藤っ子日記(令和4年度)

カテゴリ:今日の出来事

「朝サポ先生」が増えました。

1年生の教室で朝の時間帯のサポートをしてくださる「朝サポ先生」による取り組みがスタートして、もうすぐ1ヵ月になります。毎日、交代でサポートしていただき大変助かっています。「朝サポ先生」はスタート時2名でしたが、5名まで増えました。

  

子ども達もだんだんと慣れてきました。朝の時間がとても落ち着いた雰囲気になっています。 

これは「藤心コミュニティ・スクール」の会議の中から生まれた取り組みです。登校してきた1年生の朝の準備の補助、宿題・提出物の点検、教室内の荷物の整理整頓等、「朝サポ先生」にお世話になっています。担任も全体を見ることに集中でき、朝の時間帯を効率よく過ごしています。

5年生「林間学校」1日目

13日と14日の2日間、5年生は「林間学校」を実施しました。今まで準備や練習をたくさんやってきたので、全員参加で実施できたことがとても嬉しいです。

早朝に少し雨が降っていましたが、登校時には雨も上がり、予定通り出発の会を校庭で行いました。今回の林間学校のめあては、「みんなで協力して、笑顔で終われる林間学校にしよう。」です。出発式を終え、8時23分に学校を出発しました。

30分ほどで手賀の丘青少年自然の家に到着。ここでちょっとした発見をしました。入口案内表示の看板には「手賀の丘少年自然の家」と、施設入口門脇には「手賀の丘青少年自然の家」と、名称が1文字異なっていました。

館内に入り、多目的ルームで早速「開校式」をしました。少し緊張気味の様子でしたが、挨拶や返事、姿勢はとても立派でした。

開校式後は、今日の分の麦茶を1人3本ずつ受け取り、1日目の活動がスタートしました。

最初の活動は、ウォークラリー【この木なんの木】でした。歩きながら指定された樹木を探し、ヒント資料を参考に木の名前もシートに書き込んでいきます。これ、子ども達には、なかなか難しかったようでした。それに加えて先生達からの「お題」もあり、グループで協力して、頑張っていました。

ウォークラリーのあとは、昼食・おやつタイム。お弁当を美味しそうに食べたり、おやつを嬉しそうに食べて過ごしました。自然の家に戻る時、使った広場にごみを1つも落とさなかった5年生、立派でした。

2つ目の活動は、「創作活動」でした。勾玉作りグループと焼杉プレート作りの分かれての活動でした。説明を聞き、体験活動に熱心に取り組んでいました。自分がイメージしたものやデザインしたものが、出来上がっていく過程が楽しい時間です。完成時には、みんな満足そうでした。子ども達の創造力には感心します。

勾玉作りの様子です。

焼杉プレート作りの様子です。

3つ目の活動は、「野外炊事」でした。薪を細く割り、かまどにセットし、大きな鍋に水とカレーなどのレトルト食品を入れ、薪に火をつけ、しばらく待ちます。その間にご飯とコロッケを器の盛りつけます。レトルト食品が温まったら、鍋から取り出し、盛りつけて完成。コロナウイルス感染症予防対策として簡易型の野外炊事でしたが、とても楽しい時間でした。

男子はご飯大盛りの子が多く、おかわりもするほど食欲旺盛でした。食べた後は、みんなで協力して片付けもしっかりとしていました。自分のグループ以外の手伝いも進んでしている姿がよかったです。

4つ目の活動は、「キャンプファイヤー」でした。係の子ども達が先に集合し、準備や動きの確認等をして、みんなを待ちます。みんなが入場し、点火後には、楽しみにしていたダンスやゲームで盛り上がりました。アンコールもやって、最後まで子ども達は元気いっぱい、フルマックスで活動していました。

終了後は、館内に戻り、「夜食タイム」で少し休憩。夜食はクリームパンでした。夜食後、入浴タイムで汗や汚れをしっかり洗い流し、さっぱりしました。館内は、エアコンが稼働していて涼しいので、入浴後は、とても快適でした。振り返りや会議、健康観察をして1日目の活動は終わり、消灯の時間となりました。消灯後は、みんなぐっすり、静かに寝ていました。

 

 

 

 

 

 

