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活動の様子(R06年度)

ベストコンディション?!

いよいよコンクールを明日に控える吹奏楽部。昨年度には演奏者が

いなかった「コントラバス」が新たに加わり、音だけでなく見たた

だけでも新たな柏三中吹奏楽部ということが伝わってきます。

全体の合奏練習後には、各パートに分かれて練習していましたが

生徒達は比較的リラックスしているように見えます。手本となる

演奏を聞いたり、楽譜を眺めたり、ちょっとした談笑をしたりと

パートごとに本番前の過ごし方は違いがありますが、躍起となって

演奏しすぎない姿からは、今までの練習で培った技術に対しての

絶対的な自信を感じます。

練習の合間には伊藤楽器さんが楽器の調整をしてくださり、生徒達

の相棒である楽器もベストコンディションに仕上がっております。

最高の状態に仕上がっている生徒と楽器がそろった柏三中であれば

明日のコンクールも多くの観客の心を掴む演奏を披露してくれそうです。 

 

クールに熱い男達

柏市の総体もあらかた終わり、世代交代をしている部活動も見られる

柏三中の校内ですが、見事に県大会出場の切符を手に入れたテニス部

や陸上部の3年生達は本日も練習に精を出しています。

記録を出すうえで身体に疲労を残さないことが重要な陸上部は、激しい

練習は控えて最終調整をしています。蛇口から出てくるそこまで冷たく

ない水でアイシングを試みるほど疲労回復に対して貪欲になっている

姿からは、落ち着いていながらも明日の大会にかける熱い情熱が伝わって

きます。

本日はゆっくり休み、明日の競技の一瞬ないし数分に3年間の全てを

ぶつけてほしいですね。

日本の文化に触れる三年生

本日は夏休み前の最後の登校日ですが、本校は2期生であるため

通常通り授業が行われており、1年生からは「どうして授業がある

のですか?」という声も聞こえてきました。

3年生の国語の授業では、各々が詠んだ修学旅行を題材とした俳句の

「選句」を実施しており、多くの鑑賞者の心を打った俳句が廊下に

大きく掲示されています。「選句」では、筆跡から製作者が判別

できないよう、自分の俳句を誰かが文字で表すという、社会人が

参加するような「選句」でも実施しているような方法まで取り入れ

ていました。

人類の弱点

・二足歩行での生活を可能とするため、骨盤が複雑かつ頑強に進化した。

・知能の発達により脳(頭)が大きくなった。

上記の2点は「出産」という観点で見ると、産道は狭くなっている

のに胎児は大きくなったということであり、人間の出産はあらゆる

生物の中でもリスクが大きいそうです。

本日、柏市地域保健課の保健師さんをお招きして実施した性教育では

柏市でも30件程度、10代での妊娠が報告されているとのお話があり

中学生と言えど出産に関連するあらゆる危険が全く無関係ではないと

認識できました。

冒頭の話からかなりスケールを広げてしまっていますが、中学生らしい

健全なカップルの在り方など、生徒達が想像しやすい話もあり、今回の

講話をすぐに参考とする生徒もいるかと思われます。

7月は恋人ができやすい季節というデータもありますので、夏休み前に

正しい恋愛の仕方を学べる良い機会となりました。

大人を納得させるプレゼンテーション

PTA運営委員会の役員さんたちに、生徒会役員や各委員会の委員長が、自分たちの活動を支援してもらうためにプレゼンテーションを行う企画を昨年度から始めています。前回は生徒会長が行いましたが、今回はボランティア委員会の委員長がプレゼンを行いました。ボランティア委員会が実施している「Let‘s Goみ拾い」と名付けられた、地域の清掃活動。その際に着用する校名入りビブスを購入したいという内容でした。これまでの取り組みのや、目的、購入する際の細かな金額について、写真や数字を提示しながらのプレゼンとなり、役員さんたちも納得の内容でした。その後は役員さんたちも体育館に移動し、夏休み前保護者会を実施しました。大変暑い中でしたが、156名の方にご参加をいただきました。ありがとうございました。

   

 

