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最近の出来事 令和 6 年度

4年生命の授業をおこないました。

助産師さんたちによる、4年生を対象にした「命の授業」が行われ、体育館で生と性について学びました。

 

洋服を着ていると、男子か女子かわからないけれど、はだかになるとわかります。それは、性器がちがうからですね。性器や、裸になるということ、お互いの身体の違いがあること、それが生きてい行くときにはとても大切なことで、しっかりと理解していかないといけないのですよ・・・

でも、男と女という二つの性だけではなくて、性器は男でも心は女として生きていきたい人、その逆の人など、色々な人が10%ぐらいのいて、そのことは何もおかしなことではないのですよ。LGBTというように、ちゃんと性のあり方が認められているのです。

 

男女の性器についてしっかりと学んだあとで、人が生まれるためには、性交をして人ができてくること。その性交は「心の生き方が交わう」と漢字にすると書かれます。このことはとても大切なことで、心と心がお互いに必要だと強く思ったときだけ、交わり合うことなのですよ・・・と2時間にわたって生と性の学びがありました。

子供たちへのお話が終わったあとは、一緒に参加してきいていた保護者の皆さんと助産師の方々との懇話が1時間ほど行われて、子供たちにしっかりとした性の意識を持たせることの大切さに向けた、様々なやりとりがありました。

 

6年生マナー講座を活かしました

6年生は昨日学んだ電話のかけ方マナー講座を活かして、修学旅行の2日目にインタビューで訪れるお店に電話をかけました。校長室の電話を使って、代表者が順番に電話をかけていきました。

 

もう一度時間を指定してかけ直して欲しいと言われて、かけ直しをしたグループ、もう一度学校名を聞きなおされたグループ、お客さんが多い時には少し待ってもらいますよ、と当日の様子と照らして条件をいただいたグループ、スムーズにいかない方が、本当の学びになりますね。

 

4時間目は修学旅行に向けた学年集会。日程の確認をしながら進んでいきます。インタビューで訪ねるお店では、インタビューができたということは、質問をしてこたえていただき、それに対してまた質問をしてこたえてもらう、この往復が何回も行われることがインタビューですし、お時間をとってもらうだけの価値のある活動になります。一往復や二往復しかないインタビューは、しっかりと調べればわかるような内容ですよ!とインタビュー内容についての一層の吟味をするようにと確認がありました。

1週間の準備が当日の充実につながりますね。

6年生マナー講座を行いました

1学期に5年生の総合的な学習の時間でのインタビュー活動に向けてマナー講座をしてくださった、キャリアコンサルタントの間野氏が、今度は6年生の修学旅行に向けてのマナー講座を行ってくださいました。

6年生は修学旅行2日目に、日光の街並み探索を行います。これは、日光の街並みの中で、自分たちがもっと詳しく知りたい、なぜ?と思うお店や施設を訪ねて、歴史や仕事の内容など、自分たちの課題に沿ったインタビューをします。最終的には訪ねた場所のポスターなどを作成して届けるという、今年新たに取り入れた活動です。

まずはマナーってどういうこと?

 

マナーの基本的な相手への気持ちの持ち方を学んでいきます。

今週は、修学旅行の際に訪ねてもよいかアポイントメントをとる電話をかけます。そこで次は最初は電話のかけ方のマナー講座です。

 

 

固定電話も使ったことが無い子が増えてきていますので、校長室の電話をはずして、子機との間でシュミレーションをしていきます。電話をかけて、ご挨拶の中で目的を伝えて、ご都合を聞く。メモを取りながら大事なことを確認する、最後はお礼を伝える、このことを具体的に実際の場面に合わせてやりとりしながら学んでいきました。

その後は修学旅行での実際のインタビュー場面でのマナーを学びます。

来たことを知らせる、挨拶をする、お店の場所やお部屋にあがる、話を聞く質問をする、おいとまする、お礼を伝える、という流れに沿って、実際の様子をシュミレーションしていきました。

 

最後のお礼のことばでは、普段の生活の中でも活かしていきたいと挨拶がありました。若い先生たちも大変勉強になったと、先生にも学びがあったようです。明日の電話が楽しみです。