ワンポイント避難訓練

藤心小では、毎月、避難訓練を実施しています。自分の命は自分で守ることの大切さを確認しています。また、大きな地震や火災等が発生した時に冷静な態度で行動することができるようにしています。1次避難までのワンポイント避難訓練・2次避難までの全体避難訓練・保護者との連携の引き渡し訓練等です。

  

9月は全体避難訓練の予定でしたが、天候状況がよくなかったため、ワンポイント避難訓練に変更しました。それでも子ども達は、放送が入ると素早く反応して、黙って自分の身を守る行動に移りました。もしもの時、今、続けている訓練が役に立つことをみんなで共有できていることは、とてもいいことだと思います。今後も子ども達の安全のために様々な場面を想定しながら訓練を続けていきます。

どの学年も授業はしっかりスタート

2学期に入る前に、「2学期のスタートに向けて」ということで、全教職員で共通理解した内容の1つに「授業」のことがあります。「授業をどんどんやる」です。

子ども達の夏休みボケも初日ぐらいで、翌日からは給食も始まり、時間に追われる生活にすぐに戻ります。ですから、「普段の授業」をどんどんします。

内容は少しずつでもきちんと授業をします。遊び的な内容ではなく、しっかり授業をします。もう2学期がスタートしたのですから、はじめからしっかりとすることが夏休みボケからの脱出対策になると考えます。

各学級を巡回すると、しっかりと授業をしていました。夏休みへの未練などありませんでした。そして、業間や昼休みは、雨が降っていなければ校庭に出て思いっきり遊ぶ、藤心小の子ども達です。

 

5年生 ミシンを使った実習スタート

2学期がスタートし、5年生はミシンを使った学習活動に入りました。そもそも子ども達は家庭でミシンを使ったことがあるのでしょうか。実のところミシンは、いろいろなものを縫うことができる機械なので、暮らしの中のあらゆるところで活躍しているのです。子ども達は、ミシンを見て「かっこいい」「すごーい」「わぁ動く」「難しそう」など。いよいよセッティング開始。子ども達は下糸の準備や上糸の準備等、ミシンのセットに興味津々ですが、なかなか難しいものです。でもとても楽しそうです。

 

ミシンは、欧米で発明され、江戸時代にアメリカから日本に伝わりました。
ミシンは英語で「Sewing・Machine(ソーイング・マシーン)」と言います。「Sewing」は裁縫を意味し、「Machine」は機械を意味しているので、「ソーイング・マシーン」は「裁縫の機械」となります。この「マシーン」が日本人には「ミシン」と聞こえたのでは、「ミシン」と言っているのではという説があります。また、別の説もあります。英語の「マシーン」をドイツ語では「メンチェン」と言います。日本人には発音しにくく、誰かが「ミシン」と発音したのが日本中に広がったという説もあります。

担任の先生だけでは、個別の対応が難しいので、藤心小の保護者の方の学習サポートがとてもありがたく思います。

 

サポートできる大人が教室に数名いるだけで、子ども達の活動の時間的ロスを減らすことができます。また、子ども達も安心して取り組むことができます。

「朝サポ先生」スタート

今日から、1年生の教室で朝の時間帯のサポートをしてくださる「朝サポ先生」による取り組みがスタートしました。

 

これは「藤心コミュニティ・スクール」の会議の中で、学校として必要としているサポート内容がいくつか提案された中の1つの取り組みです。登校してきた1年生の朝の準備の補助や宿題や提出物の点検、教室内の荷物の整理整頓等を「朝サポ先生」が個々に対応してくださいます。その間、担任の先生は全体的な指導に集中できるので、時間的ロスが軽減され、効率よく朝の時間帯を使うとができ、ゆとりができます。

 

現在は2名の方が「朝サポ先生」となって支援をしていただいていますが、学校としては、今後、人数を増やしていきたいと考えています。

 

陸上練習再開しました。

9月2日から、運動部の練習が再開しました。

 

雨上がり、校庭のコンディションはあまりよくない状況でしたが、なんとか練習することができました。子ども達も先生達も限られた時間の中で、練習に励んでいました。藤心小の子ども達は元気いっぱい、そして、仲のいい姿です。

 

それぞれの種目の技能向上をめざし頑張る姿はやはりいいものです。10月の陸上大会が今からとても楽しみです。

 

2学期がスタートしました!

