら、今日の夜から週末にかけては真冬なみの寒さとのこと。そしてそのまま冬かと思いきや、来週また暖かくなる日もあるとのことで、上がったり下がったりが極端になるような予報が出ています。
近隣の小学校、中学校においてインフルエンザによる学級閉鎖の措置をとっているクラスもあると聞いています。病気にかかるのは仕方のないことです。ただ、学校は、集団で生活する場所ですし、原則、「健康な児童が登校していることを前提に教育活動を進める場所」です。向き合って活動することもあれば、密に集まって行う活動もありますし、もともと子ども同士の距離が近いものです。
本日、すくすくメールでも注意喚起のメールを流しましたが、体調が優れない時には無理な登校を控え、体を休め、早めに病院で診てもらうなどの対応をよろしくお願いいたします。
この土日、暖かくして過ごせますように。そして、子どもも大人も、学校および、ご家庭において、これからの乾燥そして寒い季節に負けないように手洗い・うがいによる予防、そして睡眠、栄養による免疫力アップを心がけていきましょう。
なかよし遊び(校長室より)
今日も最高の青空。
今日は、土南タイムに異学年と遊ぼう、という「なかよし遊び」でした。
外遊び日和ですが、活動に慣れていないこともあり、顔合わせをした各教室での室内遊びとしました。
児童会役員の始まりの放送の後、移動、活動です。
1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生がペアです。
教室に30人ぐらいの子どもたちが集まるので、輪になってできる遊びが多かったです。フルーツバスケット、爆弾ゲームのようなものが主流でした。
前を向いて船長さんの命令というゲームをしているグループもありました。
いずれにしても楽しそう。
もともと、本校児童は、異学年であっても仲が良い雰囲気があり、普段から学年に関係なく声を掛け合う姿が多く見られる傾向があります。
とは言え、今回は知った顔ばかりで集まっているわけでありませんから、前回の顔合わせから、上級生が今日に向けて準備を進めてきました。おかげで、楽しいひとときになりました。
4、5、6年生のみなさん、児童会役員のみなさん、ご苦労様でした。活動を支えてくださった先生方ありがとうございました。
校内授業研修(校長室より)
第3回の校内授業研修日でした。
柏市教育委員会教育研究所指導主事の大木先生に講師として来ていただきました。
今日は6年2組で算数の授業を展開しました。
他の学年の先生方も学ぶ機会になるので集まります。教室は自習となりますが、この時間に学んだことを、明日からの自分の教室で生かせることができればそれは各教室の子どもたちにとっても良いこととなるわけです。
「組み合わせ」の学習です。明るい雰囲気の授業で、子どもたちも活発に活動していました。
ABCDの4チームで試合をする。それぞれのチームとは1試合だけするとしたときにその組み合わせはいくつあるか、を探し出す学習です。
A対BとB対Aは同じ試合であることをイメージしながら、その組み合わせの全てを探していく活動です。
1時間、テンポ良く途切れることなく考え続け、活動し続けた子どもたち、ご苦労様。後ろの方にいた女の子が、「今日はなんだか楽しかった」とつぶやいていました。たくさん頭を使ったんだろうな、と思いました。「使ったところが強くなる」ので、これからもたくさん使ってほしいです。
放課後には、図書室で協議会を行いました。
大木先生にはここまで3年間、算数の授業を通して先生方に関わっていただきました。今年度最後のご指導も明日からの授業づくりに生かして行きたいと思います。
大木先生、今日もありがとうございました。
国際交流会(校長室より)
11月も後半となり、秋が深まっています。
今日も素晴らしい秋空のもと、1日が始まりました。
読み聞かせは、のぞみ学級と1年生。
いつもありがとうございます。週の初め、落ち着いたスタートになります。
今日は、柏市教育委員会指導課企画の国際交流会を行いました。
今年度、本校担当のALTはブランデン先生ですが、今日は交流会ということで全部で7名の先生が来てくださいました。
なつかしのデビット先生もお見えになりました。
