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活動の様子(R06年度)

良い予感

令和6年度の学校生活を大きく左右する生徒総会に向け

生徒会総務部や提案をする生徒達は2日間にわたる入念な

リハーサルをしています。事前に配付された議事を見ると

守るべき伝統は守り、改善すべき点は変えていくという

先輩達の作った三中の上に胡坐をかくだけではない姿勢を

感じさせてくれます。

質問は事前に通告しなければいけないという、本物の国会

のようなシステムが採用されているため、総会に臨む生徒達

も事前に資料を読み、疑問点を考えだします。なかなかに

難しい単語が出てくる総会のしおりですが、1年生達も

しっかりと読み込んでおり、自分達も総会に参加しようという

心意気を感じさせてくれます。

明日の総会は三中に新たな歴史を創りだしてくれる予感が

してきます。

 

読めばわかる生徒の感性

「タオル」という作品を国語の授業で学習した2年生は

物語の続きを想像して書いています。

完成したオリジナルストーリーは、そのまま教科書に

載せても違和感がないように思えるほど文章と内容が

しっかりとしています。

俺の人生イージーモード

公民の授業で身近な権利を挙げる3年生ですが、部活を

さぼる権利・ずる休みする権利と、多忙と言われる現代

の学生らしい意見が上げられています。そうかと思えば

命を頂く権利という、肉食動物や雑食動物が生きていく

上で必ず直面する、他の生物の犠牲の上で成り立つ食事

についての問題を意識したような意見もあります。死ぬ

権利という一見穏やかではないような権利も、日本では

認められていない安楽死について、深い考えがあってこそ

の意見だと思われます。

受験生の名に恥じぬ哲学的な考えも出来る3年生ですが

指定されたキーワードを使って文章を作る勉強では、

コミカルな文章を数分で作り上げており、様々な一面

を授業中に見せてくれます。

 

美術館の似合う中学生

TPOに合わせたファッションを発表する2年生家庭科の授業

では、日頃のジャージ姿からは想像できない、おしゃれな

コーディネートが続々と登場します。髪型や髪の色まで

ファッションの一部と捉えている女生徒は、服装だけでなく

髪の結び方も場面に応じて変化させる器用さと女子力の高さを

見せてくれます。色やラインが演出する効果もバッチリと活用

するファッションには感動すら覚えます。

学校の外で生徒の姿を見かけたとしても、オシャレ過ぎて

三中の生徒だと気づかないかもしれませんね。

小さくても複雑

正門のレールに溜まった土やアスファルトの僅かな隙間から

マリーゴールドのこぼれ種が発芽しており、植物の力強さを

実感することが出来る柏三中。理科の授業で、顕微鏡を使って

シダ植物の胞子などを観察して驚きの声を上げる1年生も同じ

ように感じているのではないでしょうか。

漠然と見たことはあるであろう植物でも、よく見てみると新たな

発見の連続だと気づかせてくれるこの授業。1年生も授業の残り

僅かな時間まで顕微鏡を覗いていました。

若さは力

体育祭の写真が廊下に貼りだされ、先週の盛り上がりの

余韻がわずかに残る校内。しかし、体育祭に全力を尽くした

応援団長は、今度は京都での行動計画を立てるのに全力を

尽くしているようで、早くも新たな目標のために行動を

起こしています。

委員会活動の時間では、生徒会総務部が生徒総会に向けて

準備をしていますが、教員から「あの資料はどうなっているの?」

と尋ねられると「もう出来ています」と答える姿があります。

数々の学校行事を成功へと導いてきたキャリアを感じさせ

てくれる頼もしい一言です。

初の合唱コンクールに挑む歌声委員会と、初の中間テスト

準備に挑む学習委員会の1年生は、どちらも来週金曜日

が締め切りの仕事が割り振られています。こちらはキャリア

ゼロの新人達ですが、どちらの委員会の生徒達も真剣に

話を聞いて今後の動きについて意見を交わしています。

経験の少なさも溢れんばかりのヤル気でカバーして、行事を

成功へと導いてくれるのではないでしょうか?

異次元の少子化対策

日本の出生率は1.2程度で年々減少していく傾向にあるそうです。

要因は様々でしょうが、子育てに対するネガティブな印象なども

その1つとして挙がると思います。しかし、男性の育児休業に

ついて考える1年生の家庭科の授業で立派な意見を述べる男子

生徒を見ると、子育てに対する希望も湧いてくるように思います。

育児休業について否定的な意見もありますが、金銭面での心配

という実に的を得たものであり、社会人になる前から家庭を守る

ために仕事も守る必要があるというジレンマを想像していました。

若い頃からこうした議論をしている生徒達であれば、育児についても

より良い選択をしていくのではないでしょうか?

