校長室より

平成31年度 校長室より

忘れ物、していませんか?

 蒸し暑さは何処へ?そんなふうに感じてしまうほど、梅雨寒が続いています。今日も「蒸し暑い日」との予報がありましたが、終日冷たい風を感じながら過ごしました。本当に風邪をひかないように気をつけなくてはいけませんね。
 7月も2週目、1学期も今週と来週の9日間となりました。6月末に「学年だより 7月号」を配付しましたが、2つの学年だよりに「忘れ物が目立ってきました」という表記がありました。聞けば記載はないものの、どの学年も忘れ物対策は必要とのことです。いかかですか?お子様、忘れ物はしていませんか? 私も書写の授業をサポートしていますが、忘れ物がない日は「ない」と言ってもよいでしょう。授業ではその道具を与えて授業を実施していますが、「自分の道具が一番書きやすいはず」と常々声かけしています。「忘れ物⇒気持ちの落ち込み⇒意欲の低下」の悪循環から「こんな自分は嫌だ」となることについては度々お伝えしています。担任に様子を問うと連絡帳には確実に記載しているとのこと。ということは書いた連絡帳を自宅で見ることをしていないことになり、これでは忘れても仕方ありません。学校にとって「忘れ物」は永遠のテーマと聞いたことがありますが、忘れ物が多い状況は良くないし、何か対策をとらなければなりません。最終的なゴールは「自分で持ち物の準備ができる」ようになることです。このためには持ち物の必要性を実感させることも大事なことですが、忘れない状況を積み上げて、「忘れないようになった、できるようになった」という子供自身の自信も必要です。
 今年度の学校経営の重点として、「自分のことを大事に思える取組の充実」を掲げていますが、これも忘れ物への対策から始まっています。忘れ物の状況には個人差がありますが、全体的に減らすための取組としては、まず自宅で連絡帳を見て、持ち物をそろえる習慣をつけていくことが必要だと思います。そのためには保護者の皆様の声かけは欠かせません。夏休みに入ると個人面談がありますが、その際にお子様の「忘れ物の状況」について、「ほとんどなく心配ない」「ときどき忘れ物をする」「忘れ物は多い」のような状況について担任より伝えさせていただきます。中には保護者が関わって持ち物を用意して忘れ物をなくしている、という場合もあるかもしれません。大事なことは「忘れ物ゼロ」よりも、支えながらも自分で忘れ物を「減らしていく」変化のように思います。ぜひ担任と一緒に減らすための策を考えていきましょう。そんな自分の変化は自分への自信は少しずつ持てるようになるはずです。

挨拶力はアップ!?

 児童が登校し、1時間目の授業中、もの凄い雨が降っていました。10時前には小降りになり、空も大分明るくなってくるとホッとします。連日、九州地方を中心に降り続く雨の報道がありますが、今朝のもの凄い雨がほぼ1日中、降り続くと思うと不安が大きくなっていく…そんな思いになりました。今朝は曇り空ではあるけれど、くっきりと桜島の姿が見える映像が流れていました。
 最近は雨が降ったり、やんだりの天候が続いていますが、昨日の朝は久々に太陽の光を浴びた気がします。一日中とはいかなかったですが、3年生と2年生のプールも無事に入ることができ、子供たちの歓声が響きました。天気が良い日は子供たちの気分もよいはず。昨日は挨拶もいつになく、声の大きさと元気さを感じながらの時間を過ごしました。「校長先生、おはようございます!」「行ってきます!」…張り切った、元気のよい声での挨拶が返ってきました。私が見守る時間帯の中心は1年生から3年生です。ここ2年間、入学式で「名前付きの挨拶」について触れたこともあり、1,2年生の「校長先生、おはようございます!」が全体の挨拶を引き上げている気がします。低学年の子供たちにつられて他学年の子供たちも…そんなふうに感じられることもあります。先日、授業参観時に実施した学校評議員会議においても、「子供たちの挨拶がよくなっている」と評議員の方がほめてくださいました。とても嬉しいことです。挨拶の良さ、大切さをもっと知ってもらい、実感してもらいながら、子供たちの「当たり前」になっていくようにしたいものです。2日前にもこんなことがありました。子供たちの昼休み中、私が出張のため車に乗り、正門から出ようとしたとき、「校長先生、行ってらっしゃい!」と、玄関前にいた4年生から声をかけられました。この日は市内の校長が集まっての会議でしたが、「子供たちから『行ってらっしゃい!』と言われて出かける校長はそういるものではない!」と、自己満足に浸りました。挨拶同様、そんな優しい声かけは相手の気持ちをアップさせるものです。そんなことが学級でも、学年でも、そして全体でもポツポツと広がるように声かけし、励ましていきたいと思います。
 昨日から進度調整日で大部分の児童は13時半に下校します。学級でも指導はしていますが、下校後の過ごし方には十分に気をつけてほしいと思います。交通事故等はもちろんですが、雨や風による影響も考えられるので、夕飯時にでも話題にしていただき、声かけをお願いします。なお吹奏楽部所属の児童(5,6年生)は16時半まで練習があり、各学級でも課題に取むため残る児童(連絡済み)もおります。「下校が遅い」という場合には学校に連絡してください。明日まで続きます。 