ヤル気の坩堝

先週は3連休でしたが、部活動に所属する3年生は中学校生活

最後の総体に挑み、良い結果を残しています。

先週の金曜日には他校のために会場設営をしていた女子バスケット

ボール部ですが、試合ではおもてなしの心を捨て去り勝利を

掴み取ったようで、次の試合に向けて練習をしています。

「疲労が残ってしまうのでは?」と心配になるほど気合の入った

練習を金曜日にしていたサッカー部も、こちらの心配を他所に

試合を勝ち進め、先週以上の熱量で練習をしています。

また、やる気に満ち溢れているのは3年生だけではありません。

初めての総体に挑む卓球部の1年生は、審判等の総体を運営する

役割についても説明を受けています。総体に燃える3年生の審判

というのは、かなりのプレッシャーかと思われますが、自らの

役目を果たすため、顧問の話に真剣に耳を傾けていました。

そんなやる気に溢れた生徒達の晴れ舞台を撮影するため、コンピューター部

の生徒達は撮影計画を練っています。インタビューする現場を

打ち合わせする様子はまるで新聞会社のようです。

義理人情に溢れる三中

昨日、3年生が作成した修学旅行のプレゼンテーションを

視聴した2年生は、1日にして巨大なお礼状を作り、3年生

に手渡していました。一体いつ作成したのか不思議に思う

ほどの速さです。多くの3年生が中学校生活最後の総体を

控える中ですが、こうした心配りはちょっとした励みになる

のではないでしょうか。

義理堅さを感じるのは在校生だけではありません。2年前の

剣道部の卒業生は、40㎝を超えていたら試合に出場できない

らしい「面紐」の長さをキッチリ測定。思わぬアクシデントで

出場不能という事態にならないようサポートしてくれています。

柏三中が試合会場となった女子バスケットボール部は、控室

の作成及び掃除をしています。 教室のレールまで掃除する様子

は、大掃除かと見間違うほどです。練習したい気持ちが溢れ出る

であろうこの時期に、ライバルのためにここまで丁寧な掃除を

できる女子バスケットボールは、美しい心を持っていると断言

できます。

林間学校に集中できないかも?

林間学校に向けた活動が始まったばかりの2年生ですが、3年生の

「今すぐ修学旅行に行きたくなる」をコンセプトとしたプレゼン

テーションを視聴しています。

各クラスの代表となったプレゼンテーションの発表会だけあり、どの

プレゼンテーションも巧みな話術と意匠を凝らした映像を詰め込んだ

クオリティの高いものばかり。2年生も楽しそうな反応をたくさん

返していました。

そんなハイレベルなプレゼンテーションが集う発表会の中でも、優勝

した5組6班のプレゼンテーションは多くの支持を得ていました。

強者が集まる峻烈な争いで勝利した5組6班は、嬉しさのあまり表彰式

の際には勝利の雄たけびを上げていました。

また、発表会を盛り上げるために尽力していた実行委員の生徒達でしたが

修学旅行での反省点も2年生に伝えており、発表会は楽しいだけでは

終わりません。修学旅行前の準備から後輩への引継ぎまでしっかりと

やり抜いた実行委員の生徒達には大きな拍手を送りたいです。

 

未公開シーン

学校公開期間中ということで、生徒達の授業中の努力する姿は

保護者の方々が目にしているところですが、公開していない

昼休み中にも、合唱祭の学年の歌の指揮者と伴奏者の座をかけた

オーディションに奮闘する生徒の姿があります。

お互いライバル意識はあるかと思われますが、本番直前にライバル

にアドバイスを求めるという行動に出ます。アドバイスを求められた

生徒は嫌な顔をせずに秘訣を伝授しており、見ている方も清々しい

気分になるほどクリーンなオーディションとなっていました。

指揮者や伴奏者といった、合唱コンクールでリーダシップを発揮する

生徒が互いに高め合う心を持っていれば、学年の歌唱力もどんどん

伸びていくに違いありません。

 