 

盛り上がりが足りてるよ

予想最高気温が28度と、下手をすればWBGTが運動の

中止を推奨する数値を記録しそうな暑さの下で開催された

体育祭。しかし、競技中だけでなく準備の時まで素早く行動

する生徒達のお陰で、予定よりも大幅に進行が早まり、気温

が上がり切る前に無事に体育祭を終えることが出来ました。

体育祭が予定よりも早く終了したことで、僅かな余暇が出来た

教室からは「盛り上がりが足りないよ」と、今年度に新たに

追加された応援歌が聞こえてきます。この応援歌は男子

バスケ部が日頃から使っている応援歌であり、3年生男子の

応援団12中7人が男子バスケ部を占める今年度の体育祭を

象徴するかのような応援歌です。今週だけでも嫌と言うほど

叫んだであろう応援歌が、疲労のピークに達しているであろう

体育祭後に自発的に聞こえてくることは、今年度の体育祭の

成功を決定づけてくれたと言っても過言ではありません。

体育祭の後片付けをする生徒達や、解散式をする応援団・実行

委員の生徒達も非常に良い表情をしていました。

 

漢だね

体育祭練習だらけの1週間も木曜日となりました。体育祭

前日で気合が高まるのに比例して疲労も溜まってくる時期

かと思います。それでも、常に全校生徒を引っ張ってきた

応援団の生徒達は最後までその使命を果たしています。

しかし、応援団だけが集まる練習の時間では、筋肉痛と

なった足を伸ばす白組団長の姿があります。日頃からバスケ部

の部長として激しいトレーニングを積んでいる団長ですら

身体に来ているところを見ると、この1週間の生徒達の

努力がいかほどか伝わってきます。ストレッチをしている

団長にカメラを向けると「この姿はNGです」と、自らが

理想とする強い団長であり続けようという意志を感じるカッコ

いいセリフが聞けました。

競技の準備段階から大きく貢献してきた実行委員の生徒達は

開会式での返事の練習をしています。練習が終わり解散となると

足早に教室へと向かい、黒板にクラスを鼓舞するメッセージを

残します。より良い体育祭にするため、最後の最後まで細かい

気配りをする姿は非常に立派です。実行委員長は「明日はいい

体育祭になりそう」と良い笑顔で語っており、疲れよりも

楽しみという感情が勝っていることが伝わってきました。

部活動に所属する生徒達は、各々に与えられた仕事をきっちり

とこなして体育祭の会場を整えています。

前日準備だけでここまで生徒達が輝いている柏三中であれば

明日の体育祭の成功は約束されているように思えます。

 

タフすぎる

今週20日に三重県で小学生が熱中症の疑いで緊急搬送された

そうです。本日は少し涼しいとはいえ、予行練習で長時間の活動

をする際には注意が必要と構えていましたが、応援団の生徒達は

朝・日中・放課後と丸一日活動を続けており、生徒達の頑丈さに

心底驚かされます。

しかし、本番である金曜日は本日よりも気温が上昇する予報です。

頑丈な生徒達といえど、対策は必要だろうと簡易的な日除けを作成

していると野球部の生徒達が手伝ってくれました。1年生の生徒達は

身長の問題でできる作業も限られていましたが、できる事を探して

体育祭の熱中症対策に貢献してくれました。

 

雨の影響ほとんどなし

昨日とは一転、朝から半袖でも少し暑いと感じる天候の

本日。昨日の雨で実施できなかった練習の遅れを取り戻す

べく、1時間目から生徒達は体育祭練習に励みます。

開会式や大玉送りと、実施した練習はどれも初めてのもの

ばかりでしたが、本日の早朝から準備に打ち込んでいた

生徒達のお陰で、つつがなく進行していきました。

昼休みには体育祭の大トリを予定している色別対抗リレー

の選手達が集合して競技の説明を受けています。校内の

スピードスター達が集合する風景は、見ているだけで

体育祭当日が楽しみになってきます。

 

