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2021年1月の記事一覧

1月から2月へ

 「木曜日の夕方に降った雪が翌朝に凍結するのでは?」そんな心配があり、この日の夕方、校門坂と歩道橋に塩化カルシウムをまき、備えたのですが、昨日朝の気温は高めでしたね。道路等、凍結することもなく、ホッとしました。1月も今日と明日で終わり、来週は2月になっての登校、2日は節分、3日は立春と、春が来るのを待ちわびながらの教育活動が始まります。
 緊急事態宣言の中の1月は、委員会やクラブ活動、特設クラブ活動、ステップアップ学習会や「おはなしのへや」の読み聞かせ活動、ボランティア活動などが中止となってしまいましたが、子供たちは一生懸命に感染防止の取組をしながら、できる限りの教育活動を進めてきました。感染症の状況は思うように好転していない状況です。2月から3月にかけては、学年のまとめの時期であり、6年生の卒業に向けた大切な行事も予定されています。全校児童による「6年生を送る会」は今までのように体育館に全員が集まっての形は難しいと思います。これは卒業式も同様です。現状を踏まえて「できないこと」「できること」を見極めながら、方法を工夫して実施していこうと考えています。保護者の皆様へはできる限り、早めの連絡に心がけますので、どうぞご理解ください。
 「児童が感染」というメールを昨日、流しました。「学校では広がっているの?」と心配されている方も多いかと思います。学校で取り組んでいることは、新しい生活様式で過ごし、健康観察カードによって児童の健康状態を把握、体調が悪い場合には早退の家庭連絡、そして家庭に協力を依頼し、「(家族も含めて)症状がある」場合には欠席していただき、「検査を受ける」等については電話連絡をいただいています。必要に応じて教育委員会と保健所に連絡を取り、指示を受けながら対応し、児童に感染の疑いがある場合には、数日前からの活動の記録を提出し、どんな活動をしたか、どんな関わりがあったかがわかるようにしています。それによって濃厚接触者の有無、拡がりの状況を判断、その指示を受けて対応しています。昨日のメールにより、保護者の方から次の2点、ご指摘を受けました。
 ○欠席児童への連絡方法
 ○欠席児童の学習保障
以上については検討し、来週早々に連絡します。ご心配をおかけし、申し訳ありません。
 心配がある中で2月を迎えますが、子供たちにとって大事な時期であることは間違いありません。何ができるのかをしっかりと見極めながら取り組んでいきます。保護者の皆様には引き続き、子供たちや家族の皆様の体調管理に努めていただき、「念のための欠席」「念のための連絡」に心がけていただきたいと思います。

「学校評価アンケート」回答へのお願い

 昨日から今朝にかけて雪も降らず、それほど冷え込みもなく、スムーズに週明けを迎えることができました。朝から浴びる陽射しも暖かさを感じ、休み時間を過ごしたり、校庭での体育に取り組んだりする子供たちも半袖姿が多く、顔もほころんでいました。「寒さが気にならない」ことが伝わってきます。今日は一日中、太陽の光が降り注ぐ日になったようです。
 今日の給食の献立は「うめいりおにぎり」でしたが、「おにぎりが出てくるの?」と興味を持たれた方もいらしたのではないでしょうか。実はエンボス手袋を子供たちに2枚配付し、刻み梅入りのご飯が茶碗に盛られ、そこから「自分で握って、のりを巻いて食べる」という給食だったんです。会話が楽しめない給食時間を過ごす子供たちに、ちょっとでも楽しい時間を!という思いで中山栄養教諭が計画し、給食室が取り組んでくれました。「えーっ、面倒くさいな」とは言いながらも、顔をほころばせながらおにぎりにしていました。上手に三角だったり、テニスボール風だったり、いびつな石みたいだったり、お家の方が握ってくれるおにぎりとは違い、形は様々でしたが「口に入れれば同じ」ということで、子供たちは味わっていました。「いつも握っているよ」「初めて握った!」「うまく三角にはならないよ」とは、子供たちの感想です。手の大きさが違うこともあり、高学年は大きめのおにぎり、低学年は小さめのおにぎりでした。ほんのわずかではありましたが、楽しいひとときを過ごすことができたようです。
 本日、メールにより「学校評価アンケート」をお願いいたしました。メールによる回答です。先日のPTA役員アンケートに引き続いてのアンケートで大変恐縮なのですが、どうぞよろしくお願いいたします。
 ①学校運営について
 ②教育環境について
 ③学習指導について
 ④相談体制について
 ⑤安心・安全な学校づくりについて
 ⑥情報発信について
 ⑦学校教育目標について
 ⑧めざす児童像について
 ⑨子供たちにつけたい力について
 以上の9項目についての質問事項です。⑨については選択していただき、最後には教育活動全般についての自由記述もあります。コロナ禍の今年度は、学校に来ていただいて子供たちの様子や環境について見ていただく機会が大変少なく、「わからない」と回答される場合も多いかもしれませんが、少ない情報、限られた情報の中で判断し、回答していただきたいと思います。回答していただいた結果を考察して、来年度の取組にいかしていきたいと考えています。回答期限は1月31日とさせていただきました。ご協力をよろしくお願いします。