廊下もご注目

本日の学校公開でご覧になられた保護者の方が大勢

いらっしゃることかと思われますが、1年生の廊下

には美術の授業で作ったレタリングの作品が飾られて

います。

漢字の一画を工夫し、その漢字が表す意味をより解り

やすくしている作品は、生徒達の書く技術も当然

ながら豊かな発想力にも驚かされます。「育」の

漢字の一部分である「月」を跳び箱で表現する作品は

よく思いついたなと感心するほどです。

同じ漢字を選んだ生徒が複数いますが、どれも違いが

あり、同じ作品を見比べてみるのも楽しいかもしれません。

人肌の温もり

本日の最高気温予想は36℃前後と、人によっては自分の

体温よりも周りの温度の方が高くなっているかもしれません。

体育の授業はプールですら中止となり、教室での座学で

熱中症・心肺蘇生法・災害・ハンドボールの戦術等々、学年

によって様々なことを学んでいます。

身体を動かすことが大好きな生徒にとっては不満かもしれませんが

夏に起きる可能性の高い危険について学ぶことは、非常に

意義のあることかと思います。事故の予防にもなるはずです

ので、夏の総体やレジャーを控えた生徒達には1つでも授業の

内容を覚えてほしいですね。

尾を引く修学旅行

国語の授業で修学旅行の風景を思い出して俳句を作ったり、2年生が

修学旅行への期待が倍増するようなプレゼンテーションを作ったりと

修学旅行の経験を日頃の授業にも活かす3年生。思い出を振り返り

ながら作業を進める3年生は、楽しく課題に取り組んでいるように

見えます。

2年生は、林間学校を終える前から修学旅行でどこに行きたいかを

表現する英語の授業をしているので、こうした3年生の取組は大歓迎

かと思われます。3年生のリアルな体験談が2年生の学習をより深い

ものにしてくれる期待が高まります。

36℃の情熱

暑さ対策として1時間目から実施した部活動壮行会ですが、それでも

なお暑さを感じる朝の体育館。しかし、最後の大会を前に自らの心意気

を語る熱い選手達を前にしたら、30℃前後の気温すら涼しく感じる

ます。団体種目・個人種目と闘う舞台は生徒達によって違いはあり

ますが、3年間の努力をぶつけるという想いは全ての選手に共通して

いるのではないでしょうか?時間や場所は違えど三中生全員が一丸と

なって最後の大会へ臨んでくれると確信を持てる壮行会であったよう

に思いました。

壮行会の最後には体育祭で応援団を務めた2年生が再結成し、選手達

へと応援歌を送ります。応援歌が終わると、応援の言葉までそのままの

声量で一気に伝える2年生応援団。ただでさえ暑い室温が、その熱気

により更に上がるのではないかと思わせてくれるほどに熱い気持ちを

伝えてくれました。

熱い気持ちを伝えてくれた応援団の生徒自身もサッカー部での活躍

を期待されており、これほどの気持ちを持った後輩が共に戦ってくれる

という事実も3年生の励ましになるに違いありません。

 

足を使う生徒会

6月21日の記事でも紹介した「スマホ講座」の学生講師が

足りないようで、生徒会の生徒達は昼の放送で宣伝したり

昼休みに教室を回って直接声を掛けたりと、八方手を尽く

して人材を発掘しています。

放課後には明日の部活動壮行会のリハーサルを進行しており

多忙ながらあらゆる活動を手広く展開する勤勉さには驚かされ

ます。これほど勤勉な生徒会の生徒達が企画したのであれば

明日の壮行会の成功は間違いないと断言できます。

事実上100点

午前中から5時間目と、長時間実力テストに集中した3年生。

脳を限界までフル回転させた後かと思われますが、6時間目

には班別で修学旅行の反省会をしていました。

自分達の仕事に点数をつける場面がありましたが、保健班では

90点台の高得点がズラリと黒板に並んでいます。日本人の

性格上、自分に100点を付けることはまずないと思われます

ので、ほぼ満点と言って差し支えない点数ではないでしょうか?

