校長ブログ

2020年6月の記事一覧

シンプルな日常(校長ブログ)

昨日は雨がよく降りました。
1年生の下校指導で児童の送りをしましたが、子どもたちは少し歩いているうちに足下からどんどんびしょ濡れになっていました。風邪をひくのでは?と心配しましたが、

みんな元気に登校してきました。さすが元気!

今日は、朝方、青空が顔を出していましたが、雲の多い一日でした。(子どもたちが下校する頃から明るくなってきました。)

どんより。








通常なら、後ろ3分の1のスペースがフリーになるぐらいの児童数の学校ですが、隙間を開けて机を配置しているので、教室一杯に子どもたちがいる印象を受けます。子どもたちもこの形に慣れてきたようです。

飼育小屋の屋根に乗っているのは教頭先生です。雨どいの掃除をしています。

雨どいに枯れ葉が貯まると、水の流れが止まり、思わぬ方から水が出たりと不具合が起きます。雨の日にそれがわかるので、雨が上がったあと、すぐが、作業のチャンスです。素早い動きです。

ピンク色の洋服を着た1年生が、ひまわり畑の横にいます。何をしているのでしょう。

よく見ると、ひまわりの中に黄色い帽子が見え隠れ・・・。
かくれんぼかな?

1年生が1年生のひまわり畑の雑草抜きをしていました。
雨が降った後は、雑草が抜きやすいので作業がはかどります。「校長先生、こんなにとったよ」「すごいねえ、えらいねえ」「校長先生も手伝ってよ」「上履きだから降りられないなあ」「お口を動かさずに、手を動かして!」というようなやり取りもしながら、みんな楽しそうにがんばりました。それにしても、畑のひまわりはここ数日で、また大きくなり、1年生を隠すほどに育ちました。

色々な行事がなくなって、残念な気持ちを抱えている子どもや大人もたくさんいる中で、1年生は初めての学校生活ですから、「運動会」がなくなったことや「1年生を迎える会」ができていないことを気にするはずがありません。ただただ、シンプルな学校生活に身を置いています。ひまわりのように、短期間で、見てわかるような驚くべき伸びがあるわけではありませんが、「友達と一緒に学ぶ」「友達と一緒に遊ぶ」「友達と一緒に働く」・・・という学校において最も基本的な空気の中で、少しずつ少しずつ成長しています。

学校が再開しましたが、先が見えていない状況であることは変わりません。「みんなで学校で過ごせる」というシンプルな生活の中に喜びを見いだしていきたいものです。

今日も、手洗いを呼びかける放送が、教頭先生の声で響きました。手洗い、換気、せきエチケット・・・で予防を心がけながら子どもたち、先生方は過ごしています。