英語を使いながら、みんなで楽しく活動しようという時間でした。
写真は3年生の様子ですが、動物、果物の3つがテーマで、それぞれ違った活動をしながら、ALTや外国語に親しむ、という時間です。
指定された色を探してタッチしたら戻る、指定された動物のまねをしながら動く、指定された果物のカードをゾンビをよけながら探してタッチしてゴールに向かう、というような活動でした。
子どもたちが指示に従って、楽しそうに活動している様子がわかります。指示が英語なので、よく聞くことが大切です。体育館という広い場所で、楽しむ時間、聴く時間をうまく切り替えないと、活動がつまらないものになります。いつもと違う指導者の前で、調子に乗ってしまう雰囲気がありましたが、ゲームが進むにつれ、めりはりのある時間になっていきました。
3、4年生は同じメニューで行いました。
5年生、6年生はまた別メニューで行い、午後の12年生合同の交流会も別メニューでした。
学年ごとに活動メニューに工夫があって、子どもたちがALTのみなさんと楽しく交流できました。ALTのみなさん、1日ありがとうございました。
レイソルしま専科(校長室より)
キャリア教育の一環であるレイソルしま専科。6年生対象で行いました。
担当の河原さん、広報の梶原さん、ファルザン選手と熊澤選手の計4名で来てくださいました。
体育館では楽しみにしていた6年生が花道をつくって待ち構えていました。
河原さんから柏レイソルについての概要や、どんな仕事があるのかなどの説明をしていただきました。
1試合を行うその裏でたくさんの仕事があり、たくさんの人が動いていることがわかりました。
ファルザン選手から「チャレンジすることの大切さ」についてお話がありました。
失敗から学ぶことの多さ、やらない後悔よりやった後悔をなど、ご自分の経験と照らし合わせたお話でした。
熊澤選手からは「感謝の大切さ」についてお話がありました。
サッカーと勉強の両立、周りの人の話を聞く大切さなど、ご自分の体験を振り返りながらのお話でした。
お二人ともそれぞれに苦労や悩みも抱えながらここまでがんばってきたことがよくわかるお話でした。子どもたちもよく聴いていました。
その後は、質問コーナーがあり、子どもたちからのいくつかの質問に答えていただきました。
そして、ボールを一緒に蹴りたいという希望があった児童と、ボールを介しての交流の時間もとっていただきました。
その後、レイソルの選手会から6年生の各クラスにサッカーボールをいただきました。
クラス代表のお礼の言葉では、それぞれに感じたことをきちんと述べることができ、立派でした。
最後は、試合に勝利したときに選手とサポーターとで喜びを共有する「勝利のロレンソ」を、2選手の「勝利をつかみとれー♪」に合わせて肩を組んだみんなで歌いました、跳ねました。
きっと良い思い出になりました。入場から退場まで、子どもたちが興味を持って参加できた時間でした。
今日はありがとうございました。本物に触れる良さを感じることができたと同時に、同じ人間として大切なことを教えていただきました。けがに気をつけてがんばってください。さらなるご活躍をお祈りしています。柏市民の一人としても応援しています。
そしてキャリア教育と言えば、南部中の職場体験。
二日間無事に終わりました。引き続きがんばってくださいね。
青いジャージの人たち(校長室より)
いくつかの教室に青いジャージの人がいます。さて、誰でしょう。
職場体験にやって来た南部中学校の2年生5人です。
全員、私がこの学校で最初に出会った2年前の6年生だった子たちです。
2年経過して、小学生に交じった姿を見ると、体、雰囲気、一人一人大きな成長を感じます。
今回、教室で先生や子どもたちをそばで見ていても、何をすべきか考えてもうかんでくることはないし、言われたことしかできないと思います。時間の経過が長く感じられたのではないかと思っていたのですが、帰り際に声をかけたところ、「あっと言う間でした」とキラキラした笑顔を見せてくれた子もいました。2日間がんばってくださいね。
