校長ブログ

2021年10月の記事一覧

5年生林間学校(校長ブログ)

 林間学校の様子は「東小日記」に掲載されていますので,

そちらをご覧ください。

 今回は「部屋長」について触れてみます。

 部屋長は,部屋員の健康観察結果を伝え,活動の反省や

部屋での過ごし方,翌日の予定などについて話し合い,

部屋員に伝える重要な役わりです。

 この部屋長会議は,他の友達が部屋で楽しんでいる時間に行います。

 

 このような仕事を担っている子がいるから,全員が元気で活動ができています。

 部屋長に限らず,各人に様々な場面で役割を与え,全体を動かしたり,

周囲の友達に気を配ったりして,よりよい林間学校にしようと

一人一人が活躍するからこそ,有意義な林間学校になったと思っています。

 写真は,部屋長会議の様子です。真剣そのものです。

 

下学年のために(校長ブログ)

 6年生らが「お化け屋敷」と「ゲーム屋台」を計画し

今日、下学年を招待してくれました。

「ゲーム屋台」では,的当てやつりぼり,輪投げなどのコーナーがあり

点数によって,景品がもらえるようになっていました。

「お化け屋敷」は,一つの教室を段ボールで暗い通路をつくり

突然現れたり,大きな音を出たりして,脅し喜ばせていました。

 下学年生は,おのおの好きな場所に行き,楽しんでいました。

 6年生は,来週に修学旅行を控えており,準備でせわしない中

下学年生に楽しんでもらおうと,自ら計画,準備したものです。

 周囲が楽しんだり,喜んだりすることを「やってあげたい」と

思う気持ちはあっても,なかなかできないのが普通です。

 ですが,本校ではそれを実現させてしまうところが大きな魅力の一つです。

 

 

  

5,6年合同宿泊を終えて(校長ブログ)

 先週末に,5,6年対象に合同宿泊体験学習を実施しました。

「東小日記」にも掲載されていますので,概要はそちらをご覧ください。

 新しい取組として実施したこの行事ですが,

2日間を通して子どもたちのニコニコ・わくわく感が随所に出ていた事が

とても嬉しく感じています。

 子どもたちにとって「仲間と宿泊をする」という活動が

特別なものであるということを再認識しました。

 素直に「やってよかった」と思っています。

 しかし,この行事を実施するに当たり,

学級担任はじめ担当者は,計画から準備,当日の運営に渡って

かなりの時間と労力を費やしています。

 全員が熱一つ出さずに「安全に帰宅できた」ことは

このような綿密な計画と準備,臨機応変な対応があってのことと

思っています。

 「小規模校の強み」を生かした本校独自の取組ができたことが

とても嬉しいです。

 

 

 

衣服の調整(校長ブログ)

 急に気温が下がってきました。

 今朝は降雨のせいもあり,11℃程度しかありません。

「涼しい」を通り越して「寒い」になってきました。

学校の教室は,空調設備が整っており,冷房から暖房に

切り替えて使用しています。

 学習中は,そんなに厚着をせずに快適に学習に取り組めます。

中には,半袖Tシャツ1枚で学習している子もいます。

 ですが,休み時間の外遊びや登下校を考えると

上着は必要かなと思います。

 体調を崩さず,健康を保つために衣服の調整は欠かせません。

このような「重ね着をする」「上着を用意する」という事も

生活面で大切な学習です。

 学年に応じた指導をし,身につけさせたいと思います。

  ※写真は2年生音楽の学習風景です。

 

1年生 砂遊び(校長ブログ)

 1年生は,図工の時間に「砂遊び」をしました。

 運動場の砂場で裸足になって,おのおの作り出します。

「山」をつくったり,「塔」のように砂を上に積んでいったり

中にはそれらを結ぶ「道路」みたいなものを作ったりしていました。

「砂」という一つの教材だけで,すぐにイメージがわき,

ものがつくれる小学生の能力は,本当に感心させられます。 

 大人にはない,こどもだからできる力がいろいろありますよね。

 学校は,内面にあるその力をくすぐり,引き出すために

いろいろ工夫をして授業を進めています。

 今回も,即興で山あり塔あり道路ありの「まち」ができました。

 

 

 

 

5年・6年校外活動(校長ブログ)

