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2022年1月の記事一覧
3年新聞づくり(校長ブログ)
3年生の3校時は,社会科新聞つくりをしました。
テーマは「警察のしごと」です。
インターネットなどを使って調べ,それをタブレットの画面に
入力したり,写真や図を貼り付けたりしていました。
新聞づくりは,少し前に「消防署のしごと」で作っているので,
ずいぶん慣れていました。
3年生の警察官に対するイメージを聞くと「ドラマに出てくる人」
つまり「刑事」なのだそうです。
だからか「交番にいるひとも警察官だ」と言うと,
意外そうな表情をする子がいました。
警察官がどれほどたいへんで,市民のために働いてくれているかを
じっくり調べ,感じとってほしいです。
読み聞かせの中で(校長ブログ)
先日12日に行われた「うさぎのみみ読み聞かせボランティア」で,
吃音のある子を話題とした本の読み聞かせがありました。
「吃音」つまり「どもってしまう」ことは不自然だと思われがちですが,
「どもるということは流れるよう(スムーズ)に話せない事」と解釈すると,
誰にでもある事で,うまく話せない症状の一つだと気づきます。
私も,初めての方に話す場面では,早口になって呂律が回らない事が多々あります。
「流れるように話せない」と言うことでは,吃音となんら変わりありません。
では「流れるように話せない」人に接したらどうしたら良いのでしょう?
頂いた資料には,こう記されていました。
「親切のつもりでも相手の言おうとしている言葉を先取りしないこと」
話の先取りをすることで,誤解があっても言い直せなくなったり,
話す機会ごと奪ってしまうことなど,相手にとってマイナスにつながってしまいます。
多様な子どもが増えたと言われていますが,一つ一つがその子の特性と考えれば,
その子なりの解消法・対応法を見つけるまで,
「待ってあげる」時間が重要だなと感じました。
今回の「うさぎのみみ」で,また良い話が伺えました。
環境整備に感謝(校長ブログ)
本校は,今でこそ少人数の小規模校ですが,創立当初は800名超の児童が在籍しており,
校舎や敷地はかなり広い方です。その分,環境の整備は欠かせません。
そこで,今日は本校の用務員さんの紹介です。
正門入ってすぐ左側十数メートルの花壇や樹木は,いつもきれいに整備されています。
これは,用務員さんが毎日コツコツと整備してくれているおかげです。
今日は北風が吹き,日中でもとても寒い日ですが,いつもと変わらず作業をしてくれています。
学校は,教室など校舎内に関わらず,校舎外も学ぶ場の環境としてとても重要です。
用務員さんは,環境整備によって,今日も子どもの心を育ててくれています。
※本校には,二人の用務員さんが曜日別に勤務しています。
今回は,お一人を載せさせていただきました。
外国語活動掲示物(校長ブログ)
1階児童昇降口の奥の廊下掲示板に,外国語活動指導補助員が作成した掲示物があります。
ちょうど7日の始業式が大雪だったので,今年は「雪だるま」の絵がぴったりですね。
よく見ると,雪の丸の中にアルファベットが並んでいました。
4年生の活動で,ヘボン式ローマ字で自分の名前を書いたようです。
初めてだったのか,いつも以上に丁寧に書いた様子がうかがえます。
これから,どんどんいろんな所で使っていってほしいです。
6年生 戦争体験談(校長ブログ)
6年生は,3校時に柏和会の方々を講師に招いて「戦争体験談」を聴かせていただきました。
今回は,長崎出身の方ということで「長崎原爆」についてお話しくださいました。
今回のお話で,新たに知った事がありました。
ある児童から「アメリカ人をどう思っていますか」という質問に,
講師の方は「アメリカ人でよかったと思った」が最初のお言葉でした。
「こんな原爆投下をして憎い!」のかなと思っていたので意外でした。
その後,その理由を聞いて納得しました。
「戦争が終わった後,アメリカ人はたくさんの食糧をもってきた。パンの作り方なども教えてくれた。
もし,その食糧がなかったら,みんな餓死していただろう」との事でした。
戦後70年超を経て,色々な情報が開示されるようになりました。
しかし,戦争を直接体験した人がいる時に,戦争の様々な事を知る必要があると感じた時間でした。
児童はもちろん,教職員も戦争を体験した者はおりません。
戦争の恐ろしさが風化していかないように,そして二度と戦争をおこしてはならない
という強い思いを,我々は引き継いでいかなければなりません。
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