校長室より

令和5年度 校長室より

2月29日(校長室より)

うるう年。今年は、「暦と実際の季節とのずれを調節するために(三省堂国語辞典より)」平年より1日長く、通常365日の1年が366日あります。今日はその調整の1日で、4年に1回だけある「2月29日」です。

そんな今日は、表彰から始まりました。放送室からオンラインで行いました。

 

柏っ子造形展、運動能力賞、子ども司書、書星会賞の4つで、欠席者2名を含む代表者13人の表彰を行いました。よくがんばりましたね。

 

給食の時間に教頭先生や教務主任の宇佐美先生が交代で放送を入れて今日で3日目です。「よく噛んで、落ち着いて食べよう」という内容が中心です。

本校では今日の食材でスープにウズラの卵を使用予定でした。予定通り提供しました。

ウズラの卵は自分が子どもだったときは人気の食材の一つで、例えば隣の子の中華丼には3個入っているのに、自分の中華丼には1個しか入っていなくて悲しくて文句を言うというようなことが教室内のあちこちで起きたものです。

教頭先生、宇佐美先生からは、まず落ち着いてよく噛むこと、口の中にものが入っているときはお話をしないこと、食べている人を驚かしたり笑わしたりしないこと、お代わりを急いでの早食いをしないことなどをこの3日で伝えてきました。

今日は教頭先生から、今年度の残りの10回の給食をおいしく安全に食べようねという呼びかけをしました。

 栄養士の秦野先生に「ウズラを気をつけて食べます」と声をかけてきた児童が2名いたそうです。意識することがまず対策の一つになったら良いと思っています。

お店でお花を購入(校長室より)

のぞみ1組2組の子どもたちがロイヤルホームセンターにお花を買いに行きました。

巣立ちゆく6年生のための環境づくりの一つで、花壇にお花を植えて見送ろうというものです。

日差しは暖かかったのですが、昨日に引き続き風が冷たい午前中でした。

車に気をつけながら歩いて行くことができました。

ご多用の中、店長さんも出てきてくださいました。ありがとうございました。

担当してくださった店員さんのお話を聞いて、いよいよお花選びです。

この時期はパンジーやビオラがとても綺麗です。気に入ったものを2つずつ選びました。

一人ずつ選んだお花のバーコードを読み込んでもらい、先生方が用意したレジ袋に入れてもらいました。

買い物も無事に終わり、お店の方へお礼を言って、休憩場所の南部公園に寄りました。トイレ休憩と、業間休みの代わりの15分ほど自由時間としました。

楽しいひとときを過ごしました。

学校に戻り、花壇に花を植えました。6年生を見送る環境の一つが完成です。のぞみ学級のみなさん、ご苦労様でした。引率の先生方お疲れ様でした。

 

太陽の下で(校長室より)

コミュニティスクールとして地域のみなさんのお力をお借りしている場面がいくつかあります。

今日は見守りたいの方々が、見守りついでに正門近くの草むしり、掃除をしてくださっていました。

用務員さんから「校長先生ご存じだとは思いますが・・・」と教えてくれました。いえいえ、存じていませんでした。

寒い中、ありがとうございます、と走って近寄ると4名の方が活動されていました。「正門は学校の顔ですから」と寒風吹きすさぶ中、自主的に活動してくださっていました。

いつも具体的に動いてくださり感謝しています。ありがとうございます。

 

掃除なしの長い昼休み。土南タイムと呼んでいますが、今年度も今日を入れて3回となりました。貴重な1回です。

 

今は、「日光に当たることでセロトニンという安心ホルモンが出る」などの科学的な意味もわかっています。自分が子どもだったときは、その意味など知らず、考えもせず、休み時間になったらボールを持って外に飛び出す毎日でした。知らず知らずのうちに、外で遊びまくるという少年時代の当たり前の毎日があって今の自分があるんだなあと感じたりもします。

 

もちろん今の子どもたちだって同じです。日に当たる効用を知って、「では外にでも出ますか」なんて子はおそらくいないでしょう。

 

今日も、強い北風の中、元気に外で遊ぶ子どもたちの姿です。

メジャーリーガーの大谷選手から送られたグローブは、各学級に順番に回し、今日の昼休みから貸し出しを始めました。

できるだけ当たっても痛くないようなボールを選んで学校で購入しました。キャッチボールの場所は大体決めてあります。今日は3年生と5年生の児童が大谷グローブをはめてキャッチボールしていました。「野球しようぜ」

感謝の気持ち(校長室より)

昨年度末ぐらいから、とても大切なこととして、ネット上や、書籍、講演会などで改めて見たり聞くようになった「感謝」という言葉があります。

思いを持つ側の「自分が感じた感謝の気持ちを伝えること」や、受ける側の「感謝の気持ちを言われること」、それぞれの大切さを目にしたり耳にしたりすることが増えたのです。

 

人が、人とのつながりの中でより人間らしくなっていく上で必要なことだからなのだろうと思います。もちろん感謝とは強要されてするものではありません。しかし、学校や家庭、どんな小さなやりとりやどんな小さな場面でも「ありがとう」と言える瞬間は転がっていると思います。

 

小さなことであっても、「ありがとう」と相手に言ってみること。自分や相手に起こる小さな変化、そんなことの大切さが話題になっているんだろうなと思います。

 

1年生から5年生の子どもたちが、「ありがとう」の気持ちを6年生に伝える会の準備が毎日少しずつ行われています。

 

そして、関わりの中で最高学年として成長してきた6年生も、学校に、在校生に「ありがとう」の気持ちを伝える準備を始めています。

第4回学校運営協議会(校長室より)

学校運営協議会を開催しました。第4回目です。

地域での子どもたちのための様々な活動をしてくださっているみなさんに学校運営協議会委員となっていただいています。

今日は、8名全ての委員さんと、教育委員会担当者、校長、教頭での会議でした。

委員のみなさんには、校内では、主に見守り隊や丸つけ隊、さらに今年度は岩石園の整備に中心となって関わっていただきました。

今日は、最後の会議となり、学校評価の結果を見ていただき、ご意見をちょうだいする時間としました。保護者用アンケート、児童用アンケート、教職員用アンケート、3つの結果や考察について説明した後、ご意見をいただきました。

保護者のみなさんの評価数値、ご意見や改善要望については、丸ごと全て見ていただきました。(保護者のみなさんには後日配布させていただきます。)

委員のみなさんは、学校や子どもたちのことを考えて、具体的に動いてくださっている方々ですので、ご意見をうかがえることはとても貴重です。

限られた時間ではありましたが、今日もたくさんのご意見をいただきありがとうございました。

地域の学校として、子どもたちのために共に力を合わせることができるメンバーとして心強く感じています。

会議は今日で終了ですが、学校活動はまだまだ続きます。引き続き、土南部小学校のためにお力をお貸しください。

今日はご多用の中ありがとうございました。