 5年生と6年生は,2校時に「あけぼの山農業公園」で校外活動をしました。

 一つは「土管に下絵を描く」です。

 今週末に実施する学校宿泊体験学習の一環で

「土管にペンキで絵を描く」学習をします。

これは,あけぼの山農業公園のご協力により

公園内にある土管に絵を描かせて頂く事になったものです。

みんなで少しずつペンキで色を塗った土管は,大きな記念となります。

今日は,その下絵を,6年生は紺色ベースに,5年生は白色ベースに

色チョークを使って描きました。

 また,下絵を描く担当でない子は,公園内の花壇整備・落ち葉拾い等を

させていただきました。

 所員の方々に,専門的な整備の仕方を教えてもらい,

みるみるうちに綺麗になりました。

 

  

ゆずり合い(校長ブログ)

 毎朝,昇降口で子どもたちを迎えていると

いろいろな仕草などを見ることができます。

 その一つを紹介します。

 ある高学年の女子二人は,いつも一緒に登校します。

昇降口に近くなると,周りを見渡します。

近くに下学年の子がいると「どうぞ」と,自分達より先に検温をさせます。

 周りにいなければ,一人がもう一人の年下(同学年ですから同年齢ですが,

生まれ月が遅い子なのでしょう)の子に,手で「どうぞ」とすすめ,検温させます。

 他の高学年の子も,数名同じ行動がみられます。

 先に検温させてもらった子も,特に思わないかもしれないが

高学年になったら,そのような行動が取れるといいなと思っています。

 

 ※写真は,以前の登校・検温風景です。

 

 

部活動説明会(校長ブログ)

 業間の時間を使って「部活動説明会」が行われました。

実施される部活動は「音楽部」と「運動部」です。

 今年度も新型コロナウイルス感染の影響で,陸上大会,駅伝大会

各種音楽会が軒並み中止となりました。

 本来ならば,部活動も中止となるのですが,

4年から6年までのつながりを重視する事などをねらいとして

今年度は開設することにしました。

 部員数減少等により音楽部は最後の年となります。

楽器を操り,奏でる経験を十分味わってほしいです。

 運動部は「弁天マラソン」を控えています。

今より速く走れたり,長く走れたりできる,これからの自分に期待して

運動の楽しさを味わってほしいです。

 ぜひ具体的目標を掲げて,それに向かって取り組み,

「できた喜び」を味わい,自信につなげる活動にしてほしいです。

  

 

 

あいさつ運動(校長ブログ)

 「あいさつ運動」が始まりました。

 今回は,6年生が中心となってつくった「動画」と

計画委員が中心となってつくった「ポスター」で

全校児童にあいさつ励行を促しています。

 あいさつは,基本的生活習慣の最重要課題の一つであることに

異論はないかと思います。

 が,なかなか定着しないのが実状です。

私は,何でも吸収しやすい小学校期に

あいさつができるようにしたいと考えています。

 ”心をこめて” が理想ですが,今は「かたち」だけでも

できるようにしたいです。

 学校では,「自分から・目を見て・元気よく」を

目指しています。

 ご家庭でも,「いただきます」「おやすみなさい」などの

あいさつも含め,あいさつをする回数を増やして頂きたいです。

 ご協力をよろしくお願いします。

 

    

 

 

 

雑学提供のお話(校長ブログ)

 本校に非常勤講師として,柴田理科教育支援員さんがいます。

柴田先生は,時々職員向けに,理科的な情報を提供してくれます。

 今回も5つの話題を提供してくれました。その一つを紹介します。

<静止衛星について>

 「テレビのアナウンサーが海外のレポーターと会話している場面を

  時々目にします。

  日本からの呼びかけに,海外のレポーターの応答が一瞬遅れるので,

  見ていてもどかしい感じがします。これは3万6000㎞上空にある

  静止衛星を通じて,会話が行われるからです。

   たとえば,日本のアナウンサーが①「そちらの天気はどうですか?」

  との問いに,海外から「こちらは雨が降っています」と答えたとします。

  ①が伝わるのに,電波は7万2000㎞(静止衛星までの往復)進む必要があるので,

  0.24秒かかります。

  また,②を聞くのにも0.24秒かかります。合計0.48秒かかります。

  この約0.5秒の遅れがもどかしく感じるわけです。」

との事でした。

 どうですか? おもしろいですね!

