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最近の出来事 令和 6 年度
朝の落ち葉はき ボランティア活動
12月に入り落ち葉の季節になりました。朝、用務員さんが少し早く出勤をしてくれて、落ち葉を集めて掃除をしています。朝7時50分に昇降口が開くまでの間、落ち葉を一緒にはいて集めるボランティア活動が広がり始めています。
最初は数名の6年生がはじめました。
すると・・・最近は・・・3年生が一緒に参加するようになり・・・
6年生と一緒にがんばって、あっという間に落ち葉をかき集めてくれています。今日からイチョウの葉がたくさん落ちるようになりました。黄色い葉を集めてきれいにするボランティア活動を通して、人のため社会のために働く良さを感じてくれるといいですね。ありがとう!ボランティアのみなさん。
授業を変えていくための授業研究会(2年生)
今日は校内授業研究会を行い、2年生と3年生を対象に研究授業を行いました。富勢小のテーマは、「子どもを主語にした算数指導のあり方 ~個別最適な学びと協働的な学びを通して~です。
2年生の授業はかけ算の単元の11時間目の授業。学習問題は「あつまれ!九九の森」に取り組もう」という授業。3クラス約100人の子どもたちが、次の5つのコーナーに分かれて、学ぶので九九の森、それぞれの場で自分が追求していきたい九九を学びます。
5つの森は・・「問題づくりの島」「クイズを作る九九屋」「九九博物館」「波にゆられて九九の歌」「九九のひみつ発掘の森」です。廊下も学びの空間です。
廊下は九九秘密発掘の森・・・九九表をみながら、一つしかない数字は4と9と・・81など、交換法則や様々な発見をしていき、お互いに発表しあっています。
ipadを使って、身の回りのことから問題をつくる問題づくりの島では、撮影した写真を使っていろんな問題ができていますね。
クイズを作る九九屋や九九博物館では、黙々と問題づくりや九九の説明に向かう姿があり、どの子の頭の中にも九九がぐるぐる回っている様子がわかります。
九九の歌では、九九を読み上げながら録音したり、録画をしたり、手拍子を入れてみたり、楽しく歌づくりをしながら、自然に九九を覚えていきます。何度もいろんな段を作ってみていますね。
一人一人の学び方が違う、だからその分だけ場所をつくり、その場所で一生懸命に取り組む子どもたちの姿・・・45分の間、九九かけ算に取り組んでいない子は誰一人いません。誰一人取り残さない授業の姿が・・今日は展開されています。
それぞれの学び方ごとに1時間の学びのまとめがされていきます。単位や「ずつ」ということがとても大事だということがまとめとして書かれており、このことは、次の時間の3年生につながっていく大切な数学的な見方考え方ですね。
授業を変えていくための授業研究会(3年生)
2年生の授業に引き続き、3年生の授業が4時間目に行われました。3年生は「小数」を学びます。授業の最初に、この単元は、前半は「小数マスターになろう」後半は「小数マジシャンになろう」という昨日行った単元全体の学習の流れを確認します。マスターは説明できる人、マジシャンは使いこなす人ということのようですね。そのあと、クラスルームにあげた身の回りにある小数の数字について、お互いに見合いました。洗濯機、納豆の成分表・・・いろんなところに小数って使われているのですね。
こんなにたくさん小数が使われているから、小数ってどんな数か説明できるマスタ-になろうと始まりました。今日の学習スタイルは、学びGPSで、一人で学ぶ、友だちと学ぶ、教えてもらう、教えてあげる、と自分のスタイルを決めてからスタートです。
1Lと3dlを合わせると、13dl、リットルで言うと・・・?1.3L・・どうして1.3なの?これを説明できる。cmとmmでも同じような課題が出て、どちらから取り組んでもよい・・ヒントカードや廊下のヒントコーナーを体験してもよい。
やってみると・・・なんか説明できそう・・・
ヒントカードを選びにいって・・・先生に説明をして「3dlは0.3Lだから・・」「どうして0.3になるの?」「それは・・・」とわかっているけど、言葉としてしっかりと言えないもどかしさを繰り返しながら・・・
ミニ先生になった友だちと話しをしながら、だんだんわかってきた・・・・この時間は2時間続き、次の時間も引き続き行って、小数を説明できるようになりましょう。今日の時間の振り返りを「わかしとや」から選んで書いていきます。わかったこと、がんばったこと、知りたいこと、友だちの参考になったこと、やってみたいこと を書いて、授業を参観してくれた先生方に読んでもらいました。休み時間になっても説明をし続ける子どもたち・・・今日は学びの実感があったのでしょう。本当に、全員が45分間ずっと小数を考えていました。