9月1日、2学期のスタート。子ども達はきっと気持ちよく登校したかったはず。しかし、登校時間帯に合わせるように猛烈な雨となってしまいました。

 

子ども達が、たくさんの荷物を持ちながら登校してきました。みんな元気に挨拶をしてくれました。びしょ濡れなのに何だか楽しそうなのが子どもらしくてほっとしました。先生たちも大雨の中、通学路へ見回りに行ってくれました。一緒に登校してくださった保護者の皆様、ご多用の中、早朝よりありがとうございました。

 

 

登校時間帯が過ぎ、学級の時間のあと、始業式(動画視聴方式)を行いました。内容は校長先生の話と給食委員会の話、みんな静かに視聴していました。

 

始業式の後は、各学級で先生の話や提出物の確認、夏休みの思い出話、レク、係決めや席替え等の活動をしていました。今日は、短縮日課のため、午前中で下校となりました。下校時には、雨も上がっていました。

 

 

 明日、9月2日からは給食も始まり、平常日課となります。

 

 

9月1日から2学期スタート

夏休みも今日で終わり。明日9月1日から2学期スタートです。登校時間帯は通常通りです。久しぶりの登校、そして、荷物等が多いと思いますので、気をつけて登校してください。

藤心の空が秋に近づいてきました。

 

植物も秋色になってきました。

 

9月1日の日程は以下の通りです。

◼ 8:15~健康観察

◼ 8:20~始業式

◼ 8:40~1校時

◼ 9:30~2校時

◼10:15~業間休み

◼10:25~3校時

◼11:10~清掃活動

◼11:25~帰りの会

◼11:45 完全下校

 

8月31日:除草・落ち葉拾い作業、ありがとうございました。

明日9月1日から2学期がスタートします。前日の今日8月31日、花壇の除草や校門から校舎までの通路の落ち葉拾い等の作業をやってくださっている方(保護者・子ども達)がいました。

暑い中での作業、大変感謝しております。ありがとうございました。

 

 

明日からは子ども達も登校してきて、清掃活動も始まります。また、みんなで藤心小学校の美化に努めたいと思います。先生達も明日からの2学期に向けて準備を着々と進めています。

夏休みこどもフェスティバル開催!

8月21日の日曜日に藤心地域ふるさと協議会の皆様が、藤心近隣センターで「夏休みこどもフェスティバル」を開催してくださいました。

 

このイベントは「子ども達に楽しい夏の思い出を」と計画してくださいました。コロナウイルス感染症予防対策として、事前申込制・屋内換気の徹底・手指消毒の徹底・マスク着用の徹底・検温の実施・参加者の入れ替え制などの対策をしっかりとり、安全なイベント体制を整えてくださっていました。

 

景品輪投げ・景品くじ引き・スーパーボールすくい・和太鼓体験・こども神輿の展示と写真撮影などのコーナーがあって、参加した子ども達は、みんな楽しそうでした。

 

 

最後には、花火等のおみやげプレゼントもあって、大喜びでした。藤心小学校の子ども達がたくさん参加して、たいへんお世話になりました。藤心地域ふるさと協議会の皆様、ありがとうございました。

8月19日:「教育ミニ集会」を開催しました。

8月19日(金)に第2回学校運営協議会として「教育ミニ集会」を開催しました。学校運営協議会委員5名、PTA役員・委員6名、教職員20名の参加での開催となりました。前半はテーマ別グループワーク(地域連携、防災・安全、家庭教育・情報モラル)を行い、協議を進めました。後半は、各グループの代表者からの情報提供を受け、テーマ別の情報を共有することができ、たいへん有意義な「教育ミニ集会」となりました。

  

藤心小学校・学校運営協議会は、今回の会議の中で「藤心コミュニティ・スクール(藤心CS)」と呼称することとしました。今回の話し合いの結果、今後の方向性としては、下記の内容となっています。藤心モデルを1年間かけて作っていく。次年度以降は定例化していく。家庭・地域で学校のために何ができるのか知恵を出し合い、学校のサポート体制を確立する。コロナ禍の時代に合った行事の実施方法を模索していき、空白の時期を埋めるべく工夫して運営する。学校のサポート体制や活動については具体的な内容も既に提案されています。今後、お知らせ・募集等の情報提供をして参りますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

