校長のつぶやき 令和3年度

1学期のふり返りと,夏休み・2学期に向けての7月

6月は,「子どもの心と向き合う」一か月でした。子どもたちと面談しながら,学校生活についての色々な相談をしました。解決したことや,対応進行中のものもあります。ご家庭でも不安なことやご不明なことがありましたらご相談ください。今年の7月も通知票配付はありませんが,1学期のしめくくりの月です。また,蔓延防止等重点措置が解除され,子どもたちが楽しみにしている「校外学習」が実施できます。一か月間じっくり取り組める充実の月でもあります。今年度の重点目標「自分で考えて行動できる子の育成」に向けて,全職員が力を合わせて子どもたちと向き合っていきます。

保護者の皆さまとの個人面談では,お子さまの様子について話す中で,2学期以降の指導につながるように努めてまいります。

また,今後の感染状況の変化によって,子どもたちにとって楽しく,貴重な学びの機会となる活動を中止せざるを得ない状況になる可能性もありますが,何卒ご理解いただきますよう,よろしくお願いいたします。

子どもたちの「心」に向き合う6月

6月は「子どもの心と向き合う」月とし全職員で取り組んでまいります。4月のスタートから2か月がたち,友だち関係や学校での生活状況,場合によってはご家庭の状況においても様々な問題が表面化してくる時期です。同時に色々な問題が起こり,混乱することもあると思います。保護者の方と連絡を取り合いながら,子どもたちの話をよく聞き丁寧に対応していきたいです。

また,5月28日に「まん延防止等重点措置」の適用が延長され,柏市の感染レベルは6月20日(日)まで,「レベル3」の状態が続くことになりました。つきましては,児童の安全を考え,6月の学校行事について変更させていただきます。子どもたちにとって楽しく,貴重な学びの機会となる活動を中止せざるを得ないこともあり,大変心苦しく思いますが,何卒ご理解いただきますよう,よろしくお願いします。


子どもたちの実態に合わせて軌道修正の5月!

新年度スタートから一か月がたち,入学・進級した子どもたちも新しい環境に慣れてきました。教室に,校庭に子どもたちの笑顔がある幸せを感じています。先月28日には,児童会役員主催による「1年生を迎える会」が行われました。今年度も,全校で体育館に集まることができないため,ビデオ放送で実施しました。手を繋げないもどかしさ,声を合わせて歌う楽しさを感じられない寂しさはありますが,どの学年も工夫をして1年生を迎え入れる準備やプレゼントを考えて発表しました。“今”だからこその企画です。児童会役員の活躍も素晴らしかったです。


 今年度は,『自分で考えて行動できる子の育成~失敗は宝物~』を重点目標として全職員で取り組んでいます。子ども一人一人の目標を一緒に再確認し,ご家庭と連携しながらじっくり成長させていきたいと思います。また,コロナウィルス感染防止対策を継続しながら,最大限の教育活動を進めてまいります。

令和3年度がスタートしました

令和3年度がスタートしました。転入生6名・転入教職員11名を迎え,児童数443名・17学級・教職員40名でのスタートとなりました。本年度も,「生きる力」の育成と「信頼される学校づくり」を柱に,学校教育目標である「心豊かで 自ら学ぶ 健やかな児童の育成」を目指し,全職員が「心一つに」教育活動に取り組んで参ります。

今年度も新型コロナウィルスの感染状況に対応しながらの教育活動が予想されますが,進級の喜びにあふれる子どもたちとの出会いを大切にし,可能な限り子どもたちの活動を保障していきたいと思います。今後とも変わらぬご理解とご協力をお願い申し上げます。

令和3年度は,「自分で考えて行動できる子」の育成を重点目標として取り組みます。

そのために様々な教育活動における「目標の立て方」を変えていきます。自分の「なりたい姿」や「実現させたいこと」をイメージし計画を立て,一歩を踏み出す。そして,小さな一歩を大切に実行・実行・実行。計画は途中修正OK。失敗は宝物です。振り返りをして,次につなげる。そんな目標の立て方を実行していきたいと思います。

 


「傾聴」と「計画の実行」と「備え」(校長室より)

“初めて見る景色”の8月と,“今までにない短い夏休み”が終わり,“今までにない長い2学期”が始まりました。様々な16日間を過ごした子ども達が学校に戻ってきました。まずは「全職員で笑顔で子ども達を迎えましょう!」と先生たちと話し合いました。

 この状況で我慢を強いられた子ども達も多かったと思います。可能な限り「傾聴」を心がけます。(私たち教員はつい自分で話したくなってしまうので)もしかしたら我慢やストレスが行動となって出てくる場合もあるかもしれません。子どものSOSと感じたら,学校全体で対応していきます。残暑(酷暑?!)の中での新学期スタートになります。生活リズムを戻していく一方,暑さの中での学習活動や健康管理に十分注意していきます。感染症対策も,見直しをしながら引き続き実施していきます。

