藤っ子日記(令和4年度)

カテゴリ:今日の出来事

第2回 校内授業研究会

11月1日、第2回・授業研究会の日。今日は1年生と3年生の学級で授業を展開しました。1年生は「かたちあそび」の単元を展開しました。たくさんの箱やボールを仲間分けする場面です。

 活動の流れを確認した後、グループごとに仲間分けが始まりました。そして、その仲間はどんな特徴があるのか考えます。さらに分けた仲間を写真に撮り、Jamboard上に貼り付け、名前をつけていきます。

一人一台端末の活用が始まり、このような学習の機会が増えてきたと同時に、子ども達一人一人の端末を扱うスキルは着実に向上しています。1年生でこのようなICT機器を活用しつつ、共同作業的な活動ができることに驚きます。代表のグループがどんな仲間分けをしたのか紹介した後 は、すべてのグループの仲間分けの様子を見て回りました。それぞれのグループで図形の特徴を捉えて仲間分けをしていました。

 3年生は「まるい形を調べよう」の単元を展開しました。ボールの半径を手がかりに、問題の答えを導き出す場面です。ボールが6個ぴったり入る箱のサイズを考えます。解決の手がかりとなる数値は「半径4cm」だけ。球体のボールの半径を平面化した図で思考します。半径をもとに考えると2個分が直径となり、その直径の長さは、箱のサイズを考えるときのボール1つ分の縦と横の長さに相当します。あとは、縦と横に並べるボールの数を考えて答えを導き出します。

ヒントとなる教具を使って考えたり、画面上で自分の考えをまとめ入力したりします。自力解決の場面では、どのように考えたのか説明を端末やノートに書いていきます。今日の学習でのキーワードは「半径」です。

子ども達同士、いろいろな説明を聞く中で、今回の学習では、ボールの半径の長さをもとにして考えれば、ぴったりサイズの箱の縦と横の長さが求められることが理解できました。この後の適用問題でも、よくできていました。

事後研究協議会も実施し、今回の授業について協議し、発表し合い、次につながる成果と授業改善等について共通理解・共通認識を深めました。これからも子ども達のためによりよい授業展開をめざし校内研究を推進していきます。

 

4年生「佐原方面・校外学習」を実施しました。

10月27日に4年生が佐原方面へ校外学習に行きました。社会科の学習では、佐原の様子や伊能忠敬に関する学習があって、その一環として見学や調べ学習をするために現地に行きました。朝の集合は6時45分でしたが、みんな元気に出発しました。

佐原では、伊能忠敬記念館での調べ学習、小野川の舟巡り、伊能忠敬旧邸の見学、山車会館の見学、佐原の街並み散策と盛りだくさんの内容を楽しみました。

伊能忠敬記念館では、ワークシートの答えを見つけるために、展示資料をじっくり見て、答えを探していました。難問に苦戦しているグループもありましたが、協力して頑張って学習していました。

街並みは、テレビドラマで見る江戸時代の様子、子ども達にとっては少し不思議な感覚の街並みでした。時間がゆっくり流れている感じがとてもいい場所でした。

今日の校外学習で集めた情報をもとに、今後の学習で子ども達はそれぞれまとめを行います。しっかりとまとめることができるといいと思います。

 

「給食試食会」を実施しました。

10月26日に1年生の保護者の皆様を対象に「給食試食会」を実施しました。

今日の献立のメインは、子ども達が大好きなカレー。学校のカレーがどのように作られているかの説明もありました。給食を食べながら、説明を聴いていただきました。

学校給食の紹介や1年生の給食時間の配膳の様子のライブ中継、朝食の大切さについて、そして、藤心小学校で取り組んでいる「食育」について、栄養教諭が説明をしました。1年生も今では、しっかりと給食当番のお仕事ができるようになりました。

子ども達が健やかに成長していくためには,「調和の取れた食事」が大切です。その基盤となる「食育」を含め基本的な生活習慣を身につけることが,学校と家庭の果たすべき大きな役割です。「給食指導」はもちろんのこと,栄養教諭と担任とで「学校給食」と「食育」とを関連づけた特別授業や体験活動等の取り組みも推進していきます。

