校長室より

令和5年度 校長室より

お着替え事情(校長室より)

私が小学生だった頃、あれはもう50年近く前。

 

体育の前後などに着替えるのは今も昔も同じですが、当時の女子は、「着ている服の内側で体操服を着たり脱いだりする」という大変器用なことをしながら着替えていました。「わかる」「そうだった」と反応された方々は、年代が近いかも知れません。

 

いつ頃からか、少数意見ではあるものの「更衣室はないのですか」と保護者の方から聞かれることがあるようになりました。

 

学校規模に規模にもよりますが、専用の部屋は用意できないことがほとんどで、例えば「屋上への階段の踊り場を使用する」という使い方をする学校はよくありました。実は本校もそうでした。↓

写真の中に見える赤い三角コーンに「着替え中」という表示が貼ってありました。着替えるときはその表示が見える位置にしてその先の見えないところで着替えるわけです。これが自分の小学生時代の風景だ、という方々もいらっしゃることでしょう。

 

今年度から、兼用ではありますが、更衣室をつくりました。カーテンも付けて廊下側からは見えないようにできます。

 

 良かった良かった、無事に着替えができる、でおしまい、とはなりません。

なぜか。

これによって死角ができるからです。校舎内で死角はつくらない、が学校の基本です。見えないところで何が起こるかわからないからです。ところが、大人の心配はよそに子どもは死角が大好きです。トイレの個室に用を足す目的ではなく仲良し2人で入るなんてことは時々あります。

 

そこで、死角のままにしない更衣室を意識しなければならないわけです。子どもたちはこういった管理が大変苦手です。使うときはカーテンを閉めても、部屋を出て行くときにカーテンをきちんと開けて出る子は稀です。

 

表示札をつくっても同じです。誰もいないのに「着替え中」になっているなんて日常茶飯事です。↓

死角をつくらないためには、着替えの時だけ見えないようにする、ということが徹底しなければ安全面で問題が生まれます。運用について、子どもたち、職員の意識を高めていくことが課題としてあります。

(所々の写真は、今日も真面目に授業に取り組む子どもたちの様子で、本文とは直接関係ありません。)

少しずつ(校長室より)

学年で外に出て体育。

今日はこの風景をいくつかの学年で目にしました。

何をしているかと言うと、50m走の記録を取っています。

高学年は1クラスごとに取り組んでいるようでした。友達の記録を書き留めています。

1年生もがんばっています。

体育発表会への第一歩です。「個人の記録を知る」です。少しずつ始まっています。

先週とは違って涼しい、というよりも寒い日が続いています。気温差で体を壊さないか心配なぐらいです。

 

そして、今日は土南タイム。1年生にとっては初めての長い昼休みでした。

この寒さにも負けず、元気に遊ぶ1年生、ん?大きい人が混じっていますね。

これはクラスの子どもたちから見えやすいように黄色い帽子をかぶった高学年の先生ですね。

 

さて今日、柏市教育委員会の生涯学習課から「子育て通信vol.11」が送られてきました。貼り付けておきますので、良かったらご覧になってください。↓

子育て通信vol.11(サイズ小).pdf

4月最終週(校長室より)

5年生の聴力検査です。

自分の番が来るまで、廊下で静かに待つ5年生。

落ち着いた良いスタートができています。

 

児童会室に何か置いてあります。

1年生を迎える会の掲示用のプログラムです。

6年生が、各クラスでちぎった紙を貼り付けてできあがっています。なかなか素敵な仕上がりです。並べて飾った本番の体育館が楽しみです。

 

4月も最終週となりました。

新しい教室、新しい先生、新しいメンバーとの落ち着いた生活が続いています。

疲れも出る頃でしょうか、先週よりお休みの児童が増えました。夏のような暑い日があったかと思うと、今日のような肌寒い日もあります。

体調管理をしっかりとして元気に過ごしてほしいです。

目指すところ(校長室より)

昨日は学校に足をお運びいただきありがとうございました。

学年によってではありますが、各教室の廊下に子どもたちの目標が掲示してあるのを見ていただけたと思います。

学年によって、枠も違って、それぞれに特徴もあります。

がんばりたいこと、つまり前向きなことが書いてあるので、読んでいるこちら側も元気がもらえる気になります。

5、6年生が同じ枠を使っていました。

よく見てみると・・・

左側に「こんな自分になりたい」そして右側に「そのためにすること」という枠があります。

何となく目指すのではなく、具体的に取り組みながら目指していく、という形がとても良いなあと思いました。

とは言え、子どもたちはいつもいつもそのことを考えて生活しているわけではありません。時々自分が書いたことを振り返って、「ああ、そうだった」と軌道修正しながら進んでほしいです。

この掲示物には、4月スタートの希望あふれる時にこれを書いた自分がいます。その想いを大切にしてほしいと思っています。

 

1年生が上手な掃除に向けて、学習していました。何事も、初めはできないところから始まります。

 

のぞみ学級の授業参観でした。ご参観ありがとうございました。

できることを目指して、がんばれ、こどもたち。

 

教育課程説明会・授業参観・懇談会・PTA総会(校長室より)

参観前の教育課程説明会にご参加いただきありがとうございました。

お話ししたことが絵に描いた餅になることがないように、教職員一同力を合わせてまいります。

令和5年度の担任と子どもたちがどんな雰囲気で学校で過ごしているか、たった1時間の授業ではありましたが感じていただけましたか。

多くの保護者様にご来校いただきました。いつもがんばっている子どもたちの背筋もちょっと伸びている各クラスの様子を感じました。

この後、学校生活の中で、子どもたちは良いこともそうでないこともいろいろと経験しながら成長していきます。経験の全てが成長のための栄養になると信じて、関わってまいります。暖かく見守っていただければと思います。

懇談会にもご参加いただきありがとうございました。

今日は参加できなかったとしても、お子さんを取り巻く教職員と保護者様の連携は、成長にとって大切なつながりです。今日に限らず、いろいろな場面で積極的につながってほしいと思います。

 

懇談会後のPTA総会も無事成立し、滞りなく終了しました。

令和4年度役員のみなさん、ありがとうございました。

令和5年度の役員のみなさん、よろしくお願いいたします。