 運動会や歌声発表会など大きな行事がことごとく中止になった中で,協議の末残した「校外学習」を下記の通り実施します。最大限の感染症対策をして実施しますので,ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 

     

1年生 10月13日(火)千葉市動物公園

2年生 10月15日(木)鉄道博物館

3年生 10月 2日(金)千葉県立房総のむら

4年生 11月 5日(木)千葉市科学館

5年生 10月 9日(金)県立手賀の丘少年自然の家

6年生 11月20日(金)日光市内

詳細につきましては、後日各学年よりお知らせします。
★今後の感染状況の変化により中止する可能性もあります。

「まとめ」と「休養」と「備え」と(校長室より)

  本来なら東京オリンピックが開幕していたはずの4連休は,静かに過ぎ去りました。例年ですと夏休みの部活動なども終わり,裏庭には永楽台町会の盆踊りの櫓が組まれて・・本格的な夏休みに突入する8月です。今年は終業式と始業式が1か月に両方行われる「“初めて見る景色”の8月」が始まります! 

ぐずついた天気が続き『夏』のイメージが湧きづらい毎日ですが,学校の桜の木ではミンミンゼミが「がんばって」鳴き,スーパーには梨が並び始めました。季節は確実に巡っていることに少し安堵します。変則的な毎日の中で子ども達が頑張ってきたことをしっかり評価し,個人面談でお話ししたいです。
 今年の夏休みは16日間です。心身の調子を整えることを最優先してください。

生活のリズムを崩さないように気をつけてリフレッシュしましょう!


 東京都を中心に新型コロナウィルス感染者が増加傾向にあり,本校でも,いつ感染者が出てもおかしくありません。児童又は職員に感染者が出た場合は,「保健所による消毒及び濃厚感染者が特定されるまでの間,学校全体について臨時休業を実施」となります。臨時休校になった場合に備え,子どもたちとつながる方法の準備を以下のように進めてまいります。

①自宅にいる子ども達とリアルタイム・双方向でつながる方法を検討中です。そこで1学期の終業式は,柏市の教職員が利用できる“Teams”を利用し,職員室と各教室をつなぐオンライン会議形式で実施します。双方向型の授業は,学校と家庭の通信環境・子どもの集中力の面やトラブル対策など,色々な課題もありますが,すぐに導入することは難しくても「もしもの場合」に備えて,『子ども達とつながる毎日を失わないために』できるところから進めていきます。


②感染症対策の観点から,昇降口や体育館入り口そうじの雑巾がけにモップを導入します。今後子ども達がトイレ掃除を行うようになった場合,トイレ掃除もモップで行います。モップの柄の扱いの難しさや安全性を検討し,4年生以上の児童の分担場所で使用することにしました。 

③グループ討議など,学習活動の可能性をを拡げるため,児童1人ひとりの机上に,飛沫防止のためのアクリル板の設置を考えています。図書室の円卓にも特注ボードを設置予定です。

 

 

 

 


学校での生活様式の改定(校長室より)

 本日,「柏市策定新型ウイルス感染症対策ガイドライン改定における新しい学校での生活様式について」を配付いたしました。

新型ウイルス感染症対策について,国と県のガイドラインの改定を受けて,柏市でも7月8日に「学校における新型ウイルス感染症ガイドライン」が改定されました。現在のところ,柏市は「地域の感染レベル1」に該当します。それに基づいて,学校での生活様式も以下のように一部改定いたします。

なお,「地域の感染レベル」が引き上げられた場合,学校での生活様式も再度変更いたしますのでご承知おきください

 

今後の学校での生活様式の改定点

 ・ペアトークやグループ学習は,顔を接近させないなどの対策をとり実施可能。

 ・「大きな声を出す活動」は,1学期は行わない。

 ・「合唱」は『マスクをして小声で』,リコーダーは『数名ずつ離れて』,鍵盤ハーモニカは『机の上にタオルを敷いて演奏』などの対応をしながら,段階的に通常の活動に近づけていく。

 ・「調理実習」は,1学期は行わない。

 ・遊具や,様々な共用の用具は,活動前後の手洗いを徹底して使用可能。

 ・体育館での体育や諸活動は,換気や密集を避ける等をしたうえで実施可能。

  跳び箱やマット等を使用する場合は,前後の手洗いを徹底する。

 ・給食当番のフェイスシールドは着用しなくてもよい。

 