 

2学期がスタートしました

台風10号の接近で危ぶまれていた天気も、2学期のスタートを迎える青空に変わり、朝は元気に子どもたちが登校してきました。駐在のおまわりさんをはじめ、保護者やボランティアの方々が見守る中を登校してきました。

 

 

始業式は体育館で開かれました。

 

校長先生のお話では、9月のキーワードは「挑戦する」、夏休みに校長先生が挑戦して、AIと一緒に創った曲にのって、挑戦するにはどうするか、挑戦の仕方、挑戦するときに大切にすることが、動画で伝えられました。

動画はYouTubeで見られます。←をクリック

その後は、2学期にがんばること(挑戦すること)の発表が各学年代表からありました。

 

どの子もR80メソッドを使って、なぜそのことに取り組むのか、理由をはっきとして話すことができましたね。漢字に挑戦したり、算数の計算、児童会の役員として、修学旅行で・・・と頑張る意欲が伝えられましたね。教室でも目標をR80メソッドを使って書いている様子がありました。挑戦するには、目標が大切ですね。

今年の始業式では、朝や夕方の登下校を見守ってくださっているボランティアの皆さんの紹介もありました。

 

見守ってくださっている皆さんのお名前と顔を覚えて、毎朝、元気にごあいさつをしながら安全に登下校してくださいね。

さあ、2学期の目標を持って、不思議だなと思う問いを持って、自分のペースで大きくなっていきましょう。

 

吹奏楽部の自主練習始まりました

夏休みも残りがわずかになってきました。28日、29日、30日の3日間は、吹奏楽部の自主練習です。ボランティアの方々に入っていただいての練習がはじまりました。

 

昨日もたくさんの子供たちが参加をして、夏休み中に家でしっかりと練習をしていたのだなとわかる伸びがありました。

今日は、ボランティアであの・・市立柏高校の指導者であられた石田先生も指導にきてくださいました。

 

学ぶはまねる、ですよ。ぶどうの種をプッっと口から外に噴き出すように吹いてごらん・・と指導してくださっていました。明日も来てくださるようです。

 

今日は24人もの参加者がいて、自主練習が盛り上がっていました。ボランティアのみなさんありがとうございます。

富勢地区教育ミニ集会が開かれました

今日の午前中、富勢中学校区の4校の教職員と保護者、児童生徒と、地域の皆様と合わせて120名で教育ミニ集会ワークショップ「富勢中学校卒業の時に付けたい力」を行いました。

 

今回は富勢中学校の生徒9名、富勢地区の小学生2名も参加して、当事者を交えてのワークショップです。地域の皆様も30名ほど参加していただき、熱が高まります。これからコミュニティースクールを設置する印西市教育委員会からも視察で訪れています。

富勢小学校の4階の6教室に分かれて会場が設定され、ファシリテーターの福島氏はオンラインで各会場をリードします。各会場でも各校の教頭と教務が教室ファシリテーターを行い、メインファシリテーターとコラボレーションをしながら進めていきます。

 

ワーク1 最初は中学校時代に印象に残っている授業orもう一度中学生になれたらこんな授業を受けてみたい。

ワーク2 その授業にはどんな力の育成があったか、中が校時代までにどんな力を身につけておきたいか。

 

 

大人に交じって子どもたちもしっかりと意見や今の自分のことを話していきます。グループで話し合ったことをおたがいに発表しあって共有していきます。

 

ワーク3 目指す力、子どもの姿の作成をグループごとに文章に仕立てていきます。35分のワークですが、口々に色々なことを言いながら進んでいきます。

最後に共有ファイルに書き込まれた目指す姿は、次のとおりです。

・小学校就学前から、土台としての自己肯定感・感情管理・道徳心を育てつつ、小・中学校で基礎学力(国際理解を含む)をしっかりつけ、その知識を元に、創造的表現をくり返し、問題発見力やチームワーク力を身につける。

・多様化する社会の中で、他者を尊重し、自己理解を深め、自分の将来を想像できる生徒。

・社会人になるので常識・道徳心・協調性を身につけたい。人生を豊かにするための学力を身につけたい。

・自分の気持ちを大切にできる力をつけよう!!