  普段は「遅れているな」という感じだけで終わってしまいますが,

原因について説明してくれると、単純な出来事も興味関心がわきますね。

 

※写真は,実際頂いた資料の一部です。

 

「義理人情!?」その2(校長ブログ)

 昨日は,私の読んだ本から「義理人情」についてお話しさせていただきました。

その続きです。

 この本の舞台と本校学区が似ているなと感じた後、

ふと「あれ?」と思ったのは何かというと,

「うちの学校の職員も・・・」と思ったことです。

 

 以前こんな事がありました。

 本校のある職員が,深く思い悩んでいました。私は,どのように接したらよいか迷っています。

 ところが,周りの職員はこんな風に接していました。

ある職員は,いつもはセルフの休憩時間に「コーヒー飲みませんか」と声をかけています。

他にも・・・

「先生,元気のない姿 似合わなーい!」と明るく声をかける非常勤講師

「大丈夫だよ,明るく言っちゃいな!」と勇気づけるベテラン職員

気にしつつ,あえて何もなかったように平然と振る舞う職員や

階段ですれ違いに「お疲れ様でーす」と何気なく接している職員

複数人で「どうすればいいか?」と真剣に相談している職員

「これリラックスできるから」と言って、ちょっとした差入れをする職員

そして多忙極まりないのに,何度も話を静かに聴いている職員

極めつけは,外部からアドバイザー?!まで・・・・・

 

 まさに「義理人情」の塊でした。

 学校は,対応しなければならない事が以前より確実に増えて

ゆとりがなくなり,どうしても人間関係が希薄になりがちです。

 しかし,我々は「人を育てる」仕事です。

人との関わりなしでは成り立ちません。

 いつも「この子のためには・・・」と考えています。

 

 本校職員には,昔ながらの「義理人情」が厚く

表面だけでなく,心底から理解し合おうとする心があります。

よく「チーム学校」と言われますが,本校はそれ以上の絆を感じています。

 読書の話から大分逸れてしまい,申し訳ありません。

しかも身内の話で失礼しました。

 

*写真は職員室の様子です。

「義理人情!?」その1(校長ブログ)

 「読書の秋」・・・みなさん,読書してますか?

今回は,私が最近読んだ本の話をさせていただきます。

  その物語は,東京下町の商店街に引っ越して居酒屋を経営する夫婦と,

幼かった娘二人。その4人家族と商店街の人々との関わり合いが綴られています。

所々に,日本酒の銘柄や特徴,どんな料理が合うかが事細かく紹介してあるので

読者は,きっと酒や料理を趣味とされる方対象かと思います。

 読みはじめると,いつもと違う魅力がありました。

登場人物すべての人が「義理人情」の塊なのです。

年齢も仕事も人間関係もばらばらですが,誰もが「~のために」の言動が

書き描かれています。

親子兄弟ならまだしも,同じ商店街に引っ越してきたというだけで,

店主の娘をまるで「我が子」のように接しているのです。

時には「たとえ自分が嫌われることになっても,当人のためだ」と

厳しい言葉を浴びせたりする事などには驚かされます。

さらに,そんな思いやりの心を,娘自身は真摯に受け,感謝する事も忘れていません。

 この本に主人公はいません。場面ごとに中心人物が変わり,

店主と客,姉と妹,夫と妻,嫁と姑,そして親と子・・・など,

いろいろな人間関係での義理人情が鮮明に描かれています。

 

 現在は,近所の住人すら知らないという事も珍しくない世の中ですが,

たしかにこの「義理人情」は,日本人には欠かす事のできない特徴でした。

私は,この本にある,昔ながらの「ショッピングプラザ下町」に

住んでみたいと感じました。

 それで,ふと思った事があります。

それは,この商店街が本校の学区に似ているなという事です。

保護者はもちろん,地域の方々やいろいろな団体が関わってくれ,

本校児童を見守ってくれています。

おそらくお年寄りの中には,すでに孫も子も通っていない方も

相当いるのではないでしょうか。

それでも,雨風が強い日も下校見守りをしてくださったり,

朝の交通安全指導をしてくださったりしています。

そのような「義理人情」の厚い方々に見守られているから,

本校の子どもたちは思いやりがあり,また優しくしてくれた事を

素直に喜ぶ心が培われているのだと思います。

「いい学校だなあ」とあらためて感じました。

 ここまで話して,また「あれ?」と思った事がありました。

が,長くなったので続きは次回にします。

 