授業参観は中止、でも懇談会は・・・

 昨日は久しぶりの雨。雨音を聞きながら、傘を差しながらの生活は、最近なかったように思います。昨日は雨の中、学校では環境整備のための2つの作業が行われました。1つは自転車置き場横の樹木2本の伐採、もう一つは1階廊下(一部)の床の張り替えで、いずれも業者の方による作業でした。校舎内外の作業は児童のいない時間帯でしかできないため、児童の下校後か休日に実施します。樹木は太さが50㎝以上あり、既に上部は伐採してあるものですが、今回、根元から切ってしまうことになりました。高所作業車も入り、木をつるしながらの伐採なので、結構大がかりな作業になりました。床の張り替えは職員玄関、児童昇降口から西側階段にかけて実施しました。昨日は現在のシートをはがし、痛んだ部分の補修、今週末は新しいシートを張り付ける2日間にかけての作業です。この部分だけでなく教室や廊下のタイルがかけていたり、はがれていたりする箇所はいくつかあり、職員が修繕をしてはいるのですが、1階は特に痛んだ部分が多く、一気に修繕と言うことになりました。明日から1週間、この場所はコンクリートがむき出しの状態ですが、ちょっと我慢してほしいと思います。
 昨日、メールをさせていただきましたが、2月に予定していた授業参観は感染症の影響を考慮し、中止にします。仕事の都合をつけ、時間を取っていただいた方はきっと多かったはずです。本当に申し訳ありません。2月に実施予定の授業参観・懇談会を職員間で協議する際、重きを置いたのは懇談会の方でした。2か月間遅れの新学期であり、コロナ禍の教育活動ではありましたが、子供たちは日々生活し、課題をクリアしながら成長を遂げています。そして間違いなく、4月には進学、進級。その上で保護者の皆様との懇談は大事だと考えました。そこで現在、検討しているのがオンラインによる懇談会です。今年度、教職員の出張による研修会等もオンライン形式によるものがほとんどでした。校長会議も沼南庁舎と各学校を結んでの会議、校長研修は講師(大阪)と市内各地域(9箇所)を結んでの研修でした。はじめは違和感があり、慣れるのが大変でしたが、今は何となく当たり前になっています。会議の途中で音声が途切れたり、画像が乱れたり等、回線不良が発生して中止ということもありました。その度に改善を図っての今です。きっと始めることで、次第に慣れていくはずです。今後のことを考えると「まずやってみること」を重視しました。日程や方法など、詳細については後日連絡させていただきます。きっと保護者の皆様の方が慣れていて、スムーズにいくことも多いでしょうね。その際にはぜひ、アドバイスをください。職員の中からは「どこを見ていいのか不安だな」「ドキドキするよね」「上手くいくかな」という声があがりました。そんな不安を払拭していくためにも、どうぞ協力をしていただければと思います。
 今日も気温が低く、昨夜から未明にかけて関東地方でも場所によっては積雪がありました。現在も降っているところもあります。今日の日中にかけて、この辺りでも雪になるかもしれません。となると明日の朝、路面の凍結による転倒や事故が心配です。特に歩道橋。くれぐれも気をつけるように子供たちには声かけをお願いします。