修学旅行を通して生徒達が自分に自信が付いたという結果が

数字で見て取れました。

1組には、修学旅行の反省から導き出した今後の目指す姿が

掲示されていますが、修学旅行を通して成長した3年生であれば

理想を現実に変えてくれるはずです。

男子三日合わざれば刮目して見よ

本日は校庭で部活動をしているのが陸上部だけだったため

滅多に見ることが出来ない本気の円盤投げ練習が行われて

います。

下半身の力を指先の円盤に上手く伝えなければ好記録を狙え

ない難しそうな競技ですが、円盤の飛距離から察するに、上手く

前身の筋肉を連動させているように見えます。

陸上部の生徒に投げ方の指導をする逞しい体をした男性が

いたので、KSCAの指導者の方かと思っていたましたが、よく

見ると昨年度卒業した陸上部のOBでした。ちょっとした

デモンストレーションの動きだけでもその体に秘める圧倒的

なパワーを感じる程に成長しています。

夏の大会を前に頼もしい先輩の激励を受け、陸上部の生徒達

も更にやる気が出たに違いありません。

テスト1日目の午後

 今日は定期テスト初日のため、生徒は早帰りでした。午後からの時間を使い、先生方の研修が行われました。

 柏市こども相談センターより講師の先生をお招きし、「発達支援の観点からみる生徒理解について」と題して

およそ1時間の研修です。「思春期の子供の発達」「問題行動への対応」そして「学校における心理的安全性」

について、先生の講話から多くの学びを得ました。心のアクセルとブレーキのアンバランスに陥りがちな中学生、

「褒めてもらうことよりもうれしいのは『自分の思いが伝わる』こと」、「悪気のない『無関心』の痛み」

などについてのお話をいただき、ワークショップをとおして心理的安全性を高めるコミュニケーションの在り方を

考えました。

 質疑の時間には多くの先生方から質問が飛び交い、また研修後には講師の先生からのアドバイスをいただくため

多くの先生方が校長室を訪ねる様子がみられました。

 「知りたい」「わかりたい」「できるようになりたい」という気持ちは生徒も先生も同じ、これは「真実」です。

互いの多様性を尊重し「信実」で生徒とつながりたいと思えたのは、『走れメロス』の影響が強すぎるからかも

しれません。

       

空気を吸うのはタダ

夏が来れば思い出すとされている「遥かな尾瀬」の

フレーズで有名な「夏の思い出」を音楽の授業で練習

していた2年生は、授業のまとめとしてリサイタルを

開いています。

自分の歌声にクラス全員が注目するというのは、少々

気恥ずかしさもあるかもしれませんが、今まで練習した

ことを活かして堂々と歌う2年生。歌声だけでなく笑顔

も最高です。ギャラリーの生徒達も自発的に指揮を振り

始めるなど、クラス全体が非常に盛り上がっていました。

そういった雰囲気もあり、歌の中でも難易度の高い「水芭蕉」

や「遥かな尾瀬」の歌詞の部分も果敢に挑戦。失敗しようとも

ノリノリで歌いきっていました。

県大会4位入賞

 6月24日(月)、千葉ポートアリーナを会場に、県総体の体操競技が行われ、

柏市の予選を勝ち抜いた本校2年生1名が出場しました。

 跳馬・鉄棒・ゆか・あん馬の順に、中学生とは思えない見事な演技を披露し、

種目別跳馬で4位入賞、あと一歩で表彰台という素晴らしい成績を収めました。 

 三中の先陣を切って、2年生ながら県大会での見事な活躍です。夏本番、他の部活動の

活躍が、ますます楽しみです!

 

空想科学授業

「空想科学読本」という、漫画や映画で起こっている

現象を現実で起こすにはどんなエネルギーが必要なのか

を考察するロングセラー書籍があります。

理科の授業で仕事の定義について学習した3年生も様々な

エネルギーの働きについてクイズを作成しましたが、現実的

な力の働きだけでなく、漫画のキャラクターがどんなエネルギー

を駆使しているのかを考えたユーモア溢れるクイズを出題して

授業を盛り上げていました。

生徒達の興味のある漫画等と授業内容を結び付けることで

難易度が高まっている授業内容でもスッと頭に入ってくる

のではないでしょうか?流行に敏感な生徒ほど良い先生に

なれる面白い授業でした。