止まらない生徒達

あいにくの雨となり、外での体育祭練習は実施できませんでしたが

金曜日の体育祭に向けて生徒達は止まることがありません。

校庭が使えない分、室内での練習時間が増えることになりますが

応援団が指揮を執って応援練習を指示。2・3年生は勿論のこと

1年生応援団も見事にクラスメートを引っ張り、天候不順によって

生まれた時間を無駄にしません。

体育祭で役割のある生徒達は放課後まで集まって打ち合わせをして

おり、雨であろうと終日生徒達は努力しています。

初日にしてこの雰囲気

本日から学校全体で体育祭練習が始まりました。他の生徒達

よりも一足早く体育祭に向けて活動を始めていた応援団は

紅白分かれての応援練習で見事にリーダーシップを発揮。

気合の入った声で全校生徒に応援を教えていました。

教えられる側の生徒達も非常に強力的で、多くの生徒達が

暑さに負けず全身を動かして応援をしていました。練習開始

初日にして、赤白どちらも良い雰囲気をかもしだしています。

カリスマ軍団

5月1日の記事でお伝えした、各部の部長が学校の挨拶を

盛り上げる運動が3日前から始まっています。実施前の説明

では「手本となるような元気でパーフェクトな挨拶をします」

と部長会長自ら宣言。自分で自分を追い込む背水の陣の覚悟を

見せてくれます。

そんな覚悟に充てられてか、全ての部の部長たちが素晴らしい

「さようなら」で生徒達を見送っています。自ら完璧宣言をした

部長会長は、自分が当番の日は勿論、挨拶をされる側でも完璧

な挨拶をしています。

部長たちがチェックする、各部活ごとの良い挨拶をする生徒

の人数も日に日に増加しているようで、さすが全校生徒達から

一目置かれるカリスマたちの力は違うように思えます。

魔人越え?!

頭の中で思い描いている人物を当ててくれる魔人が出てくる

ことで有名な「アキネーター」というウェブサイトがあります。

2年生の国語では、質問する力や思考力を鍛えるため、魔人

になりきってクラスメートの思い描いているものを解析して

いました。

アキネーターを自分で遊ぶ分には楽しいだけかと思いますが

立場が変われば一転、どんな質問をすれば正解を絞り込むこと

が出来るのか悩んでおり、魔人のように余裕の表情を浮かべる

生徒はいません。あるクラスでは「あなたが持っているゲーム

に出てくる人物ですか?」という、質問者と回答者にある程度

の交友がなければ意味を成さない質問が出てきます。友達との

絆を頼りに質問する姿は、人間がAIを超えうる可能性を感じ

させてくれました。

隠れているから安心

家庭科の授業で、大人よりも視界が狭くなる幼児視界体験メガネ

を着用する3年生。マスクに加えてメガネ着用で顔の90%程度

が隠れている状態なためか、カメラを向けると日頃の授業よりも

明らかにカメラへと目線を寄せてきます。まったく意図していない

場面で生徒達のネットモラルが高まっていることが伝わってきました。

視界だけでなく身長まで幼児に寄せて教室内を探検する時間には

幼児の声真似までするほど幼児になり切る生徒まで出てきました。

日頃から最高学年として学校を引っ張るする3年生が、その重圧

から少しだけ解放される良い授業であるように思えました。

判断が遅い

歴史の授業で足尾銅山の鉱毒事件を学ぶ3年生ですが

その学習問題は「事件への対応はどうすべきだったか」

というもの。歴史の失敗から学ぶという意図の授業ですが

生徒達は評価できる点と悪い点を次々と上げています。

生徒達から上がった意見は、法を整備する・住民の意見

をしっかり聞くなど現代社会の政治にも通ずるものが

多くありました。

授業のまとめでは、鉱毒事件が発生してから公害対策

基本法が策定されるまで77年もの歳月がかかった事実が

告げられます。生徒達が、政府の対応に少しでも思うところ

があれば、今後なにか不測の事態が起きた時の対応が

変わるかも?などど思わされる授業でした。

栄光は誰の手に?

3年生の修学旅行のしおりの表紙絵コンテストの投票

が本日締め切られました。投稿された作品は、どれも

B5サイズにも満たない枠に描かれたとは思えないほど

精巧に描かれおり、僅かな1コマに京都の魅力を凝縮

した2Dのジオラマと化しています。

力作ぞろいの選挙を勝ち抜くのは、いったいどの作品

なのか?月曜日の結果発表が楽しみです。

 

 

 

応援団だけじゃない

校舎の前にいるだけでも圧倒的な声量から存在を感じ

とることが出来る応援団。分かりやすく努力している

応援団以外に、体育祭実行委員の3年生も着々と準備

を進めています。

競技の計画を立てるという頭を使う仕事は、3年生と

いえども簡単ではないようで、放課後の調理室にこもって

真剣に考えています。考えたアイディアを実際に形に

する際には、日頃の学校生活では訪れることがない事務室

まで訪問し、自ら物品を調達しています。企画から道具

の調達まで自分たちの力でこなす実行委員の生徒達の

主体性には驚かされます。

上手くいって当たり前なイメージのある体育祭ですが

生徒達のこうした努力があるからこそ成り立っているの

だと実感します。

元気すぎてごめんなさい

本日は保護者面談がありましたが、応援団の生徒達による

応援練習もありました。練習会場に近い3年1組だと、面談

の会話も聞こえなくなるのではないかと心配になるほど、

応援団の生徒達は声を張り上げていました。

柏三中の応援の定番となっている「アゲアゲホイホイ」の

練習では、2・3年生はいきなり1年生に手本を披露。

練習初日とは思えないほどの熟練度です。練習を進める中、

団長から動きを絶賛される2年生団員も出てきており、

2・3年生ともに頼れる応援団としての風格をかもしだして

いました。