今日は「大寒」

 今日は「大寒」です。「大寒」という言葉、「大」は1年生、「寒」は3年生で学習する漢字ですが、「寒」の意味がわかるだけで、「『大きな寒さ』ものすごく、寒いんだ」という感じが伝わってきますね。今朝、外にいると地域の方から「今日は寒いですね」そんな言葉を何度かかけられました。季節を表す言葉は美しいのですが、やはり生活する上で、寒すぎるのはやはり辛いです。外の空気は冷たく、廊下も冷蔵庫状態、教室は換気のための風が吹き込んできて…と、学校は自宅とは違って十分に温かくはないかもしれません。それでも今日は十分な陽射しがあり、午前中は窓際にいるとポカポカとした暖かさが感じられる日になりました。
 昨日、メールでも連絡しましたが、富勢小でも児童が新型コロナウイルスに感染しました(今は体調も回復しています)。朝、それがわかり、保健所の指示に従って、児童の先週の様子を伝え、濃厚接触者の特定確認をしましたが、該当者(児童と教職員)はおらず、皆様にその旨、連絡をしました。きっと皆様もその一報に、心配をされたことでしょう。今日は朝から落ち着いて過ごすことができています。濃厚接触の該当者がいると、全体や学年、学級を休校しての追跡調査と検査が必要になります。その調査に必要な座席表や毎日の授業を含めた教育活動の記録も各学級の担任が準備しており、必要に応じて取り出せるようになっています。その時には保健所の指示に従って、感染拡大をできるだけ食い止めるように努めていくだけです。私たちも大変ですが、指示する側の保健所や治療にあたる医療機関はもっと大変です。そして該当児童や家族の心配もかなり大きいものがあるでしょう。このような状況になって思うことは、感染防止に努めることの大切さです。
○マスクを着用、手洗いの励行、密を避ける
○必要のない外出は控える。
○いつもと異なる体調の場合には、念のため自宅で休養する。
○お子様は健康体でも、同居の家族に不調の方がいれば、念のために自宅で休養する。
○お子様や同居の家族が濃厚接触者に該当したり、感染の疑いがあったりする場合には学校に連絡する。

 感染した場合は体調回復に努めなければなりませんが、濃厚接触者に特定されたり、家族の体調が悪かったりすれば、本人は健康体でもある程度の期間、欠席を余儀なくされます。大変ですが、感染拡大を防ぐためには仕方がありません。様々な状況に該当しても、該当しなくても、ここは当事者の立場に立って行動する必要があります。どうぞご理解とご協力をお願いします。

 「大寒」の話…「1年で最も寒さが厳しい頃だが、着実に春へと近づいている」と新聞には書かれていました。2月2日の立春を過ぎて3月に迫ってくれば身近に春を感じられるようになるでしょう。感染症もそうであってほしいと願います。

1月17日

 暖かかった昨日の16日とは違い、今日は冷たい1日ですね。予報は「曇り」とのことですが、時折顔を出す太陽も、すぐに雲に隠れてしまうのでより一層、寒さを感じます。
 今日は1月17日。26年前に阪神・淡路大震災が起こった日です。ニュースでは「あれから26年」という内容で、地震が発生した5時46分に、コロナ禍であっても祈りを捧げる人々の様子を伝えていました。この日が来るたびに思い出すのは、その当時、私は富勢東小の6年担任で、教室の子供たちと神戸の映像を映し出すテレビを無言で見ていたこと、そして神戸から転校してきた男児の、テレビを見ながらのなんとも言えない表情です。あの子たちも38歳になり、やはり26年の長さを感じます。そして2月末には息子と娘を連れて神戸に行ったことも思い出します。広い道路の端がズレていたり、プレハブ住宅があちこちにあったり、、シートで覆われた建物があったり、…被災地を目の当たりにしたことでした。今朝の映像では「26年たっても忘れない」「この日が来るたびに命の大切さを考えたい」と涙する人々の姿が映し出されていましたが、この光景もこれから先も変わらないでしょう。「私たちは今、亡くなった人たちの分まで生きている。コロナなんかに負けてはいられない」と力強く話す女性。とても勇気をいただいた気がします。
 「手洗い11回」という話を先日しました。15日の金曜日、数えてみました。9回。結構意識して過ごしたつもりですが、あと2回足りません。行動を変えるってそう簡単にはいきませんが、今はやらなくてはいけないときです。これを機会に、意識し続けようと思いました。
 感染者数がなかなか減りません。柏市からのメールで児童生徒の感染も結構増えてきていますよね。感染することは仕方がないことですが、感染を拡げないようにすることがやはり大事です。様々な感染防止策に取り組んでいますが、家庭内感染からの拡がりを避けることも大事なことです。そのために、
 ○児童本人に発熱やかぜ症状がある場合には自宅で休養する。
 ○同居の家族内に発熱やかぜ症状がある場合にも念のため、児童の登校は控える。
 ○同居の家族がPCR検査や濃厚接触者に該当した場合には学校に連絡する。

以上のことをお願いしています。どうぞご理解とご協力をお願いします。
 まだまだ寒い日が続きます。とにかく健康に留意してこの時期を乗り切っていきましょう!!