夏休みまで14日!

 今日から7月。7月と言えばサンサンと降り注ぐ太陽…そんなイメージがありますが,まだまだ梅雨の真っ最中。週間天気も「晴れマークはどこ?」そんな感じです。今日は朝から一日中降り続きましたが,昼休みにはあがり,子供たちの元気な声が高低に響きました。今日もプールバッグを持って登校する子供たちも,あきらめ顔でした。九州や山陰地方は大雨による被害も出ています。橋が流されたり,道路や農地が水没したり,ついこの間もそんな光景を目にしたように思います。毎年のように雨の被害がどこかの地域で出ていることにとても感じています。きっとこの度の雨で被災した地域にお知り合いがいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?お見舞い申し上げます。
 さていよいよ夏休みまで14日となりました。今日は全校朝会を体育館で実施せず,朝学習の時間を使って放送で実施しました。今月の目標と私の話は放送で聞き,表彰は先週に校長室で実施した様子をビデオで流しました。私の話は,心を落ち着けるための言葉と方法ということで『脚下照顧(きゃっかしょうこ)について話しました。
 「この言葉には,『靴を揃えましょう!揃えることで心を落ち落ち着かせ,自分の行いをふり返ってみましょう!』という意味があります。校長室の入口にある掲示板に貼っておきますので,見てくださいね。先生がこの言葉を知ったのは5年前,お寺に出かけた時,靴箱に貼られていました。それ以来,先生は靴を意識して揃えるようにしています。そうすると不思議なもので,わずかな時間ではあるけれど,自分をふり返り,「よし!」という気持ちになります。ぜひ皆さん,今日からやってみましょう!
 楽しいことは,心と身体が健康でないと味わえません。晴れても,雨が降っても,気温が高い日が続くようになり,
  ○水分をしっかりとること ○よく食べ,よく寝ること
が皆さんの身体にはとっても大事になっています。そして「自分の命は自分で守る」。つい,まあいいか,…と不注意な行動によって,簡単に大きな事故につながってしまいます。気をつけましょうね!残り14日,心も身体も元気に過ごして気分良く,夏休みを迎えましょう!」

 ご家庭ではいかがですか?子供たちは脱いだ靴を揃えていますか?きっと「揃えること」というルールがある家庭もあるでしょうね。「今日はこんな行事があるな」「(乱れた靴を見て)朝はちょっと慌てていたな」「今日はお疲れ様」とか,一瞬でも意識することで振り返りができるものです。子供たちだけに,というのは難しいので,ご家族皆さんで取り組んでみてください。

1年生、初プール!