子どもを主語にというテーマに対して、自由に学び方を選んで学ぶ方法が全学年で展開されるようになってきました。さらに、学習の振り返りを自分の言葉で書くようにという授業が増えてきました。このことが、昨日の学力調査の結果に反映をしていくことは間違いないかと思います。授業は一人も取り残さない・・・を実現できる形に変わりつつあります。
授業を変えていくための研究協議
今日は5時間で授業を終了して、その後は授業研究協議を行いました。最初に全員の先生が本日の授業について、「研究テーマに照らしてどうだったか」「授業から今後に活かせる視点」の2つの観点で、スプレッドシートに書き込みをします。書き込んだものを元にして、グループに分かれてディスカッションをしていきました。
九九の森というネーミングは先生も楽しいという発想。子どもたちがやりたいことをくみ上げて単元計画としていった。前段階では、学習形態を選んで選択する学習を行った上で、九九の森に入った。九九の学習に子どもが楽しく取り組んでいることが、今までの学習と大きな違いがあった。個別最適な学びができていた展開だった。学級の枠を超えて学習形態を組むことは、様々な面で利点がある。教科を幅広く取り組んでいってもよい。
こどもの粘り強い姿につながり、説明するという学習のゴールは富勢小の子どもの課題に向けた良い取り組みにつながる。ヒントカードが響いた子とそうでない子がいたが、自分たちが選択した課題に取り組んで説明することが大きな学びになる。自由進度の方法を取り入れると、中間層の子どもたちの学びに向かう姿勢がとても積極的になる。他教科に取り入れて積極性をあげている。
最後は、教育研究所の杉本アドバイザーから、どうやってわかりやすく教えるかに専念していたが、子どもたちが学び取ることに視点を当てて授業づくりをすることの大切さに先生方が気づいて、変化させていくことはとてもよい。
その気にさせる仕掛け、楽しい仕掛けは定着を促し、深く知る仕掛けも定着を促す。子ども自身が学びを調整することで、自分の学びを自覚していくということが、実践を通じて見えてきている。AIや機械で代替ができない教師の仕事は、こういう工夫改善で子どもたちの力を引き出すところにあり、まさに富勢小の先生方はそちらに向かって確実な一歩を踏み出している。とお話いただきました。
柏市学力調査を行いました
今日、柏市学力調査を行いました。学力調査はなぜ行うのか、それは授業を改善していくために行うのです。それが最も重要な目的です。ですから、柏市の教育予算(税金)を使って調査をするのです。
子どもたちが調査を受けています。いわゆる子どもたちにとっては、今日は国語と算数のちょっと今までとは違うテストを受けたのです。子どもたちに結果が返却されます。それを見て、子どもたち自身が今までの学年で学習した内容がどれだけ身についているかを知って、足りない部分は学年内に自分の努力に反映をして欲しいですが、それ以上に先生自身が自分の指導を振り返り、改善して子どもたちにしっかりと力をつける授業にしていくことが大事なのです。
子どもたちが調査を受けているところを見に行きますと、一生懸命に取り組んでいました。校長室に集まってくる解答用紙を見ると、記述式が書けていない子が多いことが目につきます。
昨年度の資料を紐解いてみると、やはり記述式の設問や自分の考えを表現する設問で、全国や柏市平均よりも優位に低い結果が見られます。そして、分析にも先生方が次ぎのように記載しています。
・問われていることを理解し,回答することができていない。時間も足りない。
・感想・説明・意見の違いを理解できていない(区別できない)ため,文末の使い方が不十分。
・段落の構成が不十分で、文章全体の構成を考えて書くことができていない。
実際に、見えた課題を自分の指導改善に活かしているか・・・そこが、今、日本中の学校に求められているところです。今年の富勢小は、「子どもを主語にした、個別最適で協働的な学びをつくる」とし、「挑戦しやりぬこうとする子」を目標に、授業改善を進めてきました。子どもたちの解答はコピーをして、結果と照らし合わせながら具体的な改善に活かしていこうと思います。
文章や図やグラフを読み取り、人の考えを知り、自分の考えを持って、それを表現する。そのような力が身についているかが問われている時代。ドリル学習を何回もやることに意味があった時代とは大きく変わってきています。これからの時代を生きていく力の一部が今日の調査で問われていました。これから分析してまいります。