8月14日 台風通過後の藤心の朝

前日の夜に台風が関東地方を通過しました。小型の台風でしたので、風はそれほど強くありませんでしたが、雨量はやはり多かったです。校庭の地面が雨の勢いで波打ったような模様になっていました。

8月14日の朝、学校内外の施設設備等点検時の様子です。シーンと静まりかえり、まだ、どんよりとした雲に空が覆われていました。花壇のひまわりも元気でした。

 

この後、急激に天気は回復し、夏らしい一日になりました。9月・10月も台風シーズンです。台風直撃がないことを願っています。

学校にある大切なもの

今日は、普段あまり気にしていないものですが、藤心小にとって「とても大切なもの」を紹介します。まず、東側の門の外です。とても立派で、朝は太陽の光で輝いて見える「藤心小学校入口」という石碑が建っています。門扉の横には、学校名の立派なプレートもあります。

門を入ってすぐ正面に、堂々とした「校章と校歌」の石碑があります。裏側には、「沿革史と校地協力者の方のお名前」があります。11名の方が土地を提供してくださいました。

体育館の脇には、立派な岩石園があります。その横の花壇には卒業記念の日時計があります。

1年・6年の昇降口前には、開校記念の石碑と植樹群のロータリーがあります。

校舎前の通路には、3本のイチョウの木があります。親学校の「土小学校」から移植したものです。

西側の校門の学校名のプレートです。現在の藤心小では、こちら側の門を通る児童がほとんどです。

今日も夏空の藤心小。セミの声がたくさん聞こえてきます。

 

7月27日の藤心小:爽やかな晴れ

個人面談週間も終盤となりました。ご来校くださいました保護者の皆様、ありがとうございました。残るは今日と明日のみとなりました。

7月27日、今日は朝からとてもよい天気です。しかも爽やかな風が吹いてカラッとしています。

藤心の空は青く輝き雲が素敵な姿を見せています。校庭側の空には、鳳凰のような雲がありました。

  

校庭の植物も元気です。夏休み中の子ども達も元気で過ごしていると嬉しく思います。

  

全国的に新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いています。各ご家庭でも感染予防対策を引き続きお願い致します。あわせて熱中症対策についてもお願い致します。

GIGAスクール構想:夏季研修会

今日は、柏市教科専門指導員(ICT)の先生を講師としてお招きし、校内研修会を実施しました。

  

GIGAスクール構想による学習用端末の効果的な活用法について体験的活動をしました。アイデア次第で活用の幅が広がるとともに興味関心を高め、自ら思考する姿も自然と見られるようになります。互いの状況も確認できるため、安心感にもつながります。

  

また、協力しながら解決していくこともできるので、子ども達にとって楽しい学びの場が保障できます。

 

国語の活用例の体験の次は、理科での活用例の紹介です。5年生の「天気の変化」の学習でも、活用すると楽しく学ぶことができます。

 

2学期になって、各学年でもICT機器の活用場面が増えてくるといいと思います。端末を上手に活用して、アクティブに学習活動に取り組んでほしいと思います。

ICT機器活用の目的は、個別の知識等の反復・習得のため、高次な資質・能力の育成を意図した複合的で総合的な学習活動を支援するため、情報共有や資料配付等のための3つです。学習用端末は、学習活動の質の向上や支援に活用されます。「個別最適な学び」「協働的な学び」に、子ども達一人一人が持っている学習用端末は、今後、役立つ場面が増えていくことでしょう。個人的な趣味のために使用する端末ではありません。

 

 

明日から夏休み

今日の日程を終えて、みんな下校しました。いつもと少し違う雰囲気を感じました。明日から長い夏休みです。

 

下校後の藤心小の様子。今日は気温が高いのですが、爽やかな風が吹いていて、涼しさも感じます。また、9月になったら、この校庭で元気よく遊び、教室で一生懸命に学習をしてほしいと思います。

 

 

7月20日:1学期終業式の日

7月20日、今日で1学期が終わります。

新型コロナウイルス感染症の感染が全国的に増加しているため、終業式は動画視聴で行いました。

校長先生の話・各学年1名ずつの「1学期をふり返って」の発表・生活委員会による「夏休みの過ごし方について」という3つの内容でした。どのクラスも夏休みを前に、動画をしっかりと視聴し、大切なことを確認したり、頑張ったことを振り返ったりしていました。1学期のふり返りでは、一人一人、頑張ったことがあったのでよかったと思います。

