校長日記

校長日記 令和7年度

ありがとうございます。

 6年生児童のお祖父様が,学校の木の剪定にご協力くださいました。

 前回は9月末の環境整備の日にご来校いただき,子どもたちが安全に生活できるよう,丁寧に剪定作業をしていただきました。

 今回は,サルスベリの木が子どもたちの視界で美しく咲くよう,高さを見ながら心を込めて剪定してくださり,木々がすっきりと整いました。

 

 

 また,1年生が芋のつる切りを行う時間には,畑での作業にもご協力いただきました。

 

 正確で美しい仕事ぶりです。

季節が巡り,剪定された木々に美しい花が咲くのが今から楽しみです。温かいご支援に心より感謝申し上げます。

 イラガの繭(まゆ)が木にあったそうです。

  秋になると繭(まゆ)を作って越冬し,春に蛹(さなぎ)になり,夏に成虫が誕生。イラガは毒のある毛を持つ蛾(ガ)です。毒トゲに触れると電気が走ったような痛みが生じそうです。

1.2年生の校外学習

 1・2年生が校外学習で上野動物園に行きました。

 我孫子行政サービスセンター前に集合し,電車に乗って上野へ向かいました。公共交通機関を利用することで,マナーや安全な乗り方を学ぶ良い機会となりました。

  

 

 

 

 

 集合写真を撮りました。動物園に入園します。

 午前中は,2年生を「隊長」とした1・2年生の合同グループで園内を見学しました。2年生は1年生に優しく声をかけたり,道案内をしたりと,頼もしい姿を見せてくれました。1年生も2年生の話をよく聞き,協力しながら見学を進めることができました。

 子どもたちは「校外学習やくそく7か条」を胸に,公共の場でのマナーや友達との協力の大切さを意識しながら行動していました。動物たちの様子をじっくり観察し,驚きや発見の連続に目を輝かせていました。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

  今回の校外学習は,学年を越えた交流と,実体験を通した学びが詰まった,思い出に残る一日となりました。

4年生版画教室 ~木版画家・大野隆司先生をお迎えして~

 木版画家の大野隆司先生をお招きし,版画教室を行いました。

初めて彫刻刀を使う子供たちに,大野先生は彫刻刀の安全な持ち方や,簡単な線から彫り始めることなど,作品づくりに向けて大切なことを丁寧に教えてくださいました。

実物投影機を使って先生の手元をじっくり観察しながら,板を彫る練習をした後,いよいよ作品づくりに取りかかりました。

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 子供たちは集中して取り組み,大野先生から「みんな1時間しっかり集中できましたね」とのお言葉をいただきました。

 まるで大野先生のお弟子さんになったような気持ちで,夢中になって彫刻刀を動かす1時間は,あっという間に過ぎていきました。

 授業が終わった後には,大野先生にサインを書いてもらおうと,子供たちの列ができるほどでした。

作品づくりだけでなく,先生とのふれあいも子供たちにとって大切な思い出となりました。

山ゆりマラソン

  秋晴れの空の下,山ゆりマラソンに取り組んでいます。

走るのにぴったりの季節,子どもたちは元気いっぱいに校庭を駆け抜け,上り坂もある山ゆりマラソンコースを走ります。

 

 

 

 

 

 低学年は走る時間を短く設定しているので,少し遅れてスタートします。

 

 

 

 

 

 

 

 マラソンカードに色を塗りながら,自分の頑張りを確認する姿も見られます。

一歩一歩,目標に向かって挑戦する姿がとても頼もしいです。

6年生「未来のためにごみと向き合う授業」

 白井市神々廻(ししば)にある株式会社丸幸の丸井様を講師にお迎えし,「未来のためにごみと向き合う授業」を行いました。

 授業の冒頭は,会社の所在地「神々廻(ししば)」の読み方を当てるクイズからスタート。

「かみがみ…?」「か…ん?」と悩む子どもたち。アニメのヒントももらいましたが,残念ながら正解には至りませんでした。

 しかし,ごみに関するクイズでは大活躍!

 家庭ごみと事業所ごみの違い,産業廃棄物について,そして「分別」と「選別」の違いなど,普段の生活ではなかなか知ることのできない内容を,わかりやすく教えていただきました。

 

 

 グループに分かれ,実際に「ゴミの分別体験」に挑戦しました。

資源になるもの(リサイクルできるもの),資源にならないもの(リサイクルできないもの),危険なものに分別していきました。

  

 

   

 資料もたくさん見せていただきました。

 丸井様のお話はとても楽しく,子どもたちはどんどん引き込まれていき,あっという間の45分間となりました。

この授業には,教科書会社の方も参観に来られ,子どもたちが環境問題に真剣に向き合う姿を温かく見守ってくださいました。

 授業が終わって,丸井さんの熱い思いを伺うことができました。

今回の出前授業には,「ただ処理するだけの仕事」から脱却し,「資源を循環させる仕事」へと意識を変えていかなければならないという,強い思いが込められていました。

 ごみ処理は当たり前のこととして続けられてきました。しかし,これからは循環型社会の実現に向けて,地域の皆さん一人ひとりの意識を変えていくことが求められています。それは簡単なことではありません。だからこそ,地道に活動を続けていくことが大切だというお話もいただきました。

 子どもたちにとって、未来の環境を守るために自分たちができることを考える,貴重なきっかけとなる授業となりました。

 学びの深さと楽しさが両立した,貴重な時間となりました。