職場体験、私も柏二中の2年生の時に経験しました。45年前です。ずいぶん昔からの取り組みです。私は、当時松葉町にあった工場で2日間体験をさせていただきました。体験が終わった後は「□□に行ったら、お土産は○○だった」「いいなあ」とか集まった男子でそんなことを話題にしていたように記憶しています。お土産の話に花が咲くとは、それだけ、仕事をするということに対してはまだまだ自分事として捉えられなかったのだと思います。きちんと捉えていた友達もいたとは思います。
「仕事というのは社会に空いた穴である」とは解剖学者の養老孟司氏が著書「バカの壁」のなかで述べられた言葉です。「穴は誰かが埋めなければおちおち歩けないので、気づいたら埋めていかなければならない。この穴は俺の穴じゃないとか、俺に合ってないとか、そういうことではない」というようなことが書いてあったと記憶しています。
小学生にとって、小学校で仕事と言えば、「清掃」があります。掃除はきちんとできないのに、外での仕事体験は面白そうだからやる、では仕事に対する意識としてずれてると私は思っています。そんなわけで、小学校では、汚いところをきれいにする清掃のような、「目の前にある穴をまずは埋める」ことができる子を育てる、それをキャリア教育のスタートとして考えています。
教員のなり手不足、が話題になることがある中ですが、先日、東葛飾教育事務所長のお話を伺う機会がありました。子どもにとって「最も身近に感じられる仕事が教師」「毎日がキャリア教育」「働く人のロールモデル」というような言葉が出てきました。
今日来た中学生も、たった2日間ではありますが、子どもたちと関わりながら、先生方の日常に改めて触れながら、そして中学校での日常的な仕事をする中で、仕事に対する思いを少しずつ育てていってほしいと思います。そして、縁があって、ぜひ教職への道を選んでもらえたら、なんて思います。14歳ですから早ければ10年たたないうちにそんなことが起こるかもしれないと思うとわくわくします。
成長のため(校長室より)
表彰から1日が始まりました。ここまでたくさんの行事がありました。
読書感想文、家族のきずなエッセイ、柏市科学作品展、柏市陸上競技大会。柏市家庭科作品展、柏市火災予防児童画展、柏市優良健歯コンクール、該当者41名中40名に賞状を渡しました。
各教室と放送室をオンラインでつなぎ、表彰対象児童には放送室に来てもらいました。それぞれの分野でがんばった子どもたち。とても良い表情で賞状を受け取っていました。
寒空の下でしたが、業間休みは持久走の練習でした。
参観中の保護者の皆さんも外で見守ってくださっていました。
「超えるべき相手は昨日の自分」です。がんばれ、子どもたち。
5時間目です。
午後になっても、各クラスの先生の話に耳を傾けて、真面目に授業を受ける子どもたち。
学校ですから、それが当たり前で望ましい姿な訳ですけれど、立派だなあと思いながら見ています。
全ては誰のためでもない、自分自身の成長のためです。
ちょっと前に「校長先生、やり始めてもやる気が出ません」と校長室に言いに来た子が いました。そうかそうか、いやいや、やる気が出なかったのは残念だけど、「やってみた」ということがうれしいじゃありませんか。その気持ちが大切なんです。あとは、やる気が出るまでやるんだ、若者たち。
相手にわかるように(校長室より)
毎年プログラミング学習の話をホームページに載せる時に登場する絵を使って、問題を1つ。
下の図のA地点にロボットが向こう向きに立っています。ロボットは「向きを変えられる」「線の上を進む」「前にだけ歩く」「交差点では必ず止まる」ものとします。
さて問題です。
「矢印のように進んで、Bに到着するようにロボットに指示をしなさい」
さてどう伝えましょう。
例えば・・・「まっすぐ行って、つきあたったら左に進め。」
相手が人間なら、これが一番簡単な指示で、到着できるかもしれません。
しかし、この指示ではこのロボットにとっては不備があります。例えば「左に進め」という指示はいけません。横に歩けるロボットならば横歩きをしながら左に進むかもしれませんが、「前にだけ歩く」ロボットですからつきあたったら止まったままです。この指示では左に行けず、Bへ着きません。
どうすれば良いでしょう。
「向きを変えられる」とありますから「左に向け」という指示があればよいわけです。
