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土っ子の日記2022

文集「土の子」発行しました

昭和8年に刊行されて以来脈々と続いていた文集「土の子」ですが、発行するための教員の負担が大きいことが近年課題となり、発行に関して反対意見が多くなってきていました。その意向を尊重し、昨年度は一時休刊という措置を行い、文集「土の子」発行の意義と発行の手続きを考え直し、今年度は、学校と増尾町会有志の方と協力印刷会社の3者の協力体制を整えた上で、持続可能な発行形式を確保し、学校文集という文化を継承していくこととしました。

 

2回の編集会議と手順の打ち合わせを行い、先生方の感想では今年の労力は以前の20%程度となり、次年度はさらに計画的に授業とタイアップした形で取組む予定になっています。

文集「土の子」の巻頭言をお読みいただき、その意義を共有したいと思います。

 

文集「土の子」再出発によせて

                     第四十三代校長   梅 津 健 志

 昭和八年に創刊された文集「土の子」、通巻第七十四号となる本誌は、新しい時代に向けて新たな意図を持って編集された、再出発の号となる。

 本誌発刊までに、十三回の休刊があったようだ。戦争や物資不足など様々な理由で発刊が見送られたと想像する。その一回が昨年度であった。文集「土の子」は、どの時代も教師たちの努力によって支えられ発刊されてきた歴史がある。時の教師たちは、子どもたちの作品を丁寧に評価し、編集し、発刊に向けて力を発揮してきたに違いない。しかし、時は流れ令和の時代に入る頃には、教師たちにその想いはあっても、そこに割く余力が無くなってきてしまった。今までの発刊方法では、廃刊するという選択肢しか学校には残されていなかった。

 令和四年度、創立百二十四年目の土小は、新たな学校経営システムである、学校運営協議会を設置したコミュニティ・スクールを取り入れ、地域と共に子どもたちの教育を行い、学校を核とした地域創生に向けて、新たなスタートをきった。

 文集「土の子」もこの新たなシステムに載せ、増尾町会とトーカイ印刷さんと教師が共同して編集し、発刊する仕組みを取り入れ、昨年度の休刊を越えて発刊にこぎ着けたのである。

 学校文集は、その時代を生きる子どもたちの視線・感性に溢れている。これは、学校の歴史を子どもたち自身が記録し伝えていくメディアでもある。昭和八年からの歴史を、この持続可能な新たなシステムを編集・発刊方法とし、子どもたちが紡ぐ「ことば」をもって、伝えつなげていって欲しいと願う。

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6年生で薬物乱用防止教室を行いました

警察庁のデータでは、覚せい剤などの犯罪は減っていますが、20歳未満から20代の若者の中で、大麻やその他の薬物による犯罪が増えています。他の国では大麻は合法などと悪くないイメージで誘われて身体をむしばんでしまうケースが増えています。

 

たばこの健康に及ぼす害について最初は学び、続いて薬物についてのことを学びました。

薬物は身体に、心に、社会に悪い影響を与えてしまいます。薬剤師さんからは、「君たちが今もっている夢をかなえるためには、薬物はもちろん、たぼこにも手を出さないことが大切です。健康のことを考えたら、たばこの煙には近づかないように気を付けましょう」とお話されました。

今日の学びを大人になっても思い出して、自制できる人になって欲しいと願います。

 

実際の薬物の模型を興味深く見ています。騙されないためにも目に焼き付けられたかな?

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6年生 土っ子サミットを開きました

2月10日に土サミットで、土地域の皆さんに6年生が総合で探究した内容を発表しました。

今日は土っ子サミット、3年生から5年生に6年生が調べた土地域のことを伝えました。

 

 

土小の周りのことですが、知らなかったことを知った、もっと調べてみたい、6年生の発表の仕方の工夫を取り入れよう、など様々なことを感じたようです。各学年が調べていることと6年生の発表がつながっていくといいですね。

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1年生キャリア教育 2年生になる私を聞いてください!

土小のキャリアパスポートは、「さくらシート」と名付けられているオリジナルバージョンです。キャリアコンサルタントの学校運営協議会委員の方と先生たちが考えてつくったシートです。

今日は1年生がさくらシートを書いて2年生に向けての目標を持ちましたので、さくらシートに書いたことを、増尾町会ダイヤモンドクラブの皆さんに聞いてもらい、励ましの一言をいただきました。ダイヤモンドクラブからは15人もの方に来校いただき、1年生ひとりひとりのお話を聞いていただきました。

 

 

 

一人一人が、勉強や生活、家での生活について何をどれくらい頑張ったかをお伝えして、2年生になったらどんな2年生になるかを宣言して、サインをいただきました。

優しい2年生になりたいというお話をする子が多かった。元気いっぱいで力をもらった。ダイヤモンドクラブの皆さんには、昔あそびに続いて今日も子供たちの背中を押していただき、大変ありがとうございました。

 

自分のことを話して伝えることは、とても良い大切な経験になり、目標に向けた気持ちも高まりました。

 

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吹奏楽部主催「校歌を歌おう会」

吹奏楽部が最後の演奏の機会を設けようと、8日の業間休みに「校歌を歌おう会」を企画しました。吹奏楽部の演奏でみんなで校歌を歌おうという集まりです。

最初に、秋まで演奏をした「  」を演奏して、演奏している間に段々集まってきました。3時間目に1年生の授業に参加するために集まっていた増尾町会のダイヤモンドクラブの皆さんも体育館に入り、みんなが集まったところで演奏開始・・・

♪野末にかかる 虹の橋 そよ風わたる たんぼ道 ♫

 

 

吹奏楽の伴奏にのって、大きな声で校歌を合唱できました。楽しいひと時で、60年ぶりに校歌を歌ったと喜んでくださる大先輩もいらっしゃいました。

音楽って一瞬で人と人を繋ぎ、一つにしてくれるのですね!

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