・興味をもったこと活用できる基礎学力を身につけ、これからの社会を生き抜くため、他者を認めグローバルな視点をもって活躍できる児童・生徒

・自分のことを知り、その自分を受け入れることができる子ども

・自分の考えをしっかりともち,その考えに自信をもって決断・行動する力
・あいさつから始まる豊かなコミュニケーション

・学力ではなく人間力
・ひとつは自己管理,さらにはコミュニケーション能力を身に付ける。

・自分の主張をしつつも,他の人がどう受け止めるか想像でき,相手の気持ちも尊重できる力

・集団の中で生活するうえで,助け合い支え合って,一つのゴールに向かってみんなで協力できる富勢の子

・「体力」や「変化や先が見えない時代を生き抜く力」を身に付けてほしい。中学校入学時に小学校間の隔たりを感じ、もったいない時間を過ごした。中学校入学時にそうならないように富中地区の連帯感をもって高校入学時からより良い時をすごしたい。

・卒業までに自己管理(時間・自己決定・自立)を元に相手を思いやり、誠実にコミュニティに参加し奉仕できる子ども

・心身共に健康な子ども

・自分の考えや思いを他者に伝え、相手の思いを理解することにつながるコミュニケーション能力。社会で生活していくことは相手との共存が必要不可欠。

・自ら考え、表現する力をもち他者と交流・協力でき子ども

・社会・世界に通用する生徒。自分の意見を持ち発信できる生徒

・経験に基づく確かな知識を用いて困難なことに挑戦し解決できる子ども

・自分の意見を持ち,それを表現できる子。他者の意見を尊重し,協力をしながら問題解決できる子。

・自分の将来像に向けて,自分の興味関心のあることを探すことができる力。(自分で考える・基礎学力・社会性・やりぬく力)

・どのステージでも人とかかわる力・コミュニケーションをとることが必要なので,社会性を身に付けていきたい。また,その中で周りとの協力ができる協調性も身に付けていきたい。多様化する社会だからこそ,将来どうなりたいかイメージを持つことも大切。自分の興味関心などからキャリア意識を!

・自己肯定感を育むことで、自分や他者を理解でき、自らの道を切り拓いていける子

・知恵と心を磨き,自ら考え行動できる挑戦者へ

・正解のない時代に、失敗を恐れず、自己肯定感を失わずに対応できる子ども

・自分の考えを持つ  多様性を理解し、その上で自分の意見をもち、伝え合い、他社の意見も尊重し合う力。

・①チームワーク&コミュニケーション能力②問題解決能力 この2つを身につけさせたい

・他者とのやり取りを経て、自分の考えを持ち、その考えを書面で書いたり、口頭で発言したりできる力!!<主体性+コミュニケーション力>

・一番大切なのは健康と体力です。 その上で他者と関わるための社会性やコミュニケーション能力、チームワークを大切にする心、自立心を養っていければと思います。
学校では子どもたちがやってみたいと思ったり、興味を持ったりするきっかけを与える。

という意見が出されました。

さあ!これを中学校の先生と生徒で絞り込んで、富勢地区の最上位目標を定めていきます。

 

今日参加した子どもたちに感想を聞いて見ました。

*参加して感じたのは、先生方は私たちのためにいろんなことを考えている。すごい。
だからこそ、一生徒として言えることがたくさんあった。
先生方で集まることは多いかと思うが、生徒同士のつながりが増えるとよい。
富勢小出身で富勢中に来たが、富勢小のグループに他の学校の人が入るという感じがあるので、小学校同士での関わりを増やした方がいい

*東小の先生がいて、小学校のことに知ることができなかった、先生方の考えなど普段聞けないことを聞けて、よかった。生徒同士の交流が少ないが、学年の垣根を超えた関わりを持っていきたい。
富勢地区全体で関われることがあるとよいと思った。そうすれば、富勢地区の9年間の目標が達成できるのかと思った。

*3人の大人と話して、過ごしてきた世代が違って、学校の勉強なども違っていた。そういった時代を過ごしてきた先生たちが、今何を思って指導しているのかを知ることができてよかった。

