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活動の様子(R06年度)

36℃の情熱

暑さ対策として1時間目から実施した部活動壮行会ですが、それでも

なお暑さを感じる朝の体育館。しかし、最後の大会を前に自らの心意気

を語る熱い選手達を前にしたら、30℃前後の気温すら涼しく感じる

ます。団体種目・個人種目と闘う舞台は生徒達によって違いはあり

ますが、3年間の努力をぶつけるという想いは全ての選手に共通して

いるのではないでしょうか?時間や場所は違えど三中生全員が一丸と

なって最後の大会へ臨んでくれると確信を持てる壮行会であったよう

に思いました。

壮行会の最後には体育祭で応援団を務めた2年生が再結成し、選手達

へと応援歌を送ります。応援歌が終わると、応援の言葉までそのままの

声量で一気に伝える2年生応援団。ただでさえ暑い室温が、その熱気

により更に上がるのではないかと思わせてくれるほどに熱い気持ちを

伝えてくれました。

熱い気持ちを伝えてくれた応援団の生徒自身もサッカー部での活躍

を期待されており、これほどの気持ちを持った後輩が共に戦ってくれる

という事実も3年生の励ましになるに違いありません。

 

足を使う生徒会

6月21日の記事でも紹介した「スマホ講座」の学生講師が

足りないようで、生徒会の生徒達は昼の放送で宣伝したり

昼休みに教室を回って直接声を掛けたりと、八方手を尽く

して人材を発掘しています。

放課後には明日の部活動壮行会のリハーサルを進行しており

多忙ながらあらゆる活動を手広く展開する勤勉さには驚かされ

ます。これほど勤勉な生徒会の生徒達が企画したのであれば

明日の壮行会の成功は間違いないと断言できます。

事実上100点

午前中から5時間目と、長時間実力テストに集中した3年生。

脳を限界までフル回転させた後かと思われますが、6時間目

には班別で修学旅行の反省会をしていました。

自分達の仕事に点数をつける場面がありましたが、保健班では

90点台の高得点がズラリと黒板に並んでいます。日本人の

性格上、自分に100点を付けることはまずないと思われます

ので、ほぼ満点と言って差し支えない点数ではないでしょうか?

修学旅行を通して生徒達が自分に自信が付いたという結果が

数字で見て取れました。

1組には、修学旅行の反省から導き出した今後の目指す姿が

掲示されていますが、修学旅行を通して成長した3年生であれば

理想を現実に変えてくれるはずです。

男子三日合わざれば刮目して見よ

本日は校庭で部活動をしているのが陸上部だけだったため

滅多に見ることが出来ない本気の円盤投げ練習が行われて

います。

下半身の力を指先の円盤に上手く伝えなければ好記録を狙え

ない難しそうな競技ですが、円盤の飛距離から察するに、上手く

前身の筋肉を連動させているように見えます。

陸上部の生徒に投げ方の指導をする逞しい体をした男性が

いたので、KSCAの指導者の方かと思っていたましたが、よく

見ると昨年度卒業した陸上部のOBでした。ちょっとした

デモンストレーションの動きだけでもその体に秘める圧倒的

なパワーを感じる程に成長しています。

夏の大会を前に頼もしい先輩の激励を受け、陸上部の生徒達

も更にやる気が出たに違いありません。

テスト1日目の午後

 今日は定期テスト初日のため、生徒は早帰りでした。午後からの時間を使い、先生方の研修が行われました。

 柏市こども相談センターより講師の先生をお招きし、「発達支援の観点からみる生徒理解について」と題して

およそ1時間の研修です。「思春期の子供の発達」「問題行動への対応」そして「学校における心理的安全性」

について、先生の講話から多くの学びを得ました。心のアクセルとブレーキのアンバランスに陥りがちな中学生、

「褒めてもらうことよりもうれしいのは『自分の思いが伝わる』こと」、「悪気のない『無関心』の痛み」

などについてのお話をいただき、ワークショップをとおして心理的安全性を高めるコミュニケーションの在り方を

考えました。

 質疑の時間には多くの先生方から質問が飛び交い、また研修後には講師の先生からのアドバイスをいただくため

多くの先生方が校長室を訪ねる様子がみられました。

 「知りたい」「わかりたい」「できるようになりたい」という気持ちは生徒も先生も同じ、これは「真実」です。

互いの多様性を尊重し「信実」で生徒とつながりたいと思えたのは、『走れメロス』の影響が強すぎるからかも

しれません。