校長ブログ

雑学提供のお話(校長ブログ)

 本校に非常勤講師として,柴田理科教育支援員さんがいます。

柴田先生は,時々職員向けに,理科的な情報を提供してくれます。

 今回も5つの話題を提供してくれました。その一つを紹介します。

<静止衛星について>

 「テレビのアナウンサーが海外のレポーターと会話している場面を

  時々目にします。

  日本からの呼びかけに,海外のレポーターの応答が一瞬遅れるので,

  見ていてもどかしい感じがします。これは3万6000㎞上空にある

  静止衛星を通じて,会話が行われるからです。

   たとえば,日本のアナウンサーが①「そちらの天気はどうですか?」

  との問いに,海外から「こちらは雨が降っています」と答えたとします。

  ①が伝わるのに,電波は7万2000㎞(静止衛星までの往復)進む必要があるので,

  0.24秒かかります。

  また,②を聞くのにも0.24秒かかります。合計0.48秒かかります。

  この約0.5秒の遅れがもどかしく感じるわけです。」

との事でした。

 どうですか? おもしろいですね!

  普段は「遅れているな」という感じだけで終わってしまいますが,

原因について説明してくれると、単純な出来事も興味関心がわきますね。

 

※写真は,実際頂いた資料の一部です。