1年生が昔遊びを地域の名人に習いました。
1年生は、今はもう昔になってしまった昔の遊びを楽しもうと、地域の名人の方々14名に集まっていただき、遊びを習いました。習ったお遊びは、「おはじき」「おてだま」「あやとり」「こま」「けんだま」「はねつき」の6種類です。
はじめてだから、うまくいかないところもありますが、やっているうちにできるようになり、もっとやってみたい!っていう気持ちになってきましたね。
名人の技も見せてもらいましたね。
昔の遊びではなくて、昔から子供たちが楽しんでいる遊びで、今の1年生も何度も何度も挑戦しながら、しっかりとできるようになっていくと、とても楽しいし、60年後に昔あそびを富勢小の子供に教えてくれるといいなあ!って思います。
そして最後に、お礼の気持ちをしいすま学級のみんなが袋詰めしてくれた「みかん」をプレゼントしました。
しいすま学級がみかんを収穫しています
今日は1時間目から、しいすま学級の子供たちが、富勢小玄関前にたわわに実っている「みかん」を収穫しています。
枝から取ったみかんの葉っぱを落とす係・・・
丁寧に挟みで枝から切り離していますね。
それを、冷たい水で洗っている係・・・
水は冷たく、1時間目はまだまだ空気も寒いので、手がかじかんできますが、きれいに水をふきとるまでしっかりと行います。
それを教室へ運ぶと・・・
袋づめをしている係・・・1袋に3個ずつつめて、しっかりと口をとめていきます。
かなりの数を袋詰めしました。さて、これはどこで使うのでしょうね・・・
1年生 算数の学び方を自分で選ぶ
1年生の算数の授業を見に行くと、富勢小で今年から導入しはじめた自由進度学習を取り入れた授業を行っています。今日は繰り下がりのある引き算の学びです。「ひきざん名人になろう」が今日の学習ゴールです。ひきざん名人になるための学習方法は自分で選びます。
自分一人でやる! 友だちと一緒になる! 先生と一緒にやる! 友だちに教えてあげる!と4つのタイプの学び方ごとに、帽子の色が違ったりかぶっていなかったり・・・
最初の課題がクリアーできたら、問題プリントは自分で選びます。計算だけのプリント、文章問題だけのプリント、まざっているプリント、それぞれ、出題数の多いものと少ない物・・
じっくり選んで、これだ!と決めて取り組みます。答え合わせは、後ろの壁のはっている答えを見ながら、自分でできそうな!やってみたい!プリントを選んで取り組みます。
今の学び方は「主体的、対話的で深い学び」が求められています。自分で選ぶという主体的な場面を1年生から取り入れていくことによって、対話的に学びながら、自分自身の力にしていけるようになっていきます。富勢小学校の算数の時間は、全学年で変わりつつあります。
5年生 算数の学習でプログラムコンテスト
5年生の算数では、偶数・奇数・約数・倍数について学びます。偶数は2で割り切れる数というように偶数の定義を学んでいくのです。学んだことを活かして、スクラッチでプログラムを作り、ゲームのような要素を含んだものを算数の学習の最後に作りました。
今日は各人が作ったプログラムの学級推薦8作品、5年生合計で24作品を全員で体験して、ベスト賞を決めるという取り組みを5時間目に行っています。
24の作品を一つずつ体験して、オンラインで投票をしていきました。入賞した作品の一部は・・
プログラムを書いてPCに命令を伝えるためには、数について理解をして、具体的に指示をプログラムで伝えないとなりません。算数の内容を理解していないとプログラムが書けないのです。プログラムをつくるために、奇数偶数・倍数約数を学んだのですね。こういう学びが学んだことを使え活かせる学びになっていきます。
1年生 幼稚園児を招待して富勢ランドを開きました
今日は富勢西小学校の1年生と富勢小の1年生が合同で富勢ランドを開きました。
生活科で学んだことをもとにして、枝や木の実で迷路を作ったり、ボーリングを作ったり、葉っぱでトランプを作ったり、いろいろなゲームを楽しめるコーナーを体育館全体に作りました。
富勢幼稚園や保育園などから、100名以上の年長児が来校してくれて、子どもたちが作ったコーナーでランドを楽しみました。
西小も富小もいろいろ工夫して楽しんでもらいましたね。幼稚園や保育園の先生方も子どもたちが大きく成長していると喜んでくださっていました。来年はもっと大きく楽しめるようにしていきましょうね。
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