 6月の最終週であった今週の27日、ついに1年生がプールに入りました!前日は暑かったのですが、この日の予報は曇り。雨も降るかも…そんな天候でしたが、雨は降らずに無事に初プールでした。プールの水を調整して減らし、恐怖感をできるだけ取り除いての「水遊び」授業でした。保育園や幼稚園とは違っての大きなプールに子供たちも興奮気味。足から水に触れただけでも「キャーッ!」、全身水につかると「キャーッ!キャーッ!」、「口まで水に入れます」という指示にも「キャーーッ!」と、もう大変です。「話を聞かないと次に進めません!」先生の言葉が何度か飛び交いました。「みんながつながってプールの中を歩きます」という指示で歩き出しましたが、水を減らしても深いところは20㎝の差があります。身体が小さい子にとっては「おっ!」と感じたようでしたが、みんなニコニコ顔で水遊びを楽しんでいました。
 この日の夕方、臨時校長会議があり、市内中学校で発生した不適切な指導に対しての指導がありました。「非常に残念だ」という言葉で始まった河嶌教育長の言葉が重く響きました。「まず校長自らが子供の人権に対する認識を新たにし、職員全体の意識改革の先頭に立ってほしい」「一人の不適切な指導が学校全体への信頼や支援をなくす」という話を、その場にいた63名の校長は重く受け止めたと思います。それを受けて昨日夕方、富勢小の職員に伝えました。問題を一人で抱えずに、向き合い方を複数で考えること、子供たちの成長につなげるためには地道に寄り添うことが一番の近道であることを伝えて、「児童に寄り添うこと」「準備に心がけること」の方針を確認、職員全体で協働することの大切さを訴えました。問題があると、職員の使命感から自分で解決したくなりがちですが、相談することで解決方法が広がり、より良い方法が見えてきます。またそうすることで冷静に全体を考えることにもつながります。今回発生した不適切な指導から、不安を感じた保護者の方もいるはずです。大変申し訳ありません。同じ学校で起こったことを職員全体でしっかりと受け止め、富勢小だけでなく、学校全体への信頼につなげ、安心感を感じていただけるように努力していきたいと考えています。


 

6月も最終週

 土曜参観の振り替え休業日があり、今週は火曜日からのスタート。25日朝、1年生男児が「今日、プール入れるかなあ」そんなことを言いながら登校していきました。私が尋ねられたわけでもなく、「今日はどうかな?」という不安もあったので、何も応えず、挨拶だけを交わして歩いて行きました(ちょっと辛かったかな…)。晴れてはいるものの、気温が高くないことは肌で感じられます。水温は?「24日の雨で下がったかな…」そんな思いもありました。昨日のプールは、やっぱり気温、水温が足りずに「×」。1年生のがっかりした顔が浮かびました。
 そして今日、梅雨とはいえ、夏が近いことを感じさせる陽射しに、子供たちは「今日は入れるね!」と声かけしたり、またそう言わんばかりの表情で登校していきました。3年生、5年生、6年生の順で予定通りにプール学習実施、6年生はもう3回目の実施です。まだ1回も入れていないのは1年生のみ。とても複雑な気持ちになりました。1年生の今度の予定は明日の午前中です。明日の天気予報は曇り。雨が降らなければ何とかは入れるかもしれません。「かもしれません」には理由があります。午後の時間帯に入った6年生でしたが、水温は気温ほど上がらず、風も吹いていたこともあり、「寒い」という声も上がっていました。雨が降り続いてしまうと水温は下がってしまい、簡単に上がることはありません。そう思うと明日の午前中はどうかな?…そんな思いになってしまいます。明日の朝、「先生、プールは入れる?」の声かけに、どう応えたらよいか、明日朝の天候からちょっと考えたいと思います。
 そんな一喜一憂の毎日ですが、今週で6月も最終となり、来週からは7月です。 あと16日登校したら夏休み。子供たちにとっては「やったあ、もうすぐで夏休みだ!」という気分になっていくんでしょうね。今日は午前中にPTA常任委員会が開催され、その場でもお伝えしたのですが、「なお一層の事故防止を!」をぜひ、お願いしたいと思います。思いもかけない事故が起こっている世の中ですが、気の緩みからの防げる事故だけは、子供たちに起こしてほしくはありません。今日の委員会でも「登下校中に地震が発生したら?」というお尋ねがありました。まず、車や倒れてくる物、落ちてくる物を避けて身を守る(しゃがんだ体勢)、揺れが収まったら自宅か、学校か(大人が確実にいる場所)、近い方に向かうことが大事だと考えます。「自分の命は自分で守る」ことは繰り返し、話しています。交通事故や自然災害などへの対応について、ぜひご家庭でも話題にしていただければと思います。