*写真は本校学校図書館の様子です

 

歌声が聞こえる環境(校長ブログ)

  今月から,緊急事態宣言の解除,柏市内のまん延防止等重点措置の適用外となり,

厳しい制限も少し緩和され,学校生活も若干幅が広がってきました。

 今日は,朝から校長室にも歌声が聞こえてきます。

一昨年までは「朝の歌」はどこの学校でも取り組んでいて,

歌声が聞こえてくるのは ある意味普通だと思っていました。

 しかし,今年は,“歌えない” 時期が長く続いたので

朝の会や音楽の学習で聞こえる歌声が、こんなに爽やかで元気にしてくれることに

あらためて気づかされました。

 子どもたちもずっと声を出していなかったので,調子よく歌えないようですが

「歌うって楽しい!」その思いが込められている,

そんな感じがしました。

 

第3回PTA役員会(校長ブログ)

 今日は,PTA役員会が開催されました。

午後から授業参観・学級懇談会ですが、その前に集まってくださいました。

 協議の中心は,PTAバザーに代わるイベントの内容です。

 コンセプトは「子ども,保護者そして役員も全員楽しめるイベントを開こう」

みたいな感じです。

 PTA行事は,各校いろいろ催していますが,実は企画した役員さんたちは

準備から運営まで仕事に追われ,楽しむどころではないのが現状です。

 今回は,企画者の役員さんも“一緒に”楽しめるイベントを検討していました。

 本校の子どもたちのため,そして保護者の方々のために,

こうして尽力してくださっていることに,心から感謝しています。

 

 

1年生 校外学習(校長ブログ)

 緊急事態宣言が解除してはじめての校外学習を実施しました。

 1年生と2年生30名で,主にあけぼの山農業公園へ行ってきました。

 まず,公園北側にある土手で芝滑りをしました。

段ボールを下に敷いて,何度も滑っては上り,

上っては滑りを繰り返していました。

 次に公園内でおやつを食べ,

その後,公園内に飾る看板づくりをしました。

 あらかじめ下絵を用意したので,それを本番用の紙に

清書をしました。

 時間に限りがありましたが,最後の色塗りまでできました。

後日,所員の方が公園内に掲げてくださるそうです。

 午前のみの校外学習ですが,秋を満喫できたようで

みんな満足そうでした。

 

 

率先して清掃活動(校長ブログ)

  業間の時間に,玄関前あたりをホウキで掃いている児童数名がいました。計画委員会の児童でした。

 計画委員会の目標の一つに「学校をきれいにしよう」があり

今週から,この場所を掃除することになったようです。

 先週の台風でいつもより多く落ち葉もあり,たいへんだったと思いますが

率先してせっせと動き,担当の職員と一緒に落ち葉等を集めてくれました。

玄関前が見違えるようにきれいになりました。

 本校の児童は,清掃や作業で力を惜しむ事がありません。

手を抜く子がおらず,時間内でできる事をしっかりとこなしてくれます。

 一人一人の能力や心構えはもちろんですが,

代々の在校生で受け継がれてきた行動が,そうさせている感じです。

 嬉しい限りです。

 

*写真を撮る余裕がなく,今回画像がありません。

 

 

雨に備えて・・・(校長ブログ)

 今日は,台風16号の影響で,朝から風を伴った

本降りの雨が降っていました。

 子どもたちは,傘をさし長靴を履いていますが,

それでも濡れてしまっています。

 いつものように児童玄関で出迎えていると,予備の靴下を持ってきており

履き替えている子がいました。

 おそらくご家庭で替えの靴下をバッグの中に入れてくれたんでしょうね。

とてもありがたいです。

 私も,今朝は替えの靴下を持ってきました。これは小学生の頃からの習慣です。

 今は学校にロッカーがあるので,Tシャツやタオル、ハンカチも

置いてあります。

 こうした習慣は,小学生の頃に培われると中高生になっても

自ら用意し持参できるようになると思います。

 「雨が降ったら車で・・・」という考えもありますが

「雨だから着替えを・・・」や「風が強いからカッパにしよう」とか

その時の環境に適応する力も養いたいです。

 そういう意味も込めて

今日も,心配しながらも徒歩通学をさせていただき,感謝しています。