その他

 ・三密を防ぐため,登校時刻を今まで通りコース別にずらして登校する。
 ・毎日の健康観察票のチェックは,実施する。健康観察票を忘れた児童は,保
健室に  て検温・健康観察を行い,問題がなければ教室に入る。 
  ・熱中症などの健康被害が発生する可能性の高いと判断した場合は,児童の判断で
  マスクを外せるよう指導する。体育の学習はマスクを外す。
 ・トイレと流しの清掃は,1学期中は教職員が行う。

 

★柏市全市で「宿泊を伴う形での修学旅行・自然体験学習は中止,宿泊を伴わない校外学習については実施してもよい」という指示が出ました。それを受け,本校では,感染症対策を行ったうえで宿泊を伴わない校外学習を実施できるよう計画を進めております。詳細が決まり次第お知らせします。


 

 

ようやく全員が揃って1週間がたちました!(校長室より)

 6月15日(月)令和2年度になり初めて全校児童が揃いました。もちろん感染リスクがゼロになったわけではありませんから,さまざまな感染防止に重点を置きながらの学校再開となりました。
 昇降口の渋滞緩和・教室の机配置・手洗い場の水道は1つおきに使う・・・などの環境面の整備のほかに,「新しい生活様式」での「ちょっと不思議な不自然な生活」が始まりました。しばらくは合唱したり合奏したりできない音楽・遊具サーキットやボール運動ができない体育・グループで実験ができない理科・全員が前を向いて黙って食べる給食・タッチできない鬼ごっこ・・・などなど今までの学校では考えられない風景です。
 それでも,学校は学びの場であり,授業や体験活動を通して子どもたちは様々なことを学びます。友だちや地域の方々との関りを通して,お互いの良さや考えの違いを確かめ合うことができます。コロナ対策ではでは避けるべき『密』の中にこそ,学校ならではの学びがあるのも現実です。「学ぶこと」「人と関ること」「感染リスクのの低減」をうまく両立させながら教育活動を進めていきたいと思います。
 さて,今日は19日(金)です。一斉登校になってから1週間がたちました。がんばった子どもたち,きっと疲れているのではないかなと思います。休業中に,体や心のバランスを崩した子どもたちもたくさんいると思います。一人一人の子どもたちの様子に気を配りながら,急がず焦らず少しずつ進めてまいります。
 この土日,ゆっくりできるといいですね。
 不安なことや心配なことがありましたら。遠慮なくなんでも相談してください。

いよいよです!(校長室より)

いよいよ学校の始まりが見えてきました!
休業中も,子ども達と何とかつながっていようと,色々な準備や取り組みをしてきましたが,子ども達が学校に戻ってくるという確かな見通しの元に準備を進められます。
がぜんやる気が沸いてきます!

学年主任や分掌主任の先生方を中心に,学校再開に向けて話し合いました。国や県や柏市の方針を踏まえ,柏八小ではどのように子ども達との生活を再開していくか・・・
 

具体的に話し合えば合うほど課題が次々に出てきます。今までに前例の無い状況への対応ですから,どの方法を選んでも,プラスとマイナスが出てきます。でも,そんな中で,お互いの知恵を出し合って納得解を見つけていきたいです。
 
消毒や机配置,授業の方法や様々な三密回避方法・・・できる限りの環境整備に努めて参ります。ご家庭でも「手洗い・うがい・早ね早起き・栄養」と免疫力アップの生活をよろしくお願いいたします。教職員も子ども達との気持ちのよいスタートを目指してがんばります!!

再度の休業延長

2か月以上の長期にわたる臨時休業が続いています。そして,5月1日に柏市より5月31日までの休業延長が発表されました。

各ご家庭においても様々なご苦労をされていることでしょう。子ども達も,「友達に会いたい。みんなと勉強したい。遊びたい。校庭で鬼ごっこしたい。ドッジボールしたい。給食が食べたい。」など,たくさんの「今は」かなわない思いを抱いていることと思います。

八小の職員も,子ども達との授業の再開に向けて,何とか「学び」を継続させるべく,様々な試みをしています。明確なゴールが見えない中ではありますが,「明けない夜はない。そして,遅れた学習は取りもどせても,失った命は戻らない。」という強い気持ちでこの難局を乗り越えていきたいです。がまんの時です。保護者の皆様には, 多大なご心配とご負担をおかけしますが,ご理解とご協力をお願いいたします。
 連休明けの,5月7日と8日に,子ども達が久々に登校し,短時間ではありますが,担任と顔を合わせ,教材を受け取るという場を設定いたしました。
 1年生につきましては,短時間ではありますが,子どもと保護者の方と担任が直接対面しお話をすることができます。教室は,何とか1年生に「おめでとう」を伝えようと飾り付けをしました。1年生のみなさん,待っていますよ!