校長ブログ

6年生 戦争体験談(校長ブログ)

 6年生は,3校時に柏和会の方々を講師に招いて「戦争体験談」を聴かせていただきました。

 今回は,長崎出身の方ということで「長崎原爆」についてお話しくださいました。

 今回のお話で,新たに知った事がありました。

 ある児童から「アメリカ人をどう思っていますか」という質問に,

講師の方は「アメリカ人でよかったと思った」が最初のお言葉でした。

 「こんな原爆投下をして憎い!」のかなと思っていたので意外でした。

 その後,その理由を聞いて納得しました。

「戦争が終わった後,アメリカ人はたくさんの食糧をもってきた。パンの作り方なども教えてくれた。

もし,その食糧がなかったら,みんな餓死していただろう」との事でした。

 

 戦後70年超を経て,色々な情報が開示されるようになりました。

 しかし,戦争を直接体験した人がいる時に,戦争の様々な事を知る必要があると感じた時間でした。

 児童はもちろん,教職員も戦争を体験した者はおりません。

 戦争の恐ろしさが風化していかないように,そして二度と戦争をおこしてはならない

という強い思いを,我々は引き継いでいかなければなりません。