*先生や保護者の方とのワークショップで、大人の人が話し合いが重要と言っていた。授業の中でも話し合いをしているので、話し合いは重要だと思った。体育が好きで、体育でも話し合うことが大切にされていることがよいと思った。

*先生や先輩と話をして、コミュニケーションが大切だと思った。ずばずば言うのではなく、相手のことを考えながら言うことが大切だと感じた。(小学生)

*うちの学校は全校の人数が少なく、だからこそ先生たちが楽しめることが考えてくれていることがわかった。(小学生)

*こういう話し合いに地域の方が入っていることがいいことだと思った。大人だらけで、緊張していたけど、言ったことを肯定してもらい、補足もしてもらってとてもよかった。あと半年だけど、今日話したことを実際にできるようにがんばっていきたいと思った。

 

目指す姿の実現を図る教育活動を9年間行得るように、4校のカリキュラムを工夫していきましょう。

 

池たんぼの稲に花が咲きました

5年生が植えた稲から稲穂が出てきました。稲穂が出るためには2日間ぐらいかかります。出てきた稲穂に花が咲いているのが確認できました。(8月8日)

晴れている午前11時頃から数時間だけ花が咲きます。

まだまだ、これから穂が出てくる苗がたくさんあります。校舎側のこの苗は明日かあさってのお昼前に開花するかな?

米粒になるところが  ↑  わかりますか? 

NHK For School では5分の動画で見られるようになっています。5分の動画でみてみるか、数日観察をしてみるか、できれば体感してみてくださいね。

吹奏楽部自主練を行っています

夏休みに楽器を持ち帰って練習を・・と言っても、いろいろな事情で家で楽器を吹くことが難しい子どもたちが多くいます。そこで、夏休みの前半に3日、後半に3日の6日間、自主練習期間を設定しました。

 

 

子どもたちの自主練習を支えてくださっているのが、ボランティアでの練習見守りの皆さんです。9名の方がボランティアに登録をしてくださり、本校職員のお子さんも含めて10名が交互に学校にきてくださって、支援をいただいています。秋の演奏会を目指して一人一人が目標を持って練習をしていきましょう。

柏高校算数教室 充実しました

柏高校の生徒ボランティアによる3日間の算数教室が終わりました。

最後の日は、条件文があって、その条件文と表を照らし合わせながら、誰がどの位置にいるのかをあてていくゲームが高校生からの問題で出てきました。これこそが、数学の本質である、論理的に考え、証明を組み立てていくというゲームですね。

 

 

終了後のアンケートでは、3日がよい、一日増やした4日がよい、が50%ずつとなりました。

・今まで分からなかった問題がわかるようになったから。

・学校の授業より気軽にわからないところを聞けた

・わからない、ところを教えてもらってよかったあとクイズがよかった

・小学4年生や五年生の勉強の振り返りができたから。

・算数を教えてくれてありがとうございました。お話をする時間がとても楽しかったです。

のように、よかったという感想をたくさんもらいました。算数が苦手という気持ちが少しでも解消したかなと思います。

 

 

柏高校の生徒による算数教室開催

毎年恒例になっている県立柏高校の生徒ボランティアによる、算数教室が今年も3日間開催されます。今日はスタートの日。朝から常磐線が信号故障でダイヤが大幅に乱れた関係で、開始時間には担任の先生2人が間に合わず、生徒の皆さんも3割くらいが集まれない状況の中のスタートとなりました。

まず最初は復習プリントの個別支援。細かく丁寧に教えてくれています。

 

 

3組の3人の生徒は、校長先生からのリクエストの「算数を楽しく学び、力がつく面白い取組をしてほしい」に応えて、かけ算パズルを考案して後半にチャレンジしています。

 

100ます計算のようなマトリックスに当てはめるように、バラバラになった紙が入っています。

 

レベル1~レベル3まで問題が用意されていて、かけ算九九とはいえ、6年生でも考えて楽しめる内容。一生懸命に計算をしながらパズルにはめていきました。

 

明日はまた別の課題を作ってきているようです。楽しみですね。高校生の発想は先生たちにない斬新は発想でした。