テガニっき 

テガニっき 令和6年度

4年 算数「折れ線グラフと表」

 この学習は、怪我の多さに困っているケガヒドシ小から、「集めたデータからけがが多い原因を調べて、けがを減らしてほしい」という依頼を受けた、という設定から始まりました。データには「学年」「時間」「場所」「原因」の情報があります。「何年生が多い」や「いつが多い」など、1つの観点での分類整理ではなく、2つ以上の観点について分類整理して考えることで、より原因を明確にしていくねらいがあります。

 

まずは、4つの観点をそれぞれ分類整理し、どこに課題があるのかを見つけました。

各自が調べたことを、黒板や大きなホワイトボードに書いていくと、「低学年のけがが多い」「けがの原因はぶつかるが多い」など、多い数字に着目していました。そして、「結び付けてみよう」という考えが生まれ、「低学年は、どのようなけがが多いの?」「ぶつかるのは、どの場所が多いの?」など、新しい課題が見つかり、再度分類整理がはじまりました。担任が入らず、自分たちの力だけで学習していくグループもあり、素晴らしいです。

最後は、グループごとに分析結果を発表し、けがを減らすための対策も発表しました。

この学習で身に付けた力は、「総合的な学習の時間」にも活かされます。時間はかかりましたが、大きな学びがありました。そして、大きなホワイトボードとの出会い!今後の学習にも活かせそうです。