「まとめ」と「休養」と「備え」と(校長室より)

  本来なら東京オリンピックが開幕していたはずの4連休は,静かに過ぎ去りました。例年ですと夏休みの部活動なども終わり,裏庭には永楽台町会の盆踊りの櫓が組まれて・・本格的な夏休みに突入する8月です。今年は終業式と始業式が1か月に両方行われる「“初めて見る景色”の8月」が始まります! 

ぐずついた天気が続き『夏』のイメージが湧きづらい毎日ですが,学校の桜の木ではミンミンゼミが「がんばって」鳴き,スーパーには梨が並び始めました。季節は確実に巡っていることに少し安堵します。変則的な毎日の中で子ども達が頑張ってきたことをしっかり評価し,個人面談でお話ししたいです。
 今年の夏休みは16日間です。心身の調子を整えることを最優先してください。

生活のリズムを崩さないように気をつけてリフレッシュしましょう!


 東京都を中心に新型コロナウィルス感染者が増加傾向にあり,本校でも,いつ感染者が出てもおかしくありません。児童又は職員に感染者が出た場合は,「保健所による消毒及び濃厚感染者が特定されるまでの間,学校全体について臨時休業を実施」となります。臨時休校になった場合に備え,子どもたちとつながる方法の準備を以下のように進めてまいります。

①自宅にいる子ども達とリアルタイム・双方向でつながる方法を検討中です。そこで1学期の終業式は,柏市の教職員が利用できる“Teams”を利用し,職員室と各教室をつなぐオンライン会議形式で実施します。双方向型の授業は,学校と家庭の通信環境・子どもの集中力の面やトラブル対策など,色々な課題もありますが,すぐに導入することは難しくても「もしもの場合」に備えて,『子ども達とつながる毎日を失わないために』できるところから進めていきます。


②感染症対策の観点から,昇降口や体育館入り口そうじの雑巾がけにモップを導入します。今後子ども達がトイレ掃除を行うようになった場合,トイレ掃除もモップで行います。モップの柄の扱いの難しさや安全性を検討し,4年生以上の児童の分担場所で使用することにしました。 

③グループ討議など,学習活動の可能性をを拡げるため,児童1人ひとりの机上に,飛沫防止のためのアクリル板の設置を考えています。図書室の円卓にも特注ボードを設置予定です。