久しぶりの快晴、そして「藤っ子タイム」

実に2週間以上も曇りや雨が続いていて、晴れたのが10月4日とずいぶん前こと。その日は雲が多めの晴れでした。しかし、今日は朝から快晴。午前中もずっと快晴。昼を過ぎても快晴。そして、今日は「藤っ子タイム」の日。

時間になると子ども達が校庭に出てきて、思い思いに遊んでいました。

自由に遊ぶ子。大勢で遊ぶ子。クラスで遊ぶ子。異学年で遊ぶ子。藤心小の子ども達は、元気いっぱいです。

今日は、快晴で、しかも無風。気温も20℃と外で遊ぶには最高の天候でした。秋の深まりも進んできました。藤心小を囲むたくさんの木々も色の変化が見られるようになってきました。

結局、今日は夕方になっても雲ひとつなく、完全快晴の日でした。

 

3年生「防災スクール」を実施しました。

3年生が社会科の学習の一環として「防災スクール」を実施しました。消防署関係車輌4台で来校してくださいました。スクール開始直後に救急車の出動要請が入り、消防車がサイレンを鳴らし出発するという場に出会いました。

説明を聞きながら、消防車には、いろいろなものが装備されていて、機能的に配置・格納されていることに、みんな驚いていました。

後半は、体験活動をしました。消防服を着たり、水素ボンベを装着したり、20メートルホースを持ってみたり、消火器を使ってみたり。子ども達は興味津々の様子でした。

消防署の方が実際に使っているものは、けっこう重たいということがわかり、大変さも感じることができました。子ども達は、今日の「防災スクール」で学んだことをこれから個々にまとめていきます。

私たちを助け、守ってくれる消防署の方の凄さや大変さ、気をつけていること等、知ることができた3年生のみなさんは、どんなまとめ方をするのか楽しみです。

 

 

 

陸上大会に参加しました。

10月12日、柏の葉公園総合競技場で「柏市陸上競技大会」が3年ぶりに開催されました。5月から陸上の練習を開始した運動部の中から代表の児童が選ばれ「藤心小の代表」として参加しました。

100m、80mハードル、4✕100mリレー、男子1000m、女子800m、ソフトボール投げ、走り幅跳び、走り高跳び、それぞれの種目で、代表選手は、力を出し切ってくれました。

前日に、学校の代表として精一杯頑張る気持ちは十分あるでしょう。同時に、たくさんの人への感謝の気持ちも大切にしてほしいと伝えました。「頑張る」と「ありがとう」の2つの気持ちを心にいっぱい詰め込んで、本番では、みんな輝いていました。

結果は、以下の通りです。

◼女子走り高跳び 6年 3位入賞

◼女子走り幅跳び 6年 6位入賞

◼女子800m  6年 4位入賞

◼男子100m  6年 5位入賞

◼男子1000m 6年 6位入賞

令和4年度の陸上競技大会は、すばらしい結果となりました。

 

 

 

「なかよし活動」スタート

10月7日、「なかよし活動」がスタートしました。14のグループに分かれての異学年交流です。今回のメインは顔合わせです。

この活動のねらいは2点あります。①相手の気持ちや立場に気づき、相手の気持ちを考えて行動する。【共生】、②異学年の交流を通して、お互いの立場での役割を知り、思いやりの心を育てる。【コラボレーション】です。各グループ、6年生のグループリーダーを中心に活動します。

今日は、スタートの日だったので、まず自己紹介をしていました。その後、ゲームの説明をし、楽しい時間を過ごしていました。リーダーをはじめ6年生がをしっかりとグループをまとめていて、とても頼もしい姿が見られました。この活動は、児童会による特別活動なので、めあてを確認したり、活動の振り返りをしたりする場面もちゃんと設定されています。次回が楽しみです。

 

 

 

10月の「全校朝会」

10月3日、10月の全校朝会を実施しました。今回の内容は、校長先生の話・表彰・いじめゼロ運動の取り組み。

校長先生の話は、読書週間に関係する内容でした。10月11日からスタートする藤心小の読書週間の取り組み「読書の旅」について、読書週間の歴史について、そして、先生たちのお気に入りの本の紹介がありました。