生活委員会のみんなからは、夏休み中に注意することをわかりやすく伝えてもらいました。

教室で視聴しているみんなも「うんうん」と頷いていました。夏休みを楽しく過ごし、また9月から元気に学校生活を送ってほしと思います。

終業式後は、学活タイム。夏休みのしおりを読んだり、配り物を確認したり、学年で林間学校のことに取り組んだりと様々でした。

明日から夏休み。病気になったり、事故にあったりしないように1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。また、規則正しい生活を心がけ、時間をむだにしないようにしてほしいと思います。

 

 

5年生「林間学校・実施説明会」

7月14日(木)に5年生の林間学校説明会を実施しました。ご多用の中、ご参加くださいました保護者の皆様、ありがとうございました。

 

説明会では、引率者紹介、日程、持ち物、予算関係、健康面、提出書類などの説明がありました。今回の林間学校では、児童53名に対して、9名の教員で当日の2日間対応いたします。

 

林間学校の実施については、楽しいだけではなく4つの目的があります。「①様々な自然体験や仲間と寝食を共にする生活体験を通して、豊かな心を育む。②手賀地域の自然を満喫し、自然の素晴らしさを感じ取る。③約束事を守り、集団生活の楽しさや協力することの大切さを身につける。④健康・安全に気を配り、楽しい思い出作りをする。」となっています。子ども達にとって、有意義な2日間となるよう、当日までの事前指導・事前活動をしっかりとしていきたいと思います。

現在、全国的に新型コロナウイルス感染症の感染拡大傾向が続いており、第7波のピークは、夏休み中であると考えられます。林間学校実施日は、9月13日・14日と夏休み明け2週間後となっています。学校・家庭ともに感染予防対策を今後も継続し、全員参加での実施ができるよう願っています。

5年生「きぬさやのすじ取り体験」

5年生が今日の給食のみそ汁で使う具材「さやえんどう」のすじ取りを体験しました。まずは、感染予防対策をしての準備です。そのあと、豆だけあって、さやえんどうについての豆知識を教えてもらいました。「えんどう」の普及は明治時代からです。ビタミンCが多く含まれ、ビタミンA、B1、食物繊維も多く、ミネラル分も豊富な緑黄色野菜。「えんどう」には、未熟なさやを食べる「さやえんどう=きぬさや」や豆を大きくしてさやごと食べる「スナックえんどう」、さやの中の豆を食べる「実えんどう=グリーンピース」の3種類があります。子ども達の声は、「えっ?」「知ってる!」等…。また、すじ取りのポイントも教えてもらいました。説明を聞いていた子ども達は、簡単と思っていたようですが、1本目は、みんなけっこう苦戦していました。

 

さやえんどうがみんなに配られました。まず、実の様子を観察します。

 

すじの取り方のポイントは、まず、「花おち」部分をポチッとしてスーッ、そして、折り返し部分でまたポチッとして、スーッという感じです。

「花おち」の部分からすじ取りスタートです。みんな慎重に作業をしています。

折り返し地点はここ、ポチッとしてから反対側のすじを取っていきます。説明はありましたが、なかなか連続してすじを取ることができません。途中で切れても、続きからやればいいと聞くと、スピードがアップし、楽しむようになってきました。

あとは、ひたすらすじ取りタイム。どんどん作業が進みます。

みんなの頑張りで、予定時間の中で、全校分のすじ取りが完了しました。「疲れた!」「大変!」「面倒くさい!」との声が聞こえてきました。でも、いつもは、誰かがこの作業をしてくれて、自分たちがおいしく食べていることを知ることができて、とてもよい体験活動になったと思います。中には「給食の時間に、おいしいと思ってくれるかな。」との声もありました。いい色のさやえんどう、見るからに美味しそうです。

最後は、活動のふり返りをしっかりして終わりました。

給食の食材を使ったこのような体験活動は、1年生から4年生ぐらいで扱うことが多いのですが、今回は、特別に5年生にも実施してもらいました。残るは6年生のみ。2学期以降、栄養教諭の先生が、6年生のために何か考えて調理実習や体験活動を実施してくれると思います。