命令されたことを正確に行うコンピュータだからこそ、意図した処理を行わせるための正確な命令が必要です。コンピュータは人の思いを推し量ってはくれません。0か1の世界です。正確に動かないとしたら、それはコンピュータが悪いのではなく、使っている方に不備があると言うことになります。
正答例としては「前に4ます分歩く。左に90度向きを変える。3ます分歩く。」となります。
こういった段取り、道筋を一つ一つ丁寧に押さえて進めていくことがプログラムを作るときに大切になります。これが「論理的な思考」ということです。こういう力を、身につけていきましょう、というのがブログラミング学習です。プログラムを作る作業を通して、考え方を身に付けてほしいというねらいがあります。
今日の4年生の学習です。
ITアドバイザーの草野先生が中心となり、イラストのネコを思い通りに動かすプログラムについて考え、作業しました。
正しい指示を出さないと、プログラムはきちんと動いてはくれません。
指示が正しければ、ネコはこちらの意図通りに動きます。うまくいったときは、子どもたちから喜びの声が上がりました。
プログラミング教育、プログラミング学習、言葉を聞くと難しそうですが、「論理的な思考」という部分で言えば、学習や生活のあちこちの場面で必要なものであり、コンピュータがなくても日々鍛えられています。うまくいかなくてもキレない、諦めない、考える、試す、その繰り返しです。うまくいくために物事を順序立てて考える。相手がコンピュータでも人間でも同じです。
論理的思考とは、何かを相手にわかってもらうためにとても大切なものです。言葉足らずでいさかいになることが多い小学校時代。
考えながら、振り返りながら人と関わることでわかっていくこと、できるようになることがたくさんあります。大変時間はかかります。言われたからできるというものでもありません。
トラブルはあっても人と関わり続けることは大切ですし、学校はその勉強ができる場所です。体験しながら学び、乗り越え方を身に付けていく場所です。いろいろな活動の中で、経験を積み、相手にわかるように伝えられる力をつけていってほしいです。
さあ、月曜日(校長室より)
先週末から冬のような寒さになっています。
今日も、朝の気温は一桁で、寒さが身にしみる感じのスタートでした。季節が行ったり来たりで、季節に合う服選びが難しいここ数日です。着る物が冬仕様になっていないと体調を崩しそうです。気をつけたいですね。
月水金曜日の行間休みは、全校一斉の持久走練習です。寒さに負けず、子どもたちが元気に走る姿を見ることができました。
これからの季節は寒くて乾燥する季節でもあり、風邪や感染症の心配があります。菌やウイルスを体に入れないように、手洗いうがいで予防することも大切ですが、寒さに負けずに体を鍛えて、免疫力を下げないことも大切です。
休み時間に全校で持久走練習に取り組むことはそういう意味もあります。
記録会まで、少しでも多く走り、体を鍛えてほしいと思っています。
2学期の最初に「やる気は、やることで生まれる」という話をしました。校長室の入り口にもはってあります。
先日、版画の指導で来てくださった版画家の大野先生からは
「すべてなにかのやくにたつ」という言葉の入った作品をいただきました。
持久走つらい、きつい、面倒・・・など聞こえてきそうですが、決して無駄なことはない、限られた期間ではありますがぜひがんばれ、子どもたち。
昼休みにワンポイント避難訓練を行いました。今日実施は伝えてありましたが時間は内緒でした。
校庭で遊んでいた児童は、校庭の真ん中に集まりました。なかなか素早い動きでした。
教頭先生からの放送がずっと入っていましたが、校庭ではきちんと聞けていない子もいて、注意しました。非常時は大人の話に耳を傾ける習慣が大切ですから。
①治癒証明書等の取扱いの変更(柏市のHPです)
https://www.city.kashiwa.lg.jp/gakkokyoiku/kyouiku/gakkohoken/flu.html
②保護者様に書いていただくものです
③資料です
保護者の皆様そして地域の皆様,引き続き子どもたちの見守りをよろしくお願いいたします。
土南部小学校長