読書感想文と市科学展の表彰は、体育館で演台をセットして動画撮影しました。2学期・3学期は表彰がどんどん増えてくると思いますので、今から楽しみです。

いじめゼロ運動の取り組みでは、企画委員会のいじめ防止に関する動画と各学級で決めた「いじめゼロ運動標語」の発表をしました。「考えて 自分がされたら どう思う?」「言わないよ いやな気持ち する言葉」「あいさつは みんなを 笑顔にするもと!」「ありがとう やさしい言葉で 助け合おう」等々。どれも大切なことです。

 

1年生「校外学習」

29日の木曜日、1年生は校外学習で千葉市動物公園に行ってきました。

出発の会をしっかりとやって、全員参加でバスに乗って千葉市動物公園に向かいました。みんなで考えた今日のめあては「ルールをまもって、みんながたのしめる こうがいがくしゅうにしよう。」です。

 

10時に到着。まずは荷物を置きます。

 

いよいよ園内を巡ります。いろいろな動物の姿をじっくりと見ていきます。子ども達がハイエナを見て「かわいい!」と言っていたのでちょっとびっくりしました。レッサーパンダはやはり人気。ライオンはお休み中。シマウマは元気いっぱい。カメはマイペース。ペンギンはひょこひょこ。小動物達は素早い。見ていて、楽しくなりました。

 

 

 

動物たちへの「えさやり体験」もしました。このエリアでは、えさをあげたい動物に自由にあげられるので、最初は少し怖がっていましたが、慣れてくると楽しそうな声をあげ、みんな大喜びでした。

 

午前中の活動が終わり、昼食タイム。たくさん歩き回ったので、お腹もすきました。みんな美味しそうに食べていました。その後のおやつタイムも楽しそうでした。

 

昼食後、モンキーゾーンを巡りました。いろいろな種類の猿がいて、姿や大きさ、動き、声などがそれぞれ違っていたので、見ていてとても楽しかったです。

 

園内をかなり歩いたので、帰る頃には、子ども達は疲れた様子でしたが、「また、来たい!」「「また、えさをあげたい!」と子ども達の声。入退場ゲートの係員さんにもちゃんと「ありがとうございました。」を言っていました。みんなルールを守って楽しんだ1日でした。

 

 

第1回校内授業研究会

9月27日、「第1回:校内授業研究会」を実施しました。藤心小では、「算数科における、思考・表現できる児童の育成」を研究主題として、数学的な見方・考え方を働かせた授業づくりをすれば、算数科における思考力・表現力を育むことができるだろうという仮説のもと、日々の算数科の授業を展開しています。また、ICT機器の活用も授業の中で積極的に進めています。

今回の授業研究会では、2年生と6年生が授業を展開しました。

 

 

2年生の授業は、「さんかくやしかくの形をしらべよう」です。本時の具体的な手立ては、①「あたり・はずれゲーム」を取り入れて、共通点を見つけさせることで、辺や角といった図形の構成要素に目を向けさせやすくするという問題の工夫。②Jamboardを活用し、図形を動的に変化させやすくすることで、図形についての感覚を豊かにさせるという一人一台端末の活用の2点。子ども達は盛りだくさんの学習内容を楽しみながら取り組みました。

 

 

6年生の授業は、「円の面積を求めよう」です。本時の具体的な手立ては、①Jamboardをノートとして活用することで、自分の考えをノート(データとして)に残すという一人一台端末の活用。②タブレット上で図形を操作することにより、既習図形の組み合わせ方をイメージしやすくし、思考の手助けとする一人一台端末の活用の2点。図形パーツを自分の考えに基づいて画面上で移動したり重ねたりできるため、思考を整理する場面や説明発表の場面で効果的で、考え方の共有もしやすく、たいへんよかったと思います。

 

 

授業後は、事後協議会の中で、今日の授業についてグループ協議・発表・校内研究講師の先生からの指導助言を行いました。大テーマとして「来年度、同じ場面の授業を展開するとすれば、どのような点を改善するとよいか」があったことで、授業の流れ、取り扱う内容、ICT機器の活用、具体的な手立て等、みんなでよりよい授業を目指すために様々な視点で改善点を見出そうという共通の方向性があり、充実した時間となりました。