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活動の様子(R06年度)
日本の文化に触れる三年生
本日は夏休み前の最後の登校日ですが、本校は2期生であるため
通常通り授業が行われており、1年生からは「どうして授業がある
のですか?」という声も聞こえてきました。
3年生の国語の授業では、各々が詠んだ修学旅行を題材とした俳句の
「選句」を実施しており、多くの鑑賞者の心を打った俳句が廊下に
大きく掲示されています。「選句」では、筆跡から製作者が判別
できないよう、自分の俳句を誰かが文字で表すという、社会人が
参加するような「選句」でも実施しているような方法まで取り入れ
ていました。
人類の弱点
・二足歩行での生活を可能とするため、骨盤が複雑かつ頑強に進化した。
・知能の発達により脳(頭)が大きくなった。
上記の2点は「出産」という観点で見ると、産道は狭くなっている
のに胎児は大きくなったということであり、人間の出産はあらゆる
生物の中でもリスクが大きいそうです。
本日、柏市地域保健課の保健師さんをお招きして実施した性教育では
柏市でも30件程度、10代での妊娠が報告されているとのお話があり
中学生と言えど出産に関連するあらゆる危険が全く無関係ではないと
認識できました。
冒頭の話からかなりスケールを広げてしまっていますが、中学生らしい
健全なカップルの在り方など、生徒達が想像しやすい話もあり、今回の
講話をすぐに参考とする生徒もいるかと思われます。
7月は恋人ができやすい季節というデータもありますので、夏休み前に
正しい恋愛の仕方を学べる良い機会となりました。
大人を納得させるプレゼンテーション
PTA運営委員会の役員さんたちに、生徒会役員や各委員会の委員長が、自分たちの活動を支援してもらうためにプレゼンテーションを行う企画を昨年度から始めています。前回は生徒会長が行いましたが、今回はボランティア委員会の委員長がプレゼンを行いました。ボランティア委員会が実施している「Let‘s Goみ拾い」と名付けられた、地域の清掃活動。その際に着用する校名入りビブスを購入したいという内容でした。これまでの取り組みのや、目的、購入する際の細かな金額について、写真や数字を提示しながらのプレゼンとなり、役員さんたちも納得の内容でした。その後は役員さんたちも体育館に移動し、夏休み前保護者会を実施しました。大変暑い中でしたが、156名の方にご参加をいただきました。ありがとうございました。
ヤル気の坩堝
先週は3連休でしたが、部活動に所属する3年生は中学校生活
最後の総体に挑み、良い結果を残しています。
先週の金曜日には他校のために会場設営をしていた女子バスケット
ボール部ですが、試合ではおもてなしの心を捨て去り勝利を
掴み取ったようで、次の試合に向けて練習をしています。
「疲労が残ってしまうのでは?」と心配になるほど気合の入った
練習を金曜日にしていたサッカー部も、こちらの心配を他所に
試合を勝ち進め、先週以上の熱量で練習をしています。
また、やる気に満ち溢れているのは3年生だけではありません。
初めての総体に挑む卓球部の1年生は、審判等の総体を運営する
役割についても説明を受けています。総体に燃える3年生の審判
というのは、かなりのプレッシャーかと思われますが、自らの
役目を果たすため、顧問の話に真剣に耳を傾けていました。
そんなやる気に溢れた生徒達の晴れ舞台を撮影するため、コンピューター部
の生徒達は撮影計画を練っています。インタビューする現場を
打ち合わせする様子はまるで新聞会社のようです。
義理人情に溢れる三中
昨日、3年生が作成した修学旅行のプレゼンテーションを
視聴した2年生は、1日にして巨大なお礼状を作り、3年生
に手渡していました。一体いつ作成したのか不思議に思う
ほどの速さです。多くの3年生が中学校生活最後の総体を
控える中ですが、こうした心配りはちょっとした励みになる
のではないでしょうか。
義理堅さを感じるのは在校生だけではありません。2年前の
剣道部の卒業生は、40㎝を超えていたら試合に出場できない
らしい「面紐」の長さをキッチリ測定。思わぬアクシデントで
出場不能という事態にならないようサポートしてくれています。
柏三中が試合会場となった女子バスケットボール部は、控室
の作成及び掃除をしています。 教室のレールまで掃除する様子
は、大掃除かと見間違うほどです。練習したい気持ちが溢れ出る
であろうこの時期に、ライバルのためにここまで丁寧な掃除を
できる女子バスケットボールは